まだまだ未完成(2/8 名古屋戦)
えーと、随分更新を怠ってしまってすみません。今年に入ってから仕事が忙しくて、昨年までなら開幕前の展望とか書いていたのですが、そういうヒマがなかなかとれなかったもので。といいつつ、きっちり名古屋戦は観に行きましたが。
という事で、Jリーグ百年構想リーグ開幕という事で、豊スタまで行って来ました。まあ寒かったの何の。僕はバックスタンドの二階席から観ていまして、そこには陽が当たっていたので少なくとも前半は寒さは全然感じなかったのですが、陽が沈んでいくにしたがってバックスタンドも陽が射さなくなってきて、試合終了時には完全に日陰。そこからは風が強かったのもあって寒いの何の。試合終了後は名古屋サポの友人に飲み会に連れていってもらったのですが、店に着いて落ち着くまでは寒かったです。
試合に関してはタイトルの通り。ただ悲観する必要はないなとも思っています。
<明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 於 豊田スタジアム>
清水エスパルス 0ー1 名古屋グランパス
2.エスパルスのスタメン
SUB:梅田、北爪、弓場、針生、嶋本、小塚、大畑、千葉、高橋利
システムは4-3-3とも4-1-4-1ともとれる形。アンカーのブエノから前はほぼ予想通りのスタメンだったのに対し、後ろは右SBに大卒新人の日高を抜擢。思い切った布陣ともとれますが、SUBで最終ラインが出来るのは北爪と針生のみ。CBにもし何かあれば大畑を抜擢しなければならないという状態で、昨季から引き続きけが人が多いなぁという印象を持ちました。
2.名古屋の戦い方
昨季活発な補強をしながら16位に終わった名古屋は、長谷川監督が退任となり、広島、浦和、札幌の監督を歴任したミハイロ ペトロヴィッチ氏を監督に招聘しました。攻撃面での課題が多かった一方で、守備のやり方は基本昨季と同じくマンツーマンで行うので、守備面は大きく変わらず攻撃面を強化してくれると期待しての招聘だったようです。選手に関しては主力選手の退団はなく、札幌時代にペトロヴィッチ氏の薫陶を受けた高嶺を筆頭に、小屋松、マルクス ヴィニシウスを獲得して、戦力は更に強化された印象です。
システムは3-4-2-1。ペトロヴィッチ監督のチームらしく、ボール保持時は5トップ気味となり、ボールサイドのCBも上がってきて非常にぶ厚い攻撃を仕掛けてきたし、非保持時もリトリートした時は5バックでスペースを埋めてくるので、「昔の札幌っぽいイヤらしいチームになったなぁ」という印象を持ちました。
3.試合の感想
これを書いているのは次節の京都戦の前々日なので(汗、なるべく短めに書こうと思います。そう言っていてその通りになった試しがないですが(汗。
①前半の印象
前半と後半で印象が違うので、前後半に分けて感想を書こうと思います。
前半はお互いに新しい監督になって初めての公式戦という事で、両チームとも堅い印象でした。そんな中でも前半はエスパの方がやりたいサッカーが出来ていたのではないかと思います。特に非保持時は、4-4-2のブロックを基本にしながら積極的に前プレを仕掛けてパスコースを限定し中盤でボールを奪う形が出来ていました。前プレに際して誰がどういう順番で行くのかというのが整理されていたし、中盤でボールを奪う時もなるべくサンドして奪うというのが徹底されていたと思います。攻から守への切り替えも早くて、ボールを奪われてもすぐ奪い返す場面が何度もあって、戦術をしっかり落とし込んできたなぁという印象を強く持ちました。
ただ、その割にはシュートを撃たれてるんですよねぇ。前半だけで8本。原因としてはどうしてもボールサイドにブロックを圧縮する分、どうしても逆サイドにスペースが出来てしまって、そこへサイドチェンジのパスを出されてそこからボールを前に運ばれる場面が多かったです。この辺はある程度割り切ってはいたと思うのですが、21分頃の前半一番の被決定機がまさに右の原から左サイドへのサイドチェンジからだったので、こうしたボールに対してどう対応するか(まずはスライドを早くする事でしょうけど)は今後のカギになると思います。
一方のボール保持時に関してですが、こちらの方はまだまだですね。セフンが非常に逞しくなって戻ってくれて、彼へのロングボールに対して競り勝つ場面が非常に多かったのですが、そこからのセカンドボールを拾う仕組み作りがまだまだで、せっかくセフンが競り勝ってもその後が繋がらない場面が多かったです。また何とか相手を押し込んだとしてもそこからどう崩すのかの整備がまだ不十分でしたね。左はカピシャーバと松崎とで交通渋滞を起こしがちだったし、右も宇野の攻撃参加が不十分な上に北川も中に寄っていってしまって日高しかいないという感じで、前半に関しては決定機はオフサイドとなった北川のシュートくらい。前途多難だなぁという感じでした。
②後半の印象
しかし、後半に入るとエスパのギアが上がって、より前でボールを持てるようになりました。全体的にブロックの位置が上がり、そこからの前プレからボールを奪う場面が増えてきましたし、セフンが前で競り勝ったにも関わらずボールが繋がらない場面が減りました。そして52分には両サイドから揺さぶっての松崎のシュート、55分にはセフンのニアへのヘッドなどの惜しい場面も作り、「このままのペースでいければ」と思っていました。
が、先制したのは名古屋でした。
58分頃、藤井からのタテパスを山岸が斜め前に入れ、それにより抜け出した中山がどフリーの木村へクロス。これを木村が押し込みました。いったんはオフサイドと判定されたのですが、VARの結果ゴールが認められ、名古屋が先制点を奪いました。この場面、まず山岸に簡単にタテパスを受けさせたのが一番の問題。で、山岸はウチから見て左斜めにパスを送るのですが、この時点でカピシャーバが中途半端に前にいた分、吉田一人でマルクス ヴィニシウスの二人を見なくてはならない状態でした。こうなると吉田としては前にいるマルクス ヴィニシウスを見るのか、背中をとろうとしていた中山を見るのか迷いますよね。迷った結果パスを通させてしまったという感じじゃないかと思います。このパスを通させてしまった時点でアウトでしたね。結局、4-4のブロックがコンパクトになってなかったのが問題だったんじゃないかなぁと思います。ボールにプレッシャーがかかっていなかったので難しかったかもしれませんが、もう少し最終ラインの方を上げて全体をコンパクトにする必要があったと考えます。このへんが吉田監督が仰る「守備は7割くらい出来ていた」という残りの三割の部分かもしれませんね。
失点してからのエスパは全体的にバタバタしてしまった印象です。後半の立ち上がり同様に落ち着いて攻める事が出来ればチャンスを作れたと思うのですが、決定機といえるのは66分頃の北川のシュートと77分頃のCKから住吉が押し込もうとした場面くらい。それ以外は押し込む時間帯はあったものの余計にパスを繋ごうとしては引っかけられてカウンターを浴びる事の繰り返しだった印象です。吉田監督が仰るようにもっと思い切ってシュートを撃っても良かったと思う場面も多かったし、全体的にチグハグなまま終わってしまった感じでした。
③試合を通しての感想
全体としては、意図通りにやれているところは多かったと思いますが、やれていなかった部分も多くて、課題山積みという感じでした。特にボール保持時のところはまだまだの部分が多かったですね。せっかくのセフンの高さ・強さが活かしきれてなかったし、両サイドともに整備途上という印象を強く持ちました。1点とれば変わるかもしれませんけどね。非保持時に関しても、失点シーンはちょっとお粗末な感じだったので、「守備は目途が立った」とはとても言えない状態です。タイトル通りでまだまだ整備途上というか未完成という印象でしたね。
ただ、まだチームが始動して1か月。しかも前任の秋葉監督とは違って攻守に約束事の多いサッカーをやろうとしています。そういう方向転換をしたばかりですから、現時点で未完成なのが当たり前でしょう。メンバーも前の方は変わりましたしね。そしてまだ1か月しかたっていない割には前プレの仕方とかトランジションの速さとか思った以上に浸透しているな、と思える部分も多くありました。就任会見時、吉田監督は「試合をして課題が出て、それを修正して次の試合に臨むというサイクルを積み重ねるのが大事」という趣旨の発言をされました。まさにその通りですし、名古屋戦がダメだったから「今季はダメだぁ」と悲観する必要はないと思います。名古屋戦で出た諸々の課題をどう潰していくか、吉田監督の手腕に注目したいです。
4.まとめ
次はホーム・アイスタ日本平での京都戦です。2戦目もしんどい相手だなぁというのが正直な印象ですが、ホーム・アイスタ日本平での試合ですから負けるわけにはいきません。難しい試合になるでしょうけど、何とか勝って欲しいです。
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