2024年シーズンオフの動き スタッフ編その2
先週末にJ2の各クラブの番記者さんが何人かでそれぞれの担当チームの今季を振り返るという動画を見たのですが、その中で長崎の番記者の方から「今季はコーチの玉突き人事というか入れ替えがおきている」という話がありました。「へぇ、そうなんだ」程度の認識だったのですが、週明け早々にウチでも動きがありました。
トップチームのコーチングスタッフとして3人の方が加入する事が発表されました。12/1に、2007年から分析担当をされてきた栗山さんと2022年からフィジカルコーチを務めてこられた新田さんの2人が退任される事が発表されましたが、そのお2人に代わる人事と言えそうです。
まずヘッドコーチとして上野優作さんが加入されました。年齢的には斎藤俊秀さんと同期で、96年に福岡へ加入。その後広島を経て2003年から新潟へ加入し、新潟のJ1昇格に貢献されました。この時の監督がウチのGMである反町さんで、秋葉さんともこの時に一緒にプレーされています。2008年に栃木SCで引退された後2010年から栃木SCでコーチ業をスタートさせ、2015年から浦和の育成部門に移って、2019~2020年には浦和のトップチームのコーチもされています。で、2021年から2年間日本代表のコーチをして、2023年からは岐阜の監督に就任して、J3で8位の成績をおさめました。2024年も引き続き指揮をとったものの5月に解任されてしまったようですが、その後も岐阜に残ってフットボールコーディネーターという仕事をされたそうです。
経歴としては以上なのですが、今オフで新潟の次期監督候補というウワサのあった方がウチに来られたのは、やはり反町GMの力が大きかったのでしょう。日本代表でコーチをされていて仕事ぶりはご存じでしょうからね。また秋葉さんと選手時代福岡と新潟で一緒にプレーされ、S級ライセンスを取得した同期である事も上野さんが選ばれた一因でしょう。依田さんや市川さんとの役割分担が気になるところですが、そこは来週の新体制発表記者会見で聞かせて頂くとして、反町さんも認めたその仕事ぶりに期待したいです。
次にコーチ兼分析担当として加入した山口将弥さんですが、これまで日体大や筑波大のコーチを歴任された後2022年から徳島のコーチを務め、特に今年の5月からはヘッドコーチとして増田監督をサポートされ、分析面から徳島の巻き返しに貢献された模様です。長年分析を担当された栗山さんとはまた違った新たな視点を提供して下さると思うので、こちらも期待したいです。
もう1人はコンディショニングコーチとして加入した𡈽井達也さんで、2018年から水戸でトレーナーを務めてこられた方です。秋葉さんとも一緒に仕事をされていて、その仕事を熟知された秋葉さんの推薦で今回加入する事になったものと思われます。試合や練習で怪我をしないようにコンディションをチェックするのは重要な仕事ですから、新田さんと入れ替わりで加入された𡈽井さんにはフィジカルコーチの古邊さんと連携しながら選手達が常に良いコンディションでプレーできるようにして下さる事を期待したいです。
もう来週末(1/6)には新体制発表記者会見なので、トップチームのスタッフの陣容はこれでほぼ固まったのでしょうね。後は選手がどのような陣容になるか、です。
(12/24 追記)
𡈽井さんのお名前を間違って「犬井」さんと表記しておりましたが「𡈽井」が正しいです。お詫びして訂正致します。
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