2024年のトップチーム全日程終了
昨日(11/10)はJ2最終節という事で14時から各地で一斉に10試合が行われました。エスパルスはホーム・アイスタ日本平で熊本と対戦し、1-0で勝利をおさめました。試合のレビュー記事等は別途UPするとして、まずは2024年シーズンを終えてのザクッとした感想を書こうと思います。
今シーズンのエスパの最終成績は26勝4分8敗。得点は68で長崎に次いでリーグ第2位、失点は38失点で横浜FC、秋田、山形に次ぐリーグ第4位です。どちらもリーグで突出した数字とは言えないですが、そんな中でも38試合中26試合も勝つ事が出来て、それで勝ち点を積み重ねて最終的に「J2優勝、J1復帰」というシーズン開始からの目標を達成出来たのは素晴らしい事だと思います。
昨日の試合後のエンディングセレモニーではスタジアムに集まった多くの方の安堵感、達成感が感じられ、何より選手達にそれが感じられた穏やかな雰囲気の、良いセレモニーでした。こうやって最終戦に昇格も降格もかかっていない状態なのは6年ぶりでしたし、繰り返しになりますがシーズン開始にあたって掲げた目標をクリアできたわけですからね。出来れば毎年こういう雰囲気でありたいなと思います。
セレモニーの挨拶で山室社長は「我々は二度とJ2に落ちない!」と仰いました。秋葉監督もJ1の厳しさは認めつつも「J1で暴れたい」という趣旨の事を仰いました。これを冷ややかに思っている方もいらっしゃると思います。かく言う僕も昨季の昇格プレーオフのレビュー記事にて「秋葉監督を来季も続投させる事には反対」とはっきり書きました。しかしながらそれから1年近くを経た今は、来季も秋葉監督が指揮したチームがJ1でどこまでやれるか観てみたい」と思ってます。やっているサッカーに「?」と思わされる事は多々ありますよw。山形戦での選手起用にはこのブログで苦言を呈しましたし、昨日の熊本戦の前半は酷かったですし。ただサッカーの監督の仕事は戦術を選手に授けたり試合中に指示する事だけでなくマネジメントの部分も結構な割合を占めていると思います。要は始動当初に明確な目標を掲げてそれを選手・コーチ陣に強く意識させ、シーズンが始まってからもその目標達成のためにチームをマネジメントしていくという部分です。で、今季はそうしたマネジメントの部分に関しては単に目標を達成しただけでなくそれに向けて非常に良い仕事をして下さったと思います。そんな秋葉監督を交代させる必要性はないだろうというのが僕の考えですし、「昨季は続投に反対してました。ゴメンなさい。」と秋葉監督に謝りたいですね。ただ繰り返しになりますが「大丈夫?」と思うところはあるので、そこは何らかの形でカバーする必要はあると思ってますが。
あと「我々は二度とJ2に落ちない」という社長の言葉に対して「2016年も同じ事を考えていたはずなのに降格してしまったのは何故なのかを僕達は考えないといけない」と僕がフォローさせて頂いている方がポストされてました。これはまさにその通りで、「また上がれたからオールオッケー」では済まない話です。そこは2022年のシーズン終了後から2023年のシーズン開始にかけてクラブで検討がなされて、2023年のチーム始動時に目指すべきサッカーなどが提示されました。クラブが何も考えてないわけではないのはこの事からも明らかです。ただ、それを以て「そういうのはクラブに任せればいい」というのはあんまり良くなくて、目標通りにいっているかをチェックしたり自分でも何が拙かったのかを改めて考えておくのは必要なんだろうなと思ってます。少なくとも僕はそういう目線でエスパルスを見守っていきたいです。(エラそうですかねw)
今日(11/11)解団式が行われ、選手達はオフに入りました。同時に選手達との来季に向けての交渉もスタートする事になります。というか既に来季に向けてのチーム編成作業は既に始まっています。それが最初に現れたのが権田の退団だったわけで、権田自身が昨日のセレモニーで挨拶をしてくれました。で、既に相当長い記事になっちゃってるので(汗)、権田の事は明日記事にしてUPします。
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