連敗(4/1 甲府戦)
エスパルスのスタメンは以下の通りです。
SUB:大久保、井林、岸本、宮本、カルリーニョス ジュニオ、オ セフン、ディサロ 燦シルヴァーノ
群馬戦から中2日という事で微妙にスタメンを変えてきましたが、戦い方も微妙に変えてきました。最終ラインから繋ぐだけでなく、ウラへのロングフィードを多くしてましたね。前半は特に高橋から中山を走らせるフィードが多かったと思います。連戦でいつもと同じような運動量が望めないという事で、より現実的な戦い方にシフトしたのだと思いますが、前半は思うように機能しなかったですね。思うように繋がらなかったし、中でサンタナは上手く回りにボールを預ける場面もありましたが、北川はどうも消えてしまっている感じで、思うようにチャンスを作れませんでした。一方ボール非保持のところではやはりニアゾーンを使われた時の応対が怪しくて、15分にはオフサイドで取り消されたもののゴールを割られてしまいました。ただ甲府も暑さのせいかどこか低調というかお付き合いしてくれる感じがあって、前半はスコアレスで折り返しました。
後半はエスパが前半よりは後ろから繋ぐ場面を増やして、前半多用したウラへのフィードも織り交ぜながら攻撃を仕掛け、どちらかというと優位に試合を進めます。カルリーニョス、ディサロ、岸本と攻撃のカードを次々と切り、特にディサロが入ってから彼が中盤からボールを引き出してサンタナへのスルーパスを狙うなど攻勢を強めていきました。ただ甲府も流れの中からのチャンスはあまりありませんでしたが、セットプレーから2度クロスバーを叩くシュートを放つなどエスパゴールを脅かす場面もあって、試合はどちらに転ぶかわからない状態でした。そんな中で82分、ホナウドがオ セフンへ出した浮き球のパスをオ セフンのキックミスで後ろへ返してしまい、それに反応したノリさんがボールを落ち着かせようとしてトラップミス。それに反応した甲府のプレスに慌てたノリさんがホナウドへ繋ごうとしたのですが、それを鳥飼にカットされてしまってカウンターを食らい、鳥飼のパスを受けた長谷川が角度のないところから権田の股間を抜くシュートを決めて甲府が先制。その後何とか同点にすべく攻撃したエスパでしたが、山本を入れて3バックにした甲府に時間をコントロールされ、0-1で敗れました。
水曜にナイトゲームをやって、土曜の13時からアウェイでの試合。試合の翌日はクールダウンしかできないから戦術面の練習が出来るのはわずか1日。どう考えてもエスパルスにとっては不利な条件でした。そんな不利な条件かでゼ リカルド監督が施した微修正がウラへのロングフィードの多用という現実的なプランでした。前半はそれがなかなか上手くいかず低調な内容となりましたが、後半は、やはり低調ではありましたが、次第に攻撃の圧力を強める事が出来、試合としてはどちらに転ぶかわからない展開でしたし、ウチがいくつかあったチャンスをモノに出来ていれば勝てたかもしれない試合だったと思ってます。
だからそのいくつかあったチャンスをモノに出来ず、逆に甲府にいくつかあったチャンスを決められてしまった事、しかもそのチャンスがウチのミスによって起きた事だったというのが、本当に辛いです。ノリさんのトラップミスとそれで慌てて出したパスをカットされた事について責められるのは致し方ないし、本人も物凄く責任を感じていると思います。ただ甲府がこちらのスキを逃さず突いた事も称えられるべきでしょうし、そもそもノリさんが反応した浮き球のボールはオ セフンが出してるんですよね。ホナウドから入った浮き球のパスを、たぶんダイレでディサロに出そうとしたと思うのですが、当たり所が悪くて後ろに戻す格好になっちゃったんですよ。勿論ノリさんが処理していれば何の問題もなかったわけですが、オ セフンのこのミスも拙かったんじゃないかなと、何度も失点シーンを見直して思いました。
何というか、状態が悪いと何をやってもダメみたいな感じになっちゃうんだなぁ、と思いますね。さすがに今はポジティブな展望を持つことが困難な状態です。今日(4/2)の報道によるとクラブが動きそうな感じですが、どうなるでしょうか。
※ブログランキング参加中です。
| 固定リンク
コメント