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2022年1月28日 (金)

W杯最終予選中国戦

 ずいぶんと更新をサボってしまっていました。トップチームは三保で調整を続けた後、今日から鹿児島でキャンプを開始しています。残念ながら何人かの選手が感染してしまい、それに伴うチーム全体の調整遅れが懸念されますが、何とか暖かい(ともいえないのかな)鹿児島の地で開幕に向けて調整のスピードを上げてもらえたら、と思います。

 一方、代表の方は男女とも公式試合が始まりました。男子代表は昨日(1/27)中国と対戦し、2-0で勝利しました。

 全体的には危なげない戦いが出来たと思います。特に守備面が良かったですね。いわゆるネガティブトランジションが非常に早くて、中国がボールを前に進めようとしているうちにあっという間に囲まれてボールを奪われる場面が非常に多かったですし、セットした時もパスコースを切った上で前からはめていく事が出来ていたので、吉田、富安の怪我によってはじめてCBコンビを組んだ谷口、板倉が晒される場面がなかったです。その谷口、板倉の2人も非常に危なげないプレーをしてくれました。この2人が使える目途が立ったのは大きいと思います。結局流れの中からのシュートはなし。守備に関しては安心して見ていられました。

 攻撃に関しては、得点シーンの形は良かったと思いますし、全体的にはよくボールを回せていたと思います。ただ遠藤とかも言ってましたが、途中から中国のペースに付き合ってしまった事と、最後のところの精度は課題として残りました。それ以上に気になるのは左右で攻撃が機能しているかどうかというところに凄く差があった点です。右は酒井と伊東が互いに相手を見てポジションを変えながらパス交換出来ていたのですが、左は長友と南野がお互い勝手気ままにポジションをとる場面が非常に多くて、殆ど左からチャンスを作れませんでした。それで割を食ったように見えたのが田中碧で、長友と南野が2人とも中に入って田中碧が外に開いて幅を取る場面が散見されたのは気になりましたね。長友はこの日も途中で中山に代えられて、その中山が2点目のアシストをしたあたり、最初から中山を使った方がチームとして機能するんじゃないかなと思うのですが。

 何はともあれ最終予選は結果が全てです。その意味では今年初の公式戦でしっかり勝ち点3をとれた事は評価できます。とはいえ次のサウジアラビア戦に勝たないと何の意味もありません。厳しい相手ですが、ホームで戦えるわけですから何とか勝ち点3をもぎ取って欲しいですね。

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2022年1月16日 (日)

ユース監督に澤登さんが就任

 事前情報が全くなかったのですが、エスパルスのOBで常葉大学の監督の澤登正朗さんがユースの監督に就任する事が発表されました。

 澤登 正朗氏 ユース監督就任のお知らせ(クラブ公式)

 ビックリしましたが、嬉しく思います。静岡と何の縁もゆかりもない僕がこうしてエスパルスを応援しているのは澤登さんの存在が大きいですからね。澤登さん自身もいつかはエスパの監督になりたいと仰ってましたし、そのために常葉大学で監督経験を積んできたのでしょう。まずはユースの監督からになりましたが、自身が強い頃のエスパルスでプレーしていますから、その時の雰囲気とか経験をユースの選手達に伝える事で良い効果を発揮してくれればと思います。

 が、手放しで喜んではないです。以下の2点について懸念を持っています。

①スタッフ総入れ替えでプレミアWESTへ初挑戦する事

 今回、ユースのスタッフは総入れ替えになっています。コーチの福王さんと江端さんはサッカースクールのスタッフでしたが、GKコーチの川北さんは外部からの招聘になります。一方で今季のユースはこれまで戦っていたEASTではなくWESTで戦う事になる見込みです。WESTには毎年強いチームを作ってくる広島ユースやG大阪ユース、C大阪U-18、神戸U-18の関西勢、更に名古屋U-18、磐田U-18、鳥栖U-18といったクラブユースの強豪がひしめいています。更に試合に伴う遠征も関東にチームが集中しているEASTよりも距離が長くなるので大変だと思います。そうした困難が予想される中で監督、コーチが総入れ替えというのは、結構冒険だと思うんですよね。何せ一度プレミアから降格してしまうと昇格するのが大変なので、まずは残留を目指して戦うというのが現実的なように思います。

②森岡アカデミーヘッドオブコーチングとの関係性

 3年前、エスパルスのアカデミーは森岡隆三さんをアカデミーヘッドオブコーチングという肩書で迎え入れ、2020年に森岡さんが中心になってアカデミーのプレーイングフィロソフィーやコーチングフィロソフィーを作り上げて、それを元にした指導を行っています。松原良香さんの森岡さんへのインタビュー(下記リンク先をご参照下さい)でその内容の一端が語られているのですが、結構きっちり言語化などがされていて、「スゴイな」と思った記憶があります。

 そんなところへ澤登さんがユース監督としてやって来るわけですが、今のアカデミーのフィロソフィーに沿った指導をしてくれるかな、という一抹の不安があるんですよね。もちろん契約時にこの話は出ているとは思いますが、澤登さんにも大学のサッカー部の指導を通して培ってきたやり方や自負があるでしょうからね。それに2人ともオジー、ペリマン時代の強かった時に一緒にプレーしていますが、森岡さんにしたら澤登さんは先輩ですからやりにくいとか考えてないかなとか勘繰っちゃうんですよね。一方で前述の通り2人は10年くらい一緒にプレーしてきた仲でもあるので杞憂かもしれませんし、澤登さんのエッセンスが加わる事で今のフィロソフィーが良い感じでマイナーチェンジする可能性もありますけどね。

 何にせよ、エスパルスユースを観る楽しみが1つ増えました。澤登監督がどのような選手を育成してくれるのか、期待したいと思います。

 (参考)【森岡隆三と対談 #3/4】ヘッドオブコーチングという仕事(YOSHIKA CHANNEL)

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2022年1月15日 (土)

2021年シーズンオフの動きその13

 チームは既に新シーズンに向けた練習を始めています。ただ何人か行先の決まっていない選手がいました。その中の1人について昨日(1/14)クラブからリリースがありました。

 〇退団

  指宿 洋史(FW アデレードユナイテッドFC(オーストラリア)へ完全移籍)

 指宿が豪州のアデレードユナイテッドFCに移籍する事になりました。行先を海外にしたあたり何となく指宿らしいなと思います。柏のアカデミーからスペインへ渡って長い期間スペインでプレーしているから海外でプレーする事には慣れているでしょう。だからオーストラリアでのプレーにも抵抗はなかったと思います。またオーストラリアは長身の選手が多いという印象ですが、指宿であれば問題ないでしょうし、むしろ足元の技術の高さから重宝されるかもしれません。頑張って欲しいですね。

 これで行先が決まっていないのは2人だけなのですが、このうち心配なのはノリエガ エリックですね。まだ若くてトップチームでの経験が少ないですから。母国に戻る事になるのかな。

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2022年1月12日 (水)

2021年シーズンオフの動き まとめ

 昨日(1/11)新体制発表記者会見が行われ、今日(1/12)から三保での練習が始まりました。今日は練習が一般の方にも公開され、約300人の方々が見学に訪れたそうです。見学に行かれた皆様、お疲れ様でした。

 という事で、もしかしたらまだ動きがあるかもしれませんが、ここで一区切りという事で、昨日の記者会見の内容も織り込みながらこのオフの補強に関して書いていこうと思います。

 今オフのIN、OUTをまとめると以下の通りとなります。

 〇IN
  ・移籍加入:3人(神谷、岸本、白崎)
  ・新人獲得:5人(加藤、山原、川谷、千葉、菊地)
  ・期限付移籍より復帰:3人(成岡、高橋、栗原イブラヒム)

 〇OUT
  ・期限付移籍延長:2人(梅田、川本、西村)
  ・退団:10人(高木和、中村、金子、石毛、河井、奥井、
          エウシーニョ、指宿、ノリエガ エリック、藤本)

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2022年1月10日 (月)

2021年シーズン振り返り 後編

 2021年シーズン振り返り記事の後半です。

 前回は

 ①ポジショニングを意識し過ぎて応用がきかなかった
 ②攻守のバランス調整の迷い

の2点、つまり戦術というか戦い方とかその内容について思うところを書きました。今回は

 ③けが人の増加
 ④補強に動き過ぎた事

の2点、つまりクラブの強化とかサポートの部分について思った事を書きたいと思います。

続きを読む "2021年シーズン振り返り 後編"

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2022年1月 9日 (日)

2021年シーズンオフの動きその12

 2021年シーズン終了時点で在籍もしくは契約のあった選手のうち最後まで決まっていなかった選手についてのリリースがありました。

 〇退団

  藤本 憲明(FW 神戸からの期限付移籍終了に伴い神戸に復帰)

 昨年夏に期限付移籍で加入した藤本が神戸に復帰する事になりました。発表が遅れたのは神戸以外の移籍先がないか模索していたのかもしれないですね。藤本は得点はわずか1得点でしたがそれがホーム仙台戦で勝利を導くものでしたし、攻守に献身的に動いてチーム力を上げてくれました。またそれまでのエスパにはいない明るいキャラクターでチームを盛り上げてくれたのも良かったのではないかと思います。敵として見た場合非常にイヤらしいポジションを取る選手なので、ウチ相手の試合以外で頑張ってほしいですね(汗)。

 これで在籍もしくは契約をしていた選手の動向は判明しました。あとはこの後新加入選手があるか否かですが、どうなるでしょうね。

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2022年1月 7日 (金)

2021年シーズンオフの動きその11

 昨季武者修行に出ていたもう1人の選手についてリリースがありました。

 〇加入

  栗原 イブラヒム ジュニア(FW 鈴鹿ポイントゲッターズへの期限付移籍終了後復帰)

 夏に鈴鹿ポイントゲッターズに武者修行に出ていた栗原がエスパルスへ復帰する事となりました。残念ながらJFLでも1試合しか出場機会がなかったようで、たぶん新たな武者修行先も模索していたのではないかと思います。結局復帰する事になったわけですが、今年はもう3年目ですから本当に勝負の年だと思います。過去の練習試合などのストリーミング映像を見る限りポテンシャルは間違いなくあるので、ライバルは非常に多いですが頑張ってアピールしてチャンスを掴んで欲しいですね。

 チームが初練習を行うのは来週1/12(水)と発表されました。おそらくその前日くらいには新体制発表が行われるのではないかと思います。それまでには現時点で去就未定の選手の動向もわかると思います。あとは来週以降選手登録の締め切りまでに新規加入選手を探すのか否かが密かな注目ポイントですかね。

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2021年シーズン振り返り 前編

 あっという間に三が日が終わりました。もう新チーム始動が近付いてきましたが、このタイミングで2021年シーズンの振り返りをしてみようと思います。

 今季のエスパルスの成績は以下の通りです。

  リーグ戦: 10勝16敗12分 勝ち点42 37得点54失点 最終順位 14位
  ルヴァン杯 グループリーグ:2勝2敗2分 勝ち点8 7得点8失点 Dグループ2位
        プレーオフステージ(対鹿島):2敗 1得点3失点 →敗退
  天皇杯 :   4回戦で敗退 3得点3失点

 リーグ戦は最終的には14位に終わりましたが、ルヴァン杯では久々にグループリーグを突破しました。また2021年シーズンを迎えるにあたり昨季70失点を喫した守備の組織の立て直しが必須と考えられていましたが、リーグ戦で54失点とある程度抑えられるようにはなりました。が、それでも1試合1失点は超えており、一方で得点37得点と昨季より減っていて、このへんがあと一歩で守り切れない、攻めきれないという今季の印象と合致するかなと思います。

 ではこのような成績となった原因は何か、と考えた場合、僕は以下の4点をあげたいと思います。

 ①ポジショニングを意識し過ぎて応用がきかなかった
 ②攻守のバランス調整の迷い
 ③けが人の増加
 ④補強に動き過ぎた事

 以下、順番に述べます。

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2022年1月 6日 (木)

2021年シーズンオフの動きその10

 昨日(1/5)に続いて昨季武者修行に出していた選手についてのリリースがありました。

 〇退団

  梅田 透吾(GK 岡山への期限付移籍期間延長)

 岡山へ武者修行に出していた梅田が引き続き岡山でのプレーを続ける事が発表されました。昨季はリーグ戦24試合、天皇杯1試合に出場して経験を積んできましたが、岡山でのプレーが認められた事もあってこの決定に至った模様です。まあウチに戻ってA代表の権田と一緒に練習するのも良い学びの場になるでしょうが、やはり梅田くらいの年齢なら試合で技術を磨く方が大事だと思うので、この方が良いと思います。岡山で良い経験を積んで帰ってきて欲しいですね。

 ただ気になるのが移籍期間が8月いっぱいである事。岡山の事情なのか、ウチの事情なのか、あるいは梅田本人の事情なのかは不明です。まあ移籍期限が近付けばわかる事でしょうから、それまでは静観ですね。

 これで身の振り方が公になっていないのは2人だけとなりましたが、さてどうなりますか。

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2021年シーズンオフの動きその9

 年が明けてからのエスパルスは、来季に向けた契約の見直し作業を粛々と進めているようです。今日(1/5)その一環となるリリースがありました。

 〇退団

  西村 恭史(MF 北九州への期限付移籍期間延長)

 北九州へ高橋大悟とともに武者修行に出ていた西村が2022年シーズンも北九州での武者修行を続ける事となりました。昨季は中盤の主力として32試合に出場しましたが、残念ながら北九州をJ2に残留させる事は出来なかったという事で悔いが残ったのでしょう。北九州に残ってJ2へ再び昇格させるために戦う事を選択しました。「その意気や良し!」って感じで頼もしいですし、あの体躯を活かした中盤でのプレーを試合経験を重ねる事で伸ばす事が出来れば、戻ってきた時に大いに期待できるというものです。J3はこれまた厳しいリーグですが、北九州のために頑張って欲しいです。

 その他、昨年末時点で在籍していた選手の契約見直し作業はほぼ終わった模様で、2022年のJ1を戦う陣容が固まってきました。ただA契約の枠はまだ2人余っています。そこに新たな選手を入れる動きをまだしているのかどうか。オフの動きも大詰めとなってきました。

 あとタイトルから離れますが、1/21に行われる日本のA代表の強化試合に向けて、唯人と松岡が追加招集される事が発表されました。前田と旗手がセルティックに移籍する事となって代表に参加できなくなった事に伴う補充ですが、まだ今年で高卒3年目の2人が選ばれたのは素晴らしい事です。唯人のクラブからのリリースに寄せたメッセージにある通り、「爪痕を残して」きてほしいですね。

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2022年1月 1日 (土)

謹賀新年

 皆様、あけましておめでとうございます。

 2021年はエスパルスにとって3年続けて苦しい年になりました。昨年の今頃はロティーナ監督が2021年シーズンのチームを指揮する事が決まっていて「今年こそは」との思いが強かったのですが、やはりフットボールは難しいものなんだなぁというのを思い知らされた年でした。

 2021年シーズンの総括記事をまだ書けていないのですが、何故2021年シーズンは上手くいかなかったのかをまとめる事は必要だろうと思っているので、新チーム始動までには書こうと思っています。期待しないでw待っていて下さい。

 個人的に「今年は」的な事はあまりないのですが、武漢ウィルス(新型コロナ)禍の影響で2020年は豊田、2021年は仙台への遠征しかできなかったので、今年はもう少し遠くでエスパルスの試合を観たいなと思います。

 という事で、今年もあまり変わらずにエスパルスを中心にして思った事をつらつら書いていこうと思っていますので、変わらずお付き合い頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

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