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2021年8月 8日 (日)

東京五輪サッカー男子 メダルならず

 昨日(8/6)行われた東京五輪の男子サッカーの3位決定戦、日本はメキシコに1-3で敗れ、メキシコ五輪以来の銅メダル獲得はなりませんでした。

 メキシコが強くてしたたかでした。銅メダルにふさわしいチームでした。そんなメキシコ相手に前半に2点、後半にも先に得点されて3点差をつけられては勝ち目はありませんでした。明らかに選手のコンディションが悪かったですよね。特に悪目出ちしちゃったのが遠藤で、先制のPKを与えたのに始まり、その後の2失点ともセットプレーのマークを外してしまいました。ただ中2日で行われた6試合にほぼフル出場していたのですから、疲れるのは当たり前です。またボランチでコンビを組んだ田中碧も普段ならあり得ないボールロストをしてたあたりに疲労の濃さを感じました。他の選手もほぼスタメン固定で臨んでいましたから、みんな大なり小なり疲労を抱えながらプレーしていたと思います。それにも関わらず最後まで諦めずに攻撃を仕掛け、得点シーン以外にも惜しいシーンを何度も作っていた事は賞賛に値します。試合終了後に涙を流して悔しがる姿からはこの試合にかけていた強い気持ちが伝わってきました。そんな選手達を責めるつもりは毛頭ありません。彼らには一言「お疲れさまでした」と伝えたいですね。

 一方で「何故こんなに選手のコンディションが悪かったの?」という疑問はきちんと検証しなければなりません。よってその要因を作った主犯である森保監督が攻撃の対象です。2週間ちょっとの期間で6試合こなさなければならない事は当初からわかっていたはずです。しかも18人しか登録できないのです(直前に変更されましたが)。だから選手選考ではいろんなプランを考えながら慎重に決めていかなければならない。しかし森保監督が選んだメンバーでボランチが出来るのは遠藤、田中の他に板倉、中山がいましたが、中山は左SBに回してしまったし、直前に怪我をした富安の代役のCBは本職の町田、瀬古ではなく板倉だった。「じゃ何故町田と瀬古を選んだの?」となるでしょ?で、遠藤と田中が疲弊しきってしまった。結局戦術永井と前プレ一本で臨んだけどプランBがなかったために永井の怪我とともに息切れしてしまったロンドン五輪の時と同じなんですよ。全く失敗を活かせていない。しかもロンドン五輪の時は初戦のグラスゴーから最後のカーディフまで全部異なる会場での試合で、イギリスを北から南西部へ縦断する事になったというエクスキューズがありましたけど、今回は全部関東での試合ですからね。これについて責めないマスコミはおかしいです。

 また肝心の戦い方についても、特に攻撃面は不満ですね。結局久保、堂安の個人技頼みで、彼らをどう活かすか、逆に彼らが周りをどう活かすかが全く見えなかった。だから守備面に問題を抱えたフランス以外には通用しなかったわけです。森保監督がもともと攻撃に関しては個人のアイディアに任せていて細かい指導は行わない人なのはこれまでの代表の活動からもわかっていたし、代表での活動時間には限界があるのも理解しています。が、一方でEUROで優勝したイタリアはマンチーニが組織的なプレスとそこから両サイドを揺さぶる戦術を落とし込んだチームだし、躍進したデンマーク、スイス、チェコはいずれも凄くコレクティブなチームでした。特にデンマークはどうやってボールを前進させ崩していくかという意図がしっかり見える面白いチームでしたよ。つい1か月ほど前にそういうチームを見た後に肝心の日本の代表監督がただ選手を選んでスタメンだけ決めて細かいところは選手に決めさせる、という姿を見せられると、どうしてもガッカリしてしまいますよ。

 とはいえ、表向きはベスト4に残りましたから、あのJFAが森保監督を解任する事はないでしょう。「常に世界の戦術動向を調査し取り入れる」という姿勢からはかけ離れた組織ですからね。またこの長ったらしい記事(汗)を見て「ベスト4までいったのだからそこまで責める必要はないだろう」と不快に思われる方もいるかと思います。ただ少なくとも僕は今季のエスパルスでロティーナ監督が厳しいスケジュールとけが人続出の状況の中で試合毎にいろんな手練手管を使ってチームを作っている姿を観ているので、そこからすると「何だ、これ?」としか思えないんですよ。まあウチも順調とは言い難いですがね(汗)。6月の代表戦では「結構よくなってきてるな」と思っていたのですが、やはり今後は厳しい目で見ていかないといけないなと思ってます。

 以上、長文失礼しましたw。

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