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2022年4月30日 (土)

雨中の激闘(4/29 広島戦)

 昨日(4/29)はGW初日。エスパルスは広島をホーム・アイスタ日本平に迎えての試合でした。

 数日前からこの日の天気が悪くなるとの予報が出ていて、前日には結構な降りになるとの予報が出ていた中で現地へ行ったのですが、予想以上の大雨で、試合終了後はポンチョの中もビショ濡れでした。「これでは絶対風邪をひく」と思ってスタジアムのグッズショップへ行ってカジュアル シャツを購入し、駅で着替えて帰りました。予想外の出費となってしまいましたが、結果的には現時点でも風邪の兆候は見られないので今のところ正解だったと思ってます。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー2 サンフレッチェ広島

 エスパルスのスタメンは以下の通りです。

20220429

 SUB:大久保、片山、松岡、神谷、ディサロ、カルリーニョス ジュニオ、オ セフン

 最後までお互い勝つために攻め合うエキサイティングな試合で、こと中立の立場の方々から見れば娯楽性の高い面白い試合だったんじゃないかと思います。ただお互いのサポーターからすると心臓に悪い試合で、特にエスパ側からすると2度先行した分ダメージは大きかったかもしれません。

 Jリーグ公式HPの中でも「今、非常に調子の良いチーム」と紹介されていた広島はその前評判通りの好チームでした。前からの厳しいプレスも攻撃時のピッチを広く使った攻撃も見事でした。特にハイプレスハイラインが特徴と言われていたので、かわし切れずに奪われてショートカウンターを食らうのを試合前は恐れていました。が、それに対してはきっちり準備してましたね。相手が1トップ2シャドウでプレスをかけて両WBもこちらのSBに付くという事で最大で5枚プレスをかけてくるわけですが、その分中央は空くわけで、そこにサンタナや唯人、もしくはどちらかのサイドハーフが下りてきたり、逆にボランチが前に上がってボールを引き出して相手のプレスを上手く剥がしていました。こうなると相手は4~5枚ですからボールを楽にアタッキングサードまで運ぶ事が出来ます。またサンタナが相手のサイドのウラに流れてボールを引き出す事もしていたので、広島としたらこちらの最終ラインからどこへパスが出るのかが絞りにくかったのではないかと思います。アタッキングサードでも前節指摘した同サイドで混雑する場面は少なくなってましたね。基本的に中山、白崎の両サイドハーフはハーフスペースのレーンにポジションをとりながら真ん中のスペースも狙い、両サイドバックが大外のレーンを担当しながら時にはより内側のレーンも狙っていくという感じで、両サイドともお互いのポジションを意識しながらプレーしていた感じだったのが良かったかなと思います。唯人のタスク多過ぎ問題も今季初めてサイドハーフに入った白崎が唯人がやっていた崩しに関わるタスクをある程度引き受けてくれていて、それが攻撃に厚みを加えてましたね。先制点は山原のクロス、サンタナのフィニッシュとも見事でした。が、その後も何回か決定機がありながら決められなかった事が後々禍根を残す事になってしまいました。

 後半、開始から広島はダブルボランチとトップを変えて勝負に来て、一気に圧力をかけてきました。この圧力をなかなか押し返せなかったのが勝ち点2を取りこぼした一因となりました。まずトップに入ったベン カリファが前半のジュニオール サントスと違ってかなり広範囲に動いて起点を作ってきたのですが、何せこの選手は26日に合流したばかりで情報が全くなかったでしょうから、なかなか対応が難しかったというのがあると思います。ただそれ以上にこちらが下がり過ぎましたね。しかもボランチ、特にホナウドが最終ラインに吸収されて、5バック、時には6バックになってしまう場面が散見されました。こうなると前の預け所が限られる上にそこへフォローしようにも距離があるからフォローしきれないですよ。広島はサイドにボールが入った時は必ず誰かがポケットに侵入してくるチーム。それに対してはボランチがそのスペースに入る約束事みたいなのである程度は仕方ないのですが、ホナウドは怪我から復帰後の数試合でもちょっと下がり過ぎる傾向が見てとれたので、そこは直して欲しいところですね。なので、最初の選手交代がホナウドだったのは納得なのですが、交代直前に点をとられたのは痛かったですね。失点の場面は柏に対しての中山の対応がやや甘かったのと、山原が絞って森島をケアすべきだったかなと思います。ただ柏にボールが入った時点で真ん中が数的同数だったので、その時点でアウトとも言えます。広島に終始ペースを握られて押し切られた形だったので、非常に厳しいと思ったのですが、直後のキックオフのプレーで勝ち越し点をとれたのは見事でした。あの場面は中山のルーズボールへの反応の速さとクロス、宮本の勇気ある飛び出し、サンタナの決定力といった各選手の良さが表れていました。これで「よし!」と思ったのですが、後半開始直後以上に広島の猛攻をじかに受け止める形となって、最終的にセットプレーから同点に追い付かれてしまったのは残念でした。あの場面はボールも良かったですが、佐々木に先に反応されてヘッドを撃たれたのがまずかったですね。試合終盤に勝ち越すのは磐田戦、鹿島戦に続き3回目となりますが、鹿島戦とこの試合とも受け身になってしまってリードを守り切れないあたりは、今季のチームが勝ち慣れていないがゆえだと感じました。ある程度守備に意識がいくのは仕方ないとして、どこかで殴り返す余力を持たないとやはり守り切れないですよね。苦い経験となってしまいました。

 という事で、2度先行しながら勝てなかったのは本当に残念なのですが、G大阪戦ほどの残念感はないです。試合後のゴール裏サポがG大阪戦やルヴァン杯名古屋戦の時とは違って殆どが拍手で選手を迎えてましたよね。あれは多くのサポが同様の好感触を持ったからではないかと思います。実際、好調の広島を向こうに回して真っ向勝負で攻め合った中で、相手のプレスを逆手にとったビルドアップやアタッキングサードでのポジショニング、そしてここまで書いてませんが前半は広島に引けをとらないハイプレスも何度か見せていました。前の試合のルヴァン杯名古屋戦を観た時は「厳しいな」と思っていましたが、この日はいくつかの部分で進歩を見せてくれていたので、そこは評価してあげたいです。気になるのはやはり勝ち慣れていない事。それは選手もそうですし、平岡監督の選手交代にも表れていたように思います。ただこればっかりは仕方ないところがあるので、1つ2つ勝てばまた変わっていくのではないかと思います。

 ただ次はアウェーでの湘南戦。所謂「裏天王山」です。アウェーとはいえここで勝てないのは流石に拙いです。難しい試合になる事は間違いないですが、何としても勝ち点3を持ち帰って欲しいですね。

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