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2021年7月30日 (金)

東京五輪でのサッカー男女代表の戦い

 先週金曜(7/23)に開会式が行われ、現在東京を中心に各所で行われている東京五輪。これについては武漢ウィルス(新型コロナ)禍が続いている中で開催されているために、今でも賛否両論があります。僕の意見としては、数年前に五輪を招致してそれが認められた大会ですので、1年開催が遅れながらこうして世界各国のスポーツ選手を集めて開催出来たのは非常に良かったと思います。この後行われるパラリンピックも含めて、無事開催都市としての責任をまっとうして欲しいと思います。

 で、その中でサッカーは開会式より2日早く始まり、昨日(7/28)でグループリーグが終了して、日本は男女ともに決勝トーナメントへ進出しました。以下、その戦いぶりについて感想を書きたいと思います。

〇男子

 この大会への出場資格がある選手達が粒揃いである事はもちろん知っていましたが、まさかフランス、メキシコ、南アフリカと同居したグループリーグを3戦全勝で突破するほど強くなるとは思いませんでした。過去の五輪代表では中田英、中村、高原らの黄金世代を擁したシドニー五輪の時が印象に残ってますし、ロンドン五輪の時は戦い方は前プレとそこからのカウンターに特化していましたが永井、清武、山口などを揃えて良くまとまった好チームでしたが、今回のチームはそれ以上の素材が集まった「強いチーム」になってますね。

 こういう若年世代の代表は厳しい予選を通してチームを作っていく印象がある分予選無しの今回は逆に不利なんじゃないかと思っていましたが、杞憂でしたね。見てみると久保、堂安、富安といった早くから欧州で揉まれた選手がいて、彼らに刺激を受けた選手達が触発されて自分も海外へ出たりJリーグで自分を磨いたりしてチーム内で切磋琢磨してきた感じがあり、それが良い方向に向いているように見えますね。そういったメンバーにオーバーエイジで加わった選手達が自らの経験を伝えながら溶け込んでいるのも伝わってきます。まあ吉田、酒井は経験豊富ですし、遠藤もいつの間にか「ブンデスリーガのデュエル勝率No.1」の称号を貰う選手になってますからね。「こういう強化の仕方もあるのか」と少し感心しました。まあ決勝トーナメントはまたレベルが上がっていくのでこのまま順調にいくとは思えませんが、彼らの戦いは見届ける価値があると思うので、まずはベスト8でニュージーランドに勝って、あと2試合戦う権利を手にして欲しいです。

〇女子

 一方の女子は苦しんでいますね。元々、特に欧州の選手達とはどうしても体格で劣るので、それを選手個々の技術と運動量、戦術で補う事で、2011年のW杯優勝という大きな成果を手にしましたが、それに触発された欧州各国が戦術面を磨いてくるにつれて少しずつ優位性を失って今に至っている印象があります。選手個々を見ると熊谷、杉田、長谷川、岩渕と世界と伍していけそうな選手もいるのですが、彼女達の力の活かすための戦い方が定まってなくて、結局サイドからオーソドックスに攻める事しか出来ておらず、そうなるとボール支配率で上回られるとどうしようもなくなってしまう感じですね。女子も海外でプレーしている、あるいはプレー経験のある選手はいるはずなのですが、どうもその経験を代表に還元できていない感じもあるし、今の女子サッカー界の状態を表している気がして辛いものがあります。普段からなでしこリーグを見続けているわけではないので、こういう事は書いてはいけないのかもしれませんが。

 ベスト8ではスウェーデンと対戦します。正直非常に厳しい相手ですが、何がおこるかわからないのがサッカーなので、彼女達の奮起に期待したいです。

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2021年7月29日 (木)

夏の移籍ウィンドウでの動きその7

 東京五輪が盛り上がっていますね。「コロナガー」とか脅されまくっていた中での開催だった分、鬱屈した気持ちを吐き出す先になっていて非常に良い事だと思います。その中のサッカーについては別途記事を書きたいと思ってます。

 そんな中公式HPからリリースがありました。

 〇退団

  栗原 イブラヒム ジュニア(FW 鈴鹿ポイントゲッターズへ育成型期限付き移籍)

 栗原イブラヒムジュニアがJFLの鈴鹿ポイントゲッターズへ修行に出る事となりました。昨年も沼津へ修行に出たものの大怪我をしてしまい、活躍できないまま復帰して、「今年こそは」と思っていたはずですが、思うように出場機会を得られず、今回の移籍となりました。

 もう何度も書いてますが、高卒後の2~3年は凄く大切な期間で、ここでどれだけ出場機会を得て試合経験を重ねるかが今後のサッカー人生にとって非常に大事なものとなります。ですから試合出場のチャンスがあるならどんどんそれを活かすべきだと思ってます。JFLは4部相当になりますが、毎年天皇杯でジャイアントキリングを起こすホンダがいるし、「Jリーグへ行くぞ!」という野心を持ったチームがゴロゴロいます。そこに所属する選手達と切磋琢磨する事で得られるものはたくさんあると思うので、それこそ「自分が鈴鹿をJに昇格させてやる!」くらいの気持ちで頑張ってきて欲しいです。

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2021年7月25日 (日)

夏の移籍ウィンドウでの動向その6

 一昨日(7/23)から東京五輪が開幕しました。昨日(7/24)からは本格的に競技が始まり、早くも日本人選手が金メダルを獲得しています。そんな中、エスパルスはアイスタ日本平でサポーターサンクスデーを開催したそうですね。ツイッターを通して楽しそうな様子が伝わってきました。行かれた皆様、暑い中お疲れさまでした。

 一方で移籍に関する動きもありました。

 〇退団

  石毛 秀樹(MF 岡山へ期限付き移籍)

 石毛が岡山へ期限付き移籍する事となりました。2017年の期限付き移籍の時と同じ移籍先ですね。2018年からはエスパに復帰して、特に2018年はそこそこ試合に出場する事が出来ていました。ただ2019年、2020年と続けて大怪我をしてしまい、「今年こそは」と本人も気合が入っていたと思うのですが、今度はチーム内の競争の中でロティーナ監督に思うようなアピールが出来ず、公式戦出場の機会がありませんでした。

 サッカー選手が現役でいられるのはそんな長くはないですし、石毛ももう26歳ですから、出場機会を求めて移籍するのは当然だと思います。'11年のU-17W杯でいわゆる「無慈悲世代」と呼ばれるチームで主力となっていたのですから、老け込むのは早すぎます。1年間鍛えてもらった岡山で再び自分を磨いて、ウチから「戻って来てくれ」と懇願されるような活躍を見せてくれる事を願ってます。

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2021年7月23日 (金)

夏の移籍ウィンドウでの動向その5

 昨日(7/22)に続いて公式リリースがなされました。

 〇加入

  ベンジャミン コロリ(MF FCチューリッヒ(スイス)から完全移籍で加入)

 現役のコソボ代表選手であるコロリの獲得が発表されました。この選手の獲得の話が出たのは7月初旬くらいですかね。こちらも今日(7/23)日本への入国が予定されていて、2週間の隔離期間を経てチームへ合流する見込みです。ホナウドと同じタイミングですね。外国人に対する新規ビザに関してはJリーグの尽力に感謝したいですが、強化部も良い仕事をしてくれました。おそらくJリーグとは常に連携していたでしょうし、入国管理局ともしっかりやり取りしてくれての結果でしょう。後はご家族の入国も早期に認められるようになればと思います。これはサンタナも同じです。

 ポジションは基本左サイドハーフのようですが、代表では左SBを務めているとの事。また右利きなので右のサイドハーフ、SBでもプレーした経験もあり、前線でもプレーできるようで、とてもポリバレントな選手みたいですね。動画を観た限りではキックの精度が高いようなので、セットプレーのキッカー役としても期待できるかもしれません。ウチだと左サイドハーフのポジションをカルリーニョスと争う事になるかもしれませんが、どのような形でチームに貢献してくれるのか楽しみです。

 それからコロリはスイス生まれのスイス育ちなのでスイス代表を選択する事も可能でしたが、アルバニア系コソボ人のご両親を持つというルーツに従ってコソボ代表を選択しています。このコソボについては'90年代後半から2000年代にかけて大きな紛争がおきており、セルビアが今なおコソボの独立を認めていないという傷跡も残っています。僕も改めてコソボ紛争についてWikiレベルですが少し調べました。ご興味のある方は下記リンクをご参照下さい。

 コソボ共和国(Wikipedia)

 おそらく加入については打ち止めじゃないかなと勝手に思っています。もし隠し玉があればもちろん歓迎ですけどね。

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2021年7月22日 (木)

夏の移籍ウィンドウでの動向その4

 昨日(7/21)から東京五輪の競技が始まりました。少しずつムードが高まっていますが(外野からの揚げ足取りが多すぎてウンザリもしてますけどね)、一方で表題の件で新たな動きがありました。

 〇加入

  ホナウド(MF CRフラメンゴ(ブラジル)から完全移籍)

 ブラジル・リオネジャネイロの名門フラメンゴのホナウド選手の獲得が発表されました。先月くらいからブラジルの方では報道があって日本でも報じられましたが、日本への入国が認められるかという問題があってなかなか公式発表がありませんでした。が、Jリーグの粘り強い交渉の結果外国籍選手の新規ビザが認められる事となり、今日(7/22)公式発表されました。既にブラジルを発っていて明日(7/23)日本へ入国し、2週間の隔離期間を経て合流するとの事です。

 ホナウドはフラメンゴの下部組織出身。2020年はECバイーアでプレーしました。ポジションはボランチで、動画を観た限りではボールの奪い方がクレバーな印象です。それでいて身体能力も高いし、展開力もあるようですね。ボランチは慶太とヘナトが怪我で離脱中で、竹内、宮本、河井の3人で回していますが、このクソ暑さを考慮すると選手層はいかにも薄いですよね。慶太は中断明けに戻ってくる計算ですが。少しずつ良い感じでチームが回り始めている中で真ん中の守備や展開力が向上すれば戦力的には大きいし、何より年齢が24歳と若いのが良いですね。期待したいです。

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2021年7月21日 (水)

夏の移籍ウィンドウでの動向その3

 夏の移籍ウィンドウがオープンされ、その期間中に新しい外国籍選手を入国させる事がJリーグの尽力により可能となったため、各クラブとも活発な動きを見せています。そんな中、エスパルスでも昨日(7/20)動きがありました。

 〇退団

  成岡 輝瑠(MF SC相模原へ育成型期限付移籍)

 今季ユースからトップへ昇格した成岡が相模原へ修行に出る事になりました。といっても昨季からトップの試合でプレーし、ボールテクニックと視野の広さで存在感を見せていました。「これは楽しみな選手が入ってきた」と思っていたのですが、竹内、河井らトップのボランチの壁は成岡にとっては高く、公式戦出場の機会がなかなかありませんでした。

 あの非凡な才能をウチで純粋培養したいという気持ちはなくはないですが、高校卒業後の2年間でいかに試合経験を積むかというのは今後のサッカー人生において非常に重要なものになるので、チャンスを貰えたのであればそこにトライするのは当然だと思います。相模原にはエスパルスの先輩の藤本やボランチの大先輩の稲本がいるので、彼らからいろいろな事を学んできて欲しいし、現在J2で苦戦中の相模原を「オレが救う!」くらいの気持ちでプレーして、成長して帰ってきて欲しいですね。

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2021年7月20日 (火)

通用したところとしなかったところ(7/17 川崎戦)

 非常に暑い日が続いていますが、皆様身体を壊したりしていないでしょうか。かく言う僕の方は体調が悪いとかそういうのはないのですが、結構バタバタしていてブログ更新を止めてしまいました。ゴメンなさい。

 で、先週末の川崎戦について書きたいと思います。五輪による中断前の最後の試合、それも昨季から圧倒的な強さを誇る川崎を迎え、昔から清水がブラジルとサッカー絡みで交流を重ねてきた縁があるのでブラジルデーと銘打っていろいろなイベントやグッズ展開を行った事もあって、チケットは早々にSold Out。9,000人の観客が訪れました。これで勝てれば文句なしだったのですが、結果は0-2で敗戦。「強かったなぁ」と脱帽するしかなかったです。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0ー2 川崎フロンターレ

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2021年7月15日 (木)

夏の移籍ウィンドウでの動向その2

 明後日(7/16)から新たな選手の登録が可能となります。それに向けて既に様々な報道が出ています。エスパルスについては井林の獲得以降は海外からの報道しかなくヒッソリとしていたのですが、今日(7/14)になって驚きの移籍発表が行われました。

 〇退団

  金子 翔太(MF 磐田へ期限付き移籍)

 昨日(7/13)の徳島戦のレビューも少し触れたJ1復帰を決めた’16年の徳島戦で決勝ゴールを決めた金子が、磐田へ期限付き移籍する事が発表されました。「はて、磐田と繋がりあったっけ」と一瞬思いましたが、確かに磐田の現監督の鈴木政一さんが率いたU-19の代表で主力でしたね。サイドハーフをやっていた記憶があります。あの年のメンバーを改めて見ると南野を筆頭に中村航輔、川辺、奥川、井手口、オナイウ、関根などといった錚々たるメンバーで、エスパからも金子の他に三浦弦太と高木和、さらに当時まだユースの北川がメンバーに名を連ねていたのですが、アジアユースの準々決勝で北朝鮮を一方的に押し込みながらPK戦に持ち込まれて敗退し、4大会連続でワールドユース出場を逃すという屈辱を味わう事となりました。PK戦で負けた時のガッカリ感は今も何となく覚えてます。

 話がだいぶそれてしまいました(汗)。このアジアユースの後の金子はトップではなかなか出場できなくて栃木へ修行にいった事もありましたが、エスパがJ2を戦った’16年に、特に大前が大怪我で離脱した穴を埋める存在として北川とともに頭角を現し、J1に復帰した後の’17年、’18年は主力として活躍してくれました。特に’18年は基本ポジションは右サイドハーフながらタイミングよく中へ入ってくるプレースタイルで10得点をあげました。が、’19年に監督がヨンソンから篠田さんに代わったあたりから次第にサイド突破を求められるようになり、さらに昨季はクラモフスキーの下ウィングとしてプレーしましたが、その2年間の中で少しずつ持ち味を見失って結果も出なくなってしまいました。今季も当然復活を期していたと思いますが、新加入の中山、片山、さらに昨季頭角を表した唯人との競争の中で次第に序列を下げていってしまいました。

 そういう状態でしたから、このタイミングかシーズン終了後にエスパを離れるのではないかと予想していました。彼も20代後半です。今のままエスパで燻るよりも他クラブへ出場機会を求めるのは当然だと思います。また今はチーム変革の真っただ中であり、その分競争も激しいですから、そういう選手が出る事も覚悟する必要があるでしょう。もちろん生え抜きですしここ数年チームの顔となっていましたから寂しい気持ちはありますが、逆にそういう選手だからこそこのまま燻ったままでいて欲しくないですから。

 なので移籍そのものは驚きはなかったのですが、移籍先が磐田なのは少々驚きました。これに対するサポの意見はかなり割れるでしょうし、感情的に反発している人も多いみたいですね。僕ももし磐田が同じカテゴリーにいてウチとの試合にも普通に出場する契約になっていたらこんな平常心ではいられないかもしれません。ただ今回はカテゴリが違うのでね(なんか反発が出そうな言い回しかもですね。ゴメンなさい(汗)。)。本人もそうした反発があるのを覚悟の上で移籍すると思うので、その気持ちは尊重してあげたいし、もし来季以降彼が磐田の選手としてアイスタ日本平に来たら敬意は持ちつつもブーイングで迎えてあげればよいと思います。まあ磐田を応援する事はないですがw、J1復帰を決めるゴールなど印象に残るプレーをしてくれた選手ですから、金子の捲土重来に期待したいです。

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2021年7月14日 (水)

相手から勝ち点2を奪い取った試合(7/11 徳島戦)

 一昨日(7/11)は徳島・鳴門にあるポカリスエットスタジアムでの徳島戦でした。言うまでもなく2016年11月20日、1年でのJ1復帰を決めた場所です。あれはここ10年間でのウチの数少ない成功体験の1つですし、僕も前日に入って現地で観戦したので「もう4年半もたったのか」と懐かしい気持ちになりますね。まあ今年は日曜のナイトゲームなので、行くのは早々に諦めましたけど。

 試合に関しては、評価の難しい試合だったと思います。試合後のツィッターのTLも「勝てた試合だ」「あんなに引いてしまってみっともない」「見事な守備組織が見れた」とか様々な評価が出て少々荒れ気味でしたかね。まあ僕が普段から「良かった探し」をして楽しむ人間なのは、普段から僕のブログを見て下さっている方ならお分かりかと思いますが、そんな僕がまず言いたいこの試合の評価は「相手から勝ち点2を奪った試合」だったって事ですね。

<明治安田生命J1リーグ 於 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム>

 清水エスパルス 2ー2 徳島ヴォルティス

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2021年7月 8日 (木)

逆転勝ち(7/7 天皇杯岩手戦)

 また遅くなってしまいました。昨日(7/7)は天皇杯3回戦が行われ、エスパルスはいわてグルージャ盛岡といわぎんスタジアムで対戦しました。平日のナイトゲームを観に盛岡まで行く余裕はなく、しかもどこも中継してくれなかったので、ツイッターが頼りでした。

 これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれだと思いますが、エスパルスは過去天皇杯に27回出場していますが、その中で下位カテゴリのチームに負けたのは、’94年の川崎製鉄、’95年の神戸、’04年の大宮の3回です。これについて僕は少ない方だと思っていて今回も「大丈夫だろ」と思っていたので、先制されたと聞いて「え、4回目をここでやっちゃうの?」とビビってしまいましたし、何とか後半逆転して勝ってくれてホッとしました。

<第101回天皇杯全日本サッカー選手権 3回戦 於 いわぎんスタジアム>

 清水エスパルス 2ー1 いわてグルージャ盛岡

 試合の内容については、Jリーグ公式ホームページにレポートが載っていますので、そちらを見て頂ければと思います。⇒レポートのリンク

 要約すると前半は岩手の守備が機能してエスパは後手に回り、先取点まで奪われてしまったものの、後半からは互角の展開に持ち込んでCKから同点に追い付き、その後は次第に運動量の落ちた岩手に攻勢をかけ、滝のゴラッソで勝ち越して勝利した、というとこでしょうか。まあ相手のホームですからね。岩手にしてみたら「ホームでまたJ1勢を食ってやろう」という気合でみなぎっていたでしょうから、苦戦するのはしょうがないかなと思います。それにこちらは中3日で今度は徳島へ行かなければならないという厳しい日程でしたから。そんな中でもスタメンを8人入れ替え、大分戦に続いてスタメン出場した奥井、ヴァウド、宮本も途中で交代させながらきっちり90分で勝てた事は事は評価出来ます。特にここのところキープレイヤーになっている原と片山、そしてチーム得点王のサンタナを温存出来たのは大きいでしょう。さらになかなか出場機会に恵まれなかった滝が決勝点を決めてますからね。滝には良いアピールになったと思います。

 次の試合は前述の通りアウェーでの徳島戦です。徳島はここのところ勝てていないようですが、何といってもホーム・アイスタ日本平では0-3で惨敗していますから、油断は出来ません。幸いある程度戦力を温存出来たので、今日を入れて3日しか準備期間がありませんが万全の準備をして臨んで欲しいと思います。

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2021年7月 6日 (火)

誕生日祝い(7/4 大分戦)

 明日(7/7)はもう試合なのにも関わらず、また試合の感想を書きますが、その前に1つ。

 7/3、神奈川県西部から静岡県東部にかけて豪雨があり、熱海で土石流が発生して犠牲になった方が出るなどの大きな被害が出てしまいました。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方に対しお見舞い申し上げます。

 その翌日の7/4は、’92年にチーム結成後初めての対外試合をG大阪を行った日という事で、エスパルスの誕生日となっていました。クラブとしてもこの試合に向けてのイベントの準備等をしていて、僕も行くつもりでいましたが、前日にあのような事があって交通機関が止まったため、行けるかどうかがそもそもわかりませんでした。が、試合当日には朝から新幹線が平常運転していたため、予定通りアイスタ日本平へ行ってきました。試合はしんどい展開でしたが何とか勝つ事が出来て、行った甲斐があったなと思いました。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 1ー0 大分トリニータ

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