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2023年12月30日 (土)

2023年シーズンオフの動き その9

 昨夜(12/29)アップした記事では新たに加入したスタッフについて書きましたが、昨日は選手の方でも動きがありました。また今日(12/30)も選手の加入・退団が発表されましたので、この2日間の選手の動きに関するリリースについて書きます。

 〇加入

  川本 梨誉(FW 群馬への期限付移籍満了に伴い復帰)
  千葉 寛汰(FW 今治への育成型期限付移籍満了に伴い復帰)
  成岡 輝瑠(MF 山口への期限付移籍満了に伴い復帰)

 〇退団

  落合 毅人(DF 沖縄SVへ期限付移籍)
  齊藤 聖七(FW 相模原への期限付移籍満了後群馬へ期限付移籍)
  松岡 大起(MF 福岡へ完全移籍)

 まず加入する方からですが、加入というよりは復帰ですね。3人とも。まず川本は2020年にトップチームへ昇格し、リーグ戦で6試合に出場し1得点をあげました。翌年更に試合経験を積むために岡山に武者修行に出て、2022年の途中から群馬へ修行の場を移し、2023年から出場機会を増やして34試合に出場しました。その実績を引っさげてエスパに戻ってきた形です。Jr.ユース時代からずっと期待されてきた選手ですし、岡山と群馬をその才能にどれだけ磨きをかけてきたのかが楽しみです。また群馬で左サイドハーフとしてもプレーするなど器用さも持っている選手なので出場機会は多くなるのではないでしょうか。期待したいです。

 千葉は2022年にトップチームへ昇格し、シーズン途中で今治へ武者修行に出ました。今季も同じく武者修行で、最初は徳島で修行しましたが、思うように出場機会を得られなかったので夏に今治に修行の場を移し、16試合で7得点というチームで3番目の得点をあげました。3年目を迎える2024年は1年半ぶりにエスパでプレーする事になりましたが、千葉は川本とは違って天性のストライカータイプで、今のチームのFWにはいないタイプだと思うので、どのようにリーグ戦に絡んでくるのかが楽しみです。

 成岡は2021年からトップチームに昇格。2023年は夏から山口に武者修行に出て11試合に出場し、山口のJ2残留に貢献しました。彼の場合はシーズン前のキャンプでトップ下として試されるなど結構ゼ リカルド前監督から期待されている感じだったのが、キャンプ中に出遅れたのが響きましたよね。その後はなかなかウチでは出場機会を得られず、たまにルヴァン杯などに出場して技術の高さは見せるものの球際のところで物足りなさがあって埋もれてしまった感じがありました。そうした反省点を踏まえて新チーム始動からいかにアピールするかがポイントだと思います。ユース時代からトップの試合に出場するなど期待されてきた選手なので、2024年こそ期待に応えて欲しいところですね。

 次に退団する選手について。昨日(12/29)沖縄SVへの期限付移籍が発表された落合ですが、2023年はモロにプロの壁にぶつかった一年でしたね。同期で加入した監物に先にデビューされ、やっと出場機会を得た川崎戦では慣れない右SBをやる事になり、更に川崎の多彩な攻撃に翻弄され約60分の出場に留まりました。ちょっとこのデビューのさせ方は乱暴だったよなと思ってます。その後名誉挽回を図ろうとしたと思いますが、練習中に大怪我をしてそのままシーズン終了。踏んだり蹴ったりだったと思います。2024年は自分を鍛え直すべく武者修行に出る事になりましたが、修行先の沖縄SVは2023年はJFLで最下位に終わり、市原VONDSとの入れ替え戦で勝って何とかJFL残留となったチーム。なのでチームの立て直しを図る上で落合にかかる期待は大きいと思います。その期待に応える働きをしてきて欲しいです。

 齊藤もプロの壁にぶつかって苦労した選手の1人ですかね。ルヴァン杯だけでなくリーグ戦にも1試合出場しましたが、更に出場機会を求めて相模原に武者修行へ。そこで12試合に出場して1アシストをあげましたが、本人のコメントを見る限り「まだこれではダメだ」という危機感があるのでしょう。2024年は群馬を修行先に選びました。群馬の大槻監督は選手の良さを見つけて伸ばしてあげるのが上手い方とお見受けするので、どんどん鍛えてもらって成長して帰って来て欲しいです。

 最後に松岡についてですが、TLでは批判する向きもチラホラ見受けられます。が、僕はJ1昇格を逃した時点で彼は残らないだろうと思ってました。元々上昇志向が強くそのために自分を磨く事を怠らない選手で、2023年に念願の海外移籍を果たしたものの、移籍先のブラジルのグレミオ ノボリゾンチーノでは出場機会を得られませんでした。これは彼にとっては相当な屈辱だったと思います。でも海外でプレーする事を諦めはしないだろうし、それを再度実現するためにカテゴリーが上のクラブへ移籍するのを決断するのは当然のなりゆきだと思います。ウチがJ1に上がっていれば違った感想を持ったと思いますけどね。松岡のマジメなサッカー小僧っぷりは本当に好感が持てるので、自分の夢を実現するために頑張って欲しいです。

 契約更改の方も進んできて、チームの輪郭が見えてきました。大晦日の明日も動きがあるかもですね。

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2023年12月29日 (金)

2023年シーズンオフの動き スタッフ編その4

 今年もあと3日ですが、それにも関わらず来季に向けた編成作業は続いているようです。年末年始も作業をされているクラブスタッフの皆様には毎年お疲れ様ですと申し上げたい気分です。

 で、今日(12/29)もいろいろリリースがありましたが、まずはトップチームのスタッフに関する話について書きます。

 新加入スタッフのお知らせ(クラブ公式)

 1つのリリースでまとめられちゃってますが(汗、4人のスタッフが新たに加わりました。

 まずGKコーチとして加わった土屋明大さんですが、2008年に指導者の道に進み、2013年から3年間群馬でGKコーチを務めた後2016年から8年に渡って山形のGKコーチを務めました。「それがどうしてエスパに?」と思いましたが、ちょうど秋葉監督が群馬で監督をしていた時に一緒にやっていたみたいですね。その縁で秋葉監督の希望で招聘したのではないかと思います。期待したいですね。

 次にコーチ兼分析担当として加わった佐藤亮佑さんですが、まだ29歳と若い方です。茨城県出身で、筑波大のコーチを務めた後2020年に分析兼アシスタントコーチとして水戸のスタッフに入り、2023年まで水戸のトップチームでコーチなどを歴任されています。秋葉監督とも当然2020年から3年間一緒に仕事をされているので、今回水戸から引き抜いたのでしょうね。この方も秋葉監督のやり方をよくご存じでしょうから、役に立つ分析をあげてくれると思います。

 3人目はフィジカルコーチとして加わった古邊孝功さん。この方は2015年もエスパでフィジカルコーチをされています。その後京都、松本、富山でフィジカルコーチを歴任されました(昨年は富山のコーチ)。今回どういう経緯で再びエスパのフィジカルコーチとなったのかについては、ご自身が秋葉監督に強く請われてのものとコメントされていますね。選手時代の1997年に福岡で一緒にプレーしているみたいなので、その縁ですかね。ただ気心の知れた間柄でしょうし、フィジカルコーチとしての経歴は長いですから、こちらも期待できそうです。

 最後に分析担当として加わった竹内智基さん。まだ24歳と若い方ですが、既に夏頃からサポートスタッフとして入っておられたみたいで、今回正式にスタッフに加わる事となりました。どういう縁かは推測しか出来ませんが、2023年もコーチ兼分析担当をされていた栗山さんが筑波大出身の方なので、その縁ではないかと思います。秋葉監督もどういう分析をされる方かご存じだから正式にスタッフとして迎え入れたのでしょう。

 という事で、まあ当たり前ではあるのですが、秋葉監督の希望に沿った人選がなされていると感じます。まあ今季監督を引き継いだ時点でゼ リカルド前監督が連れて来たコーチ2人も退任されて、当初スタッフは人手不足だったみたいですからね。新田さんも当初コンディショニングコーチだったのがフィジカルコーチを任されちゃいましたし、アウェイ遠征の際の留守番組の練習をアカデミーのスタッフである森岡さんが手伝ったりしていたみたいですから。そうした人手不足を解消しつつ秋葉監督と気心の知れた方々を招聘してJ1昇格に向けた体制を作り上げるというのが、今回の4人ものスタッフ加入の目的でしょうね。既存のコーチ陣との役割分担がどうなるかが気になるところではありますが、それについては年明けの新体制発表会で何らかの説明があるでしょう。それを楽しみに待ちたいと思います。

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2023年12月28日 (木)

2023年シーズンオフの動き その8

 今日(12/28)も動きがありました。

 〇加入

  蓮川 壮大(DF FC東京から期限付移籍)

 〇退団

  岸本 武流(MF G大阪へ完全移籍)

 まず加入の方から。蓮川はF東のアカデミー育ちで、F東U23としてJ3で5試合に出場した経歴を持っています。その後明治大を経て2020年にF東に加入しましたが、2020~2021年の2年間でリーグ戦出場は6試合に留まり、2022年も出場機会に恵まれなかったため、夏に盛岡へ期限付移籍して11試合に出場。2023年はシーズンの頭から甲府へ期限付移籍し、開幕当初は出場機会を得られませんでしたが、4月頃から信頼を得られるようになり31試合に出場しました。ウチとのアイスタ日本平での試合でもフル出場しています。対人の強さや空中戦が魅力の選手との事で、住吉と並んでノリさん退団の穴を埋める有力候補でしょう。早くエスパのユニフォームを着てのプレーを見てみたいです。

 一方で岸本の完全移籍が発表されました。2022年に加入したもののその年はあまり出場機会に恵まれませんでした。しかし2023年、特に秋葉監督体制になってからは次第に出場機会を増やし、カルリーニョスの代役として出場した9月の山形戦では持ち前のアグレッシブさを活かしたプレーでMOM級の活躍をし、その後はSBもCBもこなせる器用さも手伝って少なくともリザーブには必ず入るようになるほど信頼を集めていました。それだけに退団してしまうのは非常に痛いのですが、徳島時代の監督であるポヤトス氏からの希望であれば気持ちがそちらへ移るのは致し方ないですかね。残念ですけど、G大阪でポヤトス氏を助ける働きをして欲しいですね。

 今日で一般的には仕事納めですが、年末年始もいろいろリリースがあるでしょうね。何せ既存選手の契約更改の進みが遅いですし。

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2023年12月27日 (水)

2023年シーズンオフの動き その7

 本題に入る前にお詫びです。申し訳ありません。昨日の記事のタイトルが「2024年」になってました。心よりお詫び致します。

 さて本題です。

 〇加入

  沖 裕哉(GK 鹿島から完全移籍)
  中村 亮太郎(MF 鹿島から期限付移籍)

 〇退団

  鈴木 義宜(DF 京都へ完全移籍)
  永井 堅悟(GK 横浜FCへの期限付移籍期間延長)

 まず加入の方から。沖は鹿島のアカデミーからトップチームへ昇格した生え抜きで、2020年にリーグ戦24試合、2021年に33試合に出場している実績十分のGKです。そんな選手が完全移籍でウチに来るとは思いもよらなかったのですが、2022年はリーグ戦出場2試合、2023年はZEROでカップ戦要員になっていたので、本人としても期するところがあったのかもしれませんね。また2021年8月に日本プロサッカー選手協会のYoutubeチャンネルで権田と対談していたのも影響したかもしれません。この選手で印象に残っているのがフィードの上手さ、正確さで、この部分については下手すると権田よりも上かもしれないので、この能力を活かせるようまずは練習でアピールして欲しいですね。

 次に中村ですが、新潟明訓高から中央大を経て2020年に甲府に加入。2020年に26試合、2021年に33試合に出場して計7得点をあげました。それが評価されて2022年に鹿島へ移籍しましたが、鹿島では思うように出場機会が得られなかったため、8月から甲府に期限付移籍して12試合に出場。うち11試合がスタメンでした。9月のホーム・アイスタ日本平での試合でもフル出場しています。このまま甲府に残る選択肢もあったと思うのですが、エスパを選んでくれたのは嬉しい限りです。ポジションはボランチで展開力が武器のようです。ボランチのポジション争いを大いに活性化させて欲しいですね。

 次に退団の方ですが、まずは永井について。永井は2023年から横浜FCに期限付移籍して18試合に出場しました。GKでは猪越の加入が決まっているので、まあ戻らないだろうなと思ってました。横浜FCが降格してしまって来季同じカテゴリーで戦う事になったのは皮肉な話なのですが、横浜FCでも100%ポジションが保証されているわけではないと思うので、引き続き頑張って欲しいです。

 で、ノリさんについてですが、まあ昇格プレーオフでああいう結果になった時点で可能性はあると思っていました。が、その後話を聞かなくて、今朝になって突然出て来た話という感じで(ウワサを探ればいろいろ出てくるのでしょうが、滅入りそうなのでやってません)ショックではあります。今季はキャプテンでしたしね(まあキャプテンだった年に移籍した選手は2003年の三都主を始めとして結構いるのですが・・・)。ただ2021年に加入してからチームの最終ラインの要として頑張ってくれて、今季はキャプテンとしてもチームをまとめてくれて、J2のベストイレブンにも選ばれた選手ですからね。そりゃ他のクラブが放っておくわけはないですよ。3年間エスパルスのために頑張ってくれて本当に感謝してますし、京都での活躍を祈ってます。

 こうやって主力が流出していくと、いかに昇格プレーオフでの結果が痛かったのかを思い知らされますね。しかも主力の流出はもう少し続くでしょう。新しい選手の加入話もありますしこの段階で今オフの編成に関する評価はまだ早いですが、現状では「補強」というより「補充」になっちゃっている印象ですね。その印象を覆す朗報に期待したいです。

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2023年12月26日 (火)

2024年シーズンオフの動き その6

 今日(12/26)は選手の方で大きな動きがありました。

 〇加入

  住吉 ジェラニレショーン(DF 広島から期限付移籍)

 〇退団

  中山 克広(MF 名古屋へ完全移籍)
  西村 恭史(MF 長野への期限付移籍満了後長野へ完全移籍)

 まず加入の方から。住吉の広島からの期限付での加入が発表されました。米国生まれで、日大藤沢高から国士舘大を経て2021年に水戸に加入。翌年に広島へ移籍して2年間プレーしました。特にプロとしてプレーした最初の年に秋葉監督の下でその薫陶を受けてきたのが今回の加入につながったみたいですね。水戸では42試合とリーグ戦全試合出場しているみたいですし。ポジションはCBですが、SBも出来るとの事。またセットプレーが得意との事です。言われてみれば2022年春のアウェイでの広島戦で豪快な同点ヘッドを決められてますね(汗。あの身体能力の高さは魅力なので、期待したいです。

 次に退団の方ですが、まず西村の方から。彼は2018年に加入して、最初の2年は出場機会がなかったのですが、2020年にクラモフスキー元監督の下でボランチに抜擢されて、上背の高さとそうとは思えない足下の上手さで大いにアピールしました。ただチーム自体が結果を出せなかったせいか次第に試合出場機会を失ってしまいました。その後翌年からの2年間は北九州、2023年は長野で武者修行を続け、長野では34試合に出場して主力として活躍しました。だから今季はレンタルバックの可能性もあるかもと思っていたのですが、今回長野へ完全移籍が発表されました。そこでどういう判断があったかはわかりません。今季の主力に割って入れるかは不明と判断されたのかもしれません。もったいないとは思いますが事情のよくわからない中であれこれ言うのも何なので。来年長野をJ2に昇格させるような活躍を見せて欲しいです。

 そして中山について。2021年に加入して右サイドの主力としてプレーし、特に今季秋葉監督になってからは右サイドハーフでスタメンとして出場し続け、更にハーフスペースにもポジション取りをするようになるなどプレーの幅を広げて、ウチには欠かせない戦力となっていました。それだけに名古屋へ移籍する事になってしまったのは非常に残念です。ただ脂がのってきた時期ですからJ1でもっと自分を磨きたいという思いは止められないと思います。名古屋で長谷川健太監督に大いにアピールしてポジションを掴んで欲しいですし、エスパが2024シーズンこそJ1昇格を果たすのを待っていて欲しいです。

 でも戦力的には痛いですね。サイドハーフは他もウワサがありますので尚更。ここをどう埋めるかは要注目ポイントですが、もしかしたら1月いっぱいかかるかもしれませんね。

※12/27追記

 申し訳ありません。タイトルが「2024年」になってしまってました。「2023年」の誤りです。心よりお詫び致します。

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2023年12月25日 (月)

2023年シーズンオフの動き スタッフ編その3

 クリスマスイブの今日(12/24)も動きがありました。

 依田 光正 コーチ就任のお知らせ(クラブ公式)

 依田光正氏のコーチ就任が発表されました。帝京高校出身で山形、群馬でプレーした後、2007年からコーチへ転身し、町田、水戸、G大阪のコーチを歴任しました。今季は福島でヘッドコーチを務め、夏に服部監督が解任された後に後任の監督になり、シーズン終了後に退任されていました。

 ポイントは2020年に水戸でヘッドコーチとして秋葉監督を支え、秋葉監督が在任していた3年間で最高の9位という成績をおさめた事ですかね。この時の縁があったので、秋葉監督が希望されて実現したのではないかと推察しています。自分のやり方を熟知しているコーチがいた方がやりやすいでしょうからね。既存のコーチである市川さん、野口さん、GKコーチの古川さんらとの役割分担が気になるところですが、新たなコーチが入る事で良い化学変化が起きる事を期待したいです。

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2023年12月24日 (日)

2023年シーズンオフの動き その5

 今日(12/23)は今オフ初めて選手の加入のリリースがありました。

 〇加入

  川谷 凪(MF 岡山への期限付移籍満了後復帰)

 岡山へ武者修行に出ていた川谷の復帰が発表されました。昨季の夏からいわきで、今季は岡山で計1年半武者修行に出ていた事になります。が、いわきではリーグ戦4試合、岡山ではリーグ戦1試合、天皇杯2試合の出場に留まっており、試合経験が積めたとは言えません。まあ岡山はサイドの選手も多士済々でしたから食い込むのは難しかったかもしれませんが、本人としては悔しい思いをしていたと思います。復帰したからといって出場機会がすぐに得られるかはわかりませんが、右サイドハーフで今季主力を張った中山や西澤とはまた違った突破の形を持っている選手なので、オフ明けの練習でアピールしてスタメン争いに食い込んできて欲しいです。

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2023年12月23日 (土)

2023年シーズンオフの動き スタッフ編その2

 昨日(12/23)大きなニュースがありました。1日遅れですがこの話を取り上げたいと思います。

 大熊GM兼サッカー事業本部長の今年いっぱいでの退任が発表されました。

  大熊清 取締役(ゼネラルマネージャー兼サッカー事業本部長) 退任のお知らせ(クラブ公式)

 山室社長によると、このところの成績不振の責任をとって辞任したいとの申し入れがあり、それを受け入れた形だそうです。確かに大熊GMが就任したのが2020年ですが、そこからの4年は不振続きで降格までしてしまいましたからね。特に2021年シーズンに向けた補強で権田、ノリさん、中山、サンタナなどといった2023年シーズンの主力を形成している選手を補強するなど選手獲得面では敏腕ぶりを発揮しました。2022年オフに立田、片山が抜けましたが、高橋、北爪、吉田といった実績のある選手を補強出来たのも大熊さんだからこそだと思います。一方で2022年に平岡さん、2023年にゼ リカルドを前シーズンから監督として継続したのはどうだったのかというのはありますし、2023年にゼ リカルドと志向するサッカーの方向性が違う秋葉さんをコーチとして招聘したのも疑問が残ります。何より個人的にはロティーナが監督だった2021年の夏に松岡、井林、ホナウド、コロリ、藤本と5人もの選手を加入させた事が結果として夏以降の不振につながったと思っているので、今回退任となってしまうのは致し方ないと思っています。残念ですが、新天地でのご活躍をお祈りしたいです。

 後任のGMは当面は置かず、強化部長の内藤さん中心に強化部全体で進めているとの事。まあ2024年シーズンに向けては、J1に上がれなかったという想定外の事象があるとはいえ、夏頃から計画をたてて下交渉をしてきたでしょうから、引継ぎはそれほど難しくはないと思います。問題は来季以降ですね。現状の体制で続けるのか、それとも外部から招聘するのか、注視していきたいと思います。

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2023年12月20日 (水)

2023年シーズンオフの動き その4

 今日も選手のお別れに関する話です。尤も今季は武者修行中でしたが。

 〇退団

  滝 裕太(MF 松本への期限付移籍満了後松本へ完全移籍)

 松本へ武者修行に出ていた滝が松本へ完全移籍する事が発表されました。今季は松本へ武者修行に出て32試合に出場し(うちスタメン出場19試合)、3得点をあげました。が、主力としてプレー出来たとは言い難く、ウチが「よし!レンタルバックしよう!」と判断するに足るインパクトは残せなかった感じかと思います。2018年にトップに昇格して、2019年にトップデビューしてリーグ戦2得点をあげた頃は将来が期待される選手でした。が、やはり守備の強度等に課題があってスタメンに定着するまでには至らず、ここまで来てしまった感じだと思います。アカデミー出身の選手とこのようなお別れの仕方をするのは残念ですが、まずは松本をJ2に昇格させるような活躍をして、ウチを見返して欲しいです。

 なおこのリリースを受けて「アカデミー出身の期待の星だったのに、何故切ったんだ!」みたいな意見がSNSに散見されますが、それは甘いと思います。プロである以上結果が全てですし、試合に出るには練習で首脳陣に「こいつを使ってみよう」と思わせるような攻守にクオリティの高いプレーを見せ続けなければダメです。生え抜きだろうがアカデミー出身だろうがそこは割り切るべきだと思います。

 ただ一方で、北川、宮本、西澤の代以降アカデミー出身の選手がなかなかトップに定着出来ていないのも事実で(川本、成岡を戻してどうなるかというのはありますが)、それに関しては育成部門は何が問題なのかを考えて欲しいところです。まあそれに関しては2020年秋に森岡さんがアカデミーの育成指針を構築したり、今年の新チーム始動時に合わせてエスパルスが目指すサッカースタイルを発表したりと、今まさに見直しを進めているところではあります。これらが定着し効果を産むには時間がかかると思うので、焦らずやっていくしかないですね。

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2023年12月18日 (月)

2023年シーズンオフの動き その3

 昨日に引き続き選手のお別れに関するリリースがありました。

 〇退団

  ベンジャミン コロリ(MF 契約満了)
  ヘナト アウグスト(MF 契約満了)

 コロリとヘナトの退団が発表されました。2人ともSNSでほのめかしていたのでわかってはいましたが、いざ公式で発表されると寂しいですね。

 コロリは2021年の夏に左SBとサイドハーフの両方をこなせるポリバレントな選手との触れ込みで加入し、昨季アウェイでのG大阪戦での先制ゴールや今季国立の千葉戦での同点ゴールなど印象的なプレーを見せてくれました。が、「どこで使うのが一番彼の良さを活かせるのだろう」と模索し続けたもののなかなかそれが定まらずに終わってしまった印象です。ちょうどウチが混迷期にあったのも災いしたと思うので、その部分では申し訳ないなと思ってます。ただ彼は少なくとも表向きはそうしたストレスを一切見せず、出場機会を与えられれば確実に自分の役割を果たしてくれました。またすごくオープンな性格みたいで、ポルトガル語を覚えてカルリーニョスらと仲良くなったり、日本人選手とも良くコミュニケーションをとってくれて、「ナイスガイ」という言葉がぴったりあてはまる人でした。欧州に戻るのでしょうが、移籍先での活躍を祈ってます。

 ヘナトは2019年に加入し、開幕当初はプレー機会がなかったもののアウェイでのF東戦でスタメンでデビューし、身体能力の高さを活かした素早い潰しとダイナミックなプレーで大いにアピールして、そのまま竹内とのボランチコンビで中盤を支えてくれました。2020年も中盤の軸としてプレーし、札幌戦での弾丸ミドルやC大阪戦でのアクロバティックなゴールなど印象に残るゴールも決めてくれました。その後も中盤の中心として期待されていたと思うのですが、2021年以降は怪我に泣かされ続ける事となりました。2022年は一年を棒に振り、今年ようやくルヴァン杯で復帰してリーグ戦でも2試合出場したものの、また大きな怪我をしたみたいで7月以降はベンチにも入る事なく終わってしまいました。サポーターにも愛された選手なので、怪我で殆ど実力を発揮できないまま終わってしまったのは本当に残念です。ただ契約満了という形でお別れするという事はまだまだ現役続行する意思があるという事だと思うので、それが救いではあります。ブラジルに戻るのでしょうが、ブラジルで復活して、プレーする姿を見せて欲しいですね。

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2023年12月17日 (日)

2023年シーズンオフの動き その2

 12/8に選手に関するリリースが出て以降特に公式のリリースがなく、更に契約更新のリリースもなくて、サポーターをやきもきさせている状態が続いています。勿論水面下ではいろいろ動いているでしょうが。

 そんな中、今日(12/17)公式からリリースがありました。

 〇退団

  竹内 涼(MF 岡山へ完全移籍)

 竹内の岡山への完全移籍が発表されました。今季は軽度の怪我を繰り返したみたいで、またボランチの序列で宮本に抜かれてしまった事もあって、リーグ戦3試合、天皇杯1試合の出場にとどまってしまいました。ですので、他のクラブで現役を続ける事を模索して、岡山への移籍を決めたのでしょう。残念ですが、本人の意思を尊重したいと思います。

 竹内は浜松開誠館を卒業した2009年にエスパルスに加入。2012年に北九州に期限付移籍しましたが、それ以外はエスパルスでプレーし、2015年から主力に定着して、2016年にはJ1への復帰に貢献。2018年から2020年にかけては主将を任され、チームを引っ張る存在としてエスパに大いに貢献してくれました。今季の出場は限られたものとなりましたが、今のチームで最も長く在籍した選手ですから、そんな選手がエスパを去ってしまうのは残念ですが、また会える時が来るでしょう。岡山での活躍を祈っています(ウチとの試合以外で、ですが(汗)

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2023年12月 9日 (土)

ユース プレミア復帰ならず

 今日(12/8)からU-18サッカープレミアリーグプレーオフが始まりました。エスパルスユースは仙台ユースと対戦し、1-3で敗れました。

 映像とか全く流れてないのでどんな感じだったかはわからないのですが、11分に太田のゴールで幸先良く先制したものの、17分に追い付かれ39分に2点目と前半のうちに逆転されてしまいました。後半も55分に追加点を奪われ、その後果敢に攻撃を仕掛けたもののゴールを奪うには至らず、1-3で敗れました。

 これにより残念ながら今季ユースが目標にしていた「1年でのプレミア復帰」は未達で終わってしまいました。来季もプリンスリーグ東海で戦う事になります。一度プレミアから降格してしまうと復帰するのは大変な事はわかっていました。何せこの昇格プレーオフが一発勝負のトーナメントという非常に厳しい大会なので。それでも2試合勝ち抜いてくれればと思っていたのですが、甘くはなかったですね。

 ユースの選手達にはお疲れ様でしたと言ってあげたいです。特に3年生は悔しいでしょうが、この悔しさを糧に新しいチームで頑張って欲しいですね。

 一方で、2年続けて結果を残せなかった澤登監督には猛省を促したいです。

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2023年12月 8日 (金)

2023年シーズンオフの動き その1

 前回の記事では秋葉監督の契約更新について書きましたが、同じ日に3人の選手についてのリリースがありました。今回はその話について書きます。

 〇退団

  大久保 拓生(GK 契約満了)
  井林 章(DF 契約満了)
  神谷 優太(MF 契約満了)

 大久保、井林、神谷が契約満了により退団する事がリリースされました。ここ数年は契約満了は通達しても発表はしないで、新しいチームが決まったら発表するようにしていたと記憶しているので、シーズン終了後のこんな早い時期に契約満了の選手が発表された事に少々驚いています。まあ3人とも早めに発表してもらった方が良いと判断したのでしょう。

 大久保は数日前に昇格プレーオフ決勝でエスパのゴールマウスを守ってくれて、あのような結果になってしまったばかりなので、そのタイミングでこのようなお別れをする事になってしまったのは残念です。おそらくは今季の阿部加入に加え来季猪越が入るので、年齢の関係で押し出されてしまったのだろうと思います。2019年の夏に加入してから4年半所属しましたが、ずっとスタメンだったわけではなく、2020年当初は梅田の方が使われてシーズン途中までは出場できなかったし、2021年に権田が加入してからはずっと影に隠れた存在でした。が、腐らずにトレーニングを続け、そして昇格プレーオフの2試合でアクシデントで欠場した権田に代わってゴールマウスを守り、その実力を存分に見せつけてくれました。来季加入する猪越は大久保や権田の練習における姿勢を見て「ここならGKとして成長出来ると思った」とインタビューで語ってくれているのを見ても、プロのゴールキーパーとしての矜持を常に示し続けてくれた素晴らしい選手だったと思います。まだまだ活躍の場はあると思うので、新天地で頑張って欲しいです。

 井林は今季リーグ戦18試合、カップ戦5試合に出場し存在感を示してくれましたが、彼も年齢の面からはじき出されちゃったのかなと推察してます。菊地など後を継げる才能を持つ若手がいますからね。彼は2021年の夏に大怪我をしたノリさんの穴を埋めるために加入して、当初は出場機会を多く得ましたが、ミスもちょこちょこしたために批判される事が多かったと記憶しています。ただ今季は試合数の多いJ2に加えてルヴァン杯も戦わなければならない厳しいスケジュールの中で出場機会を得るようになり、山口戦、いわき戦で得点をあげ、守備面でも安定感のあるプレーを見せて最終ラインを支えてくれました。古巣である東京Vとのアウェー戦で怪我をして、そこからなかなか回復させられなかったのが残念ですしチームとしても痛かったですね。彼もまだ老け込む年ではないですし、そのクレバーな守備を活かせるクラブはあるはずです。新天地での活躍を期待しています。

 あと神谷については昨季加入した選手なので「2年契約だったのか」という驚きがありました。その卓越したボールテクニックと視野の広さをかわれて加入当初から活躍してくれました。今季もリーグ戦で22試合に出場して3得点をあげましたが、同じポジションの中山やカルリーニョスと比較して守備面で物足りなさがあって、そのために契約延長オファーまでには至らなかったのかなと推察しています。ただ彼はホントに印象に残るプレーが多いですよね。今季の国立での千葉戦での先制点なんかがそうですし、何といっても昨季のホームのC大阪戦で高橋大悟に出したパスが忘れられないです。殆ど相手ゴールに背を向きかけた体勢からのラストパスでしたからね。そうしたプレーがウチで観られなくなるのは残念ですが、移籍先での活躍を祈っています。

 今回発表された契約満了の選手は3人ですが、もう少しいるのではないかと邪推してます。そちらは移籍先が決まってから発表されるのかもしれませんね。しばらくはこうした心がザワザワするニュースが続くでしょうね。

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2023年12月 7日 (木)

2023年シーズンオフの動き スタッフ編その1

 トップチームの日程が終了し、早くも来季に向けて2つリリースがありました。今年もシーズンオフの動きについて記事にしていきます。なお例年通り公式HPからのリリース情報しか扱いません。報道ベースの話は記事にはしませんので、その点ご容赦下さい。

 まず秋葉監督の契約更新が発表されました。

 秋葉忠宏監督 契約更新のお知らせ

 これに反対の方もいると思います。かく言う僕も前回の記事で明確に述べた通り、反対です。が、決まったからには応援します。7節終了時点で勝ち点5止まりだったのを昇格プレーオフにまで持っていった実績がありますし、選手の意見も取り入れつつチームを活性化させた事も確かですから。

 ただ戦術面で不足している部分があるなぁという不安もあるので、秋葉監督をサポートしつつ耳の痛い事も言えるコーチの招聘は必須だと思います。仮に昇格していたなら続投が既定路線だったでしょうから、既に監督の意向を受けて動いている可能性もあると思います。また選手補強に関しても監督の意向に沿った選手を集められたらと思います。まあJ2に残留する事になっちゃったので簡単ではないでしょうけど。

 いずれにしろ船長は決まりましたので、秋葉監督の下で来季こそJ1に戻れるように応援していきましょう!(もしダメだったらボロクソに批判しますけどねwww)

 もう1つのリリースについては明日UPします。

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2023年12月 6日 (水)

ユースは今週末に昇格プレーオフ

 2024年シーズンのトップチームの日程は終了しました。が、アカデミーの今季の活動はまだ続いています。

 J1昇格プレーオフ決勝と同じ日、プリンスリーグ東海の最終節が行われ、エスパルスユースはアイスタ日本平でJFAアカデミー福島と対戦。既にリーグ優勝を決めているJFAアカデミー福島を相手に前半1-1で折り返し、後半に入り55分に田中が決勝点をあげて2-1で勝利。優勝したJFAアカデミー福島相手にダブルを達成して昨季までプレミアで戦っていたチームとしての面目を保つとともに、週末に向けて勢いの付く勝利をあげる事が出来ました。

 そして今週金曜(12/8)と日曜(12/10)に高円宮杯プレミアリーグ昇格をかけたJFA U-18サッカープレミアリーグプレーオフが行われます。前も書きましたが各地域のプリンスリーグの上位16チームを4つのブロックに分け、それぞれ一発勝負のトーナメントを戦って勝ち抜いたチームがプレミアリーグへ昇格します。

 その組み合わせ抽選会が月曜(12/4)に行われ、エスパルスユースはBブロックに入りました。トーナメント表は以下の通りです。

20231205-230203

 1回戦では仙台ユースと対戦します。夏のクラ戦ではPK戦となり、何とか勝ったという相手です。全く侮れない相手ですが、ここを突破出来ないと話にならないので、何とか勝ち上がって欲しいところ。そして勝ち上がると決勝では鹿島ユースと瀬戸内(広島)の勝者との対戦となります。プリンス中国で岡山U-18相手に1勝1分だった瀬戸内も侮れませんが、ここは鹿島ユースが勝ち上がる可能性の方が高いと思います。何せ浦和ユース、東京Vユースといった強豪が居並ぶプリンス関東を優勝したチームなので。で、鹿島ユースとも夏のクラ選で対戦して望外の大勝をおさめましたが、その分相手は相当気合入れてくるでしょうしその時からチーム力を上げてくるでしょうから、相当厳しい試合になるでしょう。ただプレミアに昇格して全国にいるJリーガー・代表選手予備軍が揃ったチームとしのぎを削るのと(言い方は悪いですが)東海レベルでとどまっているのとでは、選手の成長度合いは全然違うと思います。是非とも勝ち上がって欲しいです。

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2023年12月 5日 (火)

自滅だが必然でもあった?(12/2 PO決勝 東京V戦)

 こういう試合の振り返りをするのは気が重いです。ただ前の記事で予告しましたし、ずーっと自分のルーチンになっているので、改めて決勝戦の振り返りをしようと思います。

 試合前は気分が高揚してました。朝一で用事を済ませてから行ったのですが、国立に近付くにつれて東京Vサポをちらほら見かけ、国立に着いたら沢山のエスパサポがいて、いやが上にも気持ちは上がりました。タイトルとは言えないですが、エスパにとって何かがかかった試合で国立へ行くのは2012年のナビ杯決勝以来ですからね。試合前の両チームのサポーターの声量も凄かったし、雰囲気は最高でした。

 それが、あんな結末になるとは、ねぇ。

<J1昇格プレーオフ決勝 於 国立競技場>

 清水エスパルス 1ー1 東京ヴェルディ

 ※レギュレーションによりヴェルディがJ1昇格

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2023年12月 2日 (土)

無念 それでもFootballは続いていく

 今日(12/2)、国立競技場でJ1昇格プレーオフが行われ、エスパルスは東京Vと1-1のドローに終わり、その結果年間順位が上位の東京Vが16年ぶりのJ1復帰を決めました。エスパルスは残念ながら1年でのJ1復帰を果たす事は出来ませんでした。

 無念というか悔しいというか、そういう感情しか湧かないですね。いろいろ本ブログで文句も書きましたが、今年のチームに愛着がありましたし、このメンバーでJ1に帰りたかったので。それがあと3~4分我慢すれば実現する、というところで逃げていってしまった。やはり無念としか言いようがないです。

 ただ、少なくとも今日はチームや選手達を責めたくないです。「当たり前」という向きもあるでしょうが、彼らなりに精一杯戦ってくれたので。特に高橋には顔を上げて前を向いて欲しいです。

 試合の内容については改めてフルタイム観ないとわからないところもあるので、本記事では書きません。とはいえ、今日明日はちょっと観る気にはならないので、月曜以降かな。

 時間がたつに連れてどよーんとした気持ちが深まっているから、今日いっぱいは立ち直れないですね。明日以降いろいろざわざわしてくると思うので、それらにあてられて今年いっぱいは落ち込んだままかもです。

 でも、それでもFootballは続いていくし、エスパルスも続いていきます。続く以上は応援し続けるだけです。分配金が減るので難しいミッションになるのは間違いないですが、今季果たせなかったJ2優勝とともに堂々とJ1に帰るべく頑張って欲しいし、それを精一杯サポートしていきたいと思います。

 エスパルスのクラブ、スタッフ、選手、そしてサポーター・ファミリーの皆様、今年1年お疲れ様でした。

P.S ちなみに「今日は」責めないと書いただけで、明日以降は毒を吐くかもですよ(汗。

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2023年12月 1日 (金)

J1昇格プレーオフ決勝に向けて その2 エスパルスはいかに戦うべきか

 前回の記事で昇格プレーオフ決勝の相手となる東京Vの印象とか戦い方について書きました。そこで予告した通り、エスパルスが東京V相手にいかに戦うべきかについて書きます。山形戦と同じであまり大した事は書けませんが、頭を整理する程度の話として読んで頂ければ幸いです。

 まずは準決勝と同様、今シーズンの東京Vとの戦いについて軽く振り返ります。

〇4/8 第8節 於 IAIスタジアム日本平

 エスパルスは第7節まで7試合勝ち無し。このためゼ リカルド監督を解任しコーチだった秋葉さんを監督に昇格させてのリーグ戦初めての試合でした。一方の東京Vは第4節から4連勝中でしかも4試合ともクリーンシートと、チーム状態は全く好対照でした。その流れを受けてか開始直後は東京Vがペースを握り、6分にセットプレーから林が先制弾を叩き込みます。が、秋葉体制になり乾をトップ下に据える4-2-3-1のシステムで戦うエスパルスの攻撃が徐々に機能するようになり、前半終了間際の45+2分に北爪がゴールを決めて同点に。後半ネジを巻きなおした東京Vに押し込まれる時間帯もありましたが、90分にCKからセフンが逆転弾を決めて勝ち越し。そのまま逃げ切ったエスパルスがリーグ戦初勝利をあげました。一方の東京Vはこの試合がリーグ戦初の複数失点でした。

〇8/6 第29節 於 味の素スタジアム

 7月のJ2は6試合が組まれる過密日程でしたが、エスパルスは4勝2分で乗り切り調子を上げている状態。一方の東京Vは2勝3分1敗と今一つ波に乗り切れない状態でした。しかし東京Vはシステムを4-1-4-1に変えて、ボール保持時は5レーン全て使う形で両サイドから攻めてきてエスパ守備陣を混乱させ、ボール非保持時はブロックを縦幅も横幅も圧縮して厳しくプレスをかけてきたため、エスパは30分頃までシュートを打てない状態でした。しかし35分、ノリさんのサイドチェンジのパスにより抜け出した原テルがクロス。カルリーニョスのシュートは阻まれましたが、こぼれ球を唯人が見事に流し込んで、押されていたエスパが先制しました。後半はエスパがシステムを3-4-2-1に変え、更に58分に北爪、乾、サンタナを交代で投入して一気に攻撃の圧を強め、カウンターから何度もチャンスを作りました。終盤は東京Vに押し込まれましたが、身体を張った守備で得点を許さなかったエスパルスが勝ちました。

 という事で、今季はエスパが東京Vに対してダブルを達成しています。ただどちらも紙一重の試合でしたので、少なくともダブルを達成してるからといって「相性が良い」とは思わない方がいいでしょう。が、一方で「相手はここ11試合負け無しだから」とか「ここのところ思うように点をとれていないエスパがリーグ最少失点の東京V相手に点をとれるのか」とか変にネガティブに考えてはダメだとも思います。ウチも失点数は東京Vに次ぐリーグ2位だし、得点は東京Vより21点も多くとっているのですから。全くの互角と考えるべきかなと思ってます。

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