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2024年12月30日 (月)

激動の12月30日前編(2024年シーズンオフの動き その7)

 今季のエスパルスは「働き方改革」か何かは知りませんがw土日のリリースを出さなくなっています。このため多くの選手の動向が不明な状態でした。そして週が明けた月曜の今日(12/30)、まるで夏休みの宿題を片付けるかの如く12人もの選手の加入・退団・契約更新のリリースを発表しました。おかげでエスパサポとしては大いに感情を揺さぶられる日になったかと思います。GMが反町さんになってSっ気が強くなったんですかねwww。(冗談です(汗))

 以下、今日発表された加入・退団のリストです。

 〇加入

  蓮川 壮大(DF FC東京からの期限付移籍期間満了後FC東京から完全移籍)
  小塚 和季(MF ソウルイーランドFCから完全移籍)
  羽田 健人(DF 大分から完全移籍)
  斎藤 聖七(MF 群馬への期限付移籍期間満了後復帰)
  住吉 ジェラニレショーン(DF 広島からの期限付移籍期間満了後広島から完全移籍)

 〇退団

  成岡 輝瑠(MF 山口へ完全移籍)
  菊地 脩太(DF 山形への期限付移籍期間満了後FC琉球OKINAWAへ期限付移籍)
  ルーカス ブラガ(MF サントスFCからの期限付移籍期間満了)
  原 輝綺(MF 名古屋へ完全移籍)
  西澤 健太(MF 鳥栖へ完全移籍)

 契約更新を除いてもこの人数で、さすがにこの人数を1つの記事でまとめるのは困難なので、2つに分けます。まずは加入した選手から。

 朝一番にリリースされたのが蓮川の完全移籍での加入でした。今季FC東京からレンタルで加入し、開幕戦から住吉と共にスタメンに名を連ね、アグレッシブな守備と強気なラインコントロールでエスパサポのハートを掴み、エスパの開幕ダッシュを支えてくれました。ホームの仙台戦で大怪我を負ってしまって長期間戦線を離脱する事となりましたが、スタメン復帰したアウェイでの鹿児島戦で相変わらずの強気なラインコントロールを見せ、終盤の36節からの3連戦でスタメンを掴むと3試合連続のクリーンシートに貢献。プロ入り初ゴールがJ2優勝を決める決勝点となるという「持っている」ところまで見せ、今季の目標達成に大きく貢献してくれました。当然僕達サポとしては来季も引き続きエスパでプレーする事を望んでいましたが、蓮川にとってはFC東京はアカデミーからお世話になったクラブであり、決断は簡単ではなかったと思います。にも関わらず最終的にエスパルスに来る事を決断してくれた事、そんな蓮川の決断を快く受け入れてくれたエスパとFC東京の両クラブに感謝したいです。来季はJ1での戦いになりますが、高橋と後述の住吉と共に最終ラインを支えてくれる事を心から期待しています。

 次にMFの小塚について。帝京長岡出身のセントラルMFとの事ですが、大分や川崎でプレーしていたよな、というくらいで、失礼ながら印象が薄かったです。で、プレー集を見たのですが、確かに欲しくなるタイプの選手だなと思いました。乾とは違ったタイプだけどボールテクニックは繊細だし視野が広いです。特に2015年に新潟から期限付移籍で加入した山口で庄司とボランチコンビを組んでJ3優勝・J2初昇格に貢献したとの事。2016年は小塚は新潟に戻ってしまったので残念ながらエスパとは入れ違いになってしまいましたが、もし2016年も山口にいたら覚えていたでしょうね。その後甲府、大分、川崎でプレーした後昨年に韓国に渡り1年半プレーしていましたが、恐らくは反町GMからのラブコールを受けてエスパへの加入を決断してくれたものと思われます。ボランチやトップ下でプレーしてきたので、たぶん乾とのポジション争いをする事になるのではないかと思います。早くプレーを生で観てみたいです。

 続いて大分から加入した羽田について。すみません。失礼ながらあまり印象がないのですが、調べたところ大分と対戦した時に結構出場してますね。2020年、2021年とJ1で対戦した時は途中出場でしたけど、昨季アウェイで対戦した時は3バックの中央でスタメン出場していて、185cmの長身を活かした堅実なDFをしてました。ただATに白崎にボールを奪われてGKと1対1になりそうなところを後ろから倒して一発退場を食らってしまってますが。あとDFとしての加入のようですが、ボランチとしても多く出場していて、その分足元も上手いとの事。今季は怪我のために3試合しか出場できず今季限りで大分とは契約満了になりましたが、ボランチとCBの両方をこなせる事に目を付けたエスパが声をかけて今回の加入となりました。本人としては不完全燃焼だった今季から心機一転して頑張りたいと思ってくれているでしょうから、それに期待したいです。

 次に齊藤聖七。群馬に1年間武者修行に出ていましたが、シーズン前に負ってしまった大怪我で出遅れてしまい、リーグ戦終盤の2試合に途中出場したのみに終わってしまいました。こちらも羽田同様、あるいは羽田以上に悔しさの残るシーズンだったと思います。今季はエスパルスに戻ってのプレーとなります。厳しい競争が待っていますが、本人も言っていたように「死に物狂いで頑張って」存在感をアピールして欲しいです。チャンスはあると思うので。

 最後にリリースがあったのが住吉の完全移籍での加入。蓮川と同様に広島から期限付で加入しての1年目ながら開幕戦のスタメンを奪取し、持ち味の身体能力の高さ、強さでエスパサポの心を掴み、エスパの開幕ダッシュに貢献してくれました。特に第9節のアウェイでの甲府戦でのATの勝ち越しゴールはインパクトが大きかったですね。その後も小さな怪我はあったものの31試合出場うち30試合スタメン出場で4得点と、クラブの目標達成に大きく貢献してくれました。それだけに去就が大いに注目されていたわけですが、最終的にはエスパルスに完全移籍する事を決断してくれました。こちらも広島からの移籍を決断するのは簡単ではなかったと思うので、エスパを選んでくれたのは嬉しいです。また来季ACL出場で試合数が増える中で住吉を送り出してくれた広島にも感謝したいですね。J1は身体能力に優れたFWが多くいるので住吉がいてくれるのは心強いです。期待したいですね。

 ひとまず本記事はここまで。次の記事で退団する選手について書きます。

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