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2025年12月 4日 (木)

今季を象徴する試合のような(11/30 湘南戦)

 僕の試合の感想記事って大体水曜か木曜にUPしてます。なのでこの記事もそこまでUPのタイミングが遅いってわけではないんですけど、何というか試合が終わってからここまでいろいろな事があったので、「何か随分昔にやった試合のような気がする」という錯覚に襲われてしまいます。

 という事で、これだけいろんな事があると「もう湘南戦はいいかな」って気にもなるのですが(汗、やはり僕のルーティンなので、頑張って書こうと思いますので、お付き合い頂ければ幸いです。

<明治安田J1リーグ 於 レモンガススタジアム平塚>

 エスパルス 0ー1 湘南ベルマーレ

1.エスパルスのスタメン

20251130

 SUB:梅田、蓮川、北爪、小塚、中原、松崎、嶋本、千葉、アルフレド ステファンス

 試合の前日か前々日くらいのインタビューで秋葉監督が「野心的なスタメン」みたいな事を仰ってたり、松崎あたりが「新しいシステム」みたいな事を言っていたり、実際前の週の練習試合では3-5-2を使って戦ったみたいなので、またシステムを変えたり千葉などの若い選手を使うのかなと思っていたのですが、実際にはそれほどチャレンジングなメンバーやシステムではなかったという印象です。ただ前節大量失点した事に対する反省からかGKを沖に変えるなどスタメンは少しいじってきました。

2.湘南の戦い方

 今季、開幕戦で鹿島を破り、そこから3連勝と最高のスタートを見せた湘南でしたが、その後はなかなか勝ち星をあげられず苦しいシーズンを送る事となりました。特に第16節の東京V戦で勝って以降は第35節の福岡戦まで19試合勝ち無し。この福岡戦での敗戦によりJ2降格が決まってしまいました。ウチとは第7節にアイスタで対戦して3-0で勝ちましたが、そんなに悪いサッカーをしているとは思えませんでした。湘南の伝統とも言える運動量の多さからくる鋭いカウンターを武器にしつつ後ろからのビルドアップによる攻撃も出来ていたので、この時点ではまさか湘南が降格するとは思いませんでした。夏に福田、畑、鈴木淳之介といった主力が相次いで海外に移籍してしまった影響もあると思いますが、それよりも僕達他サポにはわからない何かのボタンをかけ違えが起きて、それでリズムを崩してしまったような気がします。

 実際、この試合でのサッカーも悪いものではなかったです。3-5-2の基本システムで、3バックがボール保持している時に必ず誰かがウラを狙っていて、それにより前で起点を作って、それで押し込んでからは2トップ2インサイドハーフは勿論両WBやボールサイドのCBまで上がってきて迫力ある攻撃をしてきました。

3.試合の感想

 そんな湘南を相手にして序盤は互角だったのですが、どうにもエンジンがかかりきらない感じで、次第に前述した湘南の攻撃にラインを押し下げられるようになってしまい、20分くらいまでは自陣で耐え忍ぶ展開が続いてしまいました。ただ湘南もベタ引きしたエスパの5-4のブロックを打ち破るだけの力はなく、20分くらいからは少しずつボールを握る事が出来るようになり、41分の北川のヘッドなどのシーンを作りました。それだけに44分の失点が非常に痛かったですね。

 この場面は確かにゴラッソでした。あそこに蹴られたら沖としてはどうしようもないでしょう。ただ矢島の小野瀬に対する寄せが甘い上に、あっさりかわされてシュートコースを作られちゃっているのは拙いでしょう。またこの失点は吉田のブエノへのパスがずれたところから始まっているのですが、3人に囲まれているブエノにパスを出したのがそもそも疑問。その上ボールを奪われた後にウラへ走り出した鈴木章についていってしまって後ろに下がる事で、小野瀬がドリブルするスペースを作っちゃってるんですよね。結果的に。まあ今のウチのやり方だとそれで正なのかもしれませんが、ネガトラの局面で相手に釣られて下がってしまって、結果として相手にスペースを与えてしまったのは問題だったと思います。まあこれは吉田一人の責任というよりもああいうネガトラの局面でどう対応するかについての設計の問題だと思いますが。

 後半は先制された事でギアの入ったエスパが攻勢をかけ、55分のブエノのミドルなどのチャンスを作りました。その後57分の鈴木章のシュートを始めとして4本立て続けに際どいシュートを撃たれましたが、幸運にもそこで失点せず、70分に小塚、嶋本、ステファンスのフレッシュな選手を投入してからはまたエスパが湘南を押し込む時間が増えていきました。79分には千葉を入れて4バックにし、85分に湘南の松本が退場処分となってからはエスパが一方的に攻めたてました。しかし湘南のゴールを最後まで割る事が出来ず、0-1で敗れてしまいました。

 試合後のXのタイムラインでは辛口のポストが多かったです。「淡々とやっている感じ」とか「低調」とか「秋葉監督の退任が決まっているのに勝つ気あったのか」とか。僕も厳しめの見方をしていたんですけど、何日かしてから試合を観返して思い直しました。前半は確かに低調でしたけど後半は何とか追いつこうとしていたし、少なくとも「勝つ気がなかった」とは絶対に思いません。特に70分以降からブエノはエグいクサビのパスを何本も通していたし、松崎はそれを受けたり右サイドで山原と連係したりしながら獅子奮迅の働きを見せていました。千葉も同じくブエノのクサビを受けて味方に展開して、90+1分にはCKから彼らしいボレーシュートを撃ちました。カピシャーバも慣れない右WBをやって、最後は左のSBを任されて、ATに足が攣って走れなくなるくらい戦っていました。みんな頑張っていたんですよ。但し個人個人は。

 秋葉監督の個を重視したチーム作りによって成長した選手は間違いなくいます。前述の松崎とか。ただサッカーは11人対11人のスポーツ。複数の選手が有機的に意図を持って動く事で単なる11人の力以上のものを生み出すものだと思っています。そのためには個人のひらめきに頼るだけでは限界があるし、強くなっていくには想定される局面で選手達がどう動くかをある程度意思統一する必要があり、逆に今季のエスパルスはそこが不十分なために第19節のC大阪戦からどこか閉塞感を感じる戦いをしてしまったというのが僕の認識です。この試合での失点シーンがまさにそうですよね。その意味ではこの試合は今季を象徴する試合だったような気がします。

4.まとめ

 というわけで、何とも残念な敗戦となってしまいました。次はいよいよ最終節。ホーム・アイスタ日本平での今季最終戦です。このどこか重苦しさを感じる状況を打開するのは簡単ではありません。しかしながら次は秋葉監督や依田さんをはじめとするコーチ陣、そして乾、矢島、宮本にとってエスパルスでの最後の試合です(中には何年後かに戻ってくる人もいるかもしれませんが)。彼らを笑い合いながら送り出してあげるためにも、何としても勝って欲しいです。

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