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2024年7月11日 (木)

カップ戦は終了(7/10 天皇杯京都戦)

 水曜(7/10)は天皇杯3回戦が行われました。エスパルスはホーム・アイスタ日本平に京都を迎え撃ちました。元々雨予報だったようですが試合中は豪雨と言っていい状況で、しかも雷まで鳴ったとか。現地で観戦された皆様、お疲れ様でした。

 久々のJ1クラブとの対戦という事で、現在のチームでどこまで戦えるかを知る絶好の機会となったわけですが、結果は非常に厳しいものとなりました。

<第104回天皇杯全日本サッカー選手権 3回戦 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 1ー3 京都サンガF.C.

 以下、現地観戦ではなく映像もないのでXのタイムラインや試合経過を見ての簡単な雑感になります。

 エスパルスのスタメンは以下の通りです。

20240710

 SUB:梅田、山原、高木、ブラガ、西原、中村、ドウグラス タンキ

 前節の京都戦でスタメンだったのが高橋と矢島。白崎もほぼ90分フル出場でしたね。あとはサブでしたがそこに前節は出場停止で欠場した乾、カルリーニョスが入ってきたので、本気度が高いと感じるメンバー構成でした。一方の京都は劇的な勝利を飾った前節の福岡戦からスタメンを8人変更。サブにパリ五輪代表の川崎などの主力を入れていたものの前述の福岡戦が行われたのは日曜でしかもアウェイ福岡での試合だったので、日程の面ではエスパが有利、なはずでした。

 試合の細かい内容やレビューについては他の方に譲ります。試合経過としては前半は押し気味に進めて、セットプレーからカルリーニョスが先制弾を叩き込んで1-0で折り返したものの、後半は京都が開始から主力FWのマルコ トゥーリオを入れて反撃を開始し、61分に川崎と原大智が入ってからは完全に京都に流れを持っていかれ、66分、75分に立て続けに失点して逆転を許し、何とか反撃を試みたものの90+2分にダメ押し弾まで許して、1-3で今季初の逆転負けとなってしまいました。

 フォローさせて頂いている方々のポストを見る限り、前半は良かったものの後半は完全に圧倒されての力負けだったとの事。残念ながらこれが現時点での実力なのだろうと思います。少なくとも来季J1で戦っていくにはあまりにも足りないところが多いという事でしょう。この試合でそれを身をもって知ったのが唯一の成果なのだろうと思います。

 あと、僕は京都は一昨季のホームでの試合以降見ていないのですが、単に個の強度が高いだけでなく同サイドにブロックを圧縮してプレスをかけてくるなど結構組織もしっかりしているという印象を持っています。だから今回京都に特に後半完全に上回られて敗れたのは個の力より組織の差が大きかったんじゃないかなと推察しています。だとすると「6割は戦い方を提示するけど4割は個々に任せるよ」という秋葉監督のやり方でこのまま進んでいいのか、という疑念はどうしても持ってしまいますね。昨季から薄々感じている事でもあるので。勿論これが杞憂に終わる事を祈りますけど。

 これでカップ戦は全て終了。リーグ戦に集中する事になりますが、そのリーグ戦が3日挟んでの日曜に控えている中で今回の敗戦が悪影響を及ぼさないか心配ではあります。特に乾を90分引っ張ってしまったのが、ね。おまけに相手の大分は同じ日に天皇杯で川崎を3-0と撃破して俄然勢い付いているでしょうから余計に心配です。ただあれこれ言っても仕方ありません。この日の敗戦のショックを払拭するためにも今度の大分戦は絶対に勝たなくてなりません。準備期間が3日しかありませんが、最善の準備をして欲しいです。(もし負けるような事があれば周囲が更に騒ぎ出すでしょうし僕の疑念も膨らむばかりですよ。)

(追記)
上記記事を書き終えてSNSに戻ったら「今の京都は個のチーム。川崎と原大智が別格過ぎて、彼らが入った途端清水をボコボコにした」との京都サポらしき方のポストを見かけまして、慌ててこの追記を書きました。やはり僕の上記記事は話半分に読んで頂いて、詳しくは実際に試合をご覧になった方のレビューをご参照ください(汗。

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コメント

現地観戦したんですが、確かに原と川崎が入った時点で別チームにはなっていました。但し、現状降格候補の1チームにあそこまでやられるのは清水が力不足なのは間違いないでしょう。京都の前線からのプレスは終盤でも衰えず、DF陣がかなりパスを出し辛くしていたのは見過ごしてはいけない事かと思います。

投稿: rossi | 2024年7月12日 (金) 02時23分

rossiさん。コメントありがとうございます。

仰る通りで、まだまだ力不足という事でしょうね。ご指摘の終盤の前プレ強度も含めて。これが良いクスリになってくれる事を祈るばかりです。

投稿: YANA | 2024年7月16日 (火) 22時46分

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