ウイリアム マテウスと契約解除
今日(6/3)も忙しかったので、昨日(6/2)の試合の感想は明日(6/4)アップします。今日はこの話題を取り上げます。
ウィリアム マテウスとの契約解除がクラブから発表されました。先にブラジルの報道が日本に伝わったのですが、今日正式発表された形です。今季の補強の目玉の一人だったのですが、武漢ウィルス(新型コロナ)禍の影響で今年の始めから日本政府が海外からの入国を規制したために日本に入国出来ず、やっと4月始めに入国して、チームに合流したのは4月中旬。それ以降もコンディション調整や戦術理解に時間がかかったためになかなか出場機会を与えられず、さらにブラジルに残した家族の入国の見込みも立たないという事で、結局契約を解除してブラジルへ帰国する事を決断しました。
僕は今回の武漢ウィルス(新型コロナ)禍に対する政府(主に官邸と厚労省)、自治体(特に東京、大阪)、そして日本医師会の対応に物凄い不満を持っているので、ウィリアムが結果としてその犠牲となった事に物凄い憤りを感じています。公式戦出場はルヴァン杯の2試合だけで、ろくにエスパサポの前で能力を発揮できなかったですからね。家族と一緒に日本で暮らせる見込みがあればまだモチベーションを保てたでしょうが、それがないとなるとこういう決断に至るのは仕方ないと思います。ブラジル人は日本人以上に家族を大事にしますからね。残念ではありますがブラジルでの活躍をお祈りしたいですし、もし縁があれば再びエスパルスでプレーして頂ければと思います。
さてオフの補強の時点ではウィリアムか片山を左SBの主力と考えていたと思いますが、そのうちのウィリアムがいなくなりました。片山も怪我で欠場していた時期は奥井と福森を起用し、ここ数試合のリーグ戦では奥井がロティーナ監督の信頼を勝ち取って左SBのレギュラーとなっていました。まあ時折ミスもしますが非常に気持ちを全面に出したプレーで左サイドの守備を支えていました。が、あいにく彼は右利きです。できるなら左SBには左利きのプレーヤーを置きたいところ(片山は両足遜色なく蹴れるので例外)なので、そこをどう考えるのか。7月半ばからの移籍期間に向けて、大熊GMとしては思案のしどころですね。
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