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2021年4月 8日 (木)

試行錯誤(4/7 浦和戦)

 昨日(4/7)は前節に続きホーム・アイスタ日本平での浦和戦でした。平日なのでおとなしくDAZNで観戦しました。

 結果は0-2で敗戦。アイスタでの初勝利がまたしてもお預けになっただけでなく、ホームで3試合連続で無得点に終わってしまいました。DAZNの中継でも「清水は浦和に2013年以来勝てていない」と何度も言われるし、「何とか追いつけ!」と思っていたのにアディショナルタイムに追加点を奪われての完敗だったし、で、試合が終わった後は憮然というか、メチャクチャ腹が立ちました。ただまあ見ている方が怒っても仕方ないし、「良かった探し」をしていた方が精神衛生上良いよなと思い直して、今はメンタルを正常に保てています。もっとも試合後は映像は見てませんけどね。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0ー2 浦和レッズ

 この日のエスパルスは、前節の徳島戦から中2日という事で、メンバーをかなり変えてきました。最終ラインの右に原、左に奥井を入れ、ボランチは河井に代えて宮本をリーグ戦初スタメンに抜擢。サイドハーフも右に中山、左に慶太を入れて、サンタナの相方にはディサロを入れて来ました。

 前節の反省を受けてか、この日のエスパは特に前半はそれほど2トップによるプレスはかけずけん制だけに留め、両サイドにボールが付けられた時にプレスをかける形にしてきました。その上で4-4のブロックをコンパクトにしつつどこかで引っかける形を狙っていたものと思います。ただ前節に4-1-4-1のシステムを使って鹿島相手に快勝を収めた浦和は自信を持ってパスを回してきたし、特にアンカーにこちらの2トップに間にポジションをとられるとなかなかケアしきれないため、前半は浦和に6割程度ボールを持たれる展開となりました。それでも4-4のブロックがしっかり壁になって浦和に決定機を許さない展開に持っていけたのですが、40分、CKから岩波にドンピシャのヘッドを決められ、前半リードを許して折り返す事となりました。

 後半、点を取り返さないといけないエスパは少しずつ相手最終ラインのプレスを強めますが、浦和は全く動じません。そこでエスパは54分に後藤とエウシーニョ、62分に唯人と河井と、攻撃のカードを次々切っていき、特に河井がボランチに入ったあたりから右サイドの攻撃が次第に活性化し、浦和の守備陣を脅かすようになります。さらに82分に西澤を左SBに入れてさらに攻勢に出ようとしたエスパでしたが、浦和もフレッシュな選手を入れて試合を落ち着かせ、90分にセンターライン付近でのボールロストからのカウンターで杉本に追加点を決められ万事休す。エスパルスは0-2で連敗となってしまいました。

 試合終盤に追加点を決められての複数失点での敗戦なのでどうしても「全然ダメ」と思いがちなのですが、そこまで悪い試合はしてなかったと思っています。決定機の数で考えれば大体同じくらいだし、その少ない決定機をどちらがモノにしたかという点が勝敗を分けたという試合と認識してます。まず守備に関しては、前節の反省を踏まえてプレスをどこからかけるかというところを整理してきて、その上で最初は前からの守備は自重しつつ時間帯やボールの状態によってはプレスをかけるという形にしてきたので、前節のように不用意に中盤と最終ラインの間が空くという場面はほぼなかったんじゃないかと思います。またリトリートしてブロックを作った時は簡単に穴を空けずにはね返す守備が出来ていました。ただどうしてもボールを奪う位置が低くなるのでもう少し前で引っかけられるようにするにはどうするかというところと、セットプレーでの守備が課題だと思います。

 問題は攻撃ですよね。最終ラインからビルドアップする時にどう相手のプレスをかわすか、その逃げ道作りが確立していないです。SBにボールを付けてもすぐ厳しくチェックされて後ろに戻してしまうし、サンタナにボールが入っても孤立している事が多くてすぐ回収されてしまうし、たまにディサロや中山が上手くフォローして前を向いても、彼らの後ろが呼応して押し上げる事がないから同じように孤立してしまってボールを奪われてしまう。特に前半はボールを奪ってもそんなに時間がたたないうちに回収されてしまう事が多かったです。それじゃボール支配率が上がらないのも無理ないですよね。ビルドアップが上手くいっていないのは柏戦以降ずっと感じていた事で、この日の時点でも克服しきれなかった課題と言えます。

 ではこれからもこのような状態が続くのかと問われると、そんな事はないと思います。もちろん次節にすぐ解決するというものではないです。攻撃の構築は時間がかかるので。ただこの試合では打開のためのヒントが見えましたよね。エウシーニョと河井が入ってからの右サイドです。彼らがお互いに気をきかせながらサイドと内側のレーンを交互に使ってボールを前に運び、いい形で中山に渡して中山が仕掛ける場面が増えましたよね。もちろんエウシーニョの個人能力の高さと河井のサッカーIQがそうさせた面も大きいですけど、やはりああやってサイドと内側のレーンでトライアングルを作る事が出来ればボールを進める事が出来るという事です。開幕戦もそうでしたよね。システムを4-4-2にして前に2人つくようになってからSBで詰まる事がさらに増えたと思いますが、そこにボランチが自動的にフォローできるポジションを取れればこの日のようにトライアングルを作ってボールをアタッキングサードに進める事が出来るのではないかと思います。この日の河井はボランチの中の良い見本になってくれましたね。

 一方でこの日の左サイドは終始機能不全の状態でしたし、選手の中で戦術理解度に差が出ているのも相変わらずです。まだまだ試行錯誤の状態は続くと思います。少なくとも4月いっぱいくらいは。ただシロートの僕が思いつくような事をロティーナ・イヴァンのコンビが気が付かないはずがありません。浦和も前節の鹿島戦で4-1-4-1が最適であるのを見つけてこの日に至ったわけだし、ウチが最適解を見出す日はそんなに遠い事ではないと思っています。それまではプレーする側は出来るだけロースコアの戦いに持ち込むように粘る事が必要です。その部分で気になったのは、デュエルのところで負ける事が多かった事。どんなに良い戦術を駆使しても選手一人一人がデュエルで負けないようにファイトしなければ勝てるわけはないので、そこは肝に銘じて欲しいです。

 次はアウェーでの神戸戦。結構調子良いみたいですし、関西アウェーなので苦戦は必至でしょうが、粘り強く戦ってまずは連敗を止めて欲しいところですね。

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