2023年シーズンオフの動き その4
今日も選手のお別れに関する話です。尤も今季は武者修行中でしたが。
〇退団
滝 裕太(MF 松本への期限付移籍満了後松本へ完全移籍)
松本へ武者修行に出ていた滝が松本へ完全移籍する事が発表されました。今季は松本へ武者修行に出て32試合に出場し(うちスタメン出場19試合)、3得点をあげました。が、主力としてプレー出来たとは言い難く、ウチが「よし!レンタルバックしよう!」と判断するに足るインパクトは残せなかった感じかと思います。2018年にトップに昇格して、2019年にトップデビューしてリーグ戦2得点をあげた頃は将来が期待される選手でした。が、やはり守備の強度等に課題があってスタメンに定着するまでには至らず、ここまで来てしまった感じだと思います。アカデミー出身の選手とこのようなお別れの仕方をするのは残念ですが、まずは松本をJ2に昇格させるような活躍をして、ウチを見返して欲しいです。
なおこのリリースを受けて「アカデミー出身の期待の星だったのに、何故切ったんだ!」みたいな意見がSNSに散見されますが、それは甘いと思います。プロである以上結果が全てですし、試合に出るには練習で首脳陣に「こいつを使ってみよう」と思わせるような攻守にクオリティの高いプレーを見せ続けなければダメです。生え抜きだろうがアカデミー出身だろうがそこは割り切るべきだと思います。
ただ一方で、北川、宮本、西澤の代以降アカデミー出身の選手がなかなかトップに定着出来ていないのも事実で(川本、成岡を戻してどうなるかというのはありますが)、それに関しては育成部門は何が問題なのかを考えて欲しいところです。まあそれに関しては2020年秋に森岡さんがアカデミーの育成指針を構築したり、今年の新チーム始動時に合わせてエスパルスが目指すサッカースタイルを発表したりと、今まさに見直しを進めているところではあります。これらが定着し効果を産むには時間がかかると思うので、焦らずやっていくしかないですね。
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