W杯最終予選中国戦
ずいぶんと更新をサボってしまっていました。トップチームは三保で調整を続けた後、今日から鹿児島でキャンプを開始しています。残念ながら何人かの選手が感染してしまい、それに伴うチーム全体の調整遅れが懸念されますが、何とか暖かい(ともいえないのかな)鹿児島の地で開幕に向けて調整のスピードを上げてもらえたら、と思います。
一方、代表の方は男女とも公式試合が始まりました。男子代表は昨日(1/27)中国と対戦し、2-0で勝利しました。
全体的には危なげない戦いが出来たと思います。特に守備面が良かったですね。いわゆるネガティブトランジションが非常に早くて、中国がボールを前に進めようとしているうちにあっという間に囲まれてボールを奪われる場面が非常に多かったですし、セットした時もパスコースを切った上で前からはめていく事が出来ていたので、吉田、富安の怪我によってはじめてCBコンビを組んだ谷口、板倉が晒される場面がなかったです。その谷口、板倉の2人も非常に危なげないプレーをしてくれました。この2人が使える目途が立ったのは大きいと思います。結局流れの中からのシュートはなし。守備に関しては安心して見ていられました。
攻撃に関しては、得点シーンの形は良かったと思いますし、全体的にはよくボールを回せていたと思います。ただ遠藤とかも言ってましたが、途中から中国のペースに付き合ってしまった事と、最後のところの精度は課題として残りました。それ以上に気になるのは左右で攻撃が機能しているかどうかというところに凄く差があった点です。右は酒井と伊東が互いに相手を見てポジションを変えながらパス交換出来ていたのですが、左は長友と南野がお互い勝手気ままにポジションをとる場面が非常に多くて、殆ど左からチャンスを作れませんでした。それで割を食ったように見えたのが田中碧で、長友と南野が2人とも中に入って田中碧が外に開いて幅を取る場面が散見されたのは気になりましたね。長友はこの日も途中で中山に代えられて、その中山が2点目のアシストをしたあたり、最初から中山を使った方がチームとして機能するんじゃないかなと思うのですが。
何はともあれ最終予選は結果が全てです。その意味では今年初の公式戦でしっかり勝ち点3をとれた事は評価できます。とはいえ次のサウジアラビア戦に勝たないと何の意味もありません。厳しい相手ですが、ホームで戦えるわけですから何とか勝ち点3をもぎ取って欲しいですね。
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