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2021年9月30日 (木)

原 一樹選手引退

 2007年から4年間エスパルスでプレーし、今季は天皇杯で広島に大勝するなどして話題をさらったおこしやす京都ACでプレーしている原 一樹選手が今季限りでの引退を発表されました。

 原選手は高校時代に市船で選手権優勝を経験。その後駒大へ進み、2007年に駒大のエースストライカーの触れ込みでエスパルスに加入。1年目は殆ど試合に出られませんでしたが、2008年の後半頃からブレークして岡崎と共に2トップの一角として活躍しました。2009年からヨンセンが加入した事により少しずつ出場機会を減らし、2010年は公式戦で15試合出場と思ったような活躍が出来ず、2010年オフの大脱走時に浦和へ移籍しました。その後京都、北九州などエスパも含めて計7チームに所属してきましたが、この程引退の決断をされたようです。

 そんな原選手からクラブにメッセージが寄せられました。以下、リンクです。

  原 一樹選手よりメッセージ(クラブ公式)

 彼のエスパルス在籍時で一番印象的なゴールは1つ。2008年10月4日に味スタで行われたFC東京戦の3点目です。直前にお母様が亡くなられてお通夜だけ参列し、矢島や西澤の怪我もあってスタメン出場し、44分に浮き球のパスを綺麗にトラップしてゴールを決めました。あの試合はエスパ側サイドスタンドの2階席で観ていたのですが、当然サポーターは知っているからゴール直後は物凄い歓声があがったし2階席から観ていても興奮したしジーンとしました。で、後でゴール時の映像を見たら兵働が泣きそうな顔で抱き付いていたし、本人も喪章を高々と掲げていたのが物凄く印象に残ってます。細かなシチュエーションはさすがに忘れてますがあの興奮を忘れる事はないでしょうね。

 在籍期間はそれほど長くはなかったですが熱さを感じる選手だったし、サポーターからも愛されていました。ユニフォームを脱いだ後どのような道に進むのかはわかりませんが、原選手の第二の人生が幸多き事を祈ってます。来年以降フラッとアイスタに来てくれると嬉しいですね。

(追記)

 映像を確認しました。浮き球のパスじゃなかったですw。枝村からのパスをゴールを背を向けた状態で受けたのですが、トラップと同時に反転してウラへ抜け出して、飛び出してきたGK塩田に対して浮き球のシュートで決めたというものです。技術的にも高度なゴールでした。

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2021年9月26日 (日)

不完全燃焼(9/24 神戸戦)

 一昨日(9/24)はホーム・アイスタ日本平での神戸戦でした。まだ緊急事態宣言下はありましたが、我慢できず観に行ってしまいました。

 結果は0-2で敗戦。何と言うか、一生懸命追いつこうとしていたのは見えたのですが、所々で淡泊な場面も見受けられ、DAZNを通して観た仙台戦と比べると不完全燃焼の感は否めず、「これでは厳しいなぁ」という感想となりました。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0ー2 ヴィッセル神戸

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2021年9月21日 (火)

9試合ぶりの勝利(9/18 仙台戦)

 もう一昨日(9/18)ですが、ホーム・アイスタ日本平で仙台戦が行われました。当日は台風が直撃する予報が出ていて開催が危ぶまれていましたが、静岡に着く前に温帯低気圧になった事もあって交通機関等の乱れは発生せず、無事に試合が行われました。

 残留争いに巻き込まれているチームとの直接対決はこれで最後という事で、是が非でも勝つ事が必要でしたが、何とか勝てて良かったです。しかもリーグ戦での勝利は7月の大分戦以来9試合ぶりという事で、本当にホッとしました。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー1 ベガルタ仙台

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2021年9月12日 (日)

無念(9/11 鳥栖戦)

 昨日(9/11)はアウェーでの鳥栖戦でした。年に1度は九州に行きたいと思っているのですが、今回はDAZNで観戦しました。この試合はアウェー席が設置されていて、画面越しながらサンバの音が聞こえてきたのが嬉しかったですね。

 試合は1-2で敗戦。後述しますが、なかなか受け入れがたい結果でした。上手くゲームコントロールできていたのに結果が出なかったのは無念としか言いようがないですね。

<明治安田生命J1リーグ 於 駅前不動産スタジアム>

 清水エスパルス 1ー2 サガン鳥栖

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2021年9月 9日 (木)

W杯アジア最終予選始まる

 先週は国際AマッチウィークでJリーグは基本的にお休みでした。その間をぬって先週金曜(9/2)からカタールW杯へ向けたアジア最終予選が始まりました。日本は9/2にホームでオマーンと対戦して0-1で敗れましたが、一昨日(9/6)にカタールで行われた中国戦で1-0で勝ち、1勝1敗スタートとなりました。

 僕はオマーン戦の方は90分間通して観る事が出来ず、中国戦の方はDAZNで中継された試合をリアルタイムで観ました。感想としてはやはり森保監督の選手任せでのチーム作りの結果全然戦い方の共有が出来ていないなというものです。

 初戦に関してはコンディション面でのディスアドバンテージがあったのは確かです。オマーンは1か月みっちり合宿して練習試合もこなしてきたそうですからね。対する日本の選手達は欧州のシーズンが始まったばかりでまだ完全には身体が出来ていなかったでしょうから。ただそれにしても試合内容がお粗末だなぁと感じます。失点のシーンなどは何故あんなに人数をかけてボールホルダーを囲もうとしたのか、特に長友は何故大事な自分のゾーンを放っておいてあんなに前に出たのか、意図がわかりませんでした。

 中国戦にしても前半は特に攻めあぐねましたが、それもそのはずで、基本的にスタート時のシステムを崩さずに人数だけ前に出ている感じで、いわゆる中間ポジションに入って相手の守備者を迷わせようという動きがあまり見られませんでした。やっていたのは久保と古橋くらいじゃないですかね。そんな古橋の意図を長友は汲み取る努力もせずに精度の低いクロスを上げるか後ろへ戻すだけ。右も室屋も伊東も外のレーンを使いたがって相手の中盤インサイドハーフを迷わせる事が出来ず。あれでは引いた相手を崩す事は出来ません。あれならエスパの方が攻守ともはるかに組織的に戦えてると思います(結果はまだまだですけどね)。

 結局伊東が相手と1対1の状態になったところで相手をチギって大迫のゴールにつなげましたけど、ああいう局面をチームとして意図的に作れるようにならないと世界では戦えないと思います。特に次戦アウェーで対戦するサウジアラビアは、今予選の試合は観ていませんが、3年前のアジアカップで後ろからきっちり繋ぐサッカーを身に付けていて、あれを今も続けているのならかなり手強い相手になるはずです。その後豪州との試合も控えているし、いくら個の能力が高くなっていてもこのままでは大丈夫かと不安になります。それを払拭してくれる戦いを見せてくれればよいのですが。

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2021年9月 7日 (火)

遅まきながらエリートリーグ横浜FM戦

 一昨日(9/5)、エリートリーグの横浜FM戦がアイスタ日本平で行われました。当然無観客での実施なのですが、堀池エンジニアリング様のスポンサードによりYoutubeで生配信されたため、アーカイブで観ました。ただその後なかなか見直す時間がなかったために記事に出来なかったのですが、これ以上間が空くのも良くないかなと思いますので、簡単ながら感想を書かせて頂きます。

 試合は公式戦となる45分の前後半に加えて45分のトレーニングマッチも行われました。このうちトップの選手のみで戦ったのは61分まで。まあこのタイミングで入ったのは既にトップデビューを果たした菊地で、天皇杯と同様に問題なくプレーしていましたが、69分には左SBに石川君、FWに田中君とさらに2人ユースの選手が入ったので、もちろん2人とも精一杯プレーしていましたが、やはりパワーバランスが崩れてしまった感は否めず、それまで押され気味だったのが更に押し込まれるようになってしまいました。もっとも前半終了間際に横浜FMに退場者が出て、後半は数的有利だったんですけどね。

 ですので69分までに関してザクッとした感想を書きますと、可もなく不可もなく、というところかなと思います。試合の狙いとしては、加入して間もないホナウド、コロリ、藤本、そして頭蓋骨骨折から回復したノリさんこと鈴木義宜に実戦経験を積ませる事だったと思われますし、それは達成できたかと思います。何よりノリさんが菊地に代わるまでの約60分間問題なくプレーできたのはチームとして大きな収穫でしょう。またホナウドはかなり周りとの呼吸が合ってきているかなと思うので、この調子で馴染んでくれればと思います。コロリはまだ周りがどう使ってあげるかを迷っている感じがありますが、ボールを持った時の存在感は見るべきところがあるので、こちらもコミュニケーションをしっかりやってくれればと思います。同じ事は藤本にも言えますかね。ただ彼はウラ抜けが得意そうなのはわかっていると思うのですが、そうした場面は2回しかなかったので、もう少し増やしたいところです。

 チーム全体については、まあリーグ戦と同じです。守備は出来ているけど、攻撃、特にアタッキングサードに入った時の崩しをどうするか、というのがザクッとした感想です。まあトップの1人がサンタナではなく指宿だった事、右SBに入ったのが不慣れなエリックだった事等がエクスキューズとして挙げられますし、特に相手の攻略法を授けずに素の状態で横浜FMと戦って、チームがやろうとしている戦い方が出来たと思うので、あまりネガティブに考えなくともいいかなと思います。リーグ戦のアウェーでの鳥栖戦の準備が始まるのは明日(9/8)からだと思いますが、残り3日でどのような準備をしてくるかを楽しみにしたいと思います。

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