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2023年5月 6日 (土)

土壇場で引き分け(5/3 徳島戦)

 ゴールデンウィークの真っ最中の5/3にアウェイでの徳島戦が行われましたが、それに合わせて徳島に行って来ました。J1復帰を決めた2016年以来7年半ぶりです。岡山から瀬戸大橋線で高松に渡り、うどんを食べたり屋島に行ったりした後夕方に徳島入りし、徳島名産の阿波尾鶏料理を食べたりして久々の香川・徳島旅行を堪能しました。

 ただメインイベントの試合の方は大苦戦。徳島は現在の順位こそ最下位ですが前節の磐田戦でリーグ戦初勝利をあげて勢いが出ているだろうし、そもそも戦力的には昇格争いの有力なライバルの1つなので苦戦する事も想定していましたが、ここまでとは思いませんでした。ただアディショナルタイムにセットプレーから同点弾を決めて引き分け。メインイベントの試合で負けてはいくらそれ以外のイベントが楽しくても気分的に台無しになるところだったので、何とか勝ち点1を持ち帰ってくれて良かったです。

<明治安田生命J2リーグ 於 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム>

 清水エスパルス 1ー1 徳島ヴォルティス

20230503_155842_small

 エスパルスのスタメンは以下の通りです。

20230503

 SUB:大久保、高橋、中山、宮本、西澤、乾、チアゴ サンタナ

 この日も3連戦の中日という事で、前節から7人スタメンを入れ替えました。最終ラインに出場停止明けの岸本と井林、中盤はホナウド以外入れ替え。そして前線はオ セフンと北川の2トップにしました。一番驚いたのが先日のルヴァン杯で2年ぶりの公式戦復帰を果たしたヘナトをリーグ戦でも使ってきた事。スタメンで使うにはまだ時間がかかると思っていたので。ただ、嬉しかったですね。

 この試合スタメンを大幅に代えた狙いとしては一番は連戦を考慮してだと思いますが、他にいつもより前プレを厳しく行う事で相手のミスを誘い、少なくとも相手に得意のビルドアップをさせないようにするというのもあったんじゃないかと思います。ディサロを右サイドに入れたのがその証左じゃないかと。徳島は前節リーグ戦初勝利をあげたもののそれまで調子に乗れず失点も多かったので、最初からガツガツプレスをかけて早めに先制出来れば前節徳島が得たであろう自信を砕いて試合を優位に進められるのでは、というのを考えたのかなと思います。実際エスパは開始から北川、セフン、ディサロ、神谷が相手の最終ラインとGKにプレスをかけてもう少しでボールを引っかけられそうな場面もあったし、25~30分くらいまでは狙い通り徳島に思うような攻撃をさせていませんでした。

 が、エスパも誤算がありました。1つ目は攻撃にここ数試合見せたような迫力がなかった事。セフン、北川の2トップは勿論ディサロも本来はフィニッシュ担当で、パスを捌いてゲームを作れる選手は神谷しかいませんでした。これでボランチに白崎がいれば多少は違ったでしょうが、この日ボランチとして出場したのは本調子なら運動量豊富だけど実際はまだ本調子とはいえないヘナト。という感じで攻撃のリズムを作れるのが神谷しかおらず、セフンのポストも収まらず、サイドからクロスを上げようにも徳島は5-4のブロックを作って真ん中を締めているので簡単に弾き返されてしまう。そんな感じでだんだん攻撃は停滞していってしまいました。

 更に30分くらいから徳島がこちらのプレスを剥がして前にボールを運べるようになったのが2つ目の誤算です。最初は1トップの森海がサイドに流れてロングフィードを受けるくらいしか逃げ場がなかったのですが、それを繰り返す事によってエスパの最終ラインが少しずつ下げさせられると柿谷が落ちてボールを受けるスペースが出来、更にインサイドハーフの杉本、玄もボールを受けられるようになって、それによりエスパ陣内へボールを運べるようになりました。そして最大の誤算が先制を許した事。まあ柿谷のボールも安部の動きも見事でしたが、ニアサイドのケアが足りなかったですね。

 そんな感じで前半先制を許し、全くシュートを撃てずに前半を終える事となりました。この前半の出来に秋葉監督が激オコだったのは試合後のインタビューやコメントを見ても容易に想像できます。確かに秋葉監督にしてみたら自信を持って送り出したメンバーで、事前のスカウティングを元にした策も授けていたとは思いますので、その期待とは裏腹の出来だった事で怒りを感じるのもわからなくはないです。が、僕からすると攻撃のリズムを作れる選手が神谷だけというメンツでどのように点をとるつもりだったの?と言いたくなります。ただ闇雲にシュートを撃てばいいってものじゃないですからね。前プレにしても、徳島は3バックと両WB、更にGKも入ってビルドアップを始めるので、そこに4人でプレスをかけてもどこかで必ず数的不利になってしまいます。これはスカウティングの段階でわかっていたはず。にも関わらず僕の想像通りの狙いを持っていたとすれば、前述のメンバー構成と合わせて考えるとこの試合で苦戦したのは秋葉監督の人選ミスの側面も大きいんじゃないかなと思います。まあプレーするのは選手ですし、繰り返しになりますが個別にタスクを与えていたのに思い通りの働きが出来なかったのもあるでしょうけどね。

 という事で前半は不本意な出来でしたが、後半は開始から前線にサンタナと乾、ボランチに宮本を入れてきました。このあたりの対応は早いですね。そして入ってきた選手はさすがのプレーを見せてくれました。特に乾は相手の中間ポジションでボールを受けて捌いて移動して、というのを繰り返し、特に左の神谷、吉田と組んで相手の右CBを食いつかせては裏のポケットを突く攻めを繰り返します。一方で右はなかなか機能しなかったのですが、それを見るとまず中山を入れてスピードで揺さぶりをかけ、それでも足りないと見るや西澤を右SBに入れてコンビネーションプレーも入れるようにします。こうやって両サイドから圧力をかけますが、徳島も5-4のブロックで人垣を作って守ってきたため決定機を作るには至りませんでしたが、90+3分に神谷のCKを井林がすらし、それをフリーのノリさんがヘッドで押し込んで同点。試合はこのまま1-1で痛み分けとなりました。

 後半に関しては圧巻の戦いでしたね。ほとんどハーフコートゲームのような感じでした。あれを見てしまうと「ローテーションなんてしなくていい」と言う方が出るのもわかります。ただJ2はJ1より試合が8試合多く、その分連戦も多いです。特に6月下旬から7月上旬にかけてはリーグ戦の5連戦が控えています。それを勝ち抜くためには計算できるメンバーは少しでも多い方が良く、計算できるメンバーを増やすのに一番いいのは試合に出す事なんですよね。それを考慮するとローテーションを行うのは当然だと思います。ただことこの試合のスタメンに関しては前述の理由から疑問を持たざるを得ませんし、もう少し考えて欲しいなとは思います。まあ僕はトーシローなのであれこれ言うのもどうかとも思いますけどね。

 次の試合はゴールデンウィークの最終日に行われるホームでのいわき戦です。試合まで十分な時間がありませんし当日は雨になりそうですが、ホーム・アイスタ日本平でやる以上勝たなければなりません。この試合でたまったであろう鬱憤を晴らすような試合を期待しています。

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