村田選手引退
今日(2/22)は2021年シーズンプレビューもどきwの続きを書くつもりだったのですが、昼にエスパルスに馴染みの深い選手が引退を発表したため、そちらの方を書こうと思います。
2013年から2018年までの6年間エスパルスに在籍していた村田選手の現役引退が発表されました。2018年限りでエスパを退団して柏に移籍し、昨季は山口に期限付き移籍していたのですが、柏との契約が満了となり、その後恐らくチームを探していたと思うのですが、今日(2/22)自身のインスタのライブで引退を発表しました。エスパルスにもメッセージを頂いているのでそのリンクを以下に載せます。
村田は滋賀県の出身で、野洲高校から大阪体育大を経て2011年にC大阪へ加入。C大阪時代は2011年の天皇杯ベスト8でのプレーが印象に残っていて、とにかく右サイドをズタズタにされたという記憶があります。2012年シーズン終了後は海外への移籍を模索していて、その経緯もあって2013年3月末にC大阪を退団して、4月にエスパに加入。ゴトビ元監督が4-3-3のシステムを使ってウイングによるサイド攻撃を重要視していたため右ウイングのスーパーサブとして重宝され、本人の明るい性格とコミュニケーション能力の高さ、そして発信力の高さによりサポに愛される選手になりました。特にウチが一番苦しい時期だった2014,2015,2016年に一緒に戦ってくれて、どんなに苦しい時期でもポジティブなメッセージを発信し続けてくれた事が、今でもサポーターに愛される要因じゃないかなと思います。
印象に残るゴールは、本人があげてくれた2014年のアウェイでの川崎戦の決勝ゴールと2018年のアイスタでのダービーのバースデーゴールですね。特に前者はあのゴールがなかったら2014年に降格していた可能性が非常に高いですから。まだ左伴さんが社長になられる前でテセや角田が加入してくれる前ですから、2014年にもし降格していたら現在のようにJ1で再び戦えるようになったかはわかりません。そういう意味でもクラブを救ってくれたゴールだと思いますよ。
引退後は出身地の滋賀県初のJリーグクラブを作る活動に参加するとの事。現在JFLにいるMIOびわこ滋賀の強化に関わるのか、それとも別のクラブに関わるのかはわかりませんが、本人の性格からするとより難しい後者にチャレンジするような気がしますね。エスパ在籍時から地域振興に取り組んでくれていたので、出身地の滋賀県を盛り上げたいというのも村田らしいと思います。いずれは村田が関わって滋賀県初のJリーグクラブとなったチームがJ1でエスパルスと戦ったり、その前段階としてそのクラブのアカデミーのチームがウチのアカデミーと何らかの形で交流する事になればいいなと思いますし、村田がその夢を実現してくれる事をお祈りしたいと思います。お疲れさまでした&ありがとうございました。
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