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2023年6月 6日 (火)

未熟(6/3 山形戦)

 先週土曜(6/3)、アウェイの山形戦の観戦に行って来ました。前日台風と梅雨前線の影響で静岡県を中心に関東・東海地方が大雨となり東海道新幹線や在来線の東海道本線が運休になる大混乱が発生し、翌日もその余波で運休が続きましたが、東京以北は朝方に若干ダイヤの乱れはあったものの大きな影響はなく、予定通り山形新幹線で天童まで向かいました。

 試合は1-2で敗戦。いろいろ現実を突き付けられたような残念な負け方だったので、気分最悪の状態でスタジアムを後にし、夕食を食べた後日帰りで帰りました。

<明治安田生命J2リーグ 於 NDソフトスタジアム山形>

 清水エスパルス 1ー2 モンテディオ山形

20230603_155713_small

 エスパルスのスタメンは以下の通りです。

20230603

 SUB:大久保、高木、宮本、成岡、ディサロ、オ セフン、北川

 山形は前の試合まで3連勝中という事でしたが、失礼な言い方ながらそこまで強いチームとは感じませんでした。ただ自分達の強みである両ウィングのスピードと中盤のパス回しの上手さをうまくチームに活かしていて、それにうまくやられてしまった感じでした。

 ただ、前半数多くあった決定機を1つでも沈める事が出来ていれば、試合展開は全然違ったものになったでしょう。その意味では「自滅」と言えます。前節同様乾を軸としつつ神谷も中に入って攻撃を組み立て、左からカルリーニョス、右から北爪が絡んでチャンスを何度も創出してました。5分の乾のボレー、7分の北爪のパスからの神谷のフリーでのシュート、12分のカルリーニョスがニアゾーンに入り込んでのシュート、15分の吉田のクロスからの北爪のダイレクトボレーなどあげ出したらきりがありません。25分くらいから少しずつ山形がペースを取り戻して互角の展開になりましたが、その間でもカルリーニョスのクロスからのサンタナのヘッドや乾のスルーパスからのカルリーニョスのGKと1対1でのシュートなど得点のチャンスは何度もあっただけに、前半で得点できなかったのが悔やまれてなりません。

 ただ山形は押し込まれながらもボールを奪ったら両サイドに張ったウィングへボールを渡すという意識が徹底されていたし、山形が最終ラインでボールを持っている時には両ウィングとトップがウラ抜けを狙おうとしてエスパの最終ラインと駆け引きをしていました。それに対してエスパは何とかハメようとサンタナと乾を中心にプレスをかけようとしていましたが、山形は2CBに左SBも加わってそこにボランチも顔をのぞかせてくるのでなかなかプレスをかけられないので、それを見た最終ラインが次第に上げられなくなってしまい、前半半ば過ぎから前線と最終ラインが間延びしてしまって、そこを山形に使われて反撃を受ける事になってしまいました。

 このあたりは山形に間延びさせられてしまった格好ですね。まあ早い時間帯で先制出来ていればそこまで無理に前にかかる必要はないですから、いったん前線が下がってブロックを作るという選択肢もあったはずです。ただ先制出来てなかったので、前線の選手達は早く点が欲しくて前に出てしまい、一方で最終ラインは特に両ウィングに前に抜け出されるのがイヤだから思うように上げられないという状況になってしまったのだと思います。ただ早い時間帯に先制できない可能性だって十分あったわけだから「何か間延びしちゃってるな。無理に前プレするのやめようか」という風に判断して戦い方を変える選択肢もあったはずなんですよね。アウェイで相手は好調なわけですし、いつでもアイスタでやっているようにいけいけどんどんで行き続ける必要はないはずです。秋葉監督が就任して以降はひたすら「超攻撃的。超アグレッシブ」な戦い方を選択していたわけですが、そろそろ状況に応じて戦い方を変化させる事を覚える必要があるんじゃないかと感じました。

 もう1つ問題だと思ったのは、後半早々に2失点目を喫してしまった事です。後半の入り方が緩かったし、最終ラインとホナウドでボールを出し入れした後で、ホナウドが前方真ん中にいた乾に差し込んだわけですが、それが完全に読まれていてCBの野田にカットされてしまい、そこからダイレでパスを繋がれ2対3の状況を作られて、最後にイサカ ゼインに決められてしまいました。あの場面、確かにホナウドがボールを持っていた時に周りが全然動いてなくて出し所がなかったのもあります。ただまだ後半始まったばかりの時間帯で何故ホナウドがあんな危険なところへパスを出したのか、その意図がわかりませんでした。これもリスクを出来るだけ排除していたゼ リカルド前監督からリスクを負ってでも攻撃的に戦おうという秋葉監督に代わったし、真ん中へ差し込むのを全く認めないと言う気はないのですが、それにしてもあそこでやっちゃダメだろとは今も思っています。

 ただよくよく見てみるとホナウドにはこの試合で成功体験があるんですよね。前半乾からのスルーパスでカルリーニョスがGKと1対1の決定機を作りましたが、あれはホナウドが乾に出して、乾はそれを受けると同時にターンして一気に周囲にいた山形の選手を置き去りにしてるんですよ。そうした場面はこれまでの試合でも何度もあったから、ホナウドはこの場面でも「乾なら」と思って出したのかもしれません。そこまで考えて思ったのが、やはり戦術乾になり過ぎてしまうのは危険だなという事です。個人の技量「だけ」に頼るのは拙いですよ、やはり。それに町田戦では相手にマーカーを付けられてプレーの範囲を制限された事により攻撃力が減退してしまう事象もあったわけですし。乾の能力は勿論これからも必要です。ただ特に後ろからボールを運ぶビルドアップのところでは乾に頼り過ぎない形が必要なんじゃないかと強く思いました。この試合は前述した「戦い方を状況に応じて変化させる必要性」とこの「戦術乾に頼り過ぎない」という2つの改善の必要性を突き付けられたように感じたし、その部分ではまだまだ未熟だと痛感させられました。もう少しでリーグ戦半分を終えようとしている中、この改善点をいかに早くクリアするかが非常に重要になると思います。

 リーグ戦は日曜にアウェイでの熊本戦を控えています。これまた厄介な相手です。更に明日(6/7)、天皇杯初戦が控えています。例によってスケジュールがタイトですが、明日はアイスタでやれるので、気持ちを切り替えてしっかり勝って欲しいと思います。

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