他の上位チームの動き
J2第39節は、金曜に甲府vs長崎、土曜にいわきvs清水が行われた後、日曜(10/22)に残り全ての試合が行われました。この中で昇格に関係するチームの結果だけ軽く触れたいと思います。
まず熊本vs町田は3-0で町田が勝利。これにより町田が自動昇格となる2位以内を確定させました。
FC町田ゼルビアのスタッフ、選手の皆様、J1昇格おめでとうございます。
コンパクトなブロックを常に保って相手に失点を許さず、奪ったボールを素早く前に運んでゴールを奪うサッカーを落とし込み、そのスタイルを一年間貫き通すというのは、簡単な事ではないです。サッカーはただ人垣作って守るだけであれだけ失点が減るような簡単なスポーツではないので。素直に祝意を贈るとともに「エスパルスも続くから待ってて下さいね」と伝えたいです。
徳島vs磐田は3-0で磐田が勝利。開始15分までの間に2点を奪い、後半も早い時間帯に追加点を奪取。ボールは徳島に握られ続けながらも得点は与えず、快勝となりました。
東京Vvs千葉の上位対決は僕も開始からDAZNで見てました。開始から東京Vがボールを握ってチャンスを作るのですが、なかなか決められないでいるうちにカウンターとスローインからドゥドゥに2得点を決められて0-2。後半もドゥドゥと呉屋の連携からPKを獲得しましたが、ドゥドゥがPKを止められました。千葉にとってはこれが後に響きましたね。その後は東京Vが選手交代によって更に攻撃の圧力を強めて千葉を攻め立てたのですが、千葉も我慢強く守っていて、東京Vが攻めあぐねている印象もありました。が、79分に長谷川のゴールで1点を返すと東京Vが勢いを取り戻し、90分に右からのクロスを斎藤が折り返したボールを染野が身体ごと押し込んで同点。2分後には右の中原からのグラウンダーでのアーリークロスがそのままゴールに吸い込まれて3点目。東京Vが大逆転勝利となりました。
という事で、磐田、東京Vとも2位のエスパとの勝ち点差2を維持しました。その一方で千葉はエスパとの勝ち点差が9になったので、自動昇格の可能性はほぼ消えたと言っていいでしょう。確かに後半途中からの東京Vの攻撃の分厚さとネガトラの厳しさは見事だったものの、ちょっと受け身になり過ぎましたね。後は前述した通りPKでとどめを刺せなかったのも響きました。
この磐田と東京Vが次節激突します。見どころとしては、東京Vの右サイドの宮原、中原と磐田の左サイドの松原、ドゥドゥのどちらが主導権を握るかが1つあげられるかな、と。千葉戦であげた3得点全てが右サイドを起点としていたように東京Vの右サイドの2人はかなり強烈ですので、ここを抑えないと磐田はしんどいのではないかと思います。一方で磐田の武器がジャーメインを活かしたカウンターであるのは、徳島戦の前半の2得点がいずれもカウンターだった事からも明らかです。これを東京Vが抑えられるかも見どころの1つかと思います。
ま、この試合の結果に関わらずウチはまず熊本に勝つだけです。ウチの試合の方が1時間先にキックオフとなりますので、結果を知るのは帰る途中になるでしょう。どうなっているでしょうね。
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