2025年のアカデミーのスタッフについて思う事
先週の1/8に2025年の新体制発表記者会見が行われました。それと同タイミングで2025年シーズンのアカデミーの新体制についても発表がなされました。この事について書くのが遅くなってしまったのですが、新体制を見て全く事情を知らないシロートの僕なりに思った事を書き連ねようと思います。
エスパルスの公式HPでリリースされた2025年シーズンのアカデミースタッフの新体制は下記リンクの通りです。
先週の1/8に2025年の新体制発表記者会見が行われました。それと同タイミングで2025年シーズンのアカデミーの新体制についても発表がなされました。この事について書くのが遅くなってしまったのですが、新体制を見て全く事情を知らないシロートの僕なりに思った事を書き連ねようと思います。
エスパルスの公式HPでリリースされた2025年シーズンのアカデミースタッフの新体制は下記リンクの通りです。
昨日(1/8)、エスパルスの新体制発表記者会見が行われ、来日出来ていないアフメドフとマテウス ブエノ以外の新加入選手が紹介されました。反町GMが「移籍ウィンドウは3月までオープンしているので、入ってくる事も出ていく事もあり得る」という当たり前と言えば当たり前のコメントをされた通り今後も新たな選手が入ってくる可能性はあります。ただ基本的には昨日段階で背番号が発表された選手で今季のJ1を戦っていく事になると思われます(交渉中のカルリーニョスの去就もありますが)。そこで昨日(1/8)の記事で予告した通り、昨日までのシーズンオフの動きについての僕から見た雑感を書こうと思います。
まずは今オフのIN、OUTをまとめると以下の通りとなります。
〇IN
・完全移籍加入:9人(カピシャーバ、宇野、弓場、蓮川、小塚、羽田、住吉、アフメドフ、マテウス ブエノ)
・期限付移籍加入:1人(中原)
・新人獲得:4人(西原、小竹、嶋本、佐々木)
・期限付移籍より復帰:1人(齊藤)
〇OUT
・期限付移籍:3人(川谷、加藤、安藤)
・期限付移籍延長:3人(千葉、川本、落合)
・退団:8人(永井、中村、成岡、ブラガ、原、西澤、白崎、セフン)
今日(1/8)、エスパルスの新体制発表記者会見が行われましたが、その直前の9時半に新加入選手のリリースがありました。
〇加入
マテウス ブエノ(MF グアラニFC(ブラジル)から完全移籍)
ブラジルの名門であるグアラニFCからマテウス ブエノの加入が発表されました。昨年暮れにブラジル国内での報道があったのですが、その後続方がなかったので破談になったのかなと思っていました。が、新体制発表記者会見当日の朝に何の前触れもなく加入をリリース。しかも報道の段階ではレンタルとの事でしたが完全移籍での加入。相変わらず強化部のステルスっぷりには驚かされます。良い事だと思ってますが。
マテウス ブエノは26歳のボランチ。コリチーバでプロキャリアをスタートさせ、2021年にポルトガル1部のジル ヴィテンセFCに移籍して2シーズンプレー。2023年7月にブラジルに戻って、グアラニFCでボランチの主力として活躍しました。で、彼のプレー動画を見ましたが、反町GMがリリースの中で「攻撃センスが抜群」と絶賛した通りで、非常に視野が広くてロングパスの精度が高く、近くの味方とのパス交換も巧み。またチャンスとなればゴール前にも飛び出していくBox to Boxのプレーが出来るタイプです。また守備時のボールの奪い方も上手く強度も高そうなので、いかにも反町GMと秋葉監督が好きそうなプレーヤーだと感じました。ビザ取得の関係で来日は遅れるみたいですし、日本特有のプレーの速さに慣れる必要もありますが、フィットすれば大きな戦力になると思います。これでボランチは、残念ながら中村は抜けてしまいましたが、昨季の主力だった宮本と宇野に加えてBox to Boxでのプレーが出来る弓場とマテウス ブエノ、そして高卒ながらこの世代屈指の実力を持つ嶋本の5人を揃える事が出来ました。また試合の状況によって長身の羽田を入れる事も可能です。この6人が今季のエスパルスにどのような色を付けていくのか楽しみです。
まだカルリーニョスと契約交渉中で、また今後新加入が全くないとは限りませんが、基本的には新チームの体制が固まりました。これを踏まえて今季の編成作業に関する雑感みたいな記事を明日(1/9)にでもUPしようと思います。またアカデミーのスタッフについても別途書きたいと思ってます。
余談ですが、マテウス ブエノの移籍元となるグアラニFCについてウィキレベルで軽く調べたところ、今は2部(セリエB)に属していますが、1911年に創設された名門で、1部で優勝した事もある模様。その歴史のためか歴代の所属選手にはリカルド ローシャ、マウロ シウバ、カレッカ、ソニー アンデルソンといった錚々たる名前が。エスパ絡みでも、半年間だけ在籍した後デポルティボ ラ コルーニャの全盛期に活躍したジャウミーニャや2008年から2年間プレーしたマルコス パウロもプレーしていたそうです。ご興味のある方はウィキで検索してみてはいかがでしょうか。
※ブログランキング参加中です。
明日(1/6)は憂鬱な仕事始め(汗である一方、心躍るエスパルスの新チームの始動日です。何とも複雑な面持ちの中、今日(1/5)も動きがありました。
〇加入
中原 輝(MF 鳥栖から期限付移籍)
〇退団
安藤 阿雄依(MF 沖縄SVへ育成型期限付移籍)
オ セフン(FW 町田への期限付移籍期間満了後町田へ完全移籍)
まずは退団する選手から。安藤の沖縄SVへの育成型期限付移籍が発表されました。一年目の一昨季にいきなり沼津へ武者修行に出て1年間プレーして昨季エスパに復帰しました。練習ではいいプレーを見せていたと聞きますが、カルリーニョス、ブラガといった主力組を脅かすまでには至らず、ルヴァン杯、天皇杯に出場しただけに留まりました。なので今季は武者修行に出る可能性が高いかなと思っていましたが、JFLの沖縄SVで修行する事となりました。サイドでのスピードある突破という自分の武器がありますから、それを沖縄SVで発揮して、ウチを含むJクラブに存在感を見せつけて欲しいです。
次にオ セフンについてですが、こちらも予想通りですかね。2022年の3月頃に加入したものの一昨季と合わせての2年間で出場試合は38試合でうちスタメン出場はわずか8試合。心機一転という事で期限付移籍した町田では33試合に出場(うちスタメン出場が29試合)して8ゴールをあげ、前線の起点として活躍して町田の上位進出に貢献しました。こうなると今季も町田でプレーする事を選択するのは当然だと思います。こちらとしては2022年に国内の反対を押し切って加入させたのにあまり活躍の場を与えてあげられなかった事が申し訳なく思いますが、ウチがオファーしてなければ町田でプレーする事がなかった可能性が高いので、難しいところですね。ウチではなかなか活躍の機会がなかったのですが、一昨季の秋葉監督になっての初戦で決勝ゴールをあげてリーグ戦初勝利をもたらしてくれたのは良い思い出です。町田でも頑張って欲しいです。(でも海外志向が強そうですが、どうするのでしょうね?)
一方新加入として、中原の期限付移籍での加入が発表されました。左利きのアタッカーで、昨季は鳥栖で22試合に出場し、最終節で磐田を奈落の底に落とす2ゴールをアシストしています。ただそれ以上に印象深いのは一昨季の東京Vでのプレーですね。夏に加入し、右サイドのアタッカーとして活躍し、第41節の栃木戦で決勝点となる直接FKを決め、プレーオフ決勝ではあのPKに繋がるラストプレーを出しています。ただ一番印象に残っているのは第38節の千葉戦です。前半2失点して劣勢の中で1得点目となる89分の長谷川のゴールをアシストし、その後の2得点にも絡んで東京Vの大逆転勝利に貢献しました。この試合はリアタイで観ていて「うわぁ、イヤな選手がいるんだなぁ」と思ったものです(勿論この時はプレーオフ決勝で対戦するなんて全く考えてませんでしたが(汗)。昨季のエスパは、左利きのアタッカーとしては松崎がいますが、左利きのプレースキッカーがいなかったので「ここは絶対補強すべき」と思っていました。だから弓場に続いて中原を獲得出来たのは大きいと思ってます。恐らくは松崎と右サイドハーフのポジション争いをする事になると思いますが、大いに刺激し合って欲しいと思います。
この他アジズとタンキの契約更新も発表されており、これにより、昨季エスパに在籍もしくは契約のあった選手で去就未定なのはカルリーニョスのみとなりました。彼の去就は引き続き注目する必要があります。それ以外の陣容はほぼ固まりましたが、原テルの退団によりSB,WB要員が明らかに足りないと感じます。北爪、吉田、山原の3人しかいませんから(高木も出来ますが)。ここについては今も動いているんじゃないかと思うので、ここの動向も注視していきたいです。1/8の新体制発表記者会見でも言及があるかもしれませんね。
何にせよ明日から三保でのトレーニングが始まります。楽しみです。
※ブログランキング参加中です。
三が日が終わり、明後日には仕事始めです。エスパルスも明後日から新チームが始動する事になっていますが、それに向けて編成作業も終盤となり、今日(1/4)新たなリリースがありました。
〇加入
アフメド アフメドフ(FW FCスパルタク ヴァルナ(ブルガリア)から完全移籍)
〇退団
白崎 凌兵(MF 町田へ完全移籍)
リリースされた順に書きます。まずは白崎から。これは移籍前のエスパでの状況と町田に移籍してからの事を考えれば予想される事でした。エスパでは15試合に出場し、出場すれば自分の役割を確実にこなしてくれていたものの、スタメン出場はこのうち5試合のみ。夏に町田に移籍してからはボランチのスタメンの座を勝ち取り、14試合に出場(うち13試合がスタメン)して1得点。プレー時間も倍近い差があります。こうなると選手としてはより出場機会が多く与えられると予想されるチームを選択するのは当然だと思います。サッカー選手の選手生命は短いですからね。白崎の思い出としては、今季に限ってあげると、ホームの千葉戦でブラガの先制点を呼び込む前への飛び出しが白崎らしいプレーだなという事で印象深いです。試合開始4分での松崎の負傷による緊急出場にも関わらずああいうプレーが出来るのが彼の良さだよなと思います。白崎には2022年に復帰してくれて以来、苦労ばかりかけていたイメージがあるので申し訳ない気がしますが、その分町田で頑張って欲しいです。
一方、新加入選手として現役ブルガリア代表のアフメド アフメドフの完全移籍での加入が発表されました。名前や映像で見た得点後のお祈りの仕方を見る限りトルコ系のブルガリア人ではないかなと思います。あのあたりはかつてはオスマン・トルコの支配下でしたからね。で、チェルノモレツ・ブルガスでキャリアをスタートさせ、CSKAソフィアなどブルガリア国内のクラブを渡り歩き、スパルタク ヴァルナでは2023-2024年シーズンは33試合で21得点をあげてスパルタク ヴァルナの1部昇格に貢献し、今シーズンもここまで19試合で16得点をあげています。なお2020-2021シーズンに半年間だけレンタルでアゼルヴァイジャンのクラブでプレーしており、その時のチームメイトには元日本代表の本田圭佑もいたそうです。
プレースタイルは典型的なストライカータイプですが、ベルバトフなどのかつてのブルガリア代表選手と同様足元が巧みでシュートが上手いですね。また利き足は左ですが右足でのシュートも上手いです。また反町GM曰くドリブルでの強引な突破やスペースへ走ってのチャンスメイクなども出来る選手との事。ラインブレイクを求められる今のエスパのサッカーに合致する選手のようです。北川などの既存の選手との連携からどういう化学反応を起こすのかが楽しみですし、早くプレーを見てみたいですね。(来日は少し遅れるかもですが)
これでウワサ通りにFWの選手が加入したわけですが、まだ未更新のタンキやアジズとの絡みがどうなるかが気になるところですね。セフンに関しては退団の可能性が高そうですが。また他の未更新の選手達の動向も気になるところです。
※ブログランキング参加中です。
2025年となりました。今年もよろしくお願い致します。
長年エスパルスを観てきた自分にとっては、目標たったJ2復帰を達成し、かつ久しぶりにタイトルを獲得したエスパルスを観る事が出来、非常に充実した年となりました。2025年シーズンは3年ぶりのJ1での戦いとなります。毎年レベルが上がっていくJ1において、まずはそのレベルに如何に早くアジャストするかを問われるシーズンになるでしょう。その過程で我慢を強いられる事もあるかと思います。そんな中でも昨季久々のタイトルをもたらした権田、原テル、西澤が語っていた「アイスタのポジティブな空気感」を保ち続けてチームを勇気付けるサポートをしていったら、やがてはJ1のレベルへアジャストして存在感のある戦いをしてくれるようになると思うので、それを信じてサポートしていきたいですね。
かく言う僕もゴール裏民ではありませんがハンドクラップくらいはして選手達をサポートしていこうと思ってますし、昨年までと同様に試合でおこった事、それを見て感じた事をブログ記事で共有させて頂くつもりです。例によってダラダラと長めの記事になりますが、お付き合い頂ければ幸いです。エスパルス以外の事でもサッカー絡みで感じた事があれば記事にするつもりです。予定は未定ですが(汗。
という事で、改めて今年もよろしくお願い致します。
※ブログランキング参加中です。
最近のコメント