2023年10月25日 (水)

他の上位チームの動き

 J2第39節は、金曜に甲府vs長崎、土曜にいわきvs清水が行われた後、日曜(10/22)に残り全ての試合が行われました。この中で昇格に関係するチームの結果だけ軽く触れたいと思います。

 まず熊本vs町田は3-0で町田が勝利。これにより町田が自動昇格となる2位以内を確定させました。

 FC町田ゼルビアのスタッフ、選手の皆様、J1昇格おめでとうございます。

 コンパクトなブロックを常に保って相手に失点を許さず、奪ったボールを素早く前に運んでゴールを奪うサッカーを落とし込み、そのスタイルを一年間貫き通すというのは、簡単な事ではないです。サッカーはただ人垣作って守るだけであれだけ失点が減るような簡単なスポーツではないので。素直に祝意を贈るとともに「エスパルスも続くから待ってて下さいね」と伝えたいです。

 徳島vs磐田は3-0で磐田が勝利。開始15分までの間に2点を奪い、後半も早い時間帯に追加点を奪取。ボールは徳島に握られ続けながらも得点は与えず、快勝となりました。

 東京Vvs千葉の上位対決は僕も開始からDAZNで見てました。開始から東京Vがボールを握ってチャンスを作るのですが、なかなか決められないでいるうちにカウンターとスローインからドゥドゥに2得点を決められて0-2。後半もドゥドゥと呉屋の連携からPKを獲得しましたが、ドゥドゥがPKを止められました。千葉にとってはこれが後に響きましたね。その後は東京Vが選手交代によって更に攻撃の圧力を強めて千葉を攻め立てたのですが、千葉も我慢強く守っていて、東京Vが攻めあぐねている印象もありました。が、79分に長谷川のゴールで1点を返すと東京Vが勢いを取り戻し、90分に右からのクロスを斎藤が折り返したボールを染野が身体ごと押し込んで同点。2分後には右の中原からのグラウンダーでのアーリークロスがそのままゴールに吸い込まれて3点目。東京Vが大逆転勝利となりました。

 という事で、磐田、東京Vとも2位のエスパとの勝ち点差2を維持しました。その一方で千葉はエスパとの勝ち点差が9になったので、自動昇格の可能性はほぼ消えたと言っていいでしょう。確かに後半途中からの東京Vの攻撃の分厚さとネガトラの厳しさは見事だったものの、ちょっと受け身になり過ぎましたね。後は前述した通りPKでとどめを刺せなかったのも響きました。

 この磐田と東京Vが次節激突します。見どころとしては、東京Vの右サイドの宮原、中原と磐田の左サイドの松原、ドゥドゥのどちらが主導権を握るかが1つあげられるかな、と。千葉戦であげた3得点全てが右サイドを起点としていたように東京Vの右サイドの2人はかなり強烈ですので、ここを抑えないと磐田はしんどいのではないかと思います。一方で磐田の武器がジャーメインを活かしたカウンターであるのは、徳島戦の前半の2得点がいずれもカウンターだった事からも明らかです。これを東京Vが抑えられるかも見どころの1つかと思います。

 ま、この試合の結果に関わらずウチはまず熊本に勝つだけです。ウチの試合の方が1時間先にキックオフとなりますので、結果を知るのは帰る途中になるでしょう。どうなっているでしょうね。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村

| | コメント (0)

2021年6月26日 (土)

EURO2020絶賛開催中

 もう明日(6/27)はエスパの試合があるのですが、表題の件もちょうど一区切りなので、ここで触れておこうと思います。

 サッカーの欧州選手権、EURO2020が6/11から開催されています。大会名称にある通り本来は去年行われる予定でしたが、武漢ウィルス(新型コロナ)禍の影響で延期となり、1年後に無事開幕しました。観客を入れられるかが心配されましたが、フルハウスではないものの全ての会場で観客を入れています(ハンガリーのブタペストは全席開放!)24か国が参加しましたが、既にグループリーグが終了して決勝トーナメントに進む16チームが決まり、今晩(6/26)から決勝トーナメントが始まります。

 今大会は昨年がUEFA創設60周年という事で記念大会として行われており、会場は10か国11会場に分散しています。本当はアイルランドのダブリンも会場だったのですが、感染の影響で除外されたそうです。またスペインの会場はロティーナ監督の故郷であるバスク地方にあるビルバオのサン マメスだったのですが、こちらも感染の影響からセビージャに変更されたそうです。

 その会場が、西は前述のセビージャから東はアゼルバイジャンのバクー(カスピ海の西岸!)まで広範囲に点在しているので、グループによっては移動が大変だったみたいです。またいつもは開催国のみが観客のサポート等のアドバンテージを受けるのが、複数の国がその恩恵を受けているので、国によっての有利不利が大きくなってしまっているという難はありますね。もっともそれがなければ勝ち点ゼロで最終戦を迎えたのをひっくり返して決勝トーナメント進出を決めたデンマークや死の組のグループGをひっかき回したハンガリーの奮闘は見られなかったかもしれないので、痛し痒しではあります。

 決勝トーナメントに進んだ国については別途書くかと思うので敗退してしまった国について触れると、印象に残ったのはスコットランドとハンガリーですね。どちらも若干戦力的には劣るせいか5-3-2のシステムで低めにライン設定してましたけど、相手を引き寄せておいて要所で前に出てボールを奪う形がしっかり出来ていて好感を持てました。奪ってからの攻撃も、スコットランドは結構人数をかけて両サイドから攻めてきたし、ハンガリーは人数は少ないながらもボールの運び方が決まっている感じで、ドイツも手こずってました。あとスコットランドは同じUnited Kingdomのライバルであるイングランドとの対戦が盛り上がってて、スコットランドサポーターが国歌の「Flower of Scotland」を試合中に歌ってイングランドサポーターがブーイングでそれをかき消そうとするという掛け合いがあって面白かったです(人によっては「飛沫ガー!」とか言って大騒ぎしそうですが)。欧州でもW杯の予選が並行して行われていますが、W杯でもこの2か国の姿が見られればいいなと思いました。

 今夜からは決勝トーナメントです。優勝候補は順当に残っており、1回戦から強豪同士の対戦が組まれています。どんな試合が見られるか楽しみです。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 

| | コメント (0)

2021年2月21日 (日)

2021年シーズンプレビューのようなもの 前編

 Jリーグの開幕までいよいよ1週間を切りました。昨日(2/20)は恒例のゼロックススーパーカップが行われ、川崎が劇的な勝利をあげました。エスパルスも今日(2/21)恒例の必勝祈願を行い、開幕に向けて気持ちを高めている模様です。

 という事で、開幕まで1週間を切ったJリーグについてプレビューのようなものを書こうと思います。まずエスパルスが戦う事になるJ1リーグ全体について書き、後編でエスパルスの展望について書きたいと思ってます。例によって長文駄文になると思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。

続きを読む "2021年シーズンプレビューのようなもの 前編"

| | コメント (0)

2020年5月 7日 (木)

ヨーロッパ5大リーグの状況

 新型コロナウィルスの感染拡大が始まった3月中旬以降、ヨーロッパの5大リーグ(イングランド、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス)は公式戦をずっと中断してきました。このうちフランスについては既に中止がアナウンスされているそうです。またイタリアについてはあまり状況が伝わってきてないのですが、残りの3か国については動きが出てきました。

 まず昨日(5/6)ドイツ・ブンデスリーガ1部・2部の再開が政府から認可されたとの報道がありました。ようやく基本再生産数が1を切る日が続いて少しずつ外出などが許可されてきた中で、サッカーもその流れに乗れたようです。さらに今日(5/7)、来週の5/16からの再開が正式決定したとの報道がありました。無観客での開催であり、再び感染者数が増加したりすればまた中断するでしょうが、一歩前進といったところでしょう。いきなりドルトムントとシャルケのレヴィア・ダービーもあるので、楽しみです。

 またスペインもドイツほどではないですが少しずつ外出を許可し始めているようで、その中でリーガ・エスパニョーラも7月からの再開を目標に準備を始めている模様です。こちらはもう少し様子を見ないといけないかもしれませんが。

 一方でイングランドのプレミアリーグは、中立地で開催する方向で調整しているとの報道がありました。もっとも強硬に反対しているクラブもあるとの事で、調整は難航しそうです。

 という事で、まずはブンデスリーガが最終節まで無事行われる事を祈りつつ、あとはJリーグもそれに続きたいですね。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 

| | コメント (0)

2020年5月 6日 (水)

思い出の試合5(2001年5月16日 UEFAカップ決勝 リバプールvsアラベス)

 「思い出の試合」シリーズ(汗)、またエスパルスネタから離れますが、久しぶりに観て、「これは自分のブログに記録として残しておきたいな」と思ったので、書こうと思います。ご興味のある方は読んで頂けると幸いです。

 UEFAカップは今のヨーロッパリーグの前身となる大会で、イングランドやスベインからは大体5~7位くらいのチームが出場します。リバプールはイングランドきっての強豪ですが、80年代半ばのヘイゼルの悲劇により7年間ヨーロッパのカップ戦から締め出され、この時がUEFAカップでは24年ぶり、チャンピオンズリーグ(チャンピオンズカップ)を含めたヨーロッパのカップ戦では15年ぶりの決勝進出でした。とはいえこの時のチームにはアカデミー出身のオーウェン、ジェラード、キャラガーを始めヘスキー、バベル、ハマンら有名選手が数多く在籍し、国内のリーグカップ、FAカップを制していました。

 一方のアラベスはスペイン・バスク地方にあるクラブ。創設な1921年ですがトップリーグに属した年数は多くはなく1996-97年シーズンに42年ぶりでプリメーラ(1部)に昇格したばかりで、このシーズンがUEFAカップ初出場でした。所属選手もスペイン代表のハビ・モレーノ、ルーマニア代表のコントラ、そしてオランダ代表歴がありヨハン・クライフの息子のジョルディ・クライフがそこそこ知られているくらいで、あとは無名選手ばかりでした。試合前の下馬評はもちろんリバプールが上で、僕もそのように思っていました。

 

続きを読む "思い出の試合5(2001年5月16日 UEFAカップ決勝 リバプールvsアラベス)"

| | コメント (0)

2013年7月 2日 (火)

コンフェデ杯決勝

 日本時間の昨日(7/1)の朝、コンフェデレーションズカップ決勝が行われました。ブラジルとスペインとの対戦という一番見たかった試合が実現したのですが、試合はブラジルが圧勝しました。

 ブラジルの「絶対に勝つ」という気迫がスペインを圧倒した試合でした。これほどの気迫を持ったブラジルは久々に見た気がします。戦術的にも攻から守への切り替えがすさまじく早く、特にシャビ、イニエスタに厳しく応対した事で、スペインに攻めのリズムを作らせませんでした。マラカナンの観客も選手を後押ししようという雰囲気を前面に出していたし、勝つべくして勝った試合だと思います。

 スペインは開始早々に先制されて早くも不利な立場になった上にブラジルの厳しいプレスの前に自分達の本来のサッカーをさせてもらえず、全くいいところなく敗れてしまいました。まあ今回はコンディションの面で明らかに不利だったので、この結果をもってスペインの斜陽を云々するのは早計かとは思います。ただバルサにしても真っ向からプレスをかけられた時にいなせなくなってきている傾向はあるみたいだし、主力選手の高齢化が気になるところです。チアゴとかイスコとか次の世代の選手を取り込めるかが来年に向けてのカギかもしれませんね。

 この大会は日本戦と決勝しか見ませんでしたが、来年のW杯に向けていいシミュレーションになりました(明らかに寝不足になりそうなのが頭の痛いところですが)。特に移動距離がポイントになりそうなので、年末の抽選では対戦相手だけでなく会場や移動距離にも注目する必要がありそうです。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月 8日 (水)

ファーガソン監督退任

 ここのところエスパネタ、それも試合の感想しか書いてませんが、この話題ばかりは書かずにはいられません。

 マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン監督の退任が発表されました。

 僕がユナイテッドの試合を見始めたのがちょうどプレミアリーグ初年度でして、当然その時にはもうファーガソンが監督だったわけです。つまりユナイテッドの監督といえばファーガソンしか思い浮かばないんですよ(もちろんサー・マット・バスビーは名前だけ知っていますが)。だから今朝現地で「退任するかも」という報道が流れたと知った時も「いやぁ、まだ1~2年はやるでしょ」と思ってました。それが正式発表されちゃったので、「慌てている」というのが今の感情を一番表している気がします。

 まあ個性の強い監督で、あちこちに文句を言っては敵を作ってきたので、アンチもいっぱいいると思いますが、ことフットボールにかける情熱とクラブに捧げる愛情は誰もが認めるものだったと思います。27年間同じクラブの監督を務めて13回のリーグ優勝をもたらした監督なんて今後まず現れる事はないでしょう。

 残念ではありますが、とにかく「お疲れ様でした」と心から感謝の言葉を捧げたいと思います。

 しかし後任は誰なんでしょうね。モイーズとかクロップとかスールシャールとかいろいろ名前があがっていますが。タイミング的にはモウリーニョのような気がして、何かイヤなんですけどねぇ。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月31日 (月)

混戦の昇格争い

 ナビ杯決勝が行われたためか、先週末はJ1の試合はありませんでした。一方、J2はここ2週間で5試合が行われています。昨日、1位のFC東京(以下、F東)と2位の徳島がドローに終わって3,4位との差が接近し、特に2~4位は勝ち点3差という僅差の中にひしめく大混戦となっています。一方で5位の千葉は3位徳島との直接対決に敗れ、昇格の可能性がかなり低くなりました。

 昨日はドローに終わりましたが、まあF東の昇格は固いでしょう。戦力的にも抜けてますしね。味スタはあまり見やすいスタジアムではないし、あそこのサポはちょっとアレですが、まあ家から電車1本で行けるところなので、助かると言えば助かります。

 2位から4位まではどこが上がってもおかしくないですね。鳥栖は豊田という得点源を持っているし、徳島もここ数年の強化が実を結んでそこそこの選手が揃っているし、札幌も昇格争いを知りつくしている石崎監督がいますからね。

 で、この3チームは来季の遠征先として見ても面白そうです。鳥栖が上がってきたらぜひあのベアスタに行きたいですし、徳島は上がったら四国で初のJ1チームになりますし(スタジアムの周りは何もないと聞いてますが)、札幌も行きたいと思いながらずっと行けずにいるので、今度こそと思ってます。

 残り5節、サポにとっては苦しいひと月になるでしょうが、報われた時の喜びはすごいものがあるでしょう。こちらも注目していきたいと思います。以上、全くプレッシャーのかからないJ1中位チームサポのたわごとでした(汗)。(いや、移籍情報は気にしているんだけどね)

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月 7日 (日)

なでしこフィーバーは続く

 昨日(8/6)はアウェーでの新潟戦でした。で、前座試合でなでしこリーグの新潟 vs INAC神戸の試合があるという事で、それにあわせて移動しました。

 試合開始の2時間前に新潟駅に着いた時はまだシャトルバスの列はそれほど長くなかったので、予定通りたれかつ丼の店に行って昼食をとったのですが、戻ってみるとシャトルバスの列が新潟駅の通路まで伸びてました。「こりゃダメだ」と思ってタクシーでスタジアムへ向かったのですが、着いたら着いたで開門時の客が入り切れておらずに長蛇の列。スタジアムに入るのに10分ちょっとかかりました。実際2万4千人の客が入ったみたいだし、改めてなでしこ人気の盛り上がりを肌で感じましたね。

 試合の方は新潟が先行されながら同点に追いついて盛り上がったのですが、結局澤が勝ち越し点をあげてINAC神戸が勝利。新潟も頑張ってはいましたが、神戸の方が力が上でしたね。かなり差があったなと思います。

 それにしても澤は先制点も奪っていて、2得点の活躍。ボールがこぼれて来るところにちゃんといるし、守備でも存在感を発揮してました。特に得点時の嗅覚はまさに経験のなせる技で、ちょっと説明がつかないなと思いました。

Cimg0203_small

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月 4日 (木)

松田選手の訃報

 元日本代表で現在は松本山雅FC所属の松田直樹選手が亡くなられました。34歳でした。

 ただただ、残念とかショックとかいう言葉しか出ません。エスパルスに在籍した事はないですし、それどころか何度も我々の前に立ちふさがった選手ですが、同時に日本で開催されたU-17の大会からずっと日の丸をつけて戦ってくれた選手で、その頃から知っている選手ですからね。まだ若いし、「今季は松本山雅をJリーグに昇格させて男を上げてやる」という意気込みと野心を持ってプレーしていたはずですから、それがかなえられなかった無念さを思うと・・・。

 サッカーを愛する1個人として、松田選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧