W杯アジア最終予選始まる
先週は国際AマッチウィークでJリーグは基本的にお休みでした。その間をぬって先週金曜(9/2)からカタールW杯へ向けたアジア最終予選が始まりました。日本は9/2にホームでオマーンと対戦して0-1で敗れましたが、一昨日(9/6)にカタールで行われた中国戦で1-0で勝ち、1勝1敗スタートとなりました。
僕はオマーン戦の方は90分間通して観る事が出来ず、中国戦の方はDAZNで中継された試合をリアルタイムで観ました。感想としてはやはり森保監督の選手任せでのチーム作りの結果全然戦い方の共有が出来ていないなというものです。
初戦に関してはコンディション面でのディスアドバンテージがあったのは確かです。オマーンは1か月みっちり合宿して練習試合もこなしてきたそうですからね。対する日本の選手達は欧州のシーズンが始まったばかりでまだ完全には身体が出来ていなかったでしょうから。ただそれにしても試合内容がお粗末だなぁと感じます。失点のシーンなどは何故あんなに人数をかけてボールホルダーを囲もうとしたのか、特に長友は何故大事な自分のゾーンを放っておいてあんなに前に出たのか、意図がわかりませんでした。
中国戦にしても前半は特に攻めあぐねましたが、それもそのはずで、基本的にスタート時のシステムを崩さずに人数だけ前に出ている感じで、いわゆる中間ポジションに入って相手の守備者を迷わせようという動きがあまり見られませんでした。やっていたのは久保と古橋くらいじゃないですかね。そんな古橋の意図を長友は汲み取る努力もせずに精度の低いクロスを上げるか後ろへ戻すだけ。右も室屋も伊東も外のレーンを使いたがって相手の中盤インサイドハーフを迷わせる事が出来ず。あれでは引いた相手を崩す事は出来ません。あれならエスパの方が攻守ともはるかに組織的に戦えてると思います(結果はまだまだですけどね)。
結局伊東が相手と1対1の状態になったところで相手をチギって大迫のゴールにつなげましたけど、ああいう局面をチームとして意図的に作れるようにならないと世界では戦えないと思います。特に次戦アウェーで対戦するサウジアラビアは、今予選の試合は観ていませんが、3年前のアジアカップで後ろからきっちり繋ぐサッカーを身に付けていて、あれを今も続けているのならかなり手強い相手になるはずです。その後豪州との試合も控えているし、いくら個の能力が高くなっていてもこのままでは大丈夫かと不安になります。それを払拭してくれる戦いを見せてくれればよいのですが。
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