2020年シーズンオフの動きその14
昨季在籍した選手の中で唯一去就が発表されていなかった選手について、クラブからリリースがありました。
〇退団
西部 洋平(GK 富山へ完全移籍)
西部が移籍する事となりました。GKは契約済の選手が3人なので「たぶん残るだろう」と思っていましたが、もしかしたらとも思ってました。西部のコメントを読む限りでは昨季限りでの契約満了を通知され、引退する事も考えたようですが、「まだまだ現役を続けたい」という思いが勝ったようです。これについては本人の意思を尊重すべきだと思うので、喜んで送り出してあげたいです。
西部は2004年に浦和からの期限付移籍の形で加入し、開幕戦からスタメンに入り、27試合に出場しました。ただその年のGKに黒河がいて真田も控えていたので「なぜ西部が?」という声はあったし、時折ミスもしていたので最初の年は結構叩かれていたと思います。が、翌年からの長谷川健太体制の下でも正GKの座を守り通して少しずつサポの信頼を勝ち取り、2006年から完全移籍して山本海人とともにエスパルスのゴールを守ってくれました。ところが2010年シーズンの暮れに契約満了の通知。2010年オフの大脱走劇には同じタイミングでのイチとテルへの契約満了の通知がもちろん影響したと思いますが、西部に対するものについても同じくらい影響があったと思ってます。当時も選手の中でいい兄貴分だったらしいですからね。そんな形の別れ方をしてしまった西部がJ2を戦う2016年シーズンを前に戻ってきてくれたのは凄く嬉しかったし心強く感じました。リーグ戦の序盤で怪我をしてしまってその治療に時間がかかってしまったためにこの5年間での出場試合数は決して多くはありませんでしたが、良い見本であり良い兄貴分として選手達を支えてくれました。その事には本当に感謝しています。引き続き富山で活躍される事を祈っています。そして何年かして「燃え尽きた」と思ったら、エスパルスに戻ってくれると嬉しいです。
西部の話が長くなってしまいましたが、今季限りで契約満了となった伊藤が沖縄SVに移籍する事が発表されました。ウチでの試合出場が少なかったので心配していましたが、移籍先が決まって良かったです。新天地の活躍を祈ってます。(なおこのクラブの所属選手としてはどうしても高原代表兼監督に目がいきがちですが、岡根がいるみたいですね。少なくとも昨季は在籍していたようです。)
これで今季のスカッドがほぼ固まりました。これだけ意欲的に動いたシーズンオフは全く記憶になく、そこそこ注目されているみたいです。金曜には新体制発表が行われると思うので、その前日の木曜くらいにこのオフのまとめ的な事を書こうと思います。
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