« 久々の快勝(9/9 山形戦) | トップページ | ユースも2位浮上 »

2023年9月21日 (木)

2位浮上(9/17 金沢戦)

 先週日曜(9/17)はアウェイでの金沢戦でした。当初は日曜のナイトゲームじゃ無理だと思っていたのですが、よくよく見ると三連休の真ん中。「これなら行ける」と思って、ホテルを予約して金沢へ行って来ました。20数年前に行ったきりで、金沢駅が見違えるほどでかくなっていたり外国人観光客がやたら多かったりと変わったところはたくさんありましたが、犀川のほとりとか変わっていない風景も結構あったし、寿司とか現地のグルメを堪能するなど楽しませて頂きました。

 で、外国人観光客と同じくらい多かったのがエスパルスサポw。兼六園とか近江町市場といった有名な観光スポットでは必ず見かけましたし、スタジアムにはアウェイゴール裏は勿論メインスタンドの僕の席の周りもほとんどがエスパサポで、その行動力を見せつけてくれました。選手達もサポーターの想いに応えるかのように3-0で勝利。現地に行ったエスパサポにとっては大満足の結果となりました。

<明治安田生命J2リーグ 於 石川県西部緑地公園陸上競技場>

 清水エスパルス 3ー0 ツエーゲン金沢

20230917_175917_small

20230917_175858_small

 エスパルスのスタメンは以下の通りです。

20230917

 SUB:大久保、北爪、吉田、中山、宮本、西澤、オ セフン

 前節のスタメンから変わったのは、出場停止明けのカルリーニョスと久々出場の竹内。ここ数日の練習での出来が良かったと報道されていましたが、秋葉監督はこのタイミングで使って来ました。前節大いにアピールした岸本をそのまま使ったのも秋葉監督らしいですね。

 金沢はこちらとほぼ同じシステムで、特に中盤にボールが入った時はマンマーク気味に相手を捕まえてチェックをかけてくるチーム。それに対するエスパは、ボール保持の際にはいつも以上に流動的に動いて、それにより空いたスペースを他の誰かが突くという狙いを持って仕掛けようとしていました。

 が、そうした狙いとは別の形で先制点が生まれます。8分、竹内からカルリーニョスへのパスはズレましたが、カルリーニョスは相手GK白井へのバックパスに合わせてプレスをかけます。この時CBの山本にはサンタナが付いていたので、白井はもう1人のCBの庄司にパス。庄司がそのパスを受けて持ち直そうとしたところへカルリーニョスに合わせた形でプレスをかけた岸本がボールをつつき、このボールをカルリーニョスが難なくゴールへ流し込み、エスパが先制しました。あんな早い時間帯で無理に後ろから繋ごうとしたのは金沢の判断ミスだと思いますし、乾は左SBに寄せようとしていてボランチの藤村へのパスコースは空いていたので連動した完璧なプレスとは言い難いのですが、それでもボールロストした時は素早く切り替えてゲーゲンプレスを仕掛けボールを奪い返すというチームとしてやりたい事を表現した価値のあるゴールである事は間違いないですね。

 これで優位に試合を進められるかと思ったのですが、まだ早い時間帯だったからか金沢は気持ちを切らす事なくゲームプランに基付く戦いを遂行してきて、特に梶浦がクロスバー直撃のシュートを撃てたのが金沢に勇気をもたらしたのか、中盤でのマンマーク気味の厳しい守備と奪ったボールを早く相手陣へ運んで勝負をしかける攻撃をより強めてきました。その勢いを前にエスパはなかなか前にボールを出せず、中へボールを付けようとしては相手のチェックによりボールロストする事の繰り返し。乾も梶浦のマークに手を焼き、なかなか中でボールを捌く事が出来ませんでした。この15分から30分までの間に金沢に6本シュートを撃たれ、エスパのシュートはわずか1本と、完全に劣勢でした。ただその1本はボールを前で奪ってのショートカウンターからのカルリーニョスのシュートだったのですが。

 なかなかリズムを掴めないエスパでしたが、金沢がセンターラインを越えてエスパルス陣まではチェックに来ない事を見て取って、後ろでパスを回してボールを保持する時間を増やしつつ相手のスキを突いてボールを前進させる形をとるようになり、少しずつリズムを掴んでいきました。35分にはその流れで得たCKが金沢のオウンゴールを誘い、労せずして2点目を奪取。その後も後ろでパスを回してボール保持の時間を増やし、結局30~45分は何と77%ものボール保持率を記録しました。こうやってゲームプラン通りいかないならいかないなりに戦い方を少し変えて自分達のペースに引きずり込むというのはここ数年のエスパには見られなかったものなので、そうしたところにチームとしての成長を感じた前半でした。まあ2点リードというアドバンテージが心の余裕を与えたという面もあるでしょうけどね。

 後半開始時点で選手交代は無し。ただ生観戦した時は気付かなかったのですが、エスパは既に2点差をつけていたという事で安全策をとって開始からシステムを3-4-2-1にしていました。これに対し、恐らくは柳下監督からの檄が入った金沢は再び前への圧を強め、再びエスパが押し込まれる展開となりました。これを見た秋葉監督は54分頃に山原、竹内に代えて北爪、宮本を投入。岸本と同等の上下動運動が出来、しかも岸本より足が早くてフレッシュな北爪と自陣のバイタルエリアを埋めつつ北爪などにボールを配給出来る宮本の投入によって、エスパが再び流れを奪い取りました。特に北爪が投入直後に続けてカウンターから右サイド深くに侵入して相手を脅かしてくれたのは効きましたね。そうやって押し返していくうちにマンマーク気味に守る金沢はエスパとのシステムのミスマッチによって誰が誰を捕まえるのかについて混乱をきたすようになり、後半開始からの10分間のようにエスパ陣に攻め込む事が出来なっていきました。

 そして69分にダメ押し点が生まれます。後ろから原が持ち出して、原からカルリーニョス、白崎、サンタナとテンポ良くパスが繋がり、サンタナから走り込んだ乾へのパスは防がれましたが、こぼれ球を拾ったサンタナが持ち出してグラウンダーの強烈なシュートを決めて、3-0。サンタナのパワフルなシュートは文句なしですが、そこに至るまでの繋ぎも非常に綺麗でしたね。その後は中山、西澤、セフンとフレッシュな選手を投入して全体の運動量は落とさず、相手の攻撃をいなしながらスキを見て追加点を狙うという姿勢を貫いて、3-0での勝利を掴みました。

 前節の山形戦に比べるといまひとつという感はあります。必ずしもゲームプラン通りに進められたわけではなく、むしろ金沢の粘り強い守りに手こずった感じでしたよね。ただ、思い通りいかない時でも粘り強く対応して失点は許さず、少しずつ微調整をしていって流れを引き寄せる戦いが出来たあたりに、繰り返しになりますがチームとしての成長を感じました。個人に目を向けても、練習での調子の良さを買われて久々のスタメン出場を果たした竹内は長い間公式戦から遠ざかっていた事を感じさせないプレーを見せてくれたし、途中出場の北爪、宮本、中山、西澤、セフンも自分達の役割を理解して戦ってくれていました。チームが良い方向に進んでいる事を感じさせてくれた試合でしたね。

 これで磐田を抜いて単独2位浮上。3度目のチャンスをモノに出来た事でホッとした部分はあります。が、まだ7試合あります。マラソンに例えると残り7kmという段階で2位になったというだけで、ゴールした時点で2位以上になっていないと意味がありません。また次はアウェイで苦杯をなめさせられた甲府が相手。油断していたら足下をすくわれてしまいます。何せ甲府は熾烈なプレーオフ争いの真っ只中にいるチームですからね。いつも書いている事ですが、最善の準備をして臨んで欲しいと思います。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村

|

« 久々の快勝(9/9 山形戦) | トップページ | ユースも2位浮上 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 久々の快勝(9/9 山形戦) | トップページ | ユースも2位浮上 »