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2024年11月27日 (水)

2024年シーズンオフの動き スタッフ編

 11/10にリーグ戦が終了し、翌日に解団式が行われて、チームはオフに入りました。11/10週こそスポンサーへの挨拶まわりを行っていましたが、それも落ち着いたみたいで、イベント参加はあるみたいですが基本的には身体を休めつつ来季に備えている状態ではないかと思います。

 一方で来季に向けて現在所属する選手との交渉も始まっていると思いますし、他クラブに所属他する選手でウチが獲得を狙っている選手についても代理人を通しての情報収集や打診はやっているものと思われます。まあ特に後者については他クラブの多くがシーズンが終わっていない状況ですので情報が表に出るはずもないので(今の段階で情報が漏れてしまうようでは逆に心配)、ここまでの2週間あまり静かな状態が続いていました。が、今日(11/27)最初のリリースがありました。

 秋葉 忠宏監督 契約更新のお知らせ

 秋葉監督が2025年シーズンもエスパルスの指揮をとる事が発表されました。まあ既定路線ですね。僕は昨季秋葉監督の続投が発表された時に本ブログではっきり「反対」と書いちゃってます(汗。が、2024年シーズンが始まるにあたって「J2で優勝してのJ1復帰」を目標として掲げて、それを選手、スタッフと共有し、シーズン中に戦い方の微修正をする事はあっても目標は全く変える事なくチームを引っ張っていって、最終的にその目標を達成してみせたのですから、そのマネジメント能力は評価に値します。なので先日のシーズン終了直後の記事で書いた通りで秋葉監督には平謝りするしかないですし(汗、来季もエスパルスを指揮する事に異存はありません。

 ただ今季の戦い方がJ1で通用するかは正直未知数だと思ってます。秋葉監督本人が「自陣と相手陣のゴール前でどう戦うについてこだわっている」と仰っているようにゴール前でどう守るか、相手ゴールをどう攻略するかはよくトレーニングされていると思いますが、その分中盤でどうビルドアップするか、ボール非保持時にどうボールホルダーを追い込んでボールを奪うかについては、失礼ながらちょっと弱いような気がするので。だからその部分についてサポートする事の出来るコーチを招聘した方が良いように思ってます。一方で依田さんを始めとする今季のコーチングスタッフも非常に良い仕事をして下さったと思っているので、兼ね合いが難しいですけどね。そうしたスタッフ編成については反町GMと秋葉監督とで話をされていると思いますが。

 いずれにしろ来季J1を戦うトップチームの監督は決まりました。これは秋葉監督にも失礼な文言かもですが、誰が監督になっても来季は今季に比べれば厳しい戦いとなりますよ。何せJ1で18番目からのスタートですから。反町GMのコメントに「山あり谷ありのシーズンになると思います」とあるのはそういう事でしょ。それは認識する必要があると思います。一方で「谷」の部分をいかに少なくするかを秋葉監督も反町GMも考えておられると思うので、それが来季のエスパルスの戦いにどう表れてくるかを楽しみに待ちたいと思います。

 ただシーズン開始まではまだ時間があるので、当面は目標達成した余韻に浸りつつ、J1昇格プレーオフをはじめとしたリーグ戦終盤戦を中立の立場で楽しみたいと思います。昨季はそんな余裕は全くなかったので(汗。

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2024年11月23日 (土)

ユース プリンス東海優勝はお預け

 リーグ戦が終わって「エスパルスロス」にお悩みの方も多くいらっしゃると思います。そんな方々をお助けするため、というわけではないですがw、今日(11/23)アイスタ日本平でU-18プリンスリーグ東海のエスパルスユース vs 藤枝東高戦が行われました。天気が良かった事もあって結構大勢の方がスタジアムで観戦されたようですね。

 試合はエスパルスユースが、31分に佐藤、64分に針生と常に先手を取ったのですが、プレミア昇格プレーオフ進出へ望みをつなぎたい藤枝東も負けておらず36分、71分と失点から時間がたたないうちに同点に追い付いてきて、白熱の試合は結局2-2のドローに終わりました。ここまで9連勝中だったのですが残念ながら連勝はストップ。しかし10試合負け無しとなり、あとは最終戦を残すのみとなりました。

 同時刻に行われていた磐田U-18と藤枝明誠との2位3位対決もドローに終わればこれでも優勝となったのですが、ATに磐田U-18が勝ち越して2-1で勝利したため、今節でのエスパルスユースのプリンス東海優勝はお預けとなりました。

 この日の結果を受けての順位表は以下の通りです。

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 エスパルスユースは1位をキープしているものの2位磐田U-18との勝ち点差は3。次の最終節はこの2チームとの直接対決が控えていますので、仮にここで敗れるような事があれば勝ち点で並ばれてしまいます。得失点差ではかなり優位に立ってはいますが。ただそれ以前の話として磐田に負ける事は許されないというのはアカデミーに入ってからずっと言われている事だと思うので、今回もその気持ちを忘れずに、勝って優勝を決めて欲しいです。

 なお次は磐田ホーム扱いとなり、11/30の13時からゆめりあで行われます。

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2024年11月14日 (木)

またも我慢強さが光った試合(11/10 熊本戦)

 それでは遅くなりましたが、熊本戦自体のレビュー記事を書きます。チケットは試合の数日前に売り切れ。当日曇りがちで雨も心配されましたが、大勢の観客が詰めかけました。そのせいであちこちで並んでいて、シャーレを展示しているテニスコートは物凄い行列だったし、グッズショップも同様で入るのに結構かかり、スタグルも買うまで随分かかって大変でした。とはいえこれはそれだけエスパルスの話題で盛り上がったからで、実際1試合あたり平均観客動員数は昨季を上回ったとの事。J2で2年目にも関わらずこれだけの人が集まって、チームも良い形で終わる事が出来たのは本当に良かったと思います。

<明治安田J2リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 エスパルス 1ー0 ロアッソ熊本

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2024年11月12日 (火)

2024年オフの動き その1

 一昨日(11/10)J2が他のカテゴリーに先駆けて全日程を終了しました。これから来季に向けて選手・スタッフの異動に関するリリースが少しずつ出されると思います。本格的に出てくるのは全カテゴリーの日程が終了してからだと思いますが。という事で今年もシーズンオフの動きについて記事を書いていきます。なお例年通り公式HPのリリースのみ扱い、噂は勿論新聞報道の段階でも記事にはしませんので、その点ご承知おき下さい。

 その第1弾が熊本戦の前々日に本人がSNSで明かして大騒ぎになったくだんのリリースです。

 〇退団

  権田 修一(GK 契約満了)

 権田の今季限りでの退団が発表されました。熊本戦の前日に公式リリースの予定でしたが先に新聞報道が出そうだという事で、権田が先手を打ってSNSで明かしました。栃木戦、いわき戦と欠場したものの「ま、大丈夫だろ」と思っていたので、話を聞いて少々動揺しました。来季は久々のJ1であり、その分苦しいシーズンになるでしょうからせめて来季はいて欲しかったというのが本音です。ただクラブの考えも理解できるんですよね。現在36歳とはいえ来季は全然大丈夫だと思いますが、そんなベテラン選手がGKという特殊なポジションにい続けた結果チームの新陳代謝が阻害されてしまうのが果たして良いのかどうか。クラブは短期的だけでなく中期的あるいは長期的視点から選手編成を考えていかないといけないわけで、権田がエスパルスの正GKであり続ける事のメリットとそれにより他のGKの試合経験を積みにくくしてしまう事のデメリットを天秤にかけた結果今回の判断をしたのだろうと思います。実際権田と同じ年に加入した永井はなかなかウチで出場出来ず、結果として今季も横浜FCに期限付きで出しているわけですからね。「プロなんだから実力で追い抜いてこそだろ」という考えもあるでしょうが、ことGKに関してはそう簡単には考えられないのではないでしょうか。

 熊本戦の後のセレモニーで権田のスピーチが行われました。非常に権田らしい良いスピーチでした。一方でスピーチの中で語られた「今季が始まる段階で「契約は今季限りで延長はしない」と告げられていた」という内容に驚いた方が多いみたいですね。ま、確かに日本だと殆ど聞かないですね。海外だと良く聞きますが。例えばギュンドアンが22-23シーズン限りでマンチェスターシティを退団しましたが、その事は前から告げられていたみたいですし、最近の報道だとソン フンミンが次のシーズン(25-26)までは今の契約の延長オプションを使ってプレーしてもらうけど、その次のシーズン以降に向けた契約延長交渉はしないとスパーズから告げられたという話があったと記憶しています。まあ欧州だといつまでの契約かがオープンになっているので、そういう話が出来るのかなと思います。Jリーグだと契約年数とか全然オープンになってませんからね。

 で、これを以て「自分が「1年後はクビ」とか言われたら」とかご自身になぞらえた話をする方が結構多いのですが、そもそもいったん入社したら基本的には定年までは雇用が保証されている一般のサラリーマンと、契約年数が定められていてその中で結果を残す事を求められるプロサッカー選手を同列に扱うのは何より権田や他のプロ選手に失礼だと思います。与えられた契約年数の中でベストを尽くす事がプロとしての責務であり矜持でもあるわけですし、練習でアピールしても認められず契約期間が終わりに近付いたらサラッと契約非更新を告げられる選手の方が多いのですから。そこはまだ恵まれている自分とは分けて考えるべきだと思います。

 とはいえ、権田が在籍した4年間のプレーぶりや立ち居振る舞いは本当に尊敬に値すると思ってます。黙々とドライにGKとしての自分の役割だけまっとうする方が楽だったはずですが、彼はそうしなかったわけですから。キャプテンに選ばれた事もあるでしょうけど、練習や試合で気が付いた事はどんどん指摘してたようですし、2022年の湘南戦の後だったか思いきりキレてホワイトボードを叩いてロッカールームを出ていったなんて事もありましたよね。それはクラブ内にとどまらずクラブ外に向けてエスパルスが、サッカー界が良くなるようにといろんな発信をしてくれました。時にはそれが災いしたのか知りませんがサポとSNSを通してやり合った事もありましたよね。そうやって内外にいろいろ言い続けて時にはケンカしたりしてやってきたのが「濃い4年間だった」という言葉に詰まっているのかなと思います。

 ただ権田が在籍期間中の4年間で残してくれたものは非常に大きかったと思ってます。単に正GKとして安定したプレーをしてくれただけでなく、遅くまで自主練で残ったり気がついたらどんどん指摘していった姿勢というのは間違いなく一緒に戦った選手達も影響されたと思いますし、清水・静岡の地に対して時には辛辣な指摘もありつつ一方で「ここは凄いと思う」と褒めてくれたりもして、それで気付かされる事もありましたよね。そうやってクラブのためにしてくれた事を権田自身が負担に思ってなければいいなと思っていましたが、スピーチの中で「もう1度清水でJ1を戦いたかった」と言ってくれたのは嬉しかったですしホッとしました。権田がエスパルスに多少なりとも愛着を感じてくれた証だと思うので。

 今後の事については決まってないようですが、恐らく再度の海外、特に欧州移籍を狙っているのでしょう。だから11月中旬の早い段階で自分がフリーになる事を公にしたのだと思います。クラブももしかしたらそれも考慮して本人(と代理人)に早い段階で告げたのかもしれません。今は新天地が彼の希望通りとなる事を祈るのみです。

 という事でめっちゃ長くなっちゃいましたが(汗、権田選手、4年間ありがとうございました!これからのご活躍を心から祈っています!

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2024年11月11日 (月)

2024年のトップチーム全日程終了

 昨日(11/10)はJ2最終節という事で14時から各地で一斉に10試合が行われました。エスパルスはホーム・アイスタ日本平で熊本と対戦し、1-0で勝利をおさめました。試合のレビュー記事等は別途UPするとして、まずは2024年シーズンを終えてのザクッとした感想を書こうと思います。

 今シーズンのエスパの最終成績は26勝4分8敗。得点は68で長崎に次いでリーグ第2位、失点は38失点で横浜FC、秋田、山形に次ぐリーグ第4位です。どちらもリーグで突出した数字とは言えないですが、そんな中でも38試合中26試合も勝つ事が出来て、それで勝ち点を積み重ねて最終的に「J2優勝、J1復帰」というシーズン開始からの目標を達成出来たのは素晴らしい事だと思います。

 昨日の試合後のエンディングセレモニーではスタジアムに集まった多くの方の安堵感、達成感が感じられ、何より選手達にそれが感じられた穏やかな雰囲気の、良いセレモニーでした。こうやって最終戦に昇格も降格もかかっていない状態なのは6年ぶりでしたし、繰り返しになりますがシーズン開始にあたって掲げた目標をクリアできたわけですからね。出来れば毎年こういう雰囲気でありたいなと思います。

 セレモニーの挨拶で山室社長は「我々は二度とJ2に落ちない!」と仰いました。秋葉監督もJ1の厳しさは認めつつも「J1で暴れたい」という趣旨の事を仰いました。これを冷ややかに思っている方もいらっしゃると思います。かく言う僕も昨季の昇格プレーオフのレビュー記事にて「秋葉監督を来季も続投させる事には反対」とはっきり書きました。しかしながらそれから1年近くを経た今は、来季も秋葉監督が指揮したチームがJ1でどこまでやれるか観てみたい」と思ってます。やっているサッカーに「?」と思わされる事は多々ありますよw。山形戦での選手起用にはこのブログで苦言を呈しましたし、昨日の熊本戦の前半は酷かったですし。ただサッカーの監督の仕事は戦術を選手に授けたり試合中に指示する事だけでなくマネジメントの部分も結構な割合を占めていると思います。要は始動当初に明確な目標を掲げてそれを選手・コーチ陣に強く意識させ、シーズンが始まってからもその目標達成のためにチームをマネジメントしていくという部分です。で、今季はそうしたマネジメントの部分に関しては単に目標を達成しただけでなくそれに向けて非常に良い仕事をして下さったと思います。そんな秋葉監督を交代させる必要性はないだろうというのが僕の考えですし、「昨季は続投に反対してました。ゴメンなさい。」と秋葉監督に謝りたいですね。ただ繰り返しになりますが「大丈夫?」と思うところはあるので、そこは何らかの形でカバーする必要はあると思ってますが。

 あと「我々は二度とJ2に落ちない」という社長の言葉に対して「2016年も同じ事を考えていたはずなのに降格してしまったのは何故なのかを僕達は考えないといけない」と僕がフォローさせて頂いている方がポストされてました。これはまさにその通りで、「また上がれたからオールオッケー」では済まない話です。そこは2022年のシーズン終了後から2023年のシーズン開始にかけてクラブで検討がなされて、2023年のチーム始動時に目指すべきサッカーなどが提示されました。クラブが何も考えてないわけではないのはこの事からも明らかです。ただ、それを以て「そういうのはクラブに任せればいい」というのはあんまり良くなくて、目標通りにいっているかをチェックしたり自分でも何が拙かったのかを改めて考えておくのは必要なんだろうなと思ってます。少なくとも僕はそういう目線でエスパルスを見守っていきたいです。(エラそうですかねw)

 今日(11/11)解団式が行われ、選手達はオフに入りました。同時に選手達との来季に向けての交渉もスタートする事になります。というか既に来季に向けてのチーム編成作業は既に始まっています。それが最初に現れたのが権田の退団だったわけで、権田自身が昨日のセレモニーで挨拶をしてくれました。で、既に相当長い記事になっちゃってるので(汗)、権田の事は明日記事にしてUPします。

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2024年11月 9日 (土)

2025年新加入内定選手その3

 昨日今日(11/8~9)と来季の選手編成に関するリリースが2日連続で行われました。もう明日(11/10)は試合ですし、今日リリースされた件については明日もう少し詳しい事がわかりそうなので、今日のところは昨日リリースされた件についてのみ書きます。

 〇加入内定

  小竹 知恩(MF 清水エスパルスユースから昇格)

 エスパルスユースに所属する小竹のトップチームへの昇格が発表されました。西原に続いて今季2人目です。栃木県佐野市出身で、ジュニアユースまでは地元のクラブでプレーしていましたが、高校に進む際にエスパルスユースに加入。2年だった昨季ルヴァン杯でトップチームの試合にデビューして2試合プレー。今季もルヴァン杯富山戦でプレーしており、どの試合でも爆発的なスピードを活かした突破力でインパクトを与えていました。ただ先に西原がトップチームへ昇格する事が発表されてからなかなか昇格の話が出なかったのでどうなるのかなと思っていましたが、今週になって昇格するとの報道があり、昨日正式にリリースされました。

 典型的なサイドアタッカー・ウィンガーで、西原とポジション的には重なる気がしますが、サイドアタッカーとしての資質は西原よりも上かもしれません。同じ歳の西原と競い合いながらトップチームの中で存在感を高めて、やがては小竹と西原が両サイドから崩していく事に期待したいです。ただまだユースでの戦いが残っています。まずはプリンスリーグ東海で優勝を決めて、目標である高円宮杯プレミアリーグ昇格を果たすために昇格プレーオフを勝ち抜いて欲しいです。

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2024年11月 7日 (木)

我慢強く戦っての勝利(11/3 いわき戦)

 改めていわき戦のレビューを書きます。前日は静岡地方は相当な雨が降りましたが、試合当日にはすっかり上がって気温もちょうど良いサッカー観戦日和となりました。

 で、この試合にあたっての僕の面持ちは基本的にはいつものリーグ戦という感じでした。前節の栃木戦は前日の夜なかなか寝付けなかったし当日もドキドキしながらスタジアムに向かいました。その前の山形戦もそんな感じでしたね。ただいわき戦に関しては勿論重要性は認識していたものの緊張感までは感じませんでした。でもゴール裏サポの方々はもの凄く気合が入っていたみたいで、ビジター席以外の全てを橙、青、白の三色に染めたコレオを企画・実行して下さいました。この企画力と実行力には頭が下がるばかりです。僕もせめてこの企画が成功するよう協力しなければと思って、選手の記念撮影が終わるまで白のシートを掲げ続けました。(それに夢中で写真を撮れませんでしたがw。)

<明治安田J2リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 エスパルス 1ー0 いわきFC

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2024年11月 4日 (月)

J2優勝しました

 ご存じの通り、昨日(11/3)のアイスタ日本平での試合でエスパルスがいわきを破り、同時刻に行われた試合で横浜FCが引き分けに終わったため、エスパルスがJ2リーグ優勝を決めました。試合のレビューは別途UPするとして、もう速報とは程遠いのですが(汗)優勝の瞬間とその後のセレモニーを見させて頂いての感想を書きます。

 エスパのタイトル獲得は2002年のスーパーカップ以来。3大タイトルに限れば2002年元旦に行われた天皇杯以来で22年ぶりです。この時以来カップ戦であと一歩のところまで来ながら勝てない時期が続き、2012年のナビスコ杯の後からはカップファイナリストにもなれなくなりました。それを思うと今回優勝出来たというのは感慨深いですね。しかも昨季本当に悔しいシーズンの終わり方をしてたわけで、そこから這い上がるべく「チャンピオンになってJ1に上がる」と秋葉監督が言い続け、選手達もクラブもその目標を共有して1年間戦ってきた結果掴んだものですから。これは素直に「おめでとう!よくやった!」と称えてあげたいです。

 「来年の事を考えると素直に喜べないよ」という方もいるかもしれません。ただ、身も蓋もない言い方ですけど、J2から這い上がって来季J1で戦う僕達含む3クラブは普通に考えて「降格候補」ですよ(汗)。前回J2から昇格して臨んだ2017年も苦しみましたから、そんな事はわかってるつもりです。ただ1年間リーグ戦を戦って勝ち点79(第37節時点)を積み上げて優勝を成し遂げた経験は、エスパに大きな自信をもたらしました。それを糧に来季戦ってくれる事を期待しているだけでも今はいいんじゃないかなと思います。

 まだ1試合あります。今季のチームを見られるのもこの1試合限りです。その1試合を何のプレッシャーもなく観られる事は久しぶりですから、まずはそれを楽しみましょう。そして裏で血反吐を吐くようなプレッシャーの中で行われる試合とその後のJ2昇格プレーオフを中立的な立場で楽しみましょう。(とはいえ最終戦も勝って欲しいですけどね。また昔の話になるけど1999年の2nd Stage優勝を横国で決めた後の最終戦は柏に1-2で負けた時はしらーっとなっちゃいましたからね。その後のセレモニーは盛り上がりましたけど。)

 改めまして、エスパルスの選手、スタッフ、関係者の皆様、優勝おめでとうございます!

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2024年11月 2日 (土)

2025年新加入選手内定その2

 もう明日(11/3)は試合なのですが、一昨日のニュースからもう1つ。

 〇加入内定

  佐々木 智太郎(GK 昌平高校)

 来季の新加入が内定したとして、昌平高校の佐々木智太郎選手の加入が発表されました。秋田県出身ですがその後関東に引っ越したみたいで、ジュニア時代は東京のFC85オールスターズ、Jr.ユース時代は埼玉県のFC LAVIDAに所属。その後昌平高校に進み、昨年冬の選手権ベスト8、今夏のインターハイ初優勝に貢献した188cmの長身GKです。またU17日本代表にも選ばれているみたいで、この世代では最高レベルのGKの一人との事です。

 持ち味は188cmの長身を活かしたセービングとの事。エスパには9月に練習に参加したみたいで、その様子を見てクラブが獲得に踏み切り、佐々木選手が他クラブからのオファーもあった中でウチを選んでくれたそうです。その決め手は権田や沖といったGK陣のレベルの高さだそうで、練習参加中に権田などからアドバイスを貰ったのを受けて、「ここなら自分を成長させる事が出来る」と考えてくれたみたいです。GKは他にも梅田とかがいて競争が大変ですが、常に向上心を持ち続けてくれれば花を咲かせる事が出来ると思うので、頑張って欲しいです。

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2024年11月 1日 (金)

伊東輝悦選手 引退

 1日遅れの話になりますが、現在沼津に所属している伊東輝悦選手が今季限りで現役を引退する事が発表されました。

 伊東輝悦選手 現役引退のお知らせ(沼津クラブ公式HP)

 ビックリしました。まあ50歳なので致し方ないですが、残念だし寂しいとも感じます。高校時代の「テルドーナ」と呼ばれた頃のFWとしてプレーは見た事はないものの、1993年のJリーグ開幕の年に東海大一からエスパルスに入って、その時からずっと見てきた選手ですから。1~2年目は出場機会が得られませんでしたが宮本監督時代の3年目に頭角を表して44試合に出場。この時期にFWからボランチに転向して(ウィキによると当時の五輪代表監督の西野さんの勧めだったとか)、アルディレスが監督に就任した1996年からはサントスや大榎とボランチでコンビを組んで中盤の軸となり、1999年の2nd Stage優勝に大きく貢献しました。その後も2004年、2005年とあわや降格という時期も、2006年から2010年までの枝村や山本真希、本田らが躍動して上位で戦った時期もエスパルスの中盤を支え続けてくれました。それだけにお別れの仕方が拙かったのはクラブの失態だったと今でも思ってます。その後も甲府、長野、秋田、そして沼津と計5クラブを渡り歩き、リーグ戦560試合に出場したというのは本当に凄いです。確か今季カップ戦で出場していたと記憶しています。またA代表としても27試合に出場してますし、エスパルスのレジェンドである事は勿論、Jリーグ、更には日本サッカー界のレジェンドといっても過言ではないと思います。

 ボランチとしてのプレーを観た回数が圧倒的に多いので、ボランチとしての絶妙なポジショニングとボール奪取力ばかりが印象に残っていて、印象に残るゴールというのが思い浮かばないのが申し訳ないのですが(汗)、時折見せるドリブルのキレは凄かったです。あとゴールではないですが、1999年の2nd Stage優勝を決めた試合で決勝ゴールを決めた安永にパスを出したのがテルだったと記憶してます。それから代表絡みではマイアミの奇跡と言われた決勝ゴールをあげる人が多いでしょうけど、僕はそのアトランタ五輪行きを決めた最終予選準決勝のサウジ戦での2点目のアシストの方が印象に残ってます。サウジ最終ラインのウラで前園からパスを貰って、殆どノールックで左の前園が入ってくるであろうスペースに出したパスは本当に絶妙でした。寡黙でプレーも地味な印象があるのですが時折プレーで物凄い主張をしてくれる選手だったなと思います。今後の事は全く考えてないとの事ですが、彼がサッカーから離れて別の仕事に就くのは想像できないので、たぶん何らかの形でサッカーに関わるのではないかと思います。引退後のご活躍に期待するとともに、まずは心から「お疲れ様でした」とお伝えしたいです。

 とはいえ、所属する沼津が現在4位にいてJ2昇格の可能性があり、ご本人も「それに向けて集中したい」との事なので、まずは沼津をJ2に昇格させるべく残り試合頑張って欲しいです。

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