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2021年6月26日 (土)

EURO2020絶賛開催中

 もう明日(6/27)はエスパの試合があるのですが、表題の件もちょうど一区切りなので、ここで触れておこうと思います。

 サッカーの欧州選手権、EURO2020が6/11から開催されています。大会名称にある通り本来は去年行われる予定でしたが、武漢ウィルス(新型コロナ)禍の影響で延期となり、1年後に無事開幕しました。観客を入れられるかが心配されましたが、フルハウスではないものの全ての会場で観客を入れています(ハンガリーのブタペストは全席開放!)24か国が参加しましたが、既にグループリーグが終了して決勝トーナメントに進む16チームが決まり、今晩(6/26)から決勝トーナメントが始まります。

 今大会は昨年がUEFA創設60周年という事で記念大会として行われており、会場は10か国11会場に分散しています。本当はアイルランドのダブリンも会場だったのですが、感染の影響で除外されたそうです。またスペインの会場はロティーナ監督の故郷であるバスク地方にあるビルバオのサン マメスだったのですが、こちらも感染の影響からセビージャに変更されたそうです。

 その会場が、西は前述のセビージャから東はアゼルバイジャンのバクー(カスピ海の西岸!)まで広範囲に点在しているので、グループによっては移動が大変だったみたいです。またいつもは開催国のみが観客のサポート等のアドバンテージを受けるのが、複数の国がその恩恵を受けているので、国によっての有利不利が大きくなってしまっているという難はありますね。もっともそれがなければ勝ち点ゼロで最終戦を迎えたのをひっくり返して決勝トーナメント進出を決めたデンマークや死の組のグループGをひっかき回したハンガリーの奮闘は見られなかったかもしれないので、痛し痒しではあります。

 決勝トーナメントに進んだ国については別途書くかと思うので敗退してしまった国について触れると、印象に残ったのはスコットランドとハンガリーですね。どちらも若干戦力的には劣るせいか5-3-2のシステムで低めにライン設定してましたけど、相手を引き寄せておいて要所で前に出てボールを奪う形がしっかり出来ていて好感を持てました。奪ってからの攻撃も、スコットランドは結構人数をかけて両サイドから攻めてきたし、ハンガリーは人数は少ないながらもボールの運び方が決まっている感じで、ドイツも手こずってました。あとスコットランドは同じUnited Kingdomのライバルであるイングランドとの対戦が盛り上がってて、スコットランドサポーターが国歌の「Flower of Scotland」を試合中に歌ってイングランドサポーターがブーイングでそれをかき消そうとするという掛け合いがあって面白かったです(人によっては「飛沫ガー!」とか言って大騒ぎしそうですが)。欧州でもW杯の予選が並行して行われていますが、W杯でもこの2か国の姿が見られればいいなと思いました。

 今夜からは決勝トーナメントです。優勝候補は順当に残っており、1回戦から強豪同士の対戦が組まれています。どんな試合が見られるか楽しみです。

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