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2022年12月30日 (金)

2022年シーズンオフの動き その12

 毎年、この時期も強化部は稼働していて、本当に大変だと思います。という事で今日も動きがありました。

 〇退団

  滝 裕太(MF 松本へ育成型期限付移籍)
  原 輝綺(DF グラスホッパー(スイス)へ期限付移籍)

 まず滝についてですが、今季は開幕当初こそユース時代の恩師である平岡さんの下で出場機会を多く与えられましたが、主力選手が復帰してくるに従って出場機会を減らしていき、監督が代わってからは殆ど出場機会を与えられませんでした。ですので出場機会を他チームに求めるのは致し方ないと思います。幸い保有権はウチに残したままになりますので、松本でたくさん試合に出てアピールして現地の熱いサポにも認めてもらって、1年度にウチが三顧の礼で迎え入れるようになるくらいになって欲しいと思います。

 原についてはシーズン終了後から報道がなされていて、その後全く音沙汰無しだったのでどうなったのかなと思っていましたが、今日ようやくスイスのチューリッヒにある名門のグラスホッパーへの移籍内定が発表されました。今季も右SBの主力を務めてくれていたし、CBも問題なくやってくれていた選手なので、ウチとしては戦力的に本当に痛いです。が、プロのサッカー選手であれば一度は欧州でプレーしたいという夢を持つと思いますので、これは止められないですね。期限付移籍の期間が半年間という事で、原にとってはこの半年間が非常に重要となります。精一杯アピールして出場機会を掴んで、半年後最低でも他の欧州のクラブから声がかかるような活躍をして欲しいですね。

 明日(12/31)は大晦日ですが、まだ結構な人数の契約更新が残っているので、明日も動きがあるかもしれないですね。

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2022年12月29日 (木)

2022年シーズンオフの動き その11

 年の瀬ですが、エスパルスの強化部にとってはチーム編成の大詰めの段階。今日(12/29)も動きがありました。

 〇加入

  吉田 豊 (DF 名古屋から完全移籍)

 名古屋からSBの吉田の加入が発表されました。ご存じかと思いますが、9年前までエスパでプレーしていました。元々富士宮出身で高校は静学。卒業後は甲府へ加入して3年間プレーした後、2012年にエスパに移籍し、主に右SBの主力として3年間活躍しました。終了間際の村田の勝ち越しゴールが伝説みたいになっている2014年のアウェーの川崎戦では、50分に同点ゴールをあげてこの試合の勝利に貢献してます。その2014年限りでエスパを離れ、鳥栖で4年間、名古屋で4年間SBの主力としてプレー。ただ今季は怪我に見舞われたりしてわずか15試合の出場に留まり、今季限りで名古屋を退団する事が発表されていました。そこへ片山が抜けた穴を埋めるべくウチがオファーを出し、9年ぶりの復帰となった模様です。

 利き足は右ですが、左右ともSB、WBをこなせるのが強みですね。彼とは鳥栖、名古屋在籍中に何度も対戦してますが、対人がかなり強くなっている印象があるので、味方となれば心強いです。それに静学出身とあって足元も上手いですしね。さすがに片山みたいに両サイドハーフからFWまでやれるユーティリティ性はないですが、彼の足元の上手さを引き出す事が出来ればゼ リカルド監督のサッカーにも十分順応出来ると思いますし、良い補強をしたと思います。活躍に期待したいですね。

 契約更新がまだの選手が結構いるのでその選手達の動向次第ですが、恐らく加入はこれが最後ではないかと思います。後はどれだけ今季の主力組をプロテクト出来るか、ですね。

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2022年12月28日 (水)

2022年シーズンオフの動き その10

 今日(12/28)は仕事納めの方が多かったのではないでしょうか。かくある僕もその1人です。一方でクラブの方は休む事なく動いているようです。

 〇退団

  ヴァウド(DF 長崎に完全移籍)

 ヴァウドの長崎への移籍が発表されました。2020年に加入して以来、最終ラインの軸の1人として活躍していましたが、今季は怪我があって出遅れ、更にゼ リカルド監督就任以降はフィード能力に長けた選手が重用されるようになり、結局今シーズンはリーグ戦でわずか8試合の出場にとどまってしまいました。来季もゼ リカルド体制でいくのでヴァウドが残るかは微妙だと思ってましたし、J2では試合毎に登録できる外国人の数が1人減りますからね。とはいえ、空中戦や対人の強さは折り紙付きでしたし、親しみやすい雰囲気でサポにも愛された選手なので、残念です。移籍先はこれまたJ1昇格を目指すライバルチームの長崎なので「また手強そうなチームが出来てしまった」という感じですが、長崎での活躍をお祈りしています。(出来ればウチとの試合以外でw)

 新年まであと3日ですが、クラブの強化部の方々はまだ休めそうにないですね。

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2022年12月26日 (月)

2022年シーズンオフの動き その9

 ここ数日加入、退団のリリースがなかったのですが、今日(12/26)動きがありました。

 〇退団

  髙橋 大悟(MF 町田に完全移籍)
  川谷 凪 (MF いわきへの育成型期限付移籍終了後岡山へ期限付移籍)

 まず川谷の方から。夏にいわきへ武者修行に出ましたが、修行先では4試合出場したのみでした。まあ結構完成されていたチームにシーズン途中から食い込むのは難しかったですかね。その後岡山からオファーが来たので、そのオファーを受けて修行を継続する事を選択したようです。ウチにはいない純然たるウィンガータイプの選手ですが、今はどんどん試合経験を積む事が大事だと思うので、岡山でアピールして試合出場を勝ち取って、来季ウチが土下座して「戻って来て!」と言わせる働きをして欲しいと思います。

 もう1人、髙橋大悟については同じカテゴリの町田に完全移籍する事が発表されました。2018年に高卒で加入した時からずっと期待されていて、2019年の途中から北九州へ武者修行に出て2年半プレーし、その才能の片鱗を見せつけてくれました。それだけに今年からエスパに復帰した時は相当期待が高まっていましたので、その分今回のリリースにショックを受けた方も多いみたいですね。ただ、僕は仕方ないかなと思ってます。開幕当初は結構出場機会を貰えて、ホームのC大阪戦ではJ1初ゴールをあげましたが、J1の中では少し線が細いのとプレースタイルが結構ボールを触りたがるタイプなのでどこで起用するかが難しいように感じてました。で、怪我人が復帰してくる中で出場機会を減らし、監督がゼ リカルド氏に代わって「ここがアピールする時」と本人も思っていたところで大怪我を負ってしまって、シーズンを終えてしまいました。本人も今季は忸怩たる思いでいたと思いますが、一方で彼も来年は24歳ですから、この先のサッカー人生を考えた時に「より自分を認めてくれたところ、もしくは出場機会を得られそうなところ」への移籍を考えるのは必然かと思います。町田は手強い相手となりそうですが、ウチとの試合以外で(汗)頑張って欲しいです。

 なお髙橋大悟の移籍に際して「何故クラブはライバルへの移籍を許可した!」とクラブを非難する向きがありますが、所属クラブとしてはオファーしてきたクラブに移籍金(違約金)満額払うと言われ選手本人も移籍を望んでいるのなら基本的には止められないですよ。また選手の方を責めるのもお門違いである事は立田の件の際に書いた通りです。だからこのオフは「来るものは拒まず。去るものは追わず」という気持ちでいる方が精神衛生上楽だよ、という気持ちで過ごすのがいいと思ってます。まあこの悟りに至るまでには相当時間がかかったし、全くショックがないかと言われればウソになりますけどねw。

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2022年12月22日 (木)

2022年シーズンオフの動き その8

 今日(12/22)も1つ動きがありました。が、これまでとは違って久々にTwitterのタイムラインがお祭り状態になっていますw。

 〇加入

  高橋 祐治(DF 柏から完全移籍)

 柏からCBの高橋の加入が発表されました。今週に入って報道があったものの「ホンマかいな」と思ってました。それが今日発表されて正直驚いています。

 高橋は滋賀県出身で、中高は京都のアカデミーでプレー。そこから京都のトップチームに昇格し、京都や讃岐、オーストラリアのブリスベンなどでプレーした後、2018年に鳥栖に移籍し2年間主力としてプレー。2020年に柏に移籍し、最初の2年間は怪我もあって思うように出場機会を得られませんでしたが、今季はリーグ戦全34試合に出場。3バックの主力として活躍しました。そんな選手が何故ウチに来てくれたのか、とつい思ってしまうのですが、どうも今年で契約満了になったみたいですね。柏の事情はわかりませんが、考えられるのは世代交代、でしょうか。

 ただそんな実力を持つ選手がウチを選んでくれたのは素直に嬉しいですね。コメントの中で「優勝してJ1昇格できるよう頑張ります。」と言ってくれてますし。こうして意欲、というか野心を持ってウチに来てくれる選手は大歓迎です。最終ラインの主力としてのプレーを期待したいですし、落合、監物といった大卒新人CBの良い見本になってくれれば、と思います。

 新加入に関しては、あとはSBが必要だと思いますが、どうなりますかね。

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2022年12月21日 (水)

2022年シーズンオフの動き その7

 今日(12/21)も2つほど動きがありました。

 〇退団

  川本 利誉(FW  岡山への育成型期限付移籍終了後群馬へ期限付移籍)

 武者修行中の川本が引き続き群馬で武者修行を続ける事が発表されました。岡山へ武者修行に出て、当初はスタメンの機会を与えられていたものの、段々と出場機会が減っていったため、8月に武者修行先を群馬に移していました。2022年シーズンのゴール数は3点で、うち1点が群馬でのものでした。まだまだアピールが必要な感じですが、群馬が戦力になり得る選手として期限付移籍延長のオファーを出して、川本がそれに応じたという事でしょう。持っているポテンシャルはすごいものがあると思うので、群馬で引き続きそれを磨いていって欲しいと思います。

 他には契約満了が発表されていた後藤が山形へ完全移籍する事になったと発表されました。恐らくは昇格争いのライバルとなるチームで、しかも監督のクラモフスキーさんは後藤の良さを良く知っていると思うので、「これは手強くなりそうだな」と感じますね。ただ敵として相まみえるのは楽しみでもあります。頑張って欲しいですね。

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2022年12月20日 (火)

2022年シーズンオフの動き その6

 サッカーのお祭りだったW杯が終わりました。この後は、欧州はシーズン中断中だったので来週からリーグ戦が再開しますが、日本の方はまだ間があります。とはいえエスパルスの来季の始動日は今季より1週間早い1/6なので(練習開始は1/9から?)、そろそろチームの体制固めが加速するかなと思っているのですが、まだペースアップはしきってないような感じで、今日(12/20)も3つだけでした。

 〇退団

  千葉 寛汰(FW FC今治への育成型期限付移籍終了後徳島へ期限付移籍)

 夏に今治へ武者修行に出ていた千葉が、来季は徳島でプレーする事が発表されました。武者修行先の今治では22試合に出場して12得点をあげ、そのゴールセンスを発揮していましたので、今季はウチへ戻すのかなと思っていました。が、同じカテゴリの徳島への期限付移籍となりました。徳島は今季プレーオフに進み、来季も昇格争いのライバルとなり得るチームなので、少々複雑な気分ではあります。が、今季の所属選手を見た時にどう考えてもアタッカーとFWは人数過多である程度の整理は必要ですし、千葉としてはウチよりも出場機会が多いであろう徳島で実力を磨いた方がいいと判断したのかもしれません。一方でアカデミーからの生え抜きの点取り屋を失うわけにはいかないという事で、期限付移籍の形にしてあるので、来季同じカテゴリでどんどんクラブへアピールして欲しいと思います。

 他では、ウチとの契約満了が発表された栗原がSC相模原へ移籍する事が発表されました。本人のツイッターによるとDFとしての獲得だとか。来季から監督が戸田さんなので、どのように磨かれるのか注目したいと思います。

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2022年12月19日 (月)

歴史に残る激闘(男子W杯決勝)

 日本時間の今日(12/19)の0時からワールドカップ決勝のアルゼンチンvsフランスが行われ、PK戦の末アルゼンチンがフランスを下し、マラドーナを擁して優勝した1986年のメキシコ大会以来3度目の優勝を遂げました。メッシにとって唯一手に出来ていなかったワールドカップをキャプテンとして手にするというドラマの面から見た歴史に残る試合でした。

 また内容も凄かったですね。試合前はどちらかというと戦力的にフランス優位でボールもフランスが持つのではと思っていたのですが、アルゼンチンがシステムを4-3-3にして、左サイドにディ マリアを置いて彼に左に張らせた上でウラを突かせる事を徹底してフランス守備ブロックを押し下げるという攻撃的な戦いを仕掛け、23分にPKから先制し、36分には見事なカウンターから2点目。守っては中盤のデ パウル、エンソ フェルナンデス、マクアリステルの3人を中心に非常に厳しい守備を仕掛けてフランス自慢の攻撃陣を自由にさせず、ましてやエムバペにはボールすら渡さないという守備でフランスを封殺し、75分まではアルゼンチン圧勝ムードが漂っていました。が、フランスが前線にエムバペ、コロ ムアニ、テュラム、コマンといった運動能力の高い選手を入れて4トップ気味にして圧力をかけ、80分、81分とエムバペが連続ゴールを決めて同点に。それにより試合のムードは一変し、フランスが優位に進めた状態で延長戦に入りました。

 このままフランスが優位に延長戦を進めるのか、と思わせたところで、アルゼンチンがパレデス、ラウタロ マルティネスを投入。フレッシュなパレデスをアンカーに入れてボールを持つ時間を増やすとともに中盤でも再び優位に立ち、108分にメッシが押し込んで勝ち越し。今度こそアルゼンチンが勝つかと思ったところで、CKからハンドを誘ってPKを獲得し、エムバペが決めて再度同点。最後はPK戦でアルゼンチンが勝利を手にしましたが、最後まで何が起こるかわからない凄い試合でした。

 メッシという絶対的な個を擁しつつ、そのメッシにいかに良い仕事をしてもらうかという視点からチームを作り上げ、決勝で更に戦術的な仕掛けを用意して戦ったアルゼンチンは見事でした。優勝にふさわしいチームだったと思います。またメッシに目がいきがちですが、PK戦で4人目に登場してゴールを決めたモンティエルが喜びを爆発させるというより何とも言えない感極まった表情をしていたのが印象的でした。彼は延長戦でハンドしてしまった事に物凄い責任を感じていたと思うので、そんな彼が優勝を決めた事が印象に残りましたね。あと忘れてならないのが監督のスカローニ。現役時代はスーペル デポルの一翼を担った選手ですが、監督としても物凄く優秀だなと思いました。決勝の戦術的駆け引きはもちろん、緒戦でサウジに敗れながらよく立て直しましたよね。一方、敗れたとはいえ後半途中までの圧倒的な劣勢を、前線に個の力に長けた選手を並べて圧力をかけて同点に持ち込み、延長戦でも勝ち越されながら諦める事なく攻めて再度同点に追いついたフランスも見事でした。特にエムバペの身体能力を活かしたドリブルと逆境を跳ね返すメンタルは脅威的でしたね。まだ23歳という事で、これから彼がどんな選手になるのか楽しみです。

 最後に、バルサでは何度も栄光を手にしながら代表ではなかなか母国にタイトルをもたらす事が出来なかったメッシが、総決算となるこの大会で念願のワールドカップを手に出来たのは良かったと思います。とはいえ、ここという場面での閃きは全く衰えていないとも感じたので、この後も彼のプレーを楽しみたいです。

 という事で、歴史に残る大会となったカタール大会ですが、日本戦以外では決勝しか記事にする事が出来ませんでした。ちょっともったいないので、印象に残ったチームの話などを書ければ、と思ってます。

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2022年12月15日 (木)

2022年シーズンオフの動き その5

 W杯も準決勝が終わり、あとは決勝と3位決定戦を残すのみとなりました。結局日本戦以外はW杯について書いてないので準決勝の感想でも書こうかなと思っていたら、エスパルスの方で動きがありました。

 〇退団

  永井 堅梧(GK 横浜FCヘ期限付移籍)

 永井の横浜FCへの期限付移籍が発表されました。事前の報道は全くありませんでしたが、正直あまり驚きませんでした。2020年の北九州のJ2での躍進に貢献した事を買われて昨季エスパへ移籍してきましたが、同じタイミングで同じGKの権田も加入したのが不運でしたね。リーグ戦は出場出来ず、カップ戦に出場したのみ。それでも第二GKでしたが、今季はその座も大久保に奪われ、天皇杯に出場したのみ。これだとオファーがあれば出ちゃうんじゃないかと思ってました。勿論クラブやチームを責めるつもりは毛頭ないですし、GKというポジションの特殊性によるところが大きいと理解していますが。移籍先の横浜FCでの正GK争いも厳しそうですが、頑張ってアピールしてウチを見返す働きをして欲しいと思ってます。

 それにしても動きが少ないですね。契約更新や移籍加入・退団のリリース時期がいつもより早まるだろうと思っていたのですが、結局いつもの年と同じペースになりそうな感じです。

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2022年12月11日 (日)

RCDマジョルカと業務提携

 昨日(12/10)、エスパルスがスペインのRCDマジョルカとの業務提携を発表しました。

 RCDマジョルカはスペイン バレンジア州のマヨルカ島にあるクラブです。設立は1915年と古く、1998-99年シーズンには1部で3位に食い込んだ事もあるクラブです。かつては大久保や家長、昨季は久保といった日本人選手が在籍していた事から、日本での知名度はそこそこあるのではないでしょうか。ちなみに今季は現在1部で11位。在籍選手としてはセルビア代表GKのライコビッチや韓国代表のイ ガンインなどがいます。

 業務提携の内容としては「ジュニア世代からトップ世代における各世代のチ一ム及び選手育成・強化を目的に、選手、指導者、クラブスタッフの人的交流を行う」との事。具体的なアクションはこれからのようですが、「近日中には実施できる予定」との発言もありました。

 関心があるのが特にユース、Jr.ユースの選手育成・強化の部分に良い影響を与えられるかどうか、です。マジョルカの下部組織からは、古くはバルセロナで活躍しスペイン代表でもプレーしたミゲル アンヘル ナダル、最近ではついこの間のW杯のスペイン代表の一人であるマルコ アセンシオを輩出しているとの事。そうした選手達を育成したノウハウを得られれば大きな成果となるはず。期待したいです。

 最後になってしまいましたが、今回の提携にはエスパルスのユニフォームスポンサーであるタイカ様が仲立ちをして下さったとの事。こうした縁は大事にしたいですね。

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2022年12月 8日 (木)

2022年シーズンオフの動き その4

 既存の選手との契約交渉が進んできて、少しずつ契約更新選手の発表が行われていますが、一方で退団する選手も発表されました。

 〇退団

  ヤゴ ピカチュウ(MF フォルダレーザECへ期限付移籍)

 夏に加入したピカチュウの期限付移籍が発表されました。7月末のアイスタでの鳥栖戦から右サイドハーフで出場するようになって、特に8月を無敗で乗り切った事に貢献してくれました。ただ元来SBの選手でブラジル時代にゼ リカルド監督に右サイドハーフでも起用されるようになったそうですが、確かにボール非保持の時のパスコースのきり方やそこからのプレスのかけ方は見事でしたが、ボール保持の際に自分で突破するタイプの選手ではないところに若干の物足りなさがあり、攻撃に秀でた中山とかが怪我から復帰するに従ってスタメンからは外れるようになった印象です。技術も非常に高い選手でしたけどね。あとは本人もブラジルと日本とのサッカーの違いに戸惑っていたみたいだし、おまけに家族を母国に残してのプレーだったところへJ2への降格が決まってしまったという事で、モチベーションを失ってしまった感じかな、と理解しています。

 在籍期間がわずか半年での退団は残念ですが、仕方ないですね。来季に向けてはエスパルスをJ1へ復帰させる事への強い想いとか野心を持った選手が必要なので(ピカチュウも来季もウチでプレーするとなれば、強い気持ちでプレーしてくれただろうと思ってますが)。母国ブラジルでの活躍を祈っています。

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2022年12月 7日 (水)

男子W杯ベスト16 クロアチア戦

 日本時間の今日(12/6)の0時からW杯ベスト16の日本vsクロアチアが行われました。チーム立ち上げ時からベスト8進出を目標に掲げていた日本ですが、残念ながらPK戦の末、敗退しました。

 リアルタイムで視聴してましたが、残念ですね。現時点で出来る事はやれていたと思うし、先制点をとった時は「いける!」と思ったのですが、クロアチアはそんな甘い相手ではなかったですね。

 前半はほぼ互角の展開だったと思います。スペイン戦から2人スタメンを代えたもののシステムは3-4-2-1で臨んだ日本は、クロアチアのモドリッチを中心にしたビルドアップと時折繰り出されるウラ狙いの攻撃に苦しめられはしましたが、ボールを保持すれば後ろからしっかり繋いで攻める事が出来ていました。狙い所は両サイドのウラで、伊東のスピードと長友のタイミングの良い攻め上がりから起点を作り、クロスは出来るだけGKとDFの間に早くて低いボールを入れるというのを徹底させ(長友はそれは出来てなかったですが)、何度かクロアチア守備陣を慌てさせる事が出来てました。クロアチアは4-3-3なので真ん中は堅いけれどその分サイドが空くだろうからそこを起点にする狙いだったのだろうと思いますし、理にかなっていたと思います。セットプレーも工夫し、40分過ぎにショートコーナーのこぼれ球を前田が押し込んでのゴールも狙い通りだったのではないでしょうか。今大会初めて先制しての前半折り返しは理想的で、良い流れが来ていると思ってました。

 が、そこは前回大会の決勝トーナメント4試合中3試合で延長戦を戦ったクロアチアのタフさ、したたかさは想像以上でした。後半からサイドから徹底してクロスを上げてきて、平均身長で上回るという長所を活かして攻める戦いを仕掛けてきました。どうにかはね返してきた日本でしたが、55分に右WBの伊東とCBの富安の間に入り込んだペリシッチにピンポイントのクロスが入り、それをペリシッチが決めて同点。その後もクロアチアはセンターFWを選手交代で代えつつそこへのクロスでゴールを狙う形を徹底させ、さらに日本陣内奥からのスローインもロングスローを仕掛けてきました。何とか3人のCBとボランチではね返した日本ですが、このようなフィジカル勝負の対応を繰り返す中で消耗させられてしまいました。途中トップを浅野に代え、左WBに切り札とも言える三笘を入れて何とか押し返そうとしましたし、延長も含めて何度かあわやというシーンを作ったもののそこで決める事が出来ず、延長後半の終わり頃はろくに押し上げる事が出来なくなり、守備に追われるばかりになってしまいました。それでもPK戦に持ち込んだのですが、GKのリバコビッチに3本も止められ、あえなく敗れる事となりました。

 結局クロアチアのタフさ、したたかさの前に屈した感じでしたね。僕の書き方が下手なので、ともするとフィジカル勝負「だけ」でやられたように思われそうですけど、クロアチアは足元の技術も高いしこちらのイヤなところを突くのも上手でした。それに対して何とか日本の武器であるスピードで搔きまわしてクロアチアの消耗を誘いたかったのですが、後半からクロアチアにクロス中心の攻撃をされ、それへの対応に追われるうちにこちらが消耗してしまったというところだろうと思います。PK戦では「権田、頼む!」と祈っていましたが、こちらが3本止められては、ね。ただ三笘と吉田のPKはかなり隅に飛んでおり、日本人のGKだったら入っていたのではないかと思います。ただリバコビッチは上背がある上に手も長くて反応も早かったです。何でもPKは得意らしいので、相手が悪かったなと思うしかないと思います。

 あえて「たられば」を言うと、浅野がもう少し1トップとして機能していれば、というのがあります。もう少しボールをおさめてくれればというのと、無理して前に運ぼうとするのではなくてフォローしてくる2シャドウをもっと使ってくれれば、と思いました。ただ味方を使おうにも2シャドウがちゃんとフォローしてくれないとダメで、その意味では途中から2シャドウが本来サイドアタッカーの伊東と途中交代の南野に代わった事も影響したのではないかと思います。更に三笘を切り札として使うのはいいとして、あまりに三笘に任せきりというかなかなか良い形でボールを渡す事が出来なかったのももったいなかったですね。そうしたあれやこれやの誤算、というかたらればは、試合を重ねながら戦い方を模索していくといっていい森保監督のチーム作りではどうしても発生してしまうのではないかという気がします。

 ただこの期におよんで森保監督やスタッフや選手達を批判するつもりは毛頭ないです。森保監督がある程度選手達に任せ、要所で決断をし、チームをまとめ上げてきたからこそ今回このような結果を得る事が出来たと思いますし、選手達も森保監督の期待に応えてよく頑張ってくれました。率直に言って組み合わせ抽選の段階で「うわぁ、今回は上に行くのは無理だ」と思ってましたから、それを覆して、しかもドイツ、スペインを下す戦いを見せてくれたのは望外の喜びです。改めて森保監督以下日本代表の選手、スタッフに「お疲れ様でした」と言いたいですし、本ブログで散々批判した森保監督にはこの場でお詫びいたします。すみませんでした。

 こうして日本の戦いはいったん区切りとなりましたが、W杯カタール大会はまだ続きますし、2026年大会への準備も既に始まっているといえます。まずはカタール大会の結末を見届けたいと思います。

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2022年12月 5日 (月)

ユース 高円宮杯プレミアリーグから降格

 今日(12/4)、高円宮杯プレミアリーグの最終節が行われ、エスパルスユースはC大阪U-18に1-4で敗れました。この結果エスパルスユースの最終順位はWESTの11位となり、創設以来守ってきたプレミアリーグの座から陥落しました。試合は見る事が出来てないのでわかりませんが、前半早々に先制しながらすぐ追い付かれ、その後は押され気味となり、後半早い時間に逆転弾を許し、何とか追い付こうとしたものの終盤に突き放されてしまったようです。

 毎年3分の1の選手が入れ替わるので、ずっとチーム力を一定に保ち続けるのは難しいのは理解していますが、今回の結果がもたらす損失は非常に大きいです。全国の二種の強豪チームとリーグ戦を通して切磋琢磨するのと、東海(静岡、愛知、三重、岐阜)のチームとだけ戦うのとでは得られる経験値が失礼ながら違い過ぎます。また一度落ちてからプレミアに復帰するのは大変で、まず東海プリンスで上位にいった上で、各地域のプリンスから勝ち上がったチームとトーナメント方式のプレーオフを勝ち抜かなくてはなりません。恐らくトップチームがJ1に復帰する以上に難易度は高く、静学や磐田U-18も復帰するまで数年かかりました。それを考えると石にかじりついても残らなければいけなかったのですが。

 原因については今季のチームを見たのは2試合しかないので、詳細な原因分析は出来ません。ただ考えられる事を挙げると、二種でトップレベルの得点源だった千葉が卒業した事と、主力にけが人が相次いだ事、プレミア再開前に武漢ウィルス(新型コロナ)禍で選手が複数名罹患し練習さえ出来ない時期があった事、などがあります。が、一番大きいのは、今季から昇格するチームの兼ね合いで初めてWESTで戦う事になったにも関わらず、監督の澤登さん以下スタッフ全員を総取っ替えしてWEST、EAST以前に全く経験値のないスタッフで戦った事じゃないかなと思ってます。監督は代えるにしてもコーチは何人か残すべきだったのではないかと。この点は澤登さんがユースの監督に就任した時の記事で書いた懸念が当たってしまったように思います。

 落ちてしまった事はどうしようもないので、来季どのように立て直していくかを考える必要があります。それを考える上で重要な指針となるのが、アカデミーヘッドオブコーチングの森岡さんが中心となって作成されたアカデミーのプレーイングフィロソフィーおよびコーチングフィロソフィーが今季のユースチームの指導においてちゃんと活かされていたか否かです。活かされていてそれでもダメだったならばフィロソフィーそのものの見直しを図る必要がありますが、フィロソフィーよりも澤登監督個人の嗜好が優先された指導が行われていたのであれば、僕は澤登監督を切るべきだと思います。そこに「レジェンドだから」という忖度があってはなりません。なお僕個人はユースのフィロソフィーの観点から評価する事は出来ませんが、先々週のアイスタでの対名古屋U-18の試合を観た時の印象として「去年の青森山田にアウェーで勝った時のサッカーとは随分違うサッカーをしてるな」というのはあります。

 Jr.ユースも2年連続で高円宮杯全国大会の出場権を逃した、と聞きます。ユースだけでなくアカデミー全体の立て直しが急務ですね。

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2022年12月 4日 (日)

男子W杯スペイン戦

 先週金曜(12/2)の未明に行われたW杯グループリーグ第3戦、日本はスペインを破り1位で決勝トーナメント進出を果たしました。僕は朝7時ちょっと前くらいから録画していたものを見たのですが、「スゴイものを見た」という驚きが強かったですね。勿論嬉しいのですが。

 この日の日本は試合開始から3-4-2-1、リトリートした時は5-4-1のシステムで戦う事を選択しました。東京五輪の準決勝で4-2-3-1で戦って厳しい戦いを強いられた経験からの選択だと思いますし、中盤のアンカーのブスケツを抑えるためだと思いますが、前田1人では相手の2枚のCBを抑えるのは不可能で、更にスペインの中盤にはブスケツの他にペドリ、ガビというキープレイヤーがいて、彼らが中間ポジションをとってCBからボールを引き出すので日本は下がらざるを得ず、スペインにやりたい放題やられてしまいました。10分にモラタに先制ゴールを決められた時は大量失点を覚悟しました。が、日本が前半途中からペドリ、ガビに対してCBの谷口、板倉が前に出てチェックをかけるようになってからスペインの攻撃をある程度抑えられるようになりました。更に35分頃から前田、鎌田、久保あたりが少しずつスペインの最終ラインにプレスをかけるようになり、特に前田がGKのウナイ シモンにもプレスをかけて慌てさせる場面を作ったのも後半への布石となりました。

 後半、開始から最終ラインに猛然とプレスをかけるようになった日本は48分、前田に寄せられてウナイ シモンからニコ ウイリアムスにパスを出した時に伊東が猛然とプレスをかけてボールをひっかけ、これを拾った堂安が強烈なシュートをゴールに突き刺して同点。更に51分、伊東、田中とのパス交換からペナに侵入した堂安がクロス。ラインギリギリで三笘が折り返したボールを田中を押し込んで逆転。わずか数分で試合をひっくり返します。この後はスペインにボールを握られ押し込まれる展開となりましたが、日本の5-4-1のブロックは最後まで崩される事はなく、日本がドイツ戦に続いてアップセットを成し遂げました。

 この試合に向けての準備期間は多くはなかったのですが、その中で選手達が話し合って戦い方の意思統一を図って、ほぼそのゲームプラン通りに試合を進めたのは見事です。また途中で板倉と谷口を中盤のペドリ、ガビを見させるようにしたのも選手間の意思疎通によるものと聞きます。このような戦い方が出来るようになったのは勿論選手個々の成長によるものですが、そうした自主性を促し選手個々の良さを促すチーム作りを行って、今回このような結果をもたらした森保監督の手腕は認めざるを得ません。本当に素晴らしかったと思います。とはいえ、代表チームにもクラブで行う戦術が使われるようになっており、そのような流れに遅れないようにするためには、今の森保監督のやり方「だけ」ではダメだという考えは変わってないですけどね。

 まあ日本の今大会の戦いはまだ続きます。総括は終わってからでいいでしょう。次は目標のベスト8進出をかけてクロアチアと対戦します。ドイツ、スペインほどボール保持にこだわるチームではないので、戦い方が難しいなと思ってますが、日本がどのような戦い方を選択するかは楽しみではあります。ここまで来たからには是非とも目標を達成して欲しいですね。

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2022年12月 3日 (土)

2022年シーズンオフの動き スタッフ編その2

 記事のアップに間を開けてしまってすみません。W杯でのスペイン勝利と1位での決勝トーナメント進出とエスパルスの来季のスタッフに関するリリースの2つがあるのですが、まずは身近な後者の事を書きます。

 昨日(12/1)、来季のエスパルスのトップチームのスタッフについて2つのリリースがありました。

 古川昌明GKコーチ就任のお知らせ
 市川大佑コーチ就任のお知らせ

 まず空席となっていたGKコーチに古川昌明さんが就任する事となりました。Jリーグ開幕初年度の鹿島の正GKで、鹿島を中心に長く活躍されていました。鹿島に加入するまでが大変だったみたいで、黒崎、本田など後に鹿島に加入する選手が複数いた本田技研の所属だったのですが、何か本田の狭山工場に転勤させられるという不遇に見舞われ、その反動から本田技研を退社してブラジルに渡り、FCサンパウロでの練習に参加したという経歴があるそうです。引退後はブラジルに渡ってコリンチャンスなどでコーチ経験を積んだ後、川崎、鹿島、いわきでGKコーチを務めました。その豊富な経験はエスパのGK陣にも間違いなく良い影響を与えると思いますし、ブラジルで生活した経験からゼ リカルド監督らとのコミュニケーションも取りやすいのではないかと思います。期待したいですね。

 市川さんに関しては、引退後2017年からエスパの普及・育成部門に入って頂いていましたが、来季からトップチームのコーチに就任する事となりました。どのような役割を担う事になるのかが関心事になりますが、中心は若手の育成というか相談相手になるんだろうなと思います。後は他の監督・コーチ陣との相違点はアカデミーも含めて長くエスパルスでプレーしていた事なので、そうした観点からゼ リカルド監督などに提言するというのもあるのではないかと思います。その意味で難しい立ち回りを要求される事になるかもしれませんが、地元出身でトップチームで長くプレーした経験のある方に指導者としての経験を積ませる事は重要だと思うので、どういう役割を担うのかには注目していきたいと思います。

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2022年12月 2日 (金)

2022年シーズンオフの動き その3

 予想通り、今日(12/1)も動きがありました。

 〇加入

  北爪 健吾(DF 柏から完全移籍)

 〇退団

  後藤 優介(FW 契約満了)

 まず後藤の今季限りでの退団が発表されました。2020年シーズンからエスパに加入し、その献身的な動きとポジショニングの上手さで出場機会を重ねてきました。が、いかんせんフィニッシュワークだけが上手くいかず、それで次第に出場機会を減らす事を繰り返していたかなぁと思います。そうなると、今季開幕当初の時点で既にFWとサイドハーフはやや人数過剰なので、クラブが今回このような決定を下したのも理解できなくはないです。どこか朴訥な人柄を感じさせてくれて、サポにも愛されていたんですけどね。彼みたいに運動量を惜しまず献身的に働いてくれてポジション取りも上手い選手はそういないので移籍先は見つかると思いますし、新天地でウチを見返す活躍を見せて欲しいです。

 一方で柏から北爪の加入が発表されました。事前の報道が全くなかったので、ちょっと驚いています。群馬県前橋市の出身で、前橋育英高卒業後は専修大学に進学。同期に来季横浜FMからF東への移籍が発表されている仲川、1年上に現在名古屋でプレーしている長澤がいます。そうした有力選手に囲まれながら自身も1年から右SBのレギュラーを務め、専修大の関東大学リーグ4連覇等に貢献。卒業に向けてはウチも狙っていたようなのですが、進路は千葉を選択。その後横浜FCを経て、2020年から柏でプレーしていました。昨季と今季は出場機会に恵まれませんでしたが、サイドでの献身的な上下動を厭わない選手のようです。実力は確かであり、またSBは不足気味ですし、こういうウチで再び輝きたいという野心を持って加入してくれる選手は歓迎したいです。早くプレーを見てみたいですね。

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2022年12月 1日 (木)

2022年シーズンオフの動き その2

 本ブログを以前からお読み頂いている方はお気付きとは思いますが、本ブログでは噂や報道レベルに関しては扱わないようにしています。あまりそういうのを追っかけているとこっちのメンタルもやられてしまうから、確定情報だけ扱えばいいや、と。で、エスパルスはここ2年は主力選手のプロテクトにほぼ成功していたのですが、流石に今季はそうはいきませんでしたね。

 〇退団

  片山 暎一(DF 柏に完全移籍)
  立田 悠悟(DF 柏に完全移籍)

 今季の最終ラインのレギュラークラス2人が揃って柏に移籍する事となりました。まず片山についてですが、昨季C大阪から加入して、左右両SBはもとより右サイドハーフも高いレベルでこなすポリバレントぶりを発揮してくれました。プレーも非常にクレバーで2年間チームに貢献してくれたので、ここで抜けてしまうのはウチにとっては非常に痛いです。が、ちょうど今日(11/30)31歳の誕生日を迎えたという事で、短いサッカー人生を考えると、トップカテゴリーでプレーするチャンスがあるならそちらを選択するのは当然だと思います。柏での活躍を期待してます。

 もう1人の立田については、先週頃に移籍報道が流れてTwitterのタイムラインの動揺を誘って、その後続報がなかったのですが、柏への完全移籍が発表されました。こちらはねぇ、Jr.ユースからの生え抜きですから思い入れはより大きいし、第一声は「残念」の一言ですね。一昨季、昨季とちょっと伸び悩み気味だったのが、今季途中からゼ リカルド監督による後ろから繋ぐサッカーにフィットしてスタメンに定着してきて「これから」って感じでしたし。とはいえ、立田も来年は25歳で、「海外でプレーしたい」とか「代表に呼ばれる選手になりたい」という夢を掴めるかどうかの境の年齢です。それを考えた時に彼が夢を掴むためにチャレンジする道を選択するのは当然の権利だと思います。プロサッカー選手は個人事業主なので。心情的に「応援する」というのは当面厳しいですが、「頑張って来いよ」という言葉はかけてあげたいと本心から思ってます。

 ついでにぶっちゃけてしまうと、僕は一部のエスパサポの立田への評価が不当に低いとずっと思ってたんですよ。ちょっとミスしただけでSNSで過剰に批判されるし、ボールを持つたびに「早くボール離せや」的な不安な空気が流れたりしたし。僕の観戦仲間も「後ろのオバチャンがやたら立田に批判的で辟易した」と度々言ってたし、昨年のYoutube動画で権田や原がその事に触れてましたよね。まあ確かに時折ポカもしたし、時には選手を叱咤する事も必要なのも確かですが、一方で選手達を勇気付けて気持ち良くプレーさせるのがサポーターの役割であり、そうしたサポーターがホームではより多く集まるからホームチームの勝率は一般的には良いですよね。そう考えた時に、僕達サポーターは立田を気持ちよくプレーさせてきましたか?という事を考えるべきではないかと今回の件で感じました。

 以上、ぶっちゃけちゃってすみません。付け加えておくと、立田が一部サポのせいで移籍したとまでは思っていませんので、そこは誤解なきようお願いします。しかし今季は予想通り出入りが激しそうですね。

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