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2022年4月19日 (火)

評価の難しい試合(4/17 鳥栖戦)

 先週末はアウェーでの鳥栖戦でした。九州はここ2年行ってないので今年は行きたいなと思っているのですが、今回は自重してDAZNで観戦しました。

 試合はスコアレスドロー。何せその試合の3日前に守備が完全崩壊してしまった徳島戦を観てしまっていた分、正直試合前は不安の方が大きかったです。だからアウェーでの勝ち点1は決して最悪の結果ではないし内容的にも悪くはなかったものの、どこか消化不良の面もあって評価の難しい試合だったと感じました。

<明治安田生命J1リーグ 於 駅前不動産スタジアム>

 清水エスパルス 0ー0 サガン鳥栖

 エスパルスのスタメンは以下の通りです。

20220417

 SUB:大久保、片山、竹内、松岡、神谷、カルリーニョス ジュニオ、チアゴ サンタナ

 前述した通り、エスパルスはこの試合の3日前にアウェーで徳島と対戦し、1-4で惨敗しました。その時のメンバーはGKの大久保と途中から出場した中山だけであとは全然違うメンバーとはいってもそれなりの動揺はあると思うので、そこからメンタル面でいかに切り替えるかがカギだと思っていました。その面においては殆ど前の試合のショックを感じさせないプレーを見せてくれたので良かったと思います。

 試合に関しても、徳島戦でボロボロだった部分がどこまで修正されているかがポイントだろうと思っていましたが、そこは結果こそ出なかったもののそれなりの手応えを得たG大阪戦と同じスタメンという事で、徳島戦のようなヘマは少なかったですね。相手の鳥栖が3-4-2-1とシステム的にミスマッチが生じる上にビルドアップ時にはGKの朴が上がって繋ぎに参加してきてどうしてもエスパ側が数的不利になるので、2トップ無理にプレスにいくよりは真ん中へのパスコースを切る事に専念し、サイドハーフも同じで無理には前に行かずに自分のゾーンを守る事をより重視した感じで、そのために中盤と最終ラインの間にスペースを空けてしまう時間帯が少なかったと思います。これはこの日の暑さに対する対策やパス回しに長けた鳥栖に余計に走り回されるのを恐れたのとがあるでしょうが、同時に不用意に前に行き過ぎて最終ラインの前にスペースを与えた事への反省もあるんじゃないかと思います。いずれにしろ鳥栖はこれによって中へのタテパスを入れられず、その分斜め前へのサイドチェンジのパスを多用してウチを揺さぶってきました。それによってスライドさせられてサイドで1対1を仕掛けられたり、更にポケットへ他の選手が入ってきたりしたために危ない場面を作られましたが、最終的に相手の決定的なシュートは前後半の2本ずつくらいで、安定していたんじゃないかと思います。特にヴァウドとノリさんの安定感のあるプレーぶりが光りましたね。

 攻撃は、特に前半の最初の方は、相手が3バックという事で弱点になりやすい両WBのウラを意識的に狙っていたと思うのですが、フィードが雑になってしまってなかなか有効な攻めにはつながりませんでした。むしろ少しずつ鳥栖の前からのプレスが弱まってきて宮本、ホナウドの両ボランチがハーフスペースのところでCBからボールを引き出せるようになったあたりから次第にボールを握る時間帯が増えて、相手を押し込めるようになってきました。両ボランチが受けられるスペースが出来たという事は唯人にとっても下がってボールを引き出せるスペースが出来たという事ですので、唯人もそれによって存在感を増していって、23分頃の決定機などに顔を出せるようになってきました。後半は暑さで鳥栖の運動量が落ちてきて、更にボールを握れる時間帯が増えてきたのですが、結局エスパの決定的なシュートも鳥栖と同じで前後半の2本ずつ。ちょっと攻めあぐねた感がありましたね。まず相手がリトリートした時が5-4-1でしっかりとスペースを埋めてきたのに対し、それを剥がせるだけの動きやパスがなかったかなと思います。真ん中にオ セフン、後半途中からサンタナと上背のある選手がいたのだから時にはシンプルにクロスを入れる場面があっても良かった気がしますね。サイドでのボールの出し入れ「だけ」では5人もいる最終ラインを剥がして得点するのが難しいですからね。ただここは想像ですが、徳島戦で大量失点を食らった分ボランチがもっと前に出るとかいうようなリスクを負った動きをしにくかったのかもしれませんね。

 あと気になるのは特に攻撃において唯人に負担がかかり過ぎている事です。時にはCBからボールを引き出すために下がったと思えば、前線のポケットへ動いてパスを引き出すなど(それに合わせて原が斜めのパスを入れるのが1つのパターンになってきてますね)あちこちへ動き回って攻撃のリズム作りに貢献してくれるのですが、さすがにあれだけ動くと疲れるでしょ。唯人のフィニッシュの精度がいまひとつなのは本人の技術もあるでしょうけど動き回っている分疲れているのもあるように思うんですよね。まああれが彼のリズムなのかもしれませんし、平岡監督もそれを理解して自由にやらせているかもしれませんが、例えば両サイドハーフも時には落ちてCBからのパスを引き出す役を分担するようにした方がいいように思います。もう1つ気になるというか課題としては、このメンバーならばある程度のクオリティの戦いが出来るのは再度確認できたので、この試合のスタメン11人と同じレベルで戦える選手を増やす事ですね。もちろん能力的には申し分ない選手が揃っていると思っているので、怪我明け間もない選手は個々のコンディションを上げてもらうとともに、チームの約束事というか戦術の部分も同レベルでこなせるようにするという事ですね。特に後者は重要でありかつ選手だけで詰められる話ではないので、ここは平岡監督の手腕が問われます。

 観ている僕の方が徳島戦を相当引きずっていたので、まずは難しいアウェーの地で勝ち点1をとってくれた事はホッとしています。ただ勝ちには見放された状態が続いているので、そこもこの試合の評価が難しい理由の1つです。このモヤモヤ感を吹っ飛ばす良薬は勝ちしかなく、しかも次のルヴァン杯名古屋戦はグループリーグ突破がかかっているので、ホームですし是非とも勝って欲しいですね。

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