原 一樹選手引退
2007年から4年間エスパルスでプレーし、今季は天皇杯で広島に大勝するなどして話題をさらったおこしやす京都ACでプレーしている原 一樹選手が今季限りでの引退を発表されました。
原選手は高校時代に市船で選手権優勝を経験。その後駒大へ進み、2007年に駒大のエースストライカーの触れ込みでエスパルスに加入。1年目は殆ど試合に出られませんでしたが、2008年の後半頃からブレークして岡崎と共に2トップの一角として活躍しました。2009年からヨンセンが加入した事により少しずつ出場機会を減らし、2010年は公式戦で15試合出場と思ったような活躍が出来ず、2010年オフの大脱走時に浦和へ移籍しました。その後京都、北九州などエスパも含めて計7チームに所属してきましたが、この程引退の決断をされたようです。
そんな原選手からクラブにメッセージが寄せられました。以下、リンクです。
彼のエスパルス在籍時で一番印象的なゴールは1つ。2008年10月4日に味スタで行われたFC東京戦の3点目です。直前にお母様が亡くなられてお通夜だけ参列し、矢島や西澤の怪我もあってスタメン出場し、44分に浮き球のパスを綺麗にトラップしてゴールを決めました。あの試合はエスパ側サイドスタンドの2階席で観ていたのですが、当然サポーターは知っているからゴール直後は物凄い歓声があがったし2階席から観ていても興奮したしジーンとしました。で、後でゴール時の映像を見たら兵働が泣きそうな顔で抱き付いていたし、本人も喪章を高々と掲げていたのが物凄く印象に残ってます。細かなシチュエーションはさすがに忘れてますがあの興奮を忘れる事はないでしょうね。
在籍期間はそれほど長くはなかったですが熱さを感じる選手だったし、サポーターからも愛されていました。ユニフォームを脱いだ後どのような道に進むのかはわかりませんが、原選手の第二の人生が幸多き事を祈ってます。来年以降フラッとアイスタに来てくれると嬉しいですね。
(追記)
映像を確認しました。浮き球のパスじゃなかったですw。枝村からのパスをゴールを背を向けた状態で受けたのですが、トラップと同時に反転してウラへ抜け出して、飛び出してきたGK塩田に対して浮き球のシュートで決めたというものです。技術的にも高度なゴールでした。
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