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2025年1月 8日 (水)

2024年シーズンオフの動き その11

 今日(1/8)、エスパルスの新体制発表記者会見が行われましたが、その直前の9時半に新加入選手のリリースがありました。

 〇加入

  マテウス ブエノ(MF グアラニFC(ブラジル)から完全移籍)

 ブラジルの名門であるグアラニFCからマテウス ブエノの加入が発表されました。昨年暮れにブラジル国内での報道があったのですが、その後続方がなかったので破談になったのかなと思っていました。が、新体制発表記者会見当日の朝に何の前触れもなく加入をリリース。しかも報道の段階ではレンタルとの事でしたが完全移籍での加入。相変わらず強化部のステルスっぷりには驚かされます。良い事だと思ってますが。

 マテウス ブエノは26歳のボランチ。コリチーバでプロキャリアをスタートさせ、2021年にポルトガル1部のジル ヴィテンセFCに移籍して2シーズンプレー。2023年7月にブラジルに戻って、グアラニFCでボランチの主力として活躍しました。で、彼のプレー動画を見ましたが、反町GMがリリースの中で「攻撃センスが抜群」と絶賛した通りで、非常に視野が広くてロングパスの精度が高く、近くの味方とのパス交換も巧み。またチャンスとなればゴール前にも飛び出していくBox to Boxのプレーが出来るタイプです。また守備時のボールの奪い方も上手く強度も高そうなので、いかにも反町GMと秋葉監督が好きそうなプレーヤーだと感じました。ビザ取得の関係で来日は遅れるみたいですし、日本特有のプレーの速さに慣れる必要もありますが、フィットすれば大きな戦力になると思います。これでボランチは、残念ながら中村は抜けてしまいましたが、昨季の主力だった宮本と宇野に加えてBox to Boxでのプレーが出来る弓場とマテウス ブエノ、そして高卒ながらこの世代屈指の実力を持つ嶋本の5人を揃える事が出来ました。また試合の状況によって長身の羽田を入れる事も可能です。この6人が今季のエスパルスにどのような色を付けていくのか楽しみです。

 まだカルリーニョスと契約交渉中で、また今後新加入が全くないとは限りませんが、基本的には新チームの体制が固まりました。これを踏まえて今季の編成作業に関する雑感みたいな記事を明日(1/9)にでもUPしようと思います。またアカデミーのスタッフについても別途書きたいと思ってます。

 余談ですが、マテウス ブエノの移籍元となるグアラニFCについてウィキレベルで軽く調べたところ、今は2部(セリエB)に属していますが、1911年に創設された名門で、1部で優勝した事もある模様。その歴史のためか歴代の所属選手にはリカルド ローシャ、マウロ シウバ、カレッカ、ソニー アンデルソンといった錚々たる名前が。エスパ絡みでも、半年間だけ在籍した後デポルティボ ラ コルーニャの全盛期に活躍したジャウミーニャや2008年から2年間プレーしたマルコス パウロもプレーしていたそうです。ご興味のある方はウィキで検索してみてはいかがでしょうか。

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