W杯最終予選オーストラリア戦
昨夜(3/24)アウェーで行われたアジア最終予選の対豪州戦で、日本は終了間際の三笘の2ゴールで勝利し、7大会連続のW杯出場を決めました。
試合会場は2000年のシドニー五輪のメイン会場でありかつ2003年のラグビーW杯のメイン会場でもあるスタジアム・オーストラリア。会場をここに設定したあたりに豪州協会の本気度が伝わってきましたが、肝心のチームの方が怪我などでベストメンバーを組めなかったみたいで、かつて大苦戦を余儀なくされた時ほどの強さは感じなかったですね。
前半はそんな豪州相手に真っ向勝負の攻め合いをしてしまって、日本も決定機を何度も作りましたが、豪州にも幻のゴールがあったし、どちらに転ぶかわからない試合でした。ただ後半に無理に攻め急がずにボールを握って攻めるようにして、流れを掴むとともに豪州の攻撃の時間を奪っていったのはさすがでしたね。それでも勝ち越し点を奪えるような雰囲気はなく「このままドローならOKかな」と思っていたら、最後に山根、守田、三笘のフロンターレ組で決勝点を奪ったのも見事。この大事な試合に間に合った三笘を勝ち点1でもOKである試合に「勝つために」投入して勝ち切ったあたりに森保監督の強運を感じました。
最終予選の最初の3試合で2敗を喫したあたりは僕も相当森保監督を批判させて頂きました。今のチームも「完璧。文句なし。」とは全く思いません。この試合も前後半通して最終ラインが下がり過ぎでした。ただ各方面から批判を受けてもチーム作りの基本方針をブレる事なく貫き通し、選手達が良くまとまった好チームを作ってW杯本大会出場という結果をもたらしたのは見事としか言いようがないです。このような結果をもたらした森保監督と選手達に心から感謝したいです。とはいえ本大会でさらに上を目指すのが代表の目標だと思うので、それに向けて万全の準備をして欲しいと思います。
一方で、昨夜のW杯出場をかけた欧州のプレーオフでEUROで優勝したイタリアが破れて本大会出場を逃しました。欧州の厳しさを改めて感じるとともに、次大会でアジアの出場枠が増えて更に日本にとってはハードルが低くなっていいのかなぁとつい思ってしまいますね。勿論日本の今回の結果を腐すつもりは全くないですけどね。
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