2009年8月14日 (金)

いよいよプレミア開幕

 いよいよ明日(8/15)からイングランド・プレミアリーグが開幕します。今季はC.ロナウド、カカ、イブラヒモビッチらに加えて中村までプレーするようになった事でどうしてもリーガ・エスパニョーラに注目が集まっていますが、あのスタンドの雰囲気とかテンポの速いサッカースタイルとか面白いところがたくさんあるので、今季もエスパルス観戦の合間の欧州サッカー観戦の軸はプレミアかなと思っています。もちろんリーガも見ますけどね。

 で、プレミアで一番好きなチームがマンチェスター・ユナイテッドであるというのはかねてから言ってますが、4連覇はさすがに厳しそうだなという気がしますね。先日のコミュニティシールドを見ましたが、攻撃陣はC.ロナウドの穴をどう埋めるかについて模索中という感じだし、それ以上にファン・デルサールが怪我で2か月離脱する事による穴が大きい感じがしました。2失点ともファン・デルサールだったらどうだろうというものでしたからね。彼が離脱している間にいかに上位と離されずにいられるかがポイントでしょうね。

 となると優勝候補一番手はどこかとなるわけですが、何となくチェルシーかなという気がします。メンツは殆ど変わっていないですし、新監督のアンチェロッティもやり方をガラッと変えるスタイルの監督ではないので。ただここは選手が高齢化しているので、果たして1シーズンもつのかという不安があります。二番手はリバプールですかね。本当だったら一番手なのですが、シャビ・アロンソをマドリーに引き抜かれちゃったのでねー。ここも最初は苦労するような気がします。

 あとは主力2人を引き抜かれたアーセナルがどう巻き返すか、とか、4強の牙城を崩すチームが現れるか、といったところが注目点ですかね。特にオイルマネーにあかせてマドリーばりの補強を敢行したシティは要注目でしょう。ただここもマドリーと同様補強のバランスが悪いかなと思いますけど。何にせよ明日からが楽しみです。

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2008年5月22日 (木)

PK戦は残酷(UEFA CL決勝)

 PK戦は残酷です。応援しているチームが勝ったとしても、外した選手の気持ちを思うとやるせないものがあります。

 昨晩行われた欧州CLの決勝、マンチェスター・ユナイテッド vs チェルシーの試合は、そのPK戦の末、マンチェスター・ユナイテッドが勝利し、9年ぶりの優勝を成し遂げました。

 前半はユナイテッドのペースだったと思います。両サイドから揺さぶりをかけ、チェルシーに付け入るスキを与えませんでした。ただ2点目がとれなかった事と、終了間際に不運な形で同点に追いつかれてしまった事が試合を苦しくしてしまいました。こうなると後半に流れが変わるというのはよくありますからね。案の定後半はチェルシーがゲームを支配し何度か決定的なチャンスを作りましたが、ここで決められなかったのがチェルシーにとっての敗因で、逆にここでリオを中心に体を張って凌いだのが勝因と言えるのではと思います。延長に入ると両チームとも体力的に消耗してしまって、なかなか決め手がなかったですね。

 で、PK戦なのですが、C.ロナウドが外して、チェルシーの4人目のA.コールが決めた時点で「チェルシーが勝つだろう」と思いました。5人目はテリーが来ると思ったし、彼が外すとは考えにくかったので。まさかそのテリーが外してしまうとは。今までキャプテンとしてチームを支えた選手が、ここで決めれば優勝という場面で外してしまい、それが元で負けてしまうとは。サッカーの神様も残酷なドラマを用意したものですね。

 これでユナイテッドはリーグ戦とCLの二冠を獲得しました。9年前の若さと勢いで突き進んで優勝したチームと比べると、バランスのとれたチームという印象があります。来季以降もプレミアとCLの優勝争いを引っ張るチームとなるでしょう。ただチェルシーもファイナリストにふさわしいチームでした。この死闘を戦いぬいた両チームには心から拍手を送りたいと思います。

P.S さて、これでC.ロナウドは来季どうする? 残って欲しいけどね。

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2008年5月12日 (月)

プレミア優勝争い決する

 優勝争いが9年ぶりに最終節までもつれ込んだプレミアリーグですが、ユナイテッドが勝ってチェルシーが引き分けたため、ユナイテッドが2連覇を果たしました。

 ウィガンと戦ったユナイテッドは前半硬かったですね。やはり歴戦の兵揃いでもこういうシチュエーションでは緊張するんだなと思いました。何とかC.ロナウドがPKを決めて先制したもののなかなか突き放せず、後半になってチェルシーの方も先制したので、「こりゃ最後までしびれる展開だな」と思っていたのですが、ベテランのギグスが追加点を決めてくれました。このあたりはやはり役者ですね。

 シーズンを通して見ると、やはりユナイテッドの安定感が際立っていたと思います。C.ロナウド、ルーニー、テベスによる爆発的な攻撃力ばかりが語られがちですが、リオを中心にした守備陣も安定していました。得点はリーグ最多、リーグ最少なわけで、この攻守のバランスの良さがリーグ優勝に導いたのだと思います。

 最後に力尽きた形のチェルシーですが、モウリーニョの解任という事態がありながらあわや逆転優勝というところまでいったのは賞賛に値すると思います。CL決勝ではこの2チームが対戦するわけですが、激しい戦いになるでしょうし、楽しみですね。

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2008年3月26日 (水)

プレミアビッグ4激突!

日曜の夜、プレミアのビッグ4の直接対決が2試合組まれました。2試合とも見ましたのでその感想を簡単に書きたいと思います。

マンチェスター・ユナイテッド vs リバプール

 試合開始当初はお互いガップリ四つに組み合う展開だったのですが、次第にユナイテッドが全体を押し上げてペースを握る展開となりました。先制点はその流れの中で生まれたものであり、得点者がブラウンだった事を除けば、必然の得点だったと思います。リバプールのベニテス監督もここまでは想定していたと思います。

 それだけにマスチェラーノの退場は痛かったでしょうね。判定に対する異議(暴言?)で2枚目の警告を出すというのは可哀想な気もしますが、直前にF.トーレスが異議を言って警告をもらっているわけだから、もっと冷静に対処すべきだったと思います。おかげで後の試合がユナイテッドの一方的な展開になってしまったし、観ている方としても残念な行為でしたね。

チェルシー vs アーセナル

 攻撃の仕方が対象的なチームの対戦で、見ごたえがありました。僕としてはショートパスで崩していくアーセナルの方が好みなのですが、試合を制したのはドログバへの早めのロングボールを合図に全体がゴール前に殺到していくチェルシーでした。前半はドログバの調子が良くなさそうだったので、後半アーセナルが先制した時は決まりかなと思ったのですが、やはり絶対的なエースのいるチームは強いという事ですかね。

 それにアーセナルの試合を見たのはミランとのCL以来だったのですが、その時に比べると守備がやや甘い感じがしたし、攻めもちょっと迫力不足なような気がしました。やはりチェルシーやユナイテッドに比べるとやや選手層が薄いし、その分選手の疲れも蓄積しているのでしょうね。この後ボルトン戦を戦ってからリバプールと3連戦ですが、ここがまさに正念場でしょう。

 これでユナイテッドがリーグ制覇に優位な立場に立ちましたが、まだスタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦がありますから、わからないですね。この後の展開が楽しみです。

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2006年8月23日 (水)

今年のユナイテッド

 先週からプレミアリーグが開幕しました。

 実はプレミアではマンチェスター・ユナイテッドが好きだったりします。ちょうどプレミアが始まった年にNHK BSで録画ながら中継をやってまして、そこで見たカントナ、マーク・ヒューズ、ギグスのプレーぶりに魅かれまして(特にギグス!)、それ以来ずっと見てました。ただここ1~2年は、なんかへんてこりんなフォーメーションをとったりして戦いぶりが好きになれず、あまり見なくなっていました。(まあ何よりユニがJの某チームに酷似していたのが大きな理由なんですけどね(^^;)

 で、先日の開幕戦を見たのですが、戦前の評判を吹き飛ばすような快勝でした。ただこの日もスタメンだったスコールズ、ギグスは怪我がちなので、どうしてもルーニーの負担が大きくなると思うんですよね。補強に積極的でなかった事が後で響かなければな、という気がします。

それと気になった点がもう一つ。ユニが変わったのはいいけど、なーんか安っぽいとか思ったのは僕だけでしょうか。

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