2025年6月 9日 (月)

ユース クラ選全国大会出場を逃す

 1日遅れの話ですみません。先週末、全日本クラブユース選手権の東海予選が行われました。今年から予選の方式が変わったみたいで、エスパルスユースは磐田U-18、名古屋U-18とともにシードされ、3つのグループに分かれての予選を勝ち抜いたチームのどこかと一発勝負で全国大会出場権を争う形となりました。昨年まではトーナメント方式でかつ負けても敗者復活戦があったのですが、今年は一発勝負なのでレギュレーションとしては厳しい形となりました。

 それでもプリンスリーグ東海で7連勝中というチームの力をぶつければ大丈夫と思っていましたが、昨日行われた最終トーナメントで、エスパルスユースはアスルクラロ沼津に0-2で敗れ、全国大会出場を逃しました。これは13年ぶりだそうです。

 現地まで行けておらず内容も全然把握出来ていないのであまり多くを書く事は出来ません。ただ全国大会を逃した事がユースのメンバーにとってどれほどの損失かは理解出来ます。何せ現在はプリンスリーグ東海所属ですから、全国のクラブチームと公式試合で戦えるのはこの大会しかありません。過去を見ても全国大会でのしびれる戦いを経験して強くなっていったという例が多くありますから、その機会を失ったダメージは計り知れません。残念としか言いようがないです。とはいえ終わってしまった事は変えられないので、まずはプリンスリーグ東海をしっかり戦って今年こそ昇格プレーオフを勝ち抜いてプレミアリーグに昇格できるように頑張って欲しいです。

 なおこの試合は反町GMや育成部の伊達さんや平岡さんなども観戦されたと思います。この結果を受けて中長期的な視野でユースへのテコ入れを行っていただく事を望みます。

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2025年5月16日 (金)

ユースは開幕7連勝

 ユースの事をずっと書いていなくてすみません。

 エスパルスユースが戦うプリンスリーグ東海は4/5に始まり、5/10までに7節を消化しました。ユースはここ2年スタートダッシュに失敗し後から調子を取り戻して追いかける形が続いていたのですが、今季は開幕戦で東海大翔洋に4-2で勝ち、その後も連勝を続け、7戦全勝で首位を走っています。第7節でも藤枝明誠相手に前半2点、後半1点をあげて3-0で勝利。開幕当初は失点も多かったのですが、ここ3試合はクリーンシート。順調な戦いぶりを見せています。順位表は以下の通りです。

20250515-224004

 昨季主力だった矢田、西原、小竹が抜けたのでどうなるのかなと思っていたのですが、U-17アジア杯に日本代表として出場した針生や相模原戦で得点をあげた土居など今季のチームも良い選手がそろっている感じですね。また澤登監督のリクエストにより今季から初めてユース専任のフィジカルコーチが入ったのも良い効果をもたらしているみたいですね。終盤走り負ける場面が少なくなったようです。

 とはいえまだ前半戦は終わっていません。まだまだこれからです。この後はクラブ組は日本クラブユース選手権(以下、クラ選)予選、高体連組はインターハイ予選があるので6月中旬まで中断となります。それを経て各チームとも変化があると思うので、油断する事なく、プリンスリーグ東海を優勝してのプレミア昇格プレーオフ進出に向けて更にチーム力を上げて欲しいです。

 またクラ選の予選も確実に突破して欲しいです。現状全国の強豪クラブユースと戦える場はクラ選の全国大会しかありません。一昨季はそのクラ選で準決勝までいった事で自信を付け、プリンスリーグ東海の後半戦に繋げる事が出来たという実績もあります。東海大会も厳しい相手がいますが、是非全国大会への切符を獲得して欲しいです。

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2025年1月14日 (火)

2025年のアカデミーのスタッフについて思う事

 先週の1/8に2025年の新体制発表記者会見が行われました。それと同タイミングで2025年シーズンのアカデミーの新体制についても発表がなされました。この事について書くのが遅くなってしまったのですが、新体制を見て全く事情を知らないシロートの僕なりに思った事を書き連ねようと思います。

 エスパルスの公式HPでリリースされた2025年シーズンのアカデミースタッフの新体制は下記リンクの通りです。

 2025シーズン アカデミースタッフ新体制のお知らせ(クラブ公式)

続きを読む "2025年のアカデミーのスタッフについて思う事"

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2024年12月 6日 (金)

ユース またもプレミア復帰ならず

 今日(12/6)からユースのプレミア昇格プレーオフが始まりました。Bグループに入ったエスパルスユースは緒戦で関東3位の浦和ユースと対戦し、0-2で敗れました。この結果エスパルスユースは高円宮杯プレミアリーグへの復帰は叶わず、来年もプリンスリーグ東海で戦う事となりました。試合内容は把握出来ていませんが、断片的な情報によると浦和がウチのキープレイヤーである西原、小竹、矢田をきっちり捕まえてきた事で思うように攻める事が出来ず、それでも前半は浦和と同じだけの決定機を作る事が出来ていたのですが、後半に立て続けに2失点してしまってそのまま敗れてしまったようです。

 非常に残念です。今年も最初は苦戦しましたが徐々に持ち直して、最終的に目標のプリンス東海優勝を果たす事が出来たので、この勢いでプレミア昇格も、と思っていたのですが、甘くはありませんでした。推測ですが、10連勝してプリンス東海優勝がかなり現実的なものになったところでリーグ戦が中断してしまった事で勢いが削がれて気持ちも若干緩んでしまったのかもしれませんね。ただ選手達は精一杯戦ったと思いますので、責めるつもりは全くありません。3年生はこれで引退ですが、トップに昇格する西原、小竹にはこの悔しさをバネに精進して欲しいし、矢田などの進学組についてもそれぞれの進路で自分を磨いてもらって、いつかエスパルスに加入オファーをされるような選手になって欲しいです。

 一方で選手達を率いた監督・コーチ陣は猛省して頂きたいところです。特に澤登監督に関しては、就任1年目で初めてプレミアから降格させてしまい、その後の2年間でいずれもプレーオフ緒戦で敗退してしまったわけですから。就任1年目はコーチも総取り替えになって周りも右も左もわからないという体制で戦ったという問題もありましたが、今年に関しては長年Jr.ユースの監督を務めてきた横山さんをコーチに据え、更に松本山雅からOBの山本真希さんをコーチとして呼ぶなど監督をサポートする体制を整えて臨みましたからね。それでも目標を達成出来ず、そんな年を3年続けた以上、今年で切られてもおかしくないと思います。まあそれを最終的に決めるのは反町GMの役目です。反町さんはユースの試合もよく見に行かれていたと聞きます。練習を見に行かれた事もあるでしょう。そうやってご自身で見た澤登監督の指導内容や試合内容が反町さんの、そしてエスパルスの目指すアカデミーの指針と合致するかどうかについて、育成部の伊達さんやヘッドオブコーチングの平岡さんなどと相談して、来年の体制を決めていく事になるのではないでしょうか。

 などとグダグダ書きましたが、終わってしまった事は仕方ないので、針生君など2年以下の世代に託すしかないですね。あとアカデミーについてはU-15の高円宮杯があるので、そちらに切り替えようと思います。

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2024年12月 2日 (月)

ユース プリンス東海優勝 プレーオフ組合せも決定

 一昨日(11/30)U-18プリンスリーグ東海の最終節が行われました。エスパルスユースは磐田U-18と対戦しましたが、2-4で敗れました。

 試合内容はよくわかりませんが、「今季勝てていないエスパルス相手にこれ以上は負けられない」という磐田U-18の気迫の前に完全に後手にまわってしまったようですね。負けたとしても得失点差では優位な状況というのも微妙に選手達の動きを鈍らせたかもしれません。

 この結果を受けての最終順位は以下の通りです。

20241202-214356

 ※JFA公式HPより⇒リンク

 エスパルスユースは最終節に磐田U-18に勝ち点で並ばれたものの得失点差で上回り、プリンスリーグ東海で優勝しました。最後負けた分相当悔しいとは思いますが、第6節時点で3勝3敗と非常に厳しい状態だったところからよく持ち直したと思います。そこは評価してあげたいですね。

 とはいえ、これはあくまで通過点。プレミア昇格プレーオフを勝ち抜かなければ何の意味もなくなります。その昇格プレーオフの組み合わせが決定しました。エスパルスユースはBブロックに入りました。

20241202-215155

 ※JFA公式HPより⇒リンク

 最悪ではないと思いますが、4チームともJクラブのユースという厳しめのブロックに入りました。緒戦で対戦する浦和ユースはプリンスリーグ関東を東京Vユース、横浜FMユースに次ぐ3位で突破。エスパと同じ2021年にプレミアから降格した後3年ぶりのプレミア復帰を目指しており、その思いはエスパユースと同様に強いでしょう。仮にここを勝ち抜くと、次は京都U-18と仙台ユースの勝者と対戦。京都U-18はプリンスリーグ関西でG大阪ユースに次ぐ2位。こちらも2021年にプレミアから降格しており、3年ぶりのプレミア復帰を目指しています。仙台ユースはプリンスリーグ東北で青森山田セカンドに次ぐ2位ながら青森山田セカンドを除いた中では1位という事で今年もプレミア昇格プレーオフに参戦します。ただ仙台ユースには昨年の昇格プレーオフ緒戦で敗れており、全く油断の出来ない相手です。

 力は拮抗していると思われ、非常に厳しい試合になるでしょう。ただこのブロックを勝ち抜かなければ今季頑張ってきた事が無になってしまいます。この2試合に全てを賭けるつもりで頑張って欲しいです。

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2024年11月23日 (土)

ユース プリンス東海優勝はお預け

 リーグ戦が終わって「エスパルスロス」にお悩みの方も多くいらっしゃると思います。そんな方々をお助けするため、というわけではないですがw、今日(11/23)アイスタ日本平でU-18プリンスリーグ東海のエスパルスユース vs 藤枝東高戦が行われました。天気が良かった事もあって結構大勢の方がスタジアムで観戦されたようですね。

 試合はエスパルスユースが、31分に佐藤、64分に針生と常に先手を取ったのですが、プレミア昇格プレーオフ進出へ望みをつなぎたい藤枝東も負けておらず36分、71分と失点から時間がたたないうちに同点に追い付いてきて、白熱の試合は結局2-2のドローに終わりました。ここまで9連勝中だったのですが残念ながら連勝はストップ。しかし10試合負け無しとなり、あとは最終戦を残すのみとなりました。

 同時刻に行われていた磐田U-18と藤枝明誠との2位3位対決もドローに終わればこれでも優勝となったのですが、ATに磐田U-18が勝ち越して2-1で勝利したため、今節でのエスパルスユースのプリンス東海優勝はお預けとなりました。

 この日の結果を受けての順位表は以下の通りです。

20241123-233101

 エスパルスユースは1位をキープしているものの2位磐田U-18との勝ち点差は3。次の最終節はこの2チームとの直接対決が控えていますので、仮にここで敗れるような事があれば勝ち点で並ばれてしまいます。得失点差ではかなり優位に立ってはいますが。ただそれ以前の話として磐田に負ける事は許されないというのはアカデミーに入ってからずっと言われている事だと思うので、今回もその気持ちを忘れずに、勝って優勝を決めて欲しいです。

 なお次は磐田ホーム扱いとなり、11/30の13時からゆめりあで行われます。

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2024年10月25日 (金)

ユース 昇格プレーオフ出場権獲得!

 山形戦の記事のアップが遅れたために、表題の話をするのがすっかり遅くなってしまいました。

 山形戦と同じ10/20にプリンスリーグ東海のエスパルスユースと浜名高との試合が行われ、エスパルスユースが4-1で勝ちました。12分に先制点を奪い、その後も着実に得点を重ね、アディショナルタイムに1失点を許したものの快勝といっていい試合だったようです。ユースはこれで10連勝となりました。

 これを受けての順位表は以下の通りです。

20241025-124806

 JFA公式HPより⇒リンク

 磐田U-18の試合が11/16に行われる予定で、そこで試合数が揃う事になります。磐田U-18がその試合で勝てば勝ち点が34となります。で、第17節に2位を争っている藤枝明誠と磐田U-18との直接対決が予定されており、それを考慮すると最終節でエスパルスユースを順位で追い越す可能性があるのは1チームだけなので、エスパルスユースが2位以内を確定させプレミアリーグ昇格プレーオフへの出場権を獲得しました。

 今季も開幕から6節までの時点で3勝3敗と決して滑り出しは良くなかったのですが、そこからよく立て直して10連勝出来たなぁと思います。プレーオフは全国から16チームが参加しますが、昇格出来るのは4チームだけという狭き門です。他地域のリーグ戦を見ると関東からは東京Vユース、横浜FMユース、浦和ユースが、関西から京都U-18、G大阪ユースといった錚々たるメンバーが来そうですし、昨季のプレーオフ緒戦でエスパユースに勝った仙台ユースも上がって来そうです。組み合わせ次第の部分もありますが厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。12月の昇格プレーオフに向けて更にチーム力を上げて欲しいです。

 プリンスリーグ東海は高体連の選手権予選があるため、1か月ほど中断します。エスパルスユースは11/23にアイスタ日本平で藤枝東高戦、11/30にゆめりあで磐田U-18戦が残っています。せっかく優勝できそうなところまで来ましたし、昇格プレーオフに向けて勢いを付ける意味でも是非2試合とも勝って欲しいですね。

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2024年10月15日 (火)

ユース 昇格プレーオフ進出へ王手

 先週土曜(10/12)にエスパルスユースの試合が行われたのに更新がちょっと遅れてしまいました。

 10/12に三保で行われたエスパルスユースと藤枝明誠との試合は2-0でエスパルスユースが勝利し、これでプリンスリーグ東海で9連勝となりました。試合はどちらかというと藤枝明誠の方がペースを握っていて、ユースは押され気味だったそうですが、それでも12分に針生のゴールで先制し、後半も藤枝明誠優勢で推移したものの68分に針生が追加点をあげ(これがユースの後半唯一のシュートだった模様)、そのまま藤枝明誠の攻勢を凌ぎ切って勝利しました。

 この結果を受けてのプリンスリーグ東海の順位表は以下の通りです。

20241015

 JFA公式HPより⇒リンク

 同じ日に行われた試合で、2位の磐田U-18が藤枝東に敗れたため、2位との勝ち点差は5に広がりました。また、実はプリンス東海からプレミアリーグ昇格プレーオフへ出場する枠は2つに増えました。現時点で3位の藤枝明誠との勝ち点差は5あり、繰り返しになりますが2位の磐田U-18との勝ち点差も同じく5です。で、この2チームは直接対決を残しているため、10/20に行われる浜名との試合でユースが勝てば昇格プレーオフへの出場条件となる2位以内が確定します。勿論ここまで勢いを持ってきたからにはプリンス東海の優勝も勝ち取りたいですが、まずは今季の最終目標であるプレミアリーグ復帰への第一関門を突破する事になるので、是非とも勝って欲しいです。

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2024年10月10日 (木)

ユースは8連勝で首位浮上

 久しぶりにユースの話題を。7月中旬で一旦中断していたプリンスリーグ東海は9月から再開しています。エスパルスユースは中断前まで3連勝していましたが、中断明けも順調に勝ち星を重ね、4試合を消化して4連勝、中断前から数えると7連勝していました。

 10/5には浜松で浜松開誠館と対戦。前半は一度ゴールネットを揺らされながらオフサイドに救われたもののなかなか厳しい展開だったようですが、後半、56分に土居の直接FKで先制。66分に一旦同点にされたものの3分後に田代のゴールで勝ち越し。更に82分にカウンターから土居がダメ押し点となる3点目(自身2点目)を奪い、3-1で勝利。これで8連勝となりました。

 この時点での順位は以下の通りです。

20241010-203558

 ※JFA公式HPより⇒リンク

 第14節まで首位だった磐田U-18が静岡学園2ndに敗れたため、エスパルスユースが首位に立ちました。残りは4試合。最終節にアウェイでの磐田U-18との対戦が控えており、他にも藤枝明誠、藤枝東といった藤枝の強豪との対戦を残しているのでむしろこれからが大変だと思いますが、何としても4試合とも勝ってプレミアリーグへの昇格プレーオフへの切符を掴んで欲しいです。

 で、次のエスパルスユースの試合は土曜日(10/12)。14時半から三保グラウンドで藤枝明誠と対戦します。今週末はトップチームの試合がありませんので、観に行ける方はぜひ観に行って頂ければと思います。(僕は水戸遠征の疲れが抜けないので厳しいのですが・・・)

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2024年7月29日 (月)

ユース クラ選ベスト8で敗退

 土日にバタバタしてしまって(というより遊びまくってしまって(汗)先週金曜(7/26)のユースの試合の記事がすっかり遅くなってしまいました。すみません。

 先週金曜(7/26)、日本クラブユース選手権U-18(以下、クラ選)の準々決勝が行われました。エスパルスユースは福岡ユースと対戦し、2-3で敗れました。

 この試合もYoutubeで中継してくれて、しかも18時キックオフだったので、仕事を18時で切り上げてキックオフ後30秒からフルタイム観戦しました。試合はエスパルスユースがボールを握って優位に試合を進めているようではあったのですが、福岡ユースの4-4-2でのコンパクトなブロックを前につい慎重になってしまってなかなか中にボールを入れられずブロックの外でボールを回しながら様子を見る時間が続きました。すると18分、福岡のカウンターからのこの試合初めてのシュートを決められてしまい、先制を許してしまいます。それで少し目が覚めたのか若干仕掛けていく姿勢を見せるようにはなりましたが、31分に再び福岡のカウンターを食らい、2本目のシュートで2点目を決められて0-2。これで気持ちが落ちたのか福岡に攻め込まれる事が増え、39分、相手のサイドのウラへのボールがゴールラインを割りそうになってエスパの選手がその状態を保とうとブロックに入ったのを後ろから福岡の選手に突かれてボールを奪われてしまい、何とかCKに逃れたもののこのCKから3失点目を喫して0-3。ここまでシュート3本の福岡ユースに3失点してしまうという失態で0-3で前半を折り返す事となってしまいます。

 ハーフタイムで強烈な檄を入れられたのか、後半開始からエスパルスユースがギアを入れて福岡ユース陣内へ攻め込みます。前半とは違ってウラ抜けを狙ったり中間ポジションに入った選手にボールを差し込んでいく積極的な攻めを見せていきました。47分には石川が角度があまりないところからのシュートを決めて1-3。後半の早い時間で1点返せた事で更に攻撃の圧力が増しますが、左サイドからの小竹のクロスを真ん中で合わせ損ねたり、右サイドをパスワークで完全に崩してのシュートを外したりとなかなか2点目をとれません。80+1分に小竹がペナ内にドリブルで侵入して倒された事で得たPKを田代が決めて1点差まで詰め寄ったものの反撃もここまでで、エスパルスユースが2-3で敗れました。

 負け試合の典型みたいな感じだったと思います。前半が悪過ぎて3失点という大きなビハインドを負い、気持ちを切り替えて臨んだ後半は相手を押し込む事が出来たけれど決めるべきところで決められない。まさに自滅というべき内容で、これでは勝つのは難しいですよね。2失点目を喫したあとに気持ちが折れかかってしまって、与える必要のないCKを与えてそこで失点してしまったあたりがこの試合を表していたかなと思います。まあサッカーはメンタルによって左右されるスポーツですしましてや高校生の年代なのである程度致し方ない面はありますが、それでもプロを目指すのならメンタルの部分も磨いていかないと、と思います。

 残念ながらクラ選は敗退となってしまいましたが、非常に厳しい日程とグループリーグの組み分けを乗り越えてベスト8に進出したのは良かったと思います。グループリーグで敗退してたらこの日の試合は出来ませんでしたから。「負けた試合に意味なんかねーよ」という方もいそうですが、今は公式戦で他の地域のチームと公式戦を戦う事自体が少ないですし、これだけ今後に向けての教訓を得られる試合はそうはないですから。「ただブロックの外を回してるだけじゃ得点できないよ」とか「決めるべきところを決めないと負けるよ」とかね。一方で後半のように積極的な動きでボールを引き出して相手を揺さぶる事が出来ればどんなチーム相手でも戦える事もよくわかったのではないかと思います。この後は8月末から再開するプリンスリーグ東海に備える事になりますが、今年こそプレミアに復帰するためにこの期間を使ってチーム力を更に上げて欲しいです。(フォローさせて頂いている方のポストによると主力選手で怪我で離脱中の選手がいるみたいなので、その選手達が怪我から復帰してくれるといいんですけどね)

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