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2023年8月 9日 (水)

夏の移籍ウィンドウの動きその5

 本ブログの方針として、移籍の話は正式発表されてからのものだけにしていて、まだ報道されただけの段階のものについては扱わないようにしています。ただ今回の話は既に移籍を前提としての準備のためのチーム離脱と公式HPに出ているので、記事として出させて頂きます。

 〇退団

  鈴木 唯人(MF ブロンビーIF(デンマーク)に完全移籍)

 唯人がデンマーク1部リーグのブロンビーIFへの完全移籍に向けた準備のため、今日(8/9)チームを離れました。明日か明後日には正式発表があるのではないかと思います。6/30でストラスブールへの期限付移籍の期間が終了したためエスパに復帰し、7/21に選手登録されてその後の3試合に出場しました。ただ本人としては欧州でチャレンジしたいという気持ちは持っていて、そこへブロンビーからオファーがあり、しかも移籍金を払って獲得してくれる事に熱意を感じて、オファーを受ける事になったものと推察してます。

 エスパサポである立場からするとここでチームを離れるのは戦力的に痛いなぁとは思います。ただもっと上のレベルでやれる選手だと思うし(JリーグやJ2のレベルを卑下するつもりは毛頭ないです)、本人としても悔しい思いはあったと思うので、こんな早いタイミングで欧州再挑戦の話が来たのは僕も喜ばしい事だと思ってます。それにわずか3試合の出場ながら1得点1アシストをあげて勝ち点6を積み上げるのに貢献してくれましたから、それだけでも有難いです。まずはちゃんと正式契約の運びとなる事を祈ってます。

 で、移籍先のブロンビーIFですが、デンマークリーグで11回の優勝を誇る強豪で、98-99シーズンのUEFA CLでデンマークのクラブとして初めてグループリーグを突破したクラブでもあります。過去に在籍していた選手では有名どころではラウドルップ兄弟やピーター シュマイケルが、マイナーなところでは1992年の欧州選手権の決勝でゴールをあげるなどしてデンマークの優勝に貢献したキム ヴィルフォルトや2010年南アW杯で日本と対戦したデンマークの主力だったデニス ロンメダールなどがいます。で、2022-23年シーズンのデンマーク スーペルリーガの成績は5位。このため今季の欧州カンファレンスリーグにも出場できないのが残念なところなのですが、それでもデンマークでチームを上位に導くような活躍が出来れば、欧州の強豪から声がかかる可能性は高くなると思います。言葉の問題など大変なところはあるでしょうが、頑張って欲しいですね。

 さて、Jリーグの夏の移籍ウィンドウは8/18までとなっています。「もう加入はないだろうな」と思っていたのですが、唯人が移籍したのでクラブが動く可能性はゼロではないと思います。ただリーグ戦の残り試合も多くはないので、可能性は低いでしょうね。トップ下で乾に代われる選手としては白崎や神谷がいますので。一方で出場機会を求めて育成型期限付移籍する選手はまだいるかもしれません。これは移籍ウィンドウは関係ないですし。あと今回の事で気が付いたのは、欧州の移籍ウィンドウは8月末まで開いているという事。唯人のように欧州のクラブからオファーが来る可能性はZEROではないので、一応そこは考慮しておいた方が良いのでしょうね。

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