2018年7月 4日 (水)

W杯男子代表ベルギー戦

 今日(7/3)の朝方にかけて行われたW杯決勝トーナメント一回戦、日本は2-3でベルギーに逆転負けを喫し、惜しくもベスト16で敗退する事となりました。

 三時に起きる事は出来なかったのですが五時から試合を観始めました。予想以上の奮戦を見せてくれた事で、終わった直後はそれほど悔しいとか悲しいとかいう気分にならなかったのですが、少しずつ悔しさがこみあげてきてますね。一時は2-0で勝っていたわけですから。どうしても「逃がした魚は大きかった」と考えてしまいます。

 2点差をつける事が出来て浮かれてしまったのかもしれませんが、その分「ナイーブ」なところが出てしまいましたね。やはり1失点目の仕方が、複数のミスが重なったもったいないものだったし、その後勢いにのって攻めかかるベルギーに対して慌ててしまい、あっという間に2失点目を喫したのも痛恨でした。そして決勝点の場面、本田がなぜあんなに安直にCKを蹴ってしまったのか、山口はデブライネをファウルをしてでも止めるべきだったのでは、とかいろいろありますが、やはりチームとしてのリスクマネジメントが出来ていなかったと言わざるを得ません。

 そもそもそれ以前の話として、2点差をつけた時点でもっとセーフティなゲーム運びに切り替えるべきではなかったか。そうした意味の甘さというかナイーブさは感じました。よく「2点差は危険なスコア」ってよく言いますけど、そんな事言ってるの日本だけなんですよ。W杯本大会で2点差を逆転された試合が48年ぶりという事実からも表れています。そこは見る側の問題でもあるかもしれないので、普段Jリーグを見ている時でも「2点差ついてイヤな予感したんだよねー」とかしたり顔で言うのではなく、「なぜ2点差つけてたのに負けるんだ!」という厳しい目を向ける必要があるのでは、と思いました。(もう3点差つけてたのが残り10分で追いつかれるなんて問題外ですよね(爆))

 などと厳しい事を書きましたが、大会の二か月前のゴタゴタ以降代表に関して全く期待の持てない状態が続いていたので、これだけの戦いを見せてくれたのは望外の喜びです。JFAやマスコミに足を引っ張られながら、よく戦ってくれましたよ。優勝候補のベルギー相手に殴り合い上等の真っ向勝負が出来るなんて思いもよりませんでしたから。少なくとも個の力は少しずつ世界との差を詰めている事が確認できてよかったです。今は疲れ切っていると思いますが、まずはゆっくり休んで欲しいですね。

 それはそれとして、JFAのドタバタとそれに関する私見については、また改めて書くつもりです。

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2018年6月29日 (金)

W杯男子代表ポーランド戦

 昨日(6/28)行われたW杯グループリーグ最終戦、日本はポーランドに0-1で敗れ、同時刻に行われた試合で負けたセネガルと勝ち点、得失点差、総得点で並びましたが、フェアプレーポイントでセネガルを上回り、2大会ぶり3度目のグループリーグ突破を決めました。

 「自滅により負けた」と思っています。決勝トーナメントの戦いをにらんでスタメンをそれまでから6人替えて臨み、案の定全体のバランスがいまひとつよくなくて攻撃のテンポが上がらないし、守備面でも時折カウンターを浴びて何度か決定機を作られ、あげくの果てにセットプレーでマークを外してあっさり失点。その後は余裕を失ってさらにバランスが悪くなったため、最後にとった手段がコロンビアが勝つ事に賭けた最終ラインでのボール回し。この試合に関してはみっともないとしか言いようがないです。

 日本がチャレンジャーの立場で戦う必要がある事は西野監督も理解していたはず。それが2試合を経て得られた有利なポジションと決勝トーナメントに向けての欲が出て、FIFAランキング8位のポーランドに一軍半をぶつけた結果、みっともない試合を見せてしまったのは残念です。まあそれでもスタメンで出た6人の中で決勝トーナメントで使えそうな選手が見いだせれば良かったのですが、どいつもこいつも「使えねー」という選手ばっかだし。岡崎まで怪我してしまうし、泣きっ面に蜂でしょ。

 などと厳しい事を書きましたが、日本が今大会でグループリーグを突破した事自体が予想外の出来事なので、その事については良かったと思っていますし、最後のボール回しもその選択自体を全否定するつもりはないです。もしセネガルがドローに終わったら全てがムダになる危険な賭けで、こんなの世界のサッカーシーンでもなかなかお目にかかれないでしょうけどね。次の相手のベルギーは攻撃陣がとんでもなく協力ですが、そこにどう立ち向かうのか、楽しみにしたいと思います。

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2018年6月25日 (月)

W杯男子代表セネガル戦

 前回の記事以降、結局他の記事は書けず、今日に至りました。アルゼンチン、ドイツの大苦戦等書く事はあったんですけどね。というわけで、昨日(6/24)のセネガル戦です。

 決めるべきところを決めていれば勝てた試合だったと思います。特に後半の良い流れの中で得点できなったのが勝ち点3を遠ざける要因となりました。が、二度先行されながらのドローは十二分に評価に値するものでした。前半、つまらないミスから失点し、その後もセネガルの速さと強さに後手を踏む場面が多かったにも関わらず辛抱強く戦いながら次第にアジャストしていき、わずかなスキをついて同点に追いついたのは見事でしたし、後半流れが良かったのに再び先行された事で心が折れかける事もあったと思いますが、そこを踏ん張ってすぐに同点に追いついたのも見事でした。西野監督の選手起用も見事でしたし、チームが自信をつけて良い循環になっているのが感じ取れます。

 何より嬉しく思ったのが、W杯本大会でセネガルと真っ向勝負をして互いに攻め合う試合をする姿を見られた事。これまではどちらかといえば現実的な策をとりながらの戦いでしたからね。大会前にあれだけゴタゴタしながらあれだけの試合を出来たというのは素直に嬉しいです。

 とはいえ、まだ終わっていません。次の相手のポーランドは既にグループリーグ敗退が決まっていますが、手負いの相手ほど怖いものはありません。ここまで来て決勝トーナメント進出を逃すわけにはいきませんから、気を引き締めて戦って欲しいと思います。

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2018年6月20日 (水)

W杯男子代表コロンビア戦

 えー、せっかくW杯が始まったのに、仕事にかこつけてブログ更新をさぼっていてすみません。しかもこのタイミングで久々のブログ更新という事で「何、こいつ。」と思われた方もいるかもしれません。まあたまのお祭りだからと生温かい目で見守って頂ければ幸いです。

 W杯ロシア大会の日本にとっての初戦、日本はコロンビアを2-1で下し勝ち点3を手にしました。

 とにかく開始直後の退場劇が全てだったかと思います。あのおかげで前回あれだけ怖かったコロンビアの攻撃にそれほど鋭さがなかったですし、さらに名将ペケルマンも焦ったのか、前半一番怖さを感じたクアドラードを下げてくれました。日本がボールを持っても数的不利な分どうしてもどこかで誰かが浮くので、日本は確実にボールを握りながら相手のスキを突くサッカーが出来ました。そういう日本が得意とする形に持ち込めたのは数的優位によるところが大きかったと思うので、その点はラッキーでしたね。

 ただ、この試合が単純に「運が良かったから勝てた」だけとは思いません。相手を退場に追い込んだのはコロンビアのバウンドしたボール処理のミスを逃さず突いた大迫とそれに続いた香川の頑張りです。その意味では自分達の手で運を呼び込んだと言えます。また前半は細かいミスが多かったしちょっと慎重になり過ぎているところがありましたが、そこをハーフタイムでしっかり修正できたし、なにより選手全員がよく走って自分の役割をまっとうしてくれました(除く途中投入の4番)。本当に素直に「おめでとう。」と言いたいです。

 とはいえ、まだ1試合終わっただけです。いろいろあったので期待してなかったのですが、こうなると欲が出てしまうものです。まだセネガル、ポーランドといった強敵との対戦があるので、まずはしっかりリカバリーして次に備えて欲しいと思います。

P.S

 なお、二か月前に起こったゴタゴタがこれでチャラになったとは断じて思っていません。そのへんは大会が終わってからにでもゆっくり書きたいと思います。

 あと、日本戦以外の試合も書くようにします(汗)。

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2017年9月 6日 (水)

男子代表サウジアラビア戦

 昨日(8/5)はW杯アジア最終予選の最終日でした。既に本大会出場を決めている日本はアウェイでサウジアラビアと対戦し、0-1で敗れました。

 サウジは勝てば本大会出場というシチュエーションのため、それこそ国を挙げて代表をサポートしてきたし、選手達の「勝ちたい」という気持ちも日本に比べると勝っていたように思います。それでもそんな酷い戦いをしていたわけではなく、どちらかというとお互いに「失点したくない」という気持ちが強く、硬い試合になった印象があります。その中でセットプレーから二度ほど決定機を作れたのですが、そこで得点できなかったのが痛かったですね。後半はサウジが攻撃のギアを上げてきたのに対し、日本は過酷な環境の中で次第に足が止まるようになり、ついにブロックの間をつながれて失点。その後選手交代で挽回しようとしますが機能せず、サウジが本大会出場の歓喜にわく姿を見る羽目になってしまいました。

 まあシチュエーションや試合会場の環境を考えると敗戦も仕方ないかな、とは思いますが、それにしても守備が思うようにいかず後手を踏む場面が多かった事、そして先制した後引いて守るサウジに対して有効な攻め手をほとんど出せなかったのは残念でしたね。本大会は相手が格上の場合が多いのでこういう場面に会うのは少ないかもしれませんが、もともと遅攻も得意だっただけに、考えて欲しい部分はあります。あとこの日はスタメンをオーストラリア戦から四人代えたのですが、そのうちの本田、岡崎が機能しなかったのが痛かったですね。岡崎は守備では頑張っていたもののポスト役はこなし切れず大迫との差を露呈し、本田に至っては攻守ともに足を引っ張る有り様。二人とも適したポジションではなかったというエクスキューズはありますし、岡崎はスーパーサブのような立場でメンバーに食い込む可能性はありますが、本田は今後メキシコで相当の結果を残さないと苦しいぞ、と思いました。

 何にせよ、オーストラリア戦で本大会出場を決めていてよかったと心から思います。この後はいくつか親善試合をこなしつつ、個々の選手は所属チームで本大会出場に向けてアピールしていく事になります。とにかく個々が自身を磨く事で代表の戦力アップにつながれば、と思います。

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2017年8月31日 (木)

男子代表オーストラリア戦

 今日(8/31)行われたW杯アジア最終予選で、日本はオーストラリアに2-0で快勝し、6大会連続6回目のW杯本大会出場を決めました。

 まずはハリルホジッチ監督をはじめとする選手・スタッフの方々に、心から「おめでとう」と言いたいです。とにかく完璧な内容の試合でした。

 事前のスカウティングとそれに基付く戦術が見事にハマったのが大きいですね。GKから丁寧につなごうとするオーストラリアに対し、前線の3人とインサイドハーフの2人がガンガンプレスをかけていって、相手に自由につながせる事を許しませんでした。前半はそれがはがされる場面もあったのですが、その時は最終ラインとその前の5人でブロックを作ってスペースを与えず、オーストラリアに決定機を作らせませんでした。もちろんこうした戦術も、それを遂行し得る選手がいなかったら意味がないわけで、その意味で選手達も見事な戦いぶりを見せてくれました。守備に回った時に集中を切らす選手がいなかったというのは素晴らしいと思います。

 ただ、今回の男子代表に関しては、この試合に向けて特別な策を講じたというわけではなく、基本的には最終予選を通してこの戦い方でやってきてるんですよね。ボランチが1人になるか2人になるかというくらいで、両サイドに槍役の選手を置いて1トップを含めた3人でプレスをかけ、奪ったボールを素早く前へつないでゴールを陥れるというやり方を、特にアウェイのUAE戦からこの形でやってきました。その1トップに大迫がはまり、今日はサブでしたが槍役の原口や久保が奮闘して、さらに井手口という才能が新たに加わるなどして、ようやくこの日のような見事な戦いを見せられるようになったわけです。まあこれまでのポゼッションを重視したサッカーとは真逆なので、批判的なライターの方も結構いましたし、僕も「アジア予選でもこの戦いをするってどうなの?」と思った事もありますが、ことこの日の戦いぶりに関しては文句のつけようがないですね。本当にお見事でした。

 これで6大会連続の出場という事で、なんだか本大会出場が当たり前みたいな感覚になりがちですが、一方で本大会では2度決勝トーナメントに進んだくらいなので、今度はもう少し大きなインパクトを残したいですね。その一方で最終予選はもう1試合あります。今日は機能しませんでしたがオーストラリアの戦い方にも好感を持ったので、彼らと一緒に本大会に進むためにも、次もきっちり勝ち点を積み上げて欲しいと思います。

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2017年6月14日 (水)

男子代表イラク戦

 昨日(6/13)行われたロシアW杯最終予選のイラク戦、日本はドローに終わったもののB組首位はキープしました。

 ぶっちゃけてしまえば「つまらない試合」でしたね。早々に先制して優位に試合を運べる立場にありながら、重心が後ろに下がり過ぎてしまってイラクの両サイドからの攻めに苦しめられる事になってしまいました。それでも予選である以上、勝てばどんなにつまらない試合でもOKなのですが、非常につまらない失点を献上してのドローではねぇ。とても満足はできません。しかもまた吉田と川島の連係ミスが原因ですから。二人は猛省して欲しいです。そんな感じの試合だったのでガッカリしましたが、何せほとんど体温に近い環境下での試合ですから、川島、吉田以外の選手は責められないと思います。

 という事で、矛先はどうしてもハリルホジッチ監督にいきます。まず、なぜ本田を右サイドで使ったのかがわかりません。UAE戦以降は両翼に槍のような存在を置く事で攻撃を機能させてきたと思っているので、片翼にスピードのない本田を入れてどうするつもりだったのかがわかりません。普通にトップ下に置けば良かったと思うのですが。選手交代にしても、殆ど消えていた久保ではなくなぜ原口を下げたのか、コンディションの万全でない酒井宏をなぜ最初から使ったのか等、疑問は尽きないです。

 それ以上に問題なのはサッカー協会ですね。なぜあんな過酷な環境での試合を認めたのか、全く理解に苦しみます。試合会場の電力供給がどうとか言ってますが、じゃあそんなところでやらせるのを認めるなよ、という話です。ここのところの協会は、あまりにも交渉能力がないというか、そもそもまともに交渉する気あるの?という感じが見えて、イヤになります。もう少し選手達によりプレーしやすい環境を与えてあげて欲しいものです。

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2017年3月30日 (木)

男子代表タイ戦

 先週木曜のUAE戦で見事勝利した日本は、昨日(3/28)ホームにタイを迎え、4-0で勝利。勝ち点を16に伸ばして得失点差でグループBの首位に立ちました。

 まあ結果と得失点差に関しては良かったと思います。が、内容はダメでしたね。早い時間帯に先制し、そこから時間がたたないうちに追加点をとれたまでは良かったですが、中盤で安易なボールロストをしてはカウンターを食らっているうちに全体のラインが下がってしまい、35分くらいからは完全なタイのペース。終了間際の被決定機を川島が防いでくれていなかったらどうなっていたかわかりませんでした。後半も立ち上がりは完全なタイのペース。局面で後手にまわる事ができずまとも攻撃すらできない状態でした。57分の久保のゴールが後半の初シュートですから、その出来の悪さがわかるというものです。その後にセットプレーから4点目を奪うも試合が落ち着く事はなく、PKまで与えてしまうという酷さ。試合後にハリルホジッチ監督から相当しぼられたと聞きますが、そりゃそうだろと思う内容でした。

 要因として、タイが予想以上に良いチームで、かつ90分通して前からプレスをかけてアグレッシブにきた事があげられると思います。個々の技術がしっかりしていてなかなかボールを取らせないし、何よりフィジカルで日本に負けてなかったのが印象に残りました。点差がつけられても最後まで戦っていたし、彼らの奮闘ぶりは称えられてしかるべきでしょう。ただそれにしてもやられ過ぎですね。まずボランチが安定しなかったのが要因でしょう。まあ今野の代役に抜擢された酒井高が機能しないのはある程度しょうがないかなと思うのですが、ボランチでは先輩格のはずの山口までが空気のような状態になってしまったのはいただけないですね。この2人と前の方との意図が合わないためにボールロストする場面が多くなり、それが最終ラインとボランチとの連係にも伝搬して、チーム全体がおかしくなっていったという感じがします。UAE戦では今野が長谷部の穴を完全に埋めてくれましたが、この日は改めて長谷部不在の影響の大きさを感じましたね。守り方そのものも後手にまわる事が多かったので、改めて守備の再確認が必要でしょうね。あまり時間はないですが。

 という事で粗ばかりが目立った試合でしたが、久保が定位置を完全につかんだ感があるのは大きな収穫ですね。ここ2試合で6得点中5得点に絡んでいるのはすごいです。両サイドの槍を活かすのが今の日本の武器になっているので、彼には期待したいです。またGKの川島が所属クラブで殆ど出番がないにも関わらず集中したセービングで日本のゴールに鍵をかけてくれたのも収穫かと思います。「所属クラブで出場機会がないのになぜ呼んだ」という批判もありましたが、それをプレーで黙らせたのは良かったと思います。この日は完全にこの二人に救われた試合でしたね。

 この後は6月にアウェイでイラクと対戦します。その後がオーストラリア、サウジアラビアと続くので、アウェイとはいえぜひ勝っておきたい試合です。そのためにもまずは所属クラブでしっかりコンディションを維持して欲しいと思います。

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2017年3月24日 (金)

男子代表UAE戦

 今週から来週にかけては国際Aマッチが開催されるので、週末のJ1リーグはお休みです。で、アジアではこれにあわせてW杯最終予選6試合が行われました。日本はアウェイでUAEと対戦。ホームでは敗れているため苦戦が予想されましたが、ご存知の通り2-0で勝利をおさめました。

チームの出来としては「良くもなく悪くもなく」という感じですかね。特に守備の面において少々物足りなさを感じました。どこでボールを奪うのかが明確になっていない感じで、その分ボールホルダーに一人でチェックにいく場面が多くて、それにより相手にドリブルの手前まで侵入を許しがちになっていました。前半30分過ぎからの15分間と後半の立ち上がりは特にそれが顕著だったし、その時間帯の中で中盤に自由にパスを回されてこちらの左サイドからのクロスを許してファーサイドで合わされそうになる場面がありました。あの場面を決められていたら試合はわからなかったし、まあ2~3日前に集まって合わせただけのチームにクラブと同レベルの守備を期待する事が無理なのは理解していますが、ちょっと物足りなかったと感じています。攻撃も右の久保と左の原口のスピードを活かそうという意図は感じましたが、右は酒井宏の援護もあって久保が躍動しましたが、左はどうしても相手のオマル・アブドルラフマンに引っ張られてしまって原口を活かしきれなかったのが残念でした。

 とはいえ、最終予選は結果が全てです。その意味で、難しい中東アウェイの地できっちり勝ち点3を持ち帰った事は評価できます。それにチームとしては機能しきれませんでしたが、出場した選手個々はよくファイトしていたと思います。特に今野が長谷部不在の穴を感じさせない活躍を見せた事と久保や大迫がクラブでの活躍をそのまま代表に持ち込んで躍動してくれたのは大きな収穫です。とにかく本大会出場に向けて乗り越えないといけない壁を一つ乗り越える事ができたのは良かったと思います。

 この後は日本に戻って、火曜にタイ戦が行われます。せっかくアウェイで勝ってもこのタイ戦でつまずくようでば全く意味がないので、きっちり勝ち点3を奪って欲しいと思います。

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2016年11月16日 (水)

男子代表サウジアラビア戦

 我々エスパサポからすると気持ちはすっかり「徳島決戦」に向かっていると思いますが、サッカー界としては大事な試合があったので、その試合の感想を少し描きます。

 ご存知の通り、昨日(11/15)W杯アジア最終予選の対サウジアラビア戦が行われ、日本が2-1で勝利しました。

 守備に関してはある程度できていたかなと思います。前半はとにかく前からプレスをかけてボールを奪いにいっていて実際に奪う事も出来ていたし、ボールを奪われてからの切り替えも早くて、サウジがパスをつなごうとしたところをすぐパスカットに入ろうとする場面が何回もありました。リードを奪った後の後半は、疲れを考慮してか4-5-1のブロックをしっかり形成して、サウジにタテのパスを通させませんでした。実際、失点するまではシュートを打たれていなかったわけですし、終盤に何でもないところからドリブル突破で切り崩されて失点したのは反省すべきですが、前半と後半での守り方の使い分けが出来た事も含めて、守備は少しずつできてきてるかなと思います。

 一方の攻撃に関しては、全般的にバタバタし過ぎという感じがしました。タテに急ぎ過ぎだと思ったし、「オレが」って意識が強すぎて周りのフリーな選手を使わないで結局ボールを取られたり味方と重なったりという場面が多すぎました。得点も、2点目は綺麗な崩しでしたが、1点目はラッキーな形でのPK(しかも、あれは完全なミスジャッジですよね(^^;)だったし、全体で見ても決定機はそれほど作れていないし、物足りない感じがしました。まあハリルホジッチ監督はタテへの早いサッカーを指向する方ですし、ブラジルW杯ではじっくりビルドアップして攻めるやり方が全く通用しなかったので、そういうサッカーでいくのもアリだとは思いますが、もう少し攻めのリズムを使い分けたらいいのに、という感想を持ちました。

 とはいえ、この試合できっちり勝ち点3をとれたのは大きいです。勝ち点を1つでも落としたらこの後の予選が本当に厳しいものになっていたでしょうから。大迫という新たな1トップ候補が出てきたのも収穫でしょう。次の試合は3月ですから、それまで各所属チームでしっかりアピールして出場機会を確保していって欲しいと思います。

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