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2021年4月19日 (月)

4試合勝ち無し だけど(4/18 G大阪戦)

 昨日(4/18)はアウェイでのG大阪戦でした。パナスタは非常に見やすくて良いスタジアムなのですが、試合終了が19時となると帰りが微妙だし、何よりアウェー席の販売がなかったのでDAZNで観戦しました。

 昨日の試合の実況を担当されたのは得点時の「〇〇だー!」との絶叫で知られる下田さんでした。エスパ絡みだと’18年のアウェイF東戦での「北川だー!」とか昨年のホームの川崎戦での「山根山根山根だー!」が思い出されるところです(後者はやられた方だけどw)。うるさいと思われる方もいるかもですが僕はメリハリがきいていて好きなアナウンサーなので、この日はぜひエスパのゴールで雄叫びを聞きたかったのですが、残念ながらそうしたシーンが全くないスコアレスドローとなりました。

<明治安田生命J1リーグ 於 パナソニックスタジアム吹田>

 清水エスパルス 0ー0 ガンバ大阪

 前節それなりの手応えが得られたという事で、この日のスタメンはそれほど代えず、怪我の回復が間に合わなかった原に代えてCBに立田を起用。左サイドハーフには慶太に代えて西澤を入れてきました。

 エスパは前節と同様相手の最終ラインがボールを持った時は2トップのサンタナと唯人に加えて中山も上がって真ん中へのパスコースを寸断し、サイドへボールが送られたりロングボールを蹴られた時にそこで相手に寄せてボールを奪うという形でG大阪に思うようにボールを前に進めさせません。それにより前半半ばまではエスパの方が押し気味に試合を進めていたのですが、G大阪も当然こちらの最終ラインがボールを持っている時はプレスをかけてこちらのミスを誘ってきて、それに負けて危ない場所でボールロストする場面も何度かおこり、その流れから宇佐美と井手口にポストに当たるきわどいシュートを打たれるなど次第にG大阪にペースを握られてしまいます。しかしこちらがきちっとセットした状態の時に穴を作る事はなく、パトリックに対しては久々スタメンの立田がしっかり抑えてシュートシーンを作らせず、スコアレスで前半を折り返しました。

 後半は「ボールを保持する時間を増やそう」とのロティーナ監督の指示を受けた選手達が前半以上に味方のボールホルダーに対するフォローを増やす事で着実にボールを相手陣へ前進させ、G大阪を押し込む時間帯が多くなりました。ただ良い形は作りかけるのですが、ラストパスの精度が低かったり良い質のパスでも真ん中と合わなかったりする場面が多く、決定機と呼べる場面は88分にカウンターから西澤がパスを受けた時くらいだと思います。次第に攻撃的な選手を入れてきたG大阪にオープンな展開に持ち込まれてしまい、結局両チームともゴールを奪う事が出来ず引き分けとなりました。

 得点シーンがなかったという事で「低調な試合」と見られがちですが、なかなか面白い試合だったと思います。その中でエスパルスの方は前節と同様に着実にチーム力を上げてきている事が認識できる試合でした。まず守備の方では前述の通り2トップと中山が真ん中へのパスコースを切るポジションをとってサイドへボールを誘導してボールを奪う形が出来ていました。G大阪としては新加入のチュ セジョンの展開力を活かしたいと考えていたと思うのですがそこへ通された場面は少なかったと思いますし、サイドへボールを入れてもチェックが入ってなかなかボールを前に進められない場面が多かったと思います。自陣へボールを運ばれた時でも4-4のブロックを築いてスペースを与えず、スキのない守り方が出来ていました。ただ最終ラインから繋ごうとした時にミスをしてしまってそこから決定機を作られてしまったので、そこは当然ながら注意しないといけないのと、後半終わり頃はG大阪が前への圧力を強めてきた分最終ラインを上げられず相手にスペースを与えてしまったので、その2点が改善ポイントかなと思います。

 攻撃についても最終ラインからのビルドアップが前節に続いてかなりスムーズになってきましたね。右は河井、エウシーニョ、中山がトライアングルを作る事でスムーズに相手陣へボールを運ぶ事が出来ていたし、時には宮本や唯人が顔を出す事でパスコースを増やしていて、それにより右CBの鈴木義の負担を軽減出来ていました。左サイドも西澤が降りてきて顔を出す事で左CBの立田に奥井、西澤、宮本と複数のパスコースを用意できていましたので、高い確率でボールを相手陣へ運ぶ事が出来ていました。柏戦あたりから続いていたビルドアップ時の課題にはある程度目途が立ったのではないかと思います。ですので今後に向けての一番の課題はいわゆるアタッキングサードでのところですね。前述の通りクロスの精度が悪かったり真ん中と合わなかったりしたために決定機に至らない場面が非常に多かったですね。このへんは個人の技量とか出し手と受け手との呼吸とかが大きく作用するので、なかなか簡単には解決しないところです。ですので日頃の練習をより集中して行うとか攻撃陣の中でコミュニケーションをとるとかしてもらうというのが解決策なのですが、一方でチームとして取り組んでいる最後の崩しの形はこの試合でも2パターンほど見られました。1つはクロスをファーに上げて折り返しを狙う形。もう1つはサイドでボールをキープしたところで別の選手がハーフスペースのレーンに侵入する形です。特に後者は左サイドで奥井が持った時に西澤が内側のレーンの奥に走ってそこへパスが出るシーンが2度あり、いずれもあと一歩で決定機という場面でした。こうした崩しのパターンを増やしつつ精度を上げていく事が出来れば、ゴールシーンを増やす事が出来ると思います。

 これで4試合勝ち無し。しかもその間の得点は1点だけ。これに対して不満を持ったり不安に思ったりする方も多いと思います。ただ、徳島戦を底とするならそこから着実にチーム力を上げてきているのは確かです。この日もビルドアップの改善や崩しのパターン作りなどチームとして良くなってきている部分が見られたし、一方で河井のカバーを受けながら右の内側をプレーメーカーのごとくボールを持ち出すエウシーニョにワクワクしたり、サンタナの強さ、中山の速さに感心したり、唯人のプレーぶりにスケールの大きさを感じたりと、個人にフォーカスしても面白いと感じる場面はたくさんありました。あとは左サイドがね。この日の西澤はちょっと空回ってましたかね。後は奥井はここ2試合凄く良いと思いますけど、やはり左足でクロスを上げられる片山の復帰とウイリアムの戦力化が待たれるところです。そんな感じでもう一押しが必要ではありますが、幸い守備面は安定感を増しているので、今はこうやってチームの成長ぶりを観察していると楽しいと思いますよ。

 次からはホーム・アイスタ日本平での3連戦です。次はルヴァン杯の横浜FM戦。グループリーグ突破のために大事な試合ですし、一方で出場機会に恵まれない選手達のアピールの場でもあるので、そうした選手達の活きの良いプレーに期待したいです。

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