« 2022年シーズンオフの動き その14 | トップページ | 2023年J2戦力分析その1(仙台、秋田、山形、いわき、水戸) »

2023年2月 2日 (木)

2022年シーズンオフの動き まとめ

 新チームが始動してから3週間あまりがたちました。その中で権田、松岡、サンタナの3人は、チームの練習には通常通り参加していたものの今季に向けての契約更新を行っていませんでした。が、今日(2/1)の午前中に、3人とも契約更新した旨のリリースがなされました。特に権田、松岡の2人は今冬での欧州移籍を模索していたと聞きますので、欧州の移籍ウィンドウが閉まるのを待ってリリースしたものと思われます。ここまで心のどこかに引っかかりを感じながらキャンプの動画等を見ていましたが、これでスッキリしました。

 まだJリーグの移籍ウィンドウは開いていますが、これで今季開幕に向けてのエスパルスのスカッドが固まりました。ですので例年と同様今オフの補強動向について書こうと思います。

 今オフのIN、OUTをまとめると以下の通りとなります。

 〇IN
  ・移籍加入:3人(北爪、高橋祐治、吉田)
  ・新人獲得:6人(落合、斎藤、監物、森重、阿部、安藤)
  ・期限付移籍より復帰:3人(ディサロ、菊地、成岡)

 〇OUT
  ・期限付移籍:6人(ヤゴ ピカチュウ、永井、滝、安藤、原、鈴木唯)
  ・期限付移籍延長:4人(川本、千葉、川谷、西村)
  ・退団:6人(栗原、片山、立田、後藤、高橋大悟、ヴァウド)

 昨季J2へ降格した事でこのオフは相当苦労すると思っていましたし、草刈り場になる事も少し覚悟していました。が、終わってみれば主力の流出をある程度抑える事が出来、流出したポジションには実績ある選手を獲得して、上手く乗り切ったと感じるオフとなりました。

 前と後ろで分けて書くと、GK、DFに関しては主力組から立田、片山、原、ヴァウドが抜けました。特に立田、片山、原の3人はゼ リカルド体制になってから試合に出続けてくれた選手なので痛手だったのですが、CBには昨季の柏の最終ラインの中心だった高橋祐治を、SBには柏から北爪、名古屋から吉田と、2人の実績ある選手を加入させる事が出来ました。更にCBは大卒で即戦力となる事が期待される落合、監物の2人がいて、更に菊地をレンタルバックした事で、十分1年戦い抜ける戦力を揃える事が出来ました。SBが人数の面で若干不安がありますけど、北爪は攻撃面、吉田は守備面でそれぞれ良いところを見せているみたいですし、山原、岸本と4人で良い競争をしてくれればと思います。後は怪我をしない事ですね。

 前の方では、主力組からヤゴ ピカチュウ、後藤、唯人が抜けました。あと主力候補だった高橋大悟が抜け、一方で新加入は無し。ただ前述の選手以外のプロテクトに成功し、そこへ山形での武者修行で得点を量産したディサロと山口での武者修行でその才能をアピールした成岡が帰って来た事で、昨季終了時点とほぼ同じレベルの攻撃陣を揃える事が出来ました。特にFWは激戦区ですね。ここまでのトレーニングマッチを見る限り今季は4-4-1-1を基本にするみたいですが、その1トップをサンタナ、ディサロ、オ セフン、北川の4人で争うわけですから。トップ下やサイドハーフ、ボランチも人材豊富ですし、斎藤、森重の2人も新人だからとおとなしくしている感じではなさそうですし、チーム内の競争は激しいものになりそうです。

 という事で、1年でのJ1復帰を目指すにあたって十分な戦力を揃える事が出来ました。とはいえ、J2は甘いリーグではありません。戦力的に優位と見られたチームが苦戦する姿を何度見たかわかりませんし、何より僕達が2016年シーズンにどれだけ厳しいシーズンを送ったかを思い出せばわかる話です。チームには油断する事なく最善の準備をする事を求めたいですし、サポも精一杯チームを後押ししないと、と思います。何より色々迷いながら最終的にエスパルスで戦う事を選んでくれた権田、松岡、サンタナの気持ちには報いてあげたいし後押ししたいですね。

 これでウチのスカッドは固まったわけですが、ついついエスパの方に気を取られて他のJ2クラブの戦力などを全然チェック出来ていません。この後のリーグ戦に備えてこれからチェックしていこうと思います。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村

|

« 2022年シーズンオフの動き その14 | トップページ | 2023年J2戦力分析その1(仙台、秋田、山形、いわき、水戸) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2022年シーズンオフの動き その14 | トップページ | 2023年J2戦力分析その1(仙台、秋田、山形、いわき、水戸) »