夏の移籍ウィンドウの動きその1
今年の夏の移籍ウィンドウが近付いてきました。今年は7/8(月)~8/21(金)が対象となります。既に横浜FCがブラジル人FWの獲得を発表しており、エスパルスについても噂レベルの話は出ていました。が、噂とは全く違う方面からの移籍加入が本日(6/19)にリリースされました。
〇加入
アブドゥル アジズ ヤクブ(FW リオ アヴェFC(ポルトガル)から完全移籍)
アブドゥル アジズ ヤクブの加入が発表されました。ガーナ出身で、ポルトガルのFCヴィゼラでプロキャリアをスタート。ポルトガルのクラブを転々としながら実績を積み、2021-22年シーズンにポルトガル2部だったリオ アヴェFCで33試合で11得点をあげて1部リーグ昇格に貢献し、2022-23年シーズンもポルトガルリーグ1部で17試合で7得点をあげました。2023年はローンで中国の武漢三鎮に移籍して23試合で15得点をあげており、この時にはACLで浦和などとの試合にも出場したとの事。また高畠さんや黒崎さんといった日本人のコーチの指導も受けたようです。2024年にリオ アヴェFCに戻って16試合で6得点をあげています。特徴はアフリカ人特有の身体能力の高さとスピードとの事で、プレー動画を見た限りでは確かにヘディングは高いし、スピードも速そうです。ただそれだけでなくて足元の技術が高くて視野も広いなという印象を持ちました。
「FWは補強ポイントじゃないだろ」と思った人も多いみたいですが、僕は逆に必要だと思ってました。タンキがまだフィットしてない状態で計算できるFWが北川1人なので。郡司や千葉がいるだろと言う方もいるでしょうけど、率直に言って伸びしろに期待している余裕はありませんから。それにプレー動画を見る限り秋葉監督の仰る「ラインブレイク」は積極的にやってくれそうですから、フィットすれば実績は十分なので期待できると思います。更にガーナは英語が公用語なので英語は話せるでしょうし、ポルトガルでずっとプレーしていたのでポルトガル語も問題ないでしょう。つまりコミュニケーション面も支障はないと思うので、あとは日本のサッカーのリズムに慣れればフィットするのも早いのではないかと思います。前述の通りウィンドウが開くのが7/8なので、出場は早くても7/14の大分戦からです。ただその後パリ五輪の関係で2週間の中断が入るので、その間に少しでもチームに馴染んで欲しいと思います。
という事で突然夏の移籍ウィンドウ開始の号砲が鳴らされた感じですが、今季は冬のオフがどちらかというと抑え目でその分資金はあると思われます。なので今季は積極的に動くかもしれません。勿論まだわかりませんけどね。
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