逆転で連敗脱出(5/2 京都戦)
5連休の初日となった先週末(5/2)はアウェーでの京都戦でした。人がたくさん外出している中でありますが、行って来ました。このスタジアムは京都市から少々離れているものの最寄り駅からすぐ傍にあるし、ピッチとスタンドとの距離が近いので好きですね。あとスタンドの1階にフードコートがあるのもいいなと思います。やがて清水に出来るであろう新スタジアムにも作って欲しいですね。
前節自滅により逆転負けを喫し、そこから中2日しかないという事で厳しい試合になると思ってましたし、実際厳しい試合となりました。しかし先制されながらの逆転勝ち。ここ2試合90分での敗戦が続いていた事によるモヤモヤを吹き飛ばしてくれる試合となりました。
<明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 於 サンガスタジアム by KYOCERA>
清水エスパルス 2ー1 京都サンガF.C.
1.エスパルスのスタメン
SUB:沖、マテウス ブルネッティ、日高、マテウス ブエノ、中原、小塚、大畑、千葉、アフメド アフメドフ
住吉が出場停止である一方、中2日での連戦であるという事で、いろいろ考えた事がうかがえるスタメンでした。前節から6人を入れ替え、最終ラインを蓮川、本多、北爪、吉田の4枚、弓場が前節に続いてアンカーに入る一方で、宇野、カピシャーバ、高橋利樹がスタメン入り。特にカピシャーバ、高橋利樹にとっては久々のスタメン復帰となりました。サブにはブエノ、ブルネッティが入る一方でアフメドフが今季初めて入りました。TRMでは結果を出していただけに、出場機会があればいいなと思ってました。
2.京都の戦い方
昨季3位と大躍進を遂げた京都。百年構想リーグでは開幕戦ではPK負けしたものの、2戦目のエスパとの試合では終盤同点に追い付いてPK勝ち。その後も順調に勝ち星を積み上げてきました。途中、エースストライカーのラファエル エリアスが負傷離脱してからは少し足踏みをしていますが、それでも豊富な運動量を武器にしたサッカーで大崩れしない戦いを続けています。
基本システムは4-1-2-3。前線、中盤で激しいプレスを仕掛けてボールを奪い、奪ったら素早く前にボールを送って前線の個の力でゴールを奪うのが基本スタイルで、わりと今のウチと似た感じのサッカーをしてくる印象があります。この日はラファエル エリアスはベンチからのスタートですが、前線にはマルコ トゥーリオ、グスタポ バフェット、中盤にはジョアン ペドロに加えて最近売り出し中の尹星俊とタレントが揃っており、彼らをどう抑えながら自分達のサッカーをするかが問われるわけで、難しい試合になると思ってました。
3.試合の感想
とにかく勝って良かったです。また、逆転勝ちを生で観たのは久々だったので、余計に嬉しかったですね。
ただ前半は苦しみました。本来の4-1-2-3に戻したエスパは原点回帰って感じで、ボール保持時はまずセフンに当てて、2ndボールをカビシャーバや嶋本が拾って攻めるというのをやってきましたが、京都もそこは承知していたのでちゃんと対策していたし、ボールを奪ったらシンプルにウラを狙う事を徹底してきて、特にマルコ トゥーリオにボールが渡ったら必ずシュートにまでもっていかれていました。そして16分、マルコ トゥーリオにウラに抜け出され、見事なループシュートを決められて先制を許してしまいました。この場面はSBの須貝にサイドチェンジのボールが渡った時に、それに合わせてジョアン ペドロがサイドにスライドしたのに吉田がつられて前に出てしまって、最終ラインにギャップが出来てしまったのが拙かったですね。あとはその前に前プレをかけて追い込んだのにボールを奪い切るまでにはいかなかったのも結果的には痛かったと思います。
先制を許したエスパですが、ここで変に焦らなかったのは良かったと思います。これまで通りまずセフンに当てて2ndボールを狙う攻め方を軸としつつ、斜めのボールを使って揺さぶる事も織り交ぜて、何とか同点に追い付こうとしました。ただ京都の守備は堅いのでなかなかペナの仲間で入れなかったし、奪ってからのカウンターも鋭かったので、決して楽ではない展開でした。しかし、30分頃、エスパにとって一番の脅威だったマルコ トゥーリオが負傷により交代。これは京都にとっては痛手だったと思います。そしてAT、京都のCKでグスタポ バフェットがバイシクルシュートを撃とうとした時の足が宇野の頭に当たり、二枚目の警告により退場となります。前半は0-1で終了したものの、エスパルスにとっては前節とは逆に数的優位で残り45分を戦える事となりました。
後半、エスパは開始から満を持してブエノを投入。一方の京都は4-4-1にした上でなるべく中盤で引っかけてカウンターから追加点を狙っていたと思いますが、ブエノが上手くボールを持ち出したり散らしたりするために前に出られなくなります。エスパは左サイドのブエノ、吉田、カピシャーバと嶋本でボールを回してサイド深くまで侵入し、51分の北爪のボレーなどのチャンスに繋げますが、京都の真ん中が堅かったのと、若干クロスの精度が低かったのとがあって、なかなかゴールを奪えず、ちょっと攻めあぐねている感じでした。
しかし64分、左サイドでじっくり繋いだ後、吉田からパスを受けた宇野がグラウンダーのシュート。これが決まってエスパが同点に追い付きます。低い弾道で、それが京都の選手達の間を抜けてきたので、GK太田からすると見えにくかった分処理出来なかったと思われます。更に68分、ボールを受けた吉田に須貝が付きますが、それにより空いたスペースに嶋本が侵入し、吉田からパスを貰ってCBのアピアタピア久と1対1に。嶋本は駆け引きしながらカットインして右足を一閃すると、それがゴールに吸い込まれ、エスパルスが逆転に成功します。それまでも何度も左サイドのスペースに侵入する事で京都の最終ラインを押し下げる事に貢献していた嶋本ですが、それだけでなく自ら仕掛けてシュートを決めるあたり凄い才能を持った選手だなぁと感じました。
この後京都はラファエル エリアス、奥川を投入しシステムも3-4-2にして同点を狙いますが、エスパも怪我明け間もない本多、カピシャーバに代えてブルネッティ、中原を投入するなどして京都の攻撃を凌ぎ切り、試合は2-1でエスパルスが勝利しました。
エスパルスにとってはツキがあったな、とは思います。一番の脅威になっていたマルコ トゥーリオが途中交代したのは正直助かりましたし、グスタポ バフェットの退場で数的優位に立てた事も大きかったです。ただ後者に関しては、数的優位に立ったからといって必ずしも勝てるとは限らないので、それを活かして逆転して見せたのは評価して良いと思います。若い宇野、嶋本が躍動して勝てたのも大きいですね。宇野はその前にも2本ほど惜しいシュートを放っていて、3度目の正直って感じで報われた感じですし、嶋本は前半から何度もスペースに侵入してボールを引き出す役割を愚直にやっていたので、それが報われたのかなと思います。
勿論課題はあります。後半あれだけ押し込みながら崩し切るところまでいかなかったのは今後に向けての修正ポイントだと思いますし、久々に4バックをやったからか若干スライドが遅くなる場面が散見されたので(失点シーンはまさにこの形)、そこも修正が必要だと思います。しかしアウェーで京都相手に逆転勝利をおさめたというのは自信に思っていいと思います。百年構想リーグも残り試合が少なくなってきましたが、そこに向けて良いイメージを持てたんじゃないかと思います。
4.まとめ
次はホーム・アイスタ日本平に戻ってのC大阪戦です。昨季ダブルを食らっているし、どちらかというと苦手なチームですが、アイスタ日本平で三連敗は許されません。何としても勝って欲しいです。
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