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2026年4月 3日 (金)

完敗(4/1 神戸戦)

 今週、本当は国際Aマッチウィークのため、J1は週末までお休みのはずでした。しかし神戸がACLの決勝ラウンドに進出したという事で、本当は19日に行われる予定だった神戸戦が水曜に前倒しに。エスパは今週末長崎戦を控えている中、今週2回長距離遠征をしなければならなくなりました。神戸にはACLで頑張って欲しいと素直に思いますが、ウチにとってはきついですよね。

 試合は0-2で久々に90分で負け。しかもやりたい事を殆どやらせてもらえない完敗でした。「見た事ない景色」を見られるようになるまでは、まだまだ時間がかかるなぁと思い知らされた試合でした。

<明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 於 ノエビアスタジアム神戸>

 清水エスパルス 0ー2 ヴィッセル神戸

1.エスパルスのスタメン

20260401

 SUB:沖、マテウス ブルネッティ、高木、日高、弓場、井上、嶋本、大畑、郡司

 何と開幕からスタメン出場を続けていたブエノと北川がサブにも入らない異常事態。これにはビックリしました。小塚はアンカーとしても計算されていたみたいですし、中原も前節の出来は良かったですが、軸であるブエノと北川の穴を埋められるかどうかに関しては不安を感じました。またサブに利樹やアルフレド ステファンスがおらず、前の選手は郡司のみという点も不安でしたね。

2.神戸の戦い方

 今季からミヒャエル スキッベ氏を新監督に招聘した神戸。ACLと百年構想リーグとで日程が重なった影響で連戦が続き、その影響からか怪我人が続出。武藤、佐々木が離脱中で、酒井高徳、大迫も最近復帰したばかりという苦しい台所事情に悩まされましたが、大迫の代役候補として昨夏に獲得した小松の活躍に代表されるように他の選手がきっちり穴を埋め、そのおかげでACLは決勝ラウンドに進出。百年構想リーグもWESTで1位と、さすがの安定感を見せています。

 システムは4-3-3。昨季まで吉田監督が築いた戦い方をベースにしつつ、そこにスキッベ監督が後ろからのビルドアップの要素を入れるなどご自身の色を加えてきています。ただ基本的に「常に敵陣で戦う」というのは変わっておらず、そこは今のエスパと同じであるため、どちらがそれを遂行できるかが注目ポイントでした。

3.試合の感想

 今週もずっと忙しくて、試合を観直す時間もなかったので、感想のみとさせて頂きます。

 タイトルの通り、ぐうの音も出ない完敗でしたね。吉田監督が仰る通り「今季のワーストゲーム」だったと思います。

 要因として、ブエノ、北川の不在というのは大きかったと思います。ブエノの非保持時の守備強度や保持時のパスの上手さ、そして何よりもボールを簡単にとられない上手さは今のエスパになくてはならないですし、彼がいるから他の選手は安心して前に出られるというのは間違いないでしょう。北川も慣れないウィングのポジションを徐々に習得し、右サイドの攻撃の起点となっていました。しかし主力が怪我で欠けているのは神戸も同じ。この日も武藤、佐々木が不在でしたし、大迫、酒井高徳も途中からの出場でした。つまり条件が同じだったにも関わらず内容に大きな差が出たのは、簡単に言ってしまえば選手層の差でしょう。あとは神戸が今のサッカーを2022年夏からずっと続けているのに対し、エスパは吉田監督が今季就任してから今のサッカーに取り組むようになった、という違いもあります。いずれにしても、神戸との力の差は大きいし、ウチはまだまだやらなければならない事が多いと思い知らされました。

 実際に起きていた事象として、セフンが神戸にきっちり抑えられたのが痛かったですね。トゥーレルや扇原、井手口といった選手に挟み込まれてしまって、なかなか空中戦で勝てませんでした。ただ、周囲の選手のサポートがあまりにも少なかったですね。千葉はきつい言い方をすれば「空気」だったし、宇野とセフンの距離も離れてましたね。何より全体が少し間延びしてしまっている感じでした。ここは吉田監督が仰った「メンタル」の問題かなと思います。何というか、ただでさえアウェーなのにブエノ、北川という頼れる選手2人がいなかった事で怖気付いてしまった。7分、17分と広瀬に危ないシュートを撃たれて、その恐れが増してしまったのもあるでしょう。でも逆に言うと危ないシーンはそれくらいで、どちらもペースを掴んでいるわけではありませんでした。にも関わらず、前節の広島戦とは別人のようなサッカーになってしまい、結果として先制点を許してしまった。で、「ヤバい。何とかしなきゃ。」って感じになって逆に神戸陣内に攻め込む時間が増え、36分のCKから住吉のこの試合初シュートにつながったわけですが、「出来るんなら最初からやれよ!」って話なんですよ。そりゃ吉田監督じゃなくても怒ります。まあまだ始めてからそれほどたってないので今のサッカーに自信を持てと言われても無理かもしれませんが、少なくともホームだろうとアウェーだろうと「絶対に勝つ!」という強いメンタルを持って戦わないとダメだし、それが出来ないと本当に強いチームにはなれないと思います。

 後半はカピシャーバと千葉に代えてブルネッティと井上を投入し、システムも3-4-2-1に代えて臨みました。ただ吉田監督のコメントなどから考えるに「窮余の策」だったと思われます。カピシャーバは恐らく時間制限があったんじゃないかと思われますし、千葉も前半の終わり頃のプレーでどこか痛めた感じだったので。利樹もアルフレド ステファンスもいなかったので、今いる選手で戦うには3-4-2-1でやるしかなかったのでしょう。あくまで憶測ですけどね。ただそんな急場しのぎのシステムが通用するはずもなく、急造3バックの連携ミスを突かれてフリーでペナまでボールを持ち出され、吉田のハンドにつながってしまいました。吉田は相手を防ごうと精一杯やってくれたので、責められないです。このPKを扇原に決められて0-2。まだ時間は残っていますが、かなり苦しい状況になってしまいました。

 救い、とまではいかないですが、この後ボールを握る時間を増やして「何とか追いつこう」と頑張ってくれたのは良かったと思います。まあ神戸も2点差あるので、ある程度攻め込まれてもはね返せばいいという感じで戦っていたとは思います。ただ、慣れないシステムながらも何とかサイドを起点にして攻めようという意思は感じました。たまにカウンターを受けても住吉を中心にはね返す事が出来ていたのも良かったです。また今季初めて公式戦に出場した井上、ブルネッティが45分間プレー出来たのも収穫でした。まあ井上はプレーの荒さが気になったし、ブルネッティは失点に繋がる神戸のカウンターの場面で不用意につり出された挙句に戻りも遅いという失態をやらかしてしまいましたが、2人とも期待している選手ですからね。井上は貴重なサイドアタッカーとして、ブルネッティはCB、SB両方出来る左利きプレイヤーとして。この2人がようやく戦線に復帰してくれた事は大きいと思います。一方で別の選手に怪我やコンディション不良が相次いで、相変わらず台所事情が苦しいのは頭の痛いところですが。

 久々に90分で負けたのは悔しいですし、内容も悪かったので尚更です。ただ、長いシーズンですからこういう試合もあります。試合毎に何が足りなかったのかを把握し修正して次の試合に臨み、そこでもまた課題を洗い出して潰していくというのがシーズンの流れです。今回のようなワーストゲームからも多くの学びが得られたはず。それを糧として次の試合に臨んでくれると思うので、そこでの戦いぶりに注目したいです。

4.まとめ

 次はアウェーでの長崎戦。中3日、しかも水曜のナイトゲームから翌日帰静して準備、ですから、修正といっても簡単ではありません。相手の長崎の、特に前の選手は強烈ですしね。ただ、アウェーとはいえ連敗は許されません。大変だとは思いますが、何とか食い下がって、勝ち点を持ち帰って欲しいです。

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