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2021年8月31日 (火)

光明?(8/29 名古屋戦)

 一昨日(8/29)はアウェイでの名古屋戦でした。会場の豊田スタジアムは何回か行きましたが、好きなスタジアムの1つです。何といっても2階席より上のスタンドの傾斜のきつさ加減がいいですね。バレンシアのメスタージャみたいな感じで。という事で当然行く事は考えたのですが、日曜のナイトゲームである事等を考慮して行きませんでした。

 前節鹿島にボコボコにされ、次はアウェーでリーグ戦3連勝中の名古屋と戦わないといけないという事で、かなり厳しい試合になると思っていました。が、何とか勝ち点1をもぎ取る事が出来て良かったなと思いました。

<明治安田生命J1リーグ 於 豊田スタジアム>

 清水エスパルス 1ー1 名古屋グランパス

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2021年8月26日 (木)

惨敗(8/25 鹿島戦)

 昨日(8/25)はホーム・アイスタ日本平での鹿島戦でした。平日なので行けるはずもなく、試合中も別の用事があったため、情報を完全に遮断してDAZNのアーカイブで観ました。

 ここまで酷い試合になるとは思っていませんでした。仮に生で観ていたら発狂してたでしょうね。そんな中でも拍手を絶やさなかった現地観戦の方もおられたと思います。その方々に敬意を表したいです。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0ー4 鹿島アントラーズ

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2021年8月23日 (月)

唯人のテクニカルなゴラッソ(8/21 湘南戦追記)

 昨日(8/21)の湘南戦のレビューで唯人の見事なゴールについて書くのをすっかり忘れていました(汗)。それについて書きます。

 まあ改めて文章にするのも憚られるほどのゴールでした。竹内からのタテパスを半身で受けて反転してすぐ後ろにいたDFをかわし、田中と杉岡の間をダブルタッチでわずかにボールの角度を変えてかつ急加速で2人の間を抜き去り、飛び出してきたGKの谷をあざ笑うかのような頭上を抜くループシュートを決めるというまさにゴラッソ。彼のボールテクニックの高さとサッカーセンス、体幹の強さといった良さが全て詰まったゴールでした。

 エスパサポからすると1試合に最低1度は唯人のボールテクニックの凄さを見ていると思いますし、「あとはゴールだけなんだよなぁ」と思っている方が大多数だったと思います。それが突然あんなゴールを決めてくれるから、嬉しいやらビックリするやらという感じですよね。まあ決定力については引き続き磨いてもらわないとと思ってますが。この日も65分くらいにサンタナからのサイドチェンジのパスを滝が落として原がフリーでニアゾーンに持ち込んで唯人にクロスを送る場面がありましたが、あれはせめて枠に入れて欲しかったですね。ただまだ高卒二年目でこれからどんどん伸びると思うので、彼の成長に期待したいです。

 なおこのゴールは竹内のタテパスも地味に効いていたと思います。サンタナの落としをダイレで入れたというタイミングが良かったし、左足に付けた事も唯人が反転しやすかったと思うので。松岡と比べるとタテパスが少ないと思われがちな竹内なんですけど、ここってタイミングでタテパスを狙うんですよね。昔から。それは付記しておきます。

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2021年8月22日 (日)

またも痛み分け(8/21 湘南戦)

 昨日(8/21)はアウェーでの湘南戦でした。行こうか止めておくか迷っているうちにチケットが売り切れてしまったので、自宅でDAZNで観戦しました。

 現在自動降格圏の17位ながらエスパとは勝ち点差3という事で、エスパとしては是非とも勝って自動降格圏から離れたかったのですが、結果は1-1のドロー。負けたら湘南に順位で抜かれるところを踏みとどまったので最悪の結果ではないのですが、何とか勝ち点差を離したかったので、何とももどかしい試合結果となりました。まさに「痛み分け」ですね。

<明治安田生命J1リーグ 於 レモンガススタジアム平塚>

 清水エスパルス 1ー1 湘南ベルマーレ

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2021年8月19日 (木)

完敗での敗退(8/18 天皇杯川崎戦)

 昨日(8/18)、リーグ戦の合間をぬって天皇杯4回戦が行われました。エスパルスはアイスタ日本平で川崎と対戦しました。

 お互いに厳しい日程の中での試合のため、スタメンは両チームとも週末のリーグ戦からかなり入れ替えて臨みましたので、こちらとしてはそのスキを何とか突きたいところだったのですが、そこは公式戦無敗を続ける川崎。結果的には完敗となり、今年の天皇杯は4回戦で敗退という事になってしまいました。

<第101回天皇杯全日本サッカー選手権 4回戦 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 1ー2 川崎フロンターレ

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2021年8月17日 (火)

2022年新入団選手発表その3

 つい先日二種登録された2人のユース所属選手のトップへの昇格が発表されました。

 〇加入(2022年)

  菊地 脩太(DF 清水エスパルスユースから昇格)
  千葉 寛汰(FW 清水エスパルスユースから昇格)

 現在高円宮杯プレミアリーグで青森山田を追って2位につけているエスパルスユースの主力二人のトップチームへの昇格が発表されました。二人とも今年のプレミアリーグの中継を通してプレーを見た事があります。菊地君はCBで、上背があってフィジカルも強そうでしたが、それだけでなく足元のプレーも上手くて、良いフィードを出していました。千葉君は万能型ストライカーですね。単純に上背があるだけでなく身体能力も高い感じがしました。「え、その体勢からヘッドを枠に入れられるの?」と思うようなシュートを決めていたんですよね。足元の技術も高くてポストプレーも上手いので、期待度は高いです。

 プレーを見た時から「この2人は昇格するだろうな」と思っていましたが、本人達にしてみたら「夢が叶った!」という事でホッとしているでしょうね。ただ肝心なのはこれからです。まず監督、コーチに認められて試合に出場するまでが大変ですから、これから将来のエスパルスを担う選手となるべく頑張って欲しいです。

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2021年8月15日 (日)

痛い黒星(8/13 G大阪戦)

 ここのところ日本では梅雨を思わせるような長雨が降り続いており、九州や広島地方、長野あたりが特に降水量が多くなっているとの事。静岡県は木曜・金曜にかなりの大雨が降ったそうで、首都圏はこの土日に結構激しい雨が降りました。このため関東・東海では土砂災害の危険が高まっているそうなので、キキクルなどのネット情報を確認しながら注意していきましょう。

 そんな中エスパルスは金曜にアイスタ・日本平にG大阪を迎えました。勝てばG大阪より上の順位になるという事で、何としても勝って欲しかったのですが、終盤に失点して敗戦。非常に痛い黒星を喫してしまいました。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0ー1 ガンバ大阪

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2021年8月12日 (木)

夏のウィンドウでの動きその10

 今季の夏の移籍マーケットは明日(8/13)までとなっています。そのせいか昨日、今日と移籍発表が多く行われています。ウチに関しては少なくとも加入はないだろうと思っていたのですが、大熊GMはまだ動いていました。

 〇加入

  藤本 憲明(FW 神戸から期限付き移籍)

 神戸の藤本の獲得が発表されました。苦労人というイメージで、青森山田から近大へ進学し、卒業後JFLの佐川印刷でアマチュアとして4年間プレー。2016年にJ3の鹿児島に移籍して2年間プレー。その時のプレーを片野坂さんに認められて2018年に大分に移籍して、大分のJ1昇格に貢献。J1でプレーした2019年にはウチもアウェーでゴールされてますね。で、2019年の夏に神戸に移籍してその年の神戸の天皇杯優勝に貢献、と、アマチュアから着実にキャリアを積み重ねてきました。が、今季は古橋とドウグラスらの壁にはばまれて9試合の出場にとどまっており、さらに神戸が古橋の移籍を受けて武藤、大迫、ボージャンの3人のFWを獲得したため、おそらくは今後の出場機会を考慮してウチへの移籍を決断したと思われます。

 プレーのイメージとしてはポジショニングが上手くて決定力の高いワンタッチゴーラーという感じでしょうか。あと相手の守備ラインとの駆け引きも上手い印象があります。ウチではサンタナとの相棒役を唯人、ディサロ、後藤と競う事になると思います。まあビルドアップにも絡む事の出来る唯人とは違ってもっと前で勝負するタイプでしょうから、カウンター狙いで戦う事になりそうな相手もしくはシチュエーションで重宝されそうですね。まだ本領を発揮しきれていないディサロあたりには良い刺激になるでしょうし、加入決定のリリースにあるコメントを見る限りかなり明るいキャラのようなので、チームのムードメーカーになってくれるといいなと思います。活躍を期待したいですね。

 それと現在ユースに所属する菊池君と千葉君の二種登録も発表されました。これを見る限りさすがに加入はこれで打ち止めでしょう。後は退団の知らせが明日あるかどうかですね。

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2021年8月10日 (火)

新戦力の躍動と既存戦力の奮起(8/9 横浜FM戦)

 何だかんだで盛り上がったスポーツの祝祭である東京五輪が8/8無事閉幕しました。そして翌日から早速Jリーグファンにとっての日常であるJリーグが再開されました。エスパルスはホーム・アイスタ日本平に横浜FMを迎えました。行きたかったのですが、まん防とか以前に家の用事が入ってしまったため、DAZNでの観戦となりました。

 リーグ戦7連勝中の横浜FMとの対戦という事で厳しい戦いになるとは思ってましたが、予想通り厳しい戦いになりました。ただ内容的に見応えがあったし、西澤の同点ゴールが決まった時の喜びは申し訳ないけど五輪でのサッカーの代表のゴールなどよりも大きいものでした。やはり日頃から応援しているチームの戦いを見守る日常はやはり楽しいものだなと思いましたね。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー2 横浜F・マリノス

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2021年8月 8日 (日)

東京五輪サッカー男子 メダルならず

 昨日(8/6)行われた東京五輪の男子サッカーの3位決定戦、日本はメキシコに1-3で敗れ、メキシコ五輪以来の銅メダル獲得はなりませんでした。

 メキシコが強くてしたたかでした。銅メダルにふさわしいチームでした。そんなメキシコ相手に前半に2点、後半にも先に得点されて3点差をつけられては勝ち目はありませんでした。明らかに選手のコンディションが悪かったですよね。特に悪目出ちしちゃったのが遠藤で、先制のPKを与えたのに始まり、その後の2失点ともセットプレーのマークを外してしまいました。ただ中2日で行われた6試合にほぼフル出場していたのですから、疲れるのは当たり前です。またボランチでコンビを組んだ田中碧も普段ならあり得ないボールロストをしてたあたりに疲労の濃さを感じました。他の選手もほぼスタメン固定で臨んでいましたから、みんな大なり小なり疲労を抱えながらプレーしていたと思います。それにも関わらず最後まで諦めずに攻撃を仕掛け、得点シーン以外にも惜しいシーンを何度も作っていた事は賞賛に値します。試合終了後に涙を流して悔しがる姿からはこの試合にかけていた強い気持ちが伝わってきました。そんな選手達を責めるつもりは毛頭ありません。彼らには一言「お疲れさまでした」と伝えたいですね。

 一方で「何故こんなに選手のコンディションが悪かったの?」という疑問はきちんと検証しなければなりません。よってその要因を作った主犯である森保監督が攻撃の対象です。2週間ちょっとの期間で6試合こなさなければならない事は当初からわかっていたはずです。しかも18人しか登録できないのです(直前に変更されましたが)。だから選手選考ではいろんなプランを考えながら慎重に決めていかなければならない。しかし森保監督が選んだメンバーでボランチが出来るのは遠藤、田中の他に板倉、中山がいましたが、中山は左SBに回してしまったし、直前に怪我をした富安の代役のCBは本職の町田、瀬古ではなく板倉だった。「じゃ何故町田と瀬古を選んだの?」となるでしょ?で、遠藤と田中が疲弊しきってしまった。結局戦術永井と前プレ一本で臨んだけどプランBがなかったために永井の怪我とともに息切れしてしまったロンドン五輪の時と同じなんですよ。全く失敗を活かせていない。しかもロンドン五輪の時は初戦のグラスゴーから最後のカーディフまで全部異なる会場での試合で、イギリスを北から南西部へ縦断する事になったというエクスキューズがありましたけど、今回は全部関東での試合ですからね。これについて責めないマスコミはおかしいです。

 また肝心の戦い方についても、特に攻撃面は不満ですね。結局久保、堂安の個人技頼みで、彼らをどう活かすか、逆に彼らが周りをどう活かすかが全く見えなかった。だから守備面に問題を抱えたフランス以外には通用しなかったわけです。森保監督がもともと攻撃に関しては個人のアイディアに任せていて細かい指導は行わない人なのはこれまでの代表の活動からもわかっていたし、代表での活動時間には限界があるのも理解しています。が、一方でEUROで優勝したイタリアはマンチーニが組織的なプレスとそこから両サイドを揺さぶる戦術を落とし込んだチームだし、躍進したデンマーク、スイス、チェコはいずれも凄くコレクティブなチームでした。特にデンマークはどうやってボールを前進させ崩していくかという意図がしっかり見える面白いチームでしたよ。つい1か月ほど前にそういうチームを見た後に肝心の日本の代表監督がただ選手を選んでスタメンだけ決めて細かいところは選手に決めさせる、という姿を見せられると、どうしてもガッカリしてしまいますよ。

 とはいえ、表向きはベスト4に残りましたから、あのJFAが森保監督を解任する事はないでしょう。「常に世界の戦術動向を調査し取り入れる」という姿勢からはかけ離れた組織ですからね。またこの長ったらしい記事(汗)を見て「ベスト4までいったのだからそこまで責める必要はないだろう」と不快に思われる方もいるかと思います。ただ少なくとも僕は今季のエスパルスでロティーナ監督が厳しいスケジュールとけが人続出の状況の中で試合毎にいろんな手練手管を使ってチームを作っている姿を観ているので、そこからすると「何だ、これ?」としか思えないんですよ。まあウチも順調とは言い難いですがね(汗)。6月の代表戦では「結構よくなってきてるな」と思っていたのですが、やはり今後は厳しい目で見ていかないといけないなと思ってます。

 以上、長文失礼しましたw。

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2021年8月 6日 (金)

夏の移籍ウィンドウでの動きその9

 今週月曜(8/2)に加入が発表された松岡は今日(8/5)からチームに合流したようですね。どのようなプレーを見せてくれるのか楽しみです。そんな中、今日移籍のリリースがありました。

 〇退団

  福森 直也(DF 仙台へ完全移籍)

 福森が仙台へ完全移籍する事が発表されました。一昨年の夏に加入しながら怪我もあってなかなか出場機会を得られず、今季になってようやく出場機会を得て、CB、左SBとして出場して、ルヴァン杯の仙台戦ではゴールも決めてくれました。貴重な左利きの選手なのでこれからも活躍の場はあったとは思いますが、CBはただでさえ激戦区な上に井林が加入したし、左SBのポジション争いで次第に奥井に先を越されるようになって、片山が戻ってきて、さらに新加入のコロリが左SBも出来るという事で、次第に出場機会が少なくなるだろうと考えて、より出場機会のありそうな仙台のオファーを受けたという事じゃないかと思います。残念ではありますが、本人の意思を尊重したいですね。

 福森は他のDFにはない左足利きという持ち味があり、それを活かしたフィードも何度か見せてくれました。去年今年とチームが大改革をしようとしている中でそれを使い切れずに終わってしまったのは申し訳ないなと思いますね。仙台に行ってもまずはチーム内の競争に勝つ事が先決ですが、頑張ってレギュラーポジションを獲得し活躍して欲しいです。(もちろんウチ相手以外の時にw)

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2021年8月 5日 (木)

東京五輪サッカー決勝トーナメント・男子

 次は男子です。男子は7/31のベスト8でニュージーランドと対戦し、苦しめられましたがPK戦の末勝利し、一昨日(8/3)決勝進出をかけてスペインと対戦しましたが、延長戦の末0-1で敗れ、3位決定戦に回りました。ニュージーランド戦は後半残り15分と延長、PK戦しか見ていないので、準決勝のスペイン戦に絞って感想を書きたいと思います。

 スペインはGKのウナイ シモン、CBのエリック ガルシア、パウ トーレス、中盤のペドリ、両ウィングのダニ オルモ、オヤルサバルの6人がつい先日行われたEURO2020のスペインA代表メンバーで、それ以外の選手もA代表招集歴を持つ選手を揃えたこの年代のベストメンバーでした。そんなスペイン相手に日本は本当に良く戦ったと思います。特にGKの谷と最終ラインの吉田、板倉、酒井、中山の奮闘ぶりは見事でした。55分にPK判定がVARで取り消された後のスペインの猛攻は物凄くて、80分くらいまで殆ど相手陣にボールを運べない苦しい状況でしたが、全員が身体を張って守って点を与えず、延長戦に持ち込んだ後の110分くらいからの数分は決定機をいくつか作る事が出来ました。失点は残念でしたが、あれはアセンシオとその前のオヤルサバルを褒めるしかないと思います。現時点で出来る事はやったのではないかと感じました。

 ただ個々の技術やフィジカルの部分についてはだいぶ強豪国に追い付いてきたとは思うのですが、個人の戦術、ボールを持つ相手と対峙した時にどのように選択肢を消していくかといった部分はまだ足りないかなと思います。また特にネガトラのところのスペインの速さは強烈で、これは個人もさることながらチームの戦術で詰めていくべきところだと思うので、やはりチームとしての戦術の部分をもっと見直さないとと感じました。また選手交代も不満ですね。65分くらいに1トップを林から上田に代えましたが、そこから明らかに前線からの守備の強度が落ちてしまいました。また前でボールを収める事も出来なくなったため、事実上フィールドプレーヤー9人で戦っているようなものだとすら思いました。せっかくスピードスターの前田がいたのに、です。もう少し融通をきかせてくれないとロンドン五輪の二の舞になってしまうので、森保監督にはそこを考えて頂きたいです。

 とはいえ3位決定戦が残ってます。ここで勝つか負けるかは大違いなので、強敵ではありますが何とか勝って欲しいです。

 なお、試合開始時間が18時からになったそうです。TV観戦予定の方はお間違いなきよう。

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2021年8月 4日 (水)

東京五輪サッカー決勝トーナメント・女子

 東京五輪のサッカー競技は先週金曜(7/30)から決勝トーナメントに入りました。その決勝トーナメントでの日本代表の戦いについての感想を書きます。まずは女子についてです。

 グループリーグでの戦いぶりが芳しくなく、しかも相手がスウェーデンという事で相当厳しい戦いになると予想していましたが、その通りに負けてしまいました。それでもグループリーグでの3試合に比べればある程度自分達の良さは出せていたのではないかと思います。細かいパスワークで相手の守備をかわしながら前進しゴール前へ攻め込むサッカーがきちんと表現されていました。ボールを持つ技術は高いですから、ボールを握る時間が長くなればそう簡単には奪われないですからね。ただそれが90分続かないのが今の課題で、この試合でも後半早々に勝ち越しを許し攻めなければならないという時間帯で足が止まり始め、2点差を付けてゴール前をしっかり固めたスウェーデンを崩す事が出来ませんでした。右サイドで脅威を与えていた長谷川を残り10分で下げてしまう高倉監督の意図不明の選手交代も重なり、後半は良いところがなかったですね。

 大会を通して感じたのは2点。1点目は高倉監督がどういうチームを作りたかったのかが最後まで見えなかった事。攻撃は結局個人のアイディア頼みだし、守備に関してもどこでボールを奪うのが見えませんでした。特に欧州勢が戦術面で大きな進歩を見せていた分、そうした戦術面の立ち遅れが目立った気がします。もう1点はフィジカル。といっても単純な身長や体幹の話ではなく、90分走り切る体力の事です。このスウェーデン戦はもちろんグループリーグの特に英国戦でも、65分くらいから明らかに足が止まっていました。これについては監督がどうのというより選手個々の問題でしょう。その原因を考えた時に、やはり国内のなでしこリーグの緩さや普段仕事をこなしながらサッカーをしているという環境面の問題が作用しているのではないかと思います。となると国内の環境を整える事が一番の解決策で、この秋から始まるWEリーグが目玉の対策になるでしょうが、今回良い面を見せられずに負けてしまった分どこまで盛り上がるのかは不透明です。女子サッカーにとっては正念場ですね。

 男子については稿を改めて書きます。

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2021年8月 2日 (月)

夏の移籍ウィンドウでの動きその8

 夏の移籍ウィンドウが開いてから半月たちました。エスパルスは既に井林、ホナウド、コロリの3人の獲得が決まっていたため、「加入はもうないだろ」と思っていました。が、今朝(8/2)になってとんでもないビッグ ディールの話が飛び込んで来ました。

 〇加入

  松岡 大起(MF 鳥栖から完全移籍)

 鳥栖の主力中の主力である松岡の獲得が発表されました。唯人と同じ20歳ですが、高校時代は鳥栖U-18に入って、高2の時にトップチームデビューを果たし、高3では23試合に出場。翌年のトップ昇格後もボランチの中心として32試合に出場し、今季も上位へ大躍進した鳥栖の中心でした。ポジションはボランチで守備能力が高く、さらにゲームメイクのセンスも高い選手で、3年後のパリ五輪でも中心となるであろうと言われています。ウチにしてみたら、現在はヘナトと慶太が怪我で離脱中のため竹内、宮本、河井の3人でボランチを回していたところへ攻守とも高いレベルで出来る松岡が入ってくれるのはとても有難いですし、鳥栖でポジショナルプレーを叩き込まれていますから、ウチのやり方に馴染むのも早いのではないかと思うので、これからが楽しみです。

 ただ現在は喜び半分、戸惑い半分というのが正直な感覚です。何せウチはずーっと「引き抜かれる側」でしたからね。それに鳥栖サポからしたら、彼は二種登録で出場していた時から見続けていて、これからの鳥栖の将来をしょって立ち、あるいは鳥栖の看板を背負って海外でプレーする事を楽しみにしていた選手でしょうから、その選手が同じリーグのチームへ移籍してしまう事に対するショック、悲しみは非常に大きいでしょう。それを思うとはしゃいでしまうのもどうかなと思ってしまいますね。今言える事は鳥栖サポに文句を言われないように松岡を育てていかなければという事だけです。

 これで夏の新加入は4人となりました。いずれもエスパのサッカーのレベルを更に上げてくれそうな選手ばかりです。中断明けにどんなチームとなるか楽しみです。

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