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2022年6月29日 (水)

鬼門中の鬼門(6/26 C大阪戦)

 日曜(6/26)はアウェーでのC大阪戦でした。エスパルスがかつての長居球技場のスタンドを増改築してヨドコウ桜スタジアムとなってから初めて訪れる事となりましたが、日曜夜の開催では帰るのが非常に大変なので、おとなしくDAZNで観戦しました。

 試合前のJリーグ公式HPのプレビューでも、試合中の実況でも「エスパルスは17試合C大阪ホームで勝てていない。唯一勝ったのはJ2の時だけ。」と散々喧伝され、「そんなに言わんでもわかっとるわ!」と怒鳴りたくなりました(汗)。長居で一番最後に勝った試合を僕は生で観ていますので、「あの年はオジー体制の3年目で非常に強かったなぁ」とか「あの年から随分お互いの立ち位置が変わっちゃったなぁ」とか妙に郷愁にふけってしまいますが、それにしても18試合勝ててないというのは何というか凄いですね。

<明治安田生命J1リーグ 於 ヨドコウ桜スタジアム>

 清水エスパルス 1ー1 セレッソ大阪

 

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2022年6月24日 (金)

現実は厳しい(6/22 天皇杯京都戦)

 一昨日(6/22)は天皇杯3回戦の対京都戦がアイスタ日本平で行われました。平日なので行けるはずがなかったわけですが、幸いサッカー協会のYoutubeチャンネルで生配信されたので、試合を通して観る事が出来ました。

 結果は後半先制を許し、そのまま逃げ切られての敗戦。3回戦で敗退となりました。ゼ リカルド監督就任初戦だったリーグ戦の福岡戦で「これでいける」とつい思ってしまったわけですが、甘くはないですね。現実は厳しいという事を改めて思い知らされる結果となりました。

<第102回天皇杯全日本サッカー選手権 3回戦 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0ー1 京都サンガF.C.

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2022年6月21日 (火)

2人の選手の復帰

 Jリーグの今夏の移籍ウィンドウが開くのは、7/15です。それに向けてクラブは動き出している模様ですが、そんな中で2人の選手の復帰が発表されています。

 〇復帰

  梅田 透吾(GK 岡山への育成型期限付移籍の契約解除に伴い復帰)

 〇加入

  北川 航也(FW SKラピード ウィーン(オーストリア)から完全移籍)

 まず梅田については本ブログで取り上げるのがすっかり遅くなってしまいました。昨季に続いて岡山へ武者修行に出て、正GKとして活躍し始めたところなのですが、4節の試合中に右ひざ前十字じん帯断裂という大けがをしてしまいました。このためエスパに戻ってリハビリする事を決断した模様です。岡山で活躍する事を本人も願っていたとは思いますが、三保でリハビリしながらウチの権田、大久保、永井の練習に取り組む姿勢を観察する事も梅田にはプラスになるはずです。まずはリハビリをしっかりやってもらって、来季のチーム始動から練習できるようにしてもらいたいですね。

 北川については、土曜の福岡戦の余韻が冷めやらぬ日曜に各紙で報じられ、午後にはクラブから加入が発表されました。2019年夏に請われてラピード ウィーンに加入し、加入直後は出場機会も多かったのですが、加入から2か月後に左足のじん帯損傷により離脱し、復帰後はなかなか思うような活躍が出来ず今季はベンチ外が続いていました。このため来季まで契約を残していたものの他チームへの移籍を模索し、今回エスパルスへ復帰する事になった模様です。

 まあ本人にしたら悔しいでしょう。もっとやれると思って欧州へ渡ったものの怪我などもあって思うようにいかなかったわけですから、不本意ではあると思います。ただエスパルスへの思いも非常に強い選手なので、チームのために全力を尽くしてくれるはずです。今は前線の選手層が非常に厚いので復帰即スタメンとなるかはわかりませんが、逆に北川を活かせるタレントも増えたので、フィットしてくればまたA代表に呼ばれるだけの活躍をしてくれると思います。まずはチーム内の競争に勝つ事が先ですが、夏の移籍ウィンドウが開く7/15まで時間があるので、まずはコンディションを整えて練習でアピールしていって欲しいと思います。

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2022年6月20日 (月)

再始動初戦で勝利(6/18 福岡戦)

 昨日(6/18)はホーム・アイスタ日本平での福岡戦でした。天気予報はあまり良いものではなかったのですが、予報よりも雨のピークが早かったので、試合観戦中はそれほど雨は強くなかったのが幸いでした。

 ゼ リカルド監督にとっての初戦だったわけですが、まだ練習を指導するようになってからまだ4日しかたっていないという事で、それほど大きく変えてこないと思っていました。が、実際にはいろいろと変えてきて、それが良い感じに作用して、厳しい試合ではありましたが勝ち点3をもぎ取る事が出来たので良かったと思います。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 3ー1 アビスパ福岡

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2022年6月15日 (水)

ゼ リカルド監督の記者会見を見て

 先週、ゼ リカルド監督のエスパルスの監督就任が発表されてから、1週間ほど経過しました。トップチームは先週水曜から練習を再開しましたが、さすがにこの日に合流というわけにはいかず、篠田コーチが練習の指揮をとっていました。が、土曜(6/11)の深夜に他のコーチ陣とともに来日し、日曜(6/12)に行われた磐田とのトレーニングマッチ直前にチームに合流。そして昨日(6/14)から本格的にチームの指導を開始しました。就任記者会見も昨日行われたのですが、断片的な記事しかなくて、どういうサッカーを志向するのかは殆どわかりませんでした。ただ今日ようやくクラブの公式Youtubeチャンネルで記者会見の様子が配信されました。

 2022.6.14 ゼ リカルド新監督就任会見(クラブ公式Youtubeチャンネル)

 当然ながら監督の言葉だけでどんなサッカーを志向するのかはわかりません。ただ「組織」と「攻守のバランス」の言葉をよく使っておられました。一方で繰り返し仰っていたのは「まずは自信を取り戻す事が大事」という点。これに関しては同意で、平岡前監督の時に結果が出なくなったのはなかなか結果が出なかった事で自信を失って悪循環に陥ってしまった事が大きいですから。その意味では今のチームの状況をよく理解して下さっているなと思いました。まずは少しずつでも結果を出していく事で自信を取り戻させることを優先させ、そのためにこれまでやってきたサッカーで足りなかった細かい部分の修正から始めていくのではないかという事が監督の言葉から読み取れました。ですのでゼ リカルド監督の目指すサッカーが見えてくるのはかなり後になるでしょうね。シーズン途中での監督就任の場合はそれが常道でもありますし。

 まずは今週末の福岡戦に向けてどのような修正を行っていくのか。時間が限られているので大変ですが、楽しみですね。

 一方でクラブに注文したい事を1点。強化責任者が表に出る良い機会だったのですから、「何故平岡監督を更迭したのか」「何故ゼ リカルド監督を招聘したのか」「クラブが目指すサッカーはどのようなもので、そこにゼ リカルド監督の招聘がどのような意味を持つのか」といった点について大熊GMから発信して頂きたかったです。僕個人は平岡監督更迭は致し方ないと思っていますが、ブラジルから監督を招聘すると聞いて「ん?」と思ったのも事実です。まあこれは僕の好みですが。記者会見でのゼ リカルド監督の話から監督が志向するサッカーが「ボールを保持してゲームを支配するもの」である事がある程度理解できたし、それであればクラモフスキー元監督から続いていたエスパルスが目指すサッカーの形と大きくズレてはいないのでそこはホッとしましたが、やはり直接大熊GM自身からお聞きしたかったとも思います。まあシーズン途中ではあるので、シーズン終了後にシーズンの総括の形で改めて発信して頂ければと思います。

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2022年6月 7日 (火)

ゼ リカルド氏監督就任

 先週始めにクラブが平岡監督との契約を解除した後、エスパルスの新監督が誰になるのかについて様々な憶測が流れました。条件として最初は「J1で監督経験のある人」という噂が流れ、その後の天皇杯の後の報道で「外国人監督に絞っている」との話が出たので、てっきり欧州から招聘するのかなと思っていました。実際、昨季まで名古屋の監督だったフィッカデンティ氏が有力という噂もありました。が、一昨日(6/5)の夜あたりにブラジルで報道がなされ、更にご本人がSNSで「お漏らし」をされたために昨日(6/6)は結構な騒ぎとなりまして、本日(6/7)クラブから正式発表がなされました。

 ゼ リカルド監督就任のお知らせ(クラブ公式)
 清水エスパルス トップチームスタッフ体制変更のお知らせ(クラブ公式)

 ブラジル人のゼ リカルド氏の監督就任が発表されました。ブラジル人監督の招聘は2004年のアントニーニョ氏(故人)以来です。確かあの時はブラジルから一緒にコーチを呼ぶ事はなく、ヘッドコーチに石崎氏、コーチに行徳氏が入っていましたが、今回はヘッドコーチにクレーベル サントス氏、フィジカルコーチにファビオ エイラス氏と前任のヴァスコ・ダ・ガマで一緒に仕事をした人達を引き連れての就任となります。更にフィジオロジストにフェリペ オリーベ氏も招聘しており、クラブの並々ならぬ決意を感じます。(まあ2004年と今ではクラブの予算規模が全然違いますけどね)

 ゼ リカルド氏は25歳という早い段階でコーチ業を始め、フラメンゴ、ヴァスコ・ダ・ガマ、ボタフォゴ、インテルナシオナルといったブラジルの名門クラブで監督を務めてこられました。ブラジル以外で指揮したのは2021年のカタールSCの時のみで、日本で指揮をとるのは当然初めてです。どういった戦術を好むのかははっきり言って全然わかりませんw。ただ戦術面に長けた方のようで、システムは4-1-4-1とか4-2-3-1をよく使うとか。ブラジル人監督の場合わりと試合中でもシステムを変えて来るイメージがあるので、4バックを基本としながら、臨機応変に変えてくるかもしれないです。まだ来日されておらず大熊GMがどういう狙いでこのような人選をされたのか現時点で不明なのですが、今のエスパルスに一番欠けているのは守備組織だと思うので、そこを修正して下さる方ならいいなと思います。

 日本での監督経験がない方という事で、観ているこちらとしては当然不安はありますよね。ただ、シーズン途中で監督を代える事自体が一種の賭けみたいなものなので、その賭けに勝てるように応援するしかないですね。来週末の福岡戦でどのようなサッカーを見せてくれるのか、楽しみにしたいです。

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2022年6月 4日 (土)

若手の武者修行その2

 今週はいろいろありましたが、その中でこのリリースについて話をしていませんでした。

 〇退団

  加藤 拓巳(FW FC相模原へ育成型期限付移籍)

 加藤の相模原への期限付移籍が決まりました。非常に早い段階でエスパへの加入を決断してくれて、今季新人ながら即戦力として期待されていましたが、怪我のためにシーズン前は練習に参加できず、ようやく練習に参加できるようになったものの既にサンタナなどが復帰を果たしていたため公式戦の出場はエリートリーグのみとなってしまっていました。そんな中で相模原からオファーが来たという事で、移籍を決断した模様です。残念ではありますが、何せFWは人材豊富なので、出場機会を求めるのは当然だし、移籍先で試合経験を積んでもらうのはウチにとってもいい事です。今日早くもスタメン出場したようですし、どんどん試合に出てアピールして、クラブから請われて戻るような存在になって欲しいです。

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2022年6月 3日 (金)

2023年新加入内定選手発表

 来年高校、大学を卒業する選手のJクラブへの加入内定発表がパラパラと始まっています。エスパルスも先週一人、そして今日(6/2)一人の加入内定が発表されました。

 〇加入内定

  落合 毅人(DF 法政大学)
  斉藤 聖七(FW 流通経済大学)

 まず落合選手は先週木曜に加入内定が発表されました。新潟のアカデミーでJr.ユースまで在籍した後、高校は県内の強豪である新潟明訓、大学は法政大学でプレーしました。ヘディングが強く対人能力の高い選手との事。かねてから大熊GMが「最終ラインは日本人で揃えたい」と仰っていたので、それもあって獲得する事にしたのでしょうね。課題はフィードとの事ですが、ノリさん、立田などフィードの上手い選手がいますので、一緒にプレーする中でその力を盗んで、一年目からスタメンを奪い取るつもりで頑張って欲しいです。

 そして今日発表された斉藤選手は、エスパサポなら知っている方も多いと思います。神奈川県出身ですが、高校年代ではエスパルスユースでプレーし、3年となった2018年、クラブユース選手権優勝、Jユース選手権準優勝を成し遂げたチームでキャプテンを務めました。残念ながらユースからの昇格はなりませんでしたが、流通経済大へ進学して、4年となる今年は10番を付けてプレーしています。他クラブも狙っていたようですが、エスパルスへ加入する事を選択してくれました。身長は決して高くないですが技術の非常に高いアタッカー、つまりまさにエスパユース出身って感じのイメージかと思ってます。これはユース時代のイメージですが。ウチのアタッカーは人材豊富ですが、彼ならではのプレーでアピールできればやっていけるはずです。西澤に次いで二人目のアカデミーから大学を経由して加入した選手なので、応援したいですね。

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2022年6月 2日 (木)

リスタート初戦勝利(6/1 天皇杯周南公立大学戦)

 昨日(6/1)はエスパルスにとっての天皇杯初戦である周南公立大学戦(山口県代表)がアイスタ日本平で行われました。月曜(5/30)に平岡監督が解任されてからの初戦という事で、気持ちの持っていき方が難しいところではあったと思います。それに毎年天皇杯の初戦では苦戦を強いられていますから、難しい試合になるだろうと思っていました。が、選手達がしっかり気持ちを切り替えてくれて、望外の大勝となりました。

<第102回天皇杯全日本サッカー選手権 2回戦 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 8ー0 周南公立大学

 映像を見る事が出来ていないので、試合内容については他のブログにお任せします。聞くところによると、相手にチャンスを殆ど与えず、かといって最後まで力を抜く事なく戦ってくれたとの事。難しいシチュエーションでの試合だったと思いますが、選手達はプロとしてこの試合に集中して戦ってくれたようですね。また監督代行をしっかり務めて下さった篠田コーチにも感謝したいです。

 3回戦の相手は京都との事。会場はアイスタ日本平の可能性が高いみたいですね。ここのところ天皇杯ではなかなか上に行けてないので、何とか上を目指して頑張って欲しいです。そのために、まずは3回戦に向けてチームを立て直さないといけませんね。

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2022年6月 1日 (水)

平岡宏章監督 事実上の解任

 一昨日(5/29)の柏戦での敗戦を受けてクラブがどういう判断をするのか、というのが密かに注目されていました。ちょうどリーグ戦が3週間ほど中断するので、立て直しの期間として使いたいだろうと思っていたからです。

 で、昨日(5/30)の夕方、クラブから下記のリリースがありました。

 平岡 宏章監督 契約解除のお知らせ(クラブ公式)

 言ってしまうと事実上の解任だと思います。これについては様々な受け止めがあると思います。僕は先日のリーグ戦の名古屋戦あたりから「ヤバいんじゃない?」と本ブログで書いてきたので、第一報を聞いた時も「そうなるよな」という感じでいます。以下、思うところを書きます。

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