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2024年12月27日 (金)

2024年シーズンオフの動き その6

 今日(12/27)も公式からのリリースが2つありましたが、どちらも退団の件でした。

 〇退団

  中村 亮太郎(MF 鹿島からの期限付移籍期間満了後鹿島から山形へ完全移籍)
  加藤 拓巳(FW 相模原へ期限付移籍)

 まず中村の期限付移籍期間満了と山形への完全移籍が発表されました。これは驚きました。今季のボランチの主力であり、J2優勝、J1復帰に大いに貢献してくれた選手ですからね。てっきり鹿島から完全移籍の形で来てもらうものと思ってました。ただ、ここからは推察ですが、今季はレンタルで来て活躍してくれた選手が5人いるけど、5人全員買い取れるほどの予算がなかったのではないかと。で、最初はレンタルの期間延長で調整しようとしたけど鹿島に断られ、買い取るかどうか考えた時に他で補強したいポジションもある中で全員を買い取るだけの予算は出せないという事で、優先順位を付けた結果こういう決断になったのだろうと思います。同時期に弓場が来てくれそうだという情報があったのも作用したでしょうね。この判断が正しいか否かは現時点では誰も判断できないでしょう。判断できるようになるのは来季のJ1が終わってから。ですので、中村の今季のエスパでの貢献を無駄にしないためにも、来季まずは残留目指して頑張るしかないです。

 一方で、中村が今季のエスパルスの目標である「J2優勝・J1復帰」の達成に大いに貢献してくれた事実が色あせる事はありません。それはクラブも同じ思いでしょう。昨季レギュラーだった白崎を押しのけて開幕からボランチのスタメンを務め、リーグ戦36試合に出場(うち30試合スタメン)し、運動量とポジショニングの上手さ、ボール保持時の展開力でチームに貢献してくれました。特にホーム山口戦での矢島のループシュートを引き出したピンポイントのパスは絶品でしたし、終盤のアウェイ栃木戦でのJ1復帰、ホームいわき戦でのJ2優勝をもたらした決勝点で2つともアシストしてくれた事を僕達は忘れる事はないでしょう。1年間素晴らしいプレーをありがとうございました。移籍先の山形でもボランチのスタメン争いはし烈ですが中村なら負けないと思いますし、来季山形をJ1昇格させてクラブを見返して欲しいです。僕達はそんな彼と再来年J1で再会できるように来年は頑張らないと、ですね。

 また加藤の相模原への期限付移籍も発表されました。加入してからの3年間は怪我に泣かされ続けて、本人としては本当にしんどかったと思います。ただそんな素振りを殆ど見せず、選手会長として縁の下からチームを盛り上げてくれていたと思いますし、そうした彼の姿勢もクラブの目標達成に一役かっていたと思います。それだけに最終戦の熊本戦では出してあげたかったですけどね。終盤結構アップアップだったので秋葉監督が加藤を出さなかった判断は間違っていなかったと思いますが。とはいえ加藤がチームに貢献してくれた事をクラブも認識していたからこその期限付移籍だと思います。クラブの思いに応えるためにも、また「盛り上げ役だけじゃねーぞ」という姿を見せるためにも、相模原で大いに暴れて欲しいです。

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