男子代表アジアカップグループリーグ
久々の更新になっちゃってすみません。エスパの選手の、特に加入に関する動きが特になく、なら昨季の振り返りとかやればいいのですが、風邪を引いちゃったりしてなかなか分析作業が出来ませんでした。エスパ関連の記事に関しては別途書く事にして、今回はめっちゃ久々に男子代表の事を書きます。
先々週からアジアカップが開催されています。男子代表は昨年の親善試合やW杯予選を戦って、特にラスト9試合は全勝となり、前評判が非常に高い状態で大会に入りました。が、グループリーグ初戦のベトナム戦は先制しながら前半のうちに逆転されるなどバタバタし、2戦目のイラク戦は相手の策に見事にハメられて完敗し、1勝1敗に。3位でも6チーム中4チームは決勝トーナメントに進めるのでグループリーグ敗退の可能性は低かったものの、久々に代表に対する批判が噴出しました。
そんな中で昨日(1/24)グループリーグ3戦目のインドネシア戦が行われ、日本が3-1で勝利してグループリーグ2位で決勝トーナメント進出を決めました。まあ率直に言ってインドネシアは、その前に戦ったベトナムとイラクが日本戦に向けて入念に準備を行って戦ってきたのに比べると、ただ5-4-1で低めにブロックを作って守る「だけ」という感じで物足りなかったです。が、日本も過去2戦と比べて良い試合をしたと思います。特に富安、毎熊、旗手、上田が良かったですね。富安のラインコントロールと対人の強さは最終ラインに安定感をもたらしましたし、毎熊の攻撃時のポジショニングと動き出しも良かったです。旗手も攻守ともアグレッシブな動きを見せたし、何より上田が2得点(事実上ハットトリック?)しただけでなく前線のポスト役として機能していました。2列目の堂安、久保、中村が活きたのは彼の働きがあってこそだと思います。特に2戦目はイラクの対人の強さの前に良さを消された感がありましたが、代わってスタメンとなった選手達が力を発揮したあたりが今の代表の強さを表していると思います。
勿論反省点はあります。あれだけボールを握って攻め立てた割に3得点というのはちょっと物足りないですし、何より最後の1失点が余計ですね。あのボールは確実にはね返さないと。ただイラク戦敗戦によるモヤモヤは少しは晴れたんじゃないかと思います。
これで決勝トーナメントに進めたわけですが、2位になってしまった事で優勝候補のイラン、開催国のカタールと同じブロックに入ってしまいました。しかも決勝トーナメント初戦の相手はヨルダンか韓国のどちらか。決勝トーナメントは非常に厳しい戦いになりそうです。さてどうなりますか。
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