2024年シーズンオフの動き その10
明日(1/6)は憂鬱な仕事始め(汗である一方、心躍るエスパルスの新チームの始動日です。何とも複雑な面持ちの中、今日(1/5)も動きがありました。
〇加入
中原 輝(MF 鳥栖から期限付移籍)
〇退団
安藤 阿雄依(MF 沖縄SVへ育成型期限付移籍)
オ セフン(FW 町田への期限付移籍期間満了後町田へ完全移籍)
まずは退団する選手から。安藤の沖縄SVへの育成型期限付移籍が発表されました。一年目の一昨季にいきなり沼津へ武者修行に出て1年間プレーして昨季エスパに復帰しました。練習ではいいプレーを見せていたと聞きますが、カルリーニョス、ブラガといった主力組を脅かすまでには至らず、ルヴァン杯、天皇杯に出場しただけに留まりました。なので今季は武者修行に出る可能性が高いかなと思っていましたが、JFLの沖縄SVで修行する事となりました。サイドでのスピードある突破という自分の武器がありますから、それを沖縄SVで発揮して、ウチを含むJクラブに存在感を見せつけて欲しいです。
次にオ セフンについてですが、こちらも予想通りですかね。2022年の3月頃に加入したものの一昨季と合わせての2年間で出場試合は38試合でうちスタメン出場はわずか8試合。心機一転という事で期限付移籍した町田では33試合に出場(うちスタメン出場が29試合)して8ゴールをあげ、前線の起点として活躍して町田の上位進出に貢献しました。こうなると今季も町田でプレーする事を選択するのは当然だと思います。こちらとしては2022年に国内の反対を押し切って加入させたのにあまり活躍の場を与えてあげられなかった事が申し訳なく思いますが、ウチがオファーしてなければ町田でプレーする事がなかった可能性が高いので、難しいところですね。ウチではなかなか活躍の機会がなかったのですが、一昨季の秋葉監督になっての初戦で決勝ゴールをあげてリーグ戦初勝利をもたらしてくれたのは良い思い出です。町田でも頑張って欲しいです。(でも海外志向が強そうですが、どうするのでしょうね?)
一方新加入として、中原の期限付移籍での加入が発表されました。左利きのアタッカーで、昨季は鳥栖で22試合に出場し、最終節で磐田を奈落の底に落とす2ゴールをアシストしています。ただそれ以上に印象深いのは一昨季の東京Vでのプレーですね。夏に加入し、右サイドのアタッカーとして活躍し、第41節の栃木戦で決勝点となる直接FKを決め、プレーオフ決勝ではあのPKに繋がるラストプレーを出しています。ただ一番印象に残っているのは第38節の千葉戦です。前半2失点して劣勢の中で1得点目となる89分の長谷川のゴールをアシストし、その後の2得点にも絡んで東京Vの大逆転勝利に貢献しました。この試合はリアタイで観ていて「うわぁ、イヤな選手がいるんだなぁ」と思ったものです(勿論この時はプレーオフ決勝で対戦するなんて全く考えてませんでしたが(汗)。昨季のエスパは、左利きのアタッカーとしては松崎がいますが、左利きのプレースキッカーがいなかったので「ここは絶対補強すべき」と思っていました。だから弓場に続いて中原を獲得出来たのは大きいと思ってます。恐らくは松崎と右サイドハーフのポジション争いをする事になると思いますが、大いに刺激し合って欲しいと思います。
この他アジズとタンキの契約更新も発表されており、これにより、昨季エスパに在籍もしくは契約のあった選手で去就未定なのはカルリーニョスのみとなりました。彼の去就は引き続き注目する必要があります。それ以外の陣容はほぼ固まりましたが、原テルの退団によりSB,WB要員が明らかに足りないと感じます。北爪、吉田、山原の3人しかいませんから(高木も出来ますが)。ここについては今も動いているんじゃないかと思うので、ここの動向も注視していきたいです。1/8の新体制発表記者会見でも言及があるかもしれませんね。
何にせよ明日から三保でのトレーニングが始まります。楽しみです。
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