2021年シーズンオフの動き まとめ
昨日(1/11)新体制発表記者会見が行われ、今日(1/12)から三保での練習が始まりました。今日は練習が一般の方にも公開され、約300人の方々が見学に訪れたそうです。見学に行かれた皆様、お疲れ様でした。
という事で、もしかしたらまだ動きがあるかもしれませんが、ここで一区切りという事で、昨日の記者会見の内容も織り込みながらこのオフの補強に関して書いていこうと思います。
今オフのIN、OUTをまとめると以下の通りとなります。
〇IN
・移籍加入:3人(神谷、岸本、白崎)
・新人獲得:5人(加藤、山原、川谷、千葉、菊地)
・期限付移籍より復帰:3人(成岡、高橋、栗原イブラヒム)
〇OUT
・期限付移籍延長:2人(梅田、川本、西村)
・退団:10人(高木和、中村、金子、石毛、河井、奥井、
エウシーニョ、指宿、ノリエガ エリック、藤本)
まず昨オフに続き、主力選手をプロテクトできたのは大きいと思います。確かに河井、金子、慶太といった長年エスパルスに貢献してくれたりインパクトのある働きをしてくれた選手がクラブを去りましたが、彼らが主力かと言われると今季の出場時間にてらして考えるとそうとは言えないでしょう。まあ選手の入れ替わりが激しく怪我も多かった分誰が主力かと問われるとわからないのですが(汗)、年間通して試合に出て貢献してくれた権田、サンタナ、片山、原、竹内、唯人などといった選手が残ってくれたのは非常に大きいと思います。権田などは多分一番危なかったんじゃないですかね。
一方で加入に関しては今オフは昨オフに比べると抑え気味でした。これは大熊GMが記者会見で仰っていた「継続」という言葉を通して意図がわかるかなと思います。昨年多くの選手を加入させた事によるチーム作りへの影響はあったでしょうし、一方で昨オフ加入した選手達によってチームのベースは作る事が出来たという認識というか手応えもあるんじゃないかと思います。だから移籍獲得に関しては抑え目にしてチームの熟成に力点を置いたという事かなと理解しています。
かといって今オフに加入した選手達の顔ぶれが物足りないというつもりはないです。大熊GMが仰った中の「ポリバレント」と「得点力」の言葉に沿った選手が加入してくれました。神谷の技術の高さとシュート力には昨季やられてますし、岸本の右SBとは思えないドリブルの成功率の高さは大きな武器です。そして4年ぶりの復帰となった白崎が攻撃にアクセントを付けられる選手である事はエスパサポなら覚えていらっしゃるはず。この3人はいずれも複数のポジションをこなせます。更に高橋大悟の復帰は楽しみですね。昨年、一昨年の北九州でのゴールシーンはわくわくさせるものばかりですし、左足のアタッカーであるというのは大きな武器です。今、左利きの選手ってサンタナくらいしかいませんから。新人選手についても山原は開幕スタメンもあり得る逸材ですし、加藤も怪我さえ完治すればといったところでしょう。高卒組にしても菊地は昨年の天皇杯の川崎戦(!)で既にトップデビューを果たしていますし、川谷、千葉もそれぞれ今いる選手達にない武器を持っています。彼らがどんな色をチームに加えてくれるのか楽しみです。
それと目立たないところでは、新しくコーチングスタッフに加わった新田さんが純粋にコンディショニング担当であるところが興味深いです。役職名だけだと何をされるのはわからなかったのですが、練習時から選手のコンディションをチェックしつつ怪我をしにくい身体作りを行っていくとの事。つい先日アップした振り返り記事の中で怪我人の多さを指摘させて頂いたところなので、「よくぞそこに手を付けて下さった!」という心境です。まあ結果が出始めるのは少し先になると思いますが、新田コンディショニングコーチの活躍に期待したいです。
という事で、メンバーもコーチングスタッフもほぼ固まりました。平岡監督がどのようなチームを作っていくか。それについての妄想記事wは稿を改めて書こうと思います。
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