2023年シーズンオフの動き その3
昨日に引き続き選手のお別れに関するリリースがありました。
〇退団
ベンジャミン コロリ(MF 契約満了)
ヘナト アウグスト(MF 契約満了)
コロリとヘナトの退団が発表されました。2人ともSNSでほのめかしていたのでわかってはいましたが、いざ公式で発表されると寂しいですね。
コロリは2021年の夏に左SBとサイドハーフの両方をこなせるポリバレントな選手との触れ込みで加入し、昨季アウェイでのG大阪戦での先制ゴールや今季国立の千葉戦での同点ゴールなど印象的なプレーを見せてくれました。が、「どこで使うのが一番彼の良さを活かせるのだろう」と模索し続けたもののなかなかそれが定まらずに終わってしまった印象です。ちょうどウチが混迷期にあったのも災いしたと思うので、その部分では申し訳ないなと思ってます。ただ彼は少なくとも表向きはそうしたストレスを一切見せず、出場機会を与えられれば確実に自分の役割を果たしてくれました。またすごくオープンな性格みたいで、ポルトガル語を覚えてカルリーニョスらと仲良くなったり、日本人選手とも良くコミュニケーションをとってくれて、「ナイスガイ」という言葉がぴったりあてはまる人でした。欧州に戻るのでしょうが、移籍先での活躍を祈ってます。
ヘナトは2019年に加入し、開幕当初はプレー機会がなかったもののアウェイでのF東戦でスタメンでデビューし、身体能力の高さを活かした素早い潰しとダイナミックなプレーで大いにアピールして、そのまま竹内とのボランチコンビで中盤を支えてくれました。2020年も中盤の軸としてプレーし、札幌戦での弾丸ミドルやC大阪戦でのアクロバティックなゴールなど印象に残るゴールも決めてくれました。その後も中盤の中心として期待されていたと思うのですが、2021年以降は怪我に泣かされ続ける事となりました。2022年は一年を棒に振り、今年ようやくルヴァン杯で復帰してリーグ戦でも2試合出場したものの、また大きな怪我をしたみたいで7月以降はベンチにも入る事なく終わってしまいました。サポーターにも愛された選手なので、怪我で殆ど実力を発揮できないまま終わってしまったのは本当に残念です。ただ契約満了という形でお別れするという事はまだまだ現役続行する意思があるという事だと思うので、それが救いではあります。ブラジルに戻るのでしょうが、ブラジルで復活して、プレーする姿を見せて欲しいですね。
※ブログランキング参加中です。
| 固定リンク
コメント