5月の下旬から101回目の天皇杯全日本サッカー選手権が始まっています。昨年は武漢ウィルス(新型コロナ)禍のため変則的な形での開催となりましたが、今年はいつもの大会方式で行われており、6/9,16に行われる2回戦からJ1勢が登場します。エスパルスは6/9、福山シティFCとアイスタ日本平で対戦しました。
平日なので現地観戦はしませんでしたが、天皇杯は特に2回戦、3回戦はまずTVやスカパーでの中継がなく、この試合も現地からの速報メールやツイッターが頼りでした。なかなか得点が入ったという朗報が入らずドキドキしていたのですが、アディショナルタイムに怪我から復帰した原が決勝点をあげて、エスパルスが3回戦進出を果たしました。
<第101回天皇杯全日本サッカー選手権 2回戦 於 IAIスタジアム日本平>
清水エスパルス 1ー0 福山シティFC
試合を観ていないので詳細な感想等は現地で観戦された方にお任せします。ツイッターで見た限りでは、前半途中までは優勢に試合を進めたものの得点出来ず、そのうちに福山シティFCが丁寧なビルドアップでペースを掴むようになり、スコアレスで前半終了。後半選手やフォーメーションを変えてペースは再び握ったもののラストパスやシュートの精度が低くて決定機までは至らず、延長戦かと思った90+2分にサンタナのシュートのこぼれ球を原が詰めて待望の先制点をあげ、そのまま逃げ切ったとの事です。
何とか残業は免れたもののギリギリまで得点できなかった事に不満を持つ方は多いと思いますが、まあ天皇杯の初戦はこんなものですよ。相手はどこもJリーグ勢を食ってやろうとモチベーション高く来るのに対し、迎え撃つJリーグ勢は対戦相手の情報がないしモチベーションを上げるのは難しいですからね。ましてやウチはまだまだ発展途上のチームであり、向かってくる相手を横綱相撲でなぎ倒す力はないですから。そこは謙虚な姿勢が必要だろうと思います。クロスの精度はかなり低かったみたいですけどね。
それよりも原が復帰して即フル出場して決勝点まであげてくれたのは大きいでしょう。前目も出来る片山ほどではないですが、後ろならどこでもこなすポリパレントなプレーヤーで、いわゆる5レーンの考え方を鳥栖時代に叩き込まれた選手ですからね。宜さんと慶太が離脱したウチにとっては明るいニュースです。チームは次の公式戦まで2週間ほど空くので、まずは身体を休めつつモロモロの見直しや調整を進めて欲しいと思います。
最後になりますが、福山シティFCのサッカーはかなり魅力的なものだったみたいで、試合後挨拶に来た福山シティFCの選手達にスタンディングオベージョンで拍手が贈られたとの事。僕もそのサッカーを見てみたかったです。
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