2020年シーズンオフの動きその2
昨日(12/12)鹿島戦が行われましたが、トップチームは休む事なく水曜の仙台戦に向けての準備を進めているものと思います。さらに週末にはG大阪戦があるので、それが終わるまでは選手の獲得とか退団の話は出ないだろうと思っていたのですが、今日(12/13)6人の選手と契約を更新しない旨の発表がありました。
〇退団
ジュニオール ドゥトラ(FW 今季で契約終了し、契約を更新せず)
ネト ヴォルピ(GK 今季で契約終了し、契約を更新せず)
六平 光成(MF 今季で契約終了し、契約を更新せず)
金井 貢史(DF 今季で契約終了し、契約を更新せず)
平墳 迅(FW 藤枝への期限付移籍終了後、契約を更新せず)
伊藤 研太(DF 今季で契約狩猟し、契約を更新せず)
以下、選手毎にコメントしていきます。
ドゥトラはシーズン途中までは外国人枠の影響でなかなか出場機会を得られなかったのですが、他の外国人が怪我に見舞われる事で少しずつ出場機会を得て、最終的に現在まで19試合に出場し5得点をあげました。湘南戦、横浜FC戦などの印象的なゴールもありました。が、さすがに2年続けて外国人選手を多めに保有する余裕はクラブにはないだろうから、何となく今季限りかなぁと思っていました。それが現実になったのは残念ですが、リーチを活かしたドリブルと足元の技術は高いものを持っているので、もし来季他チームの選手として相まみえる事になれば面倒な存在になるでしょうね。まあそれはさておき来季以降の活躍をお祈りしたいと思います。
ネト ヴォルピはねぇ、コロナ禍の影響を一番受けた選手じゃないかなと思います。リーグ戦開幕戦のF東戦では印象的なプレーを見せていたので、その後の中断がなければ2節以降もレギュラーGKをはっていたと思うんですよね。それが中断となってしまい、活動再開後の練習で腰を痛めて再開緒戦の名古屋戦は梅田にスタメンを譲り、その後チームが失点を重ねそれに対する対策として最終ラインの4人中3人が外国人選手となって外国人枠が埋まってしまった事で、出場機会を失ってしまいました。このような形になって申し訳ない気持ちなのですが、実力は確かなので新天地での活躍をお祈りしたいですね。
六平は2013年に加入して以降ボランチの主力もしくは準主力としての地位を保ち、その器用さからSBや3バックの真ん中でもプレーしてくれて、チームを大いに助けてくれました。ただボランチは西村や宮本が台頭し慶太もボランチにコンバートされて活き活きとプレーするようになったので、六平の立場は微妙かなと思っていました。今回こういう形でお別れする事になったのは残念ですが、何せクレバーな選手なので獲得を申し出るクラブは多いのではないかと思います。本人が語ったようにいつかアイスタ日本平で敵として相まみえる事になるといいですね。
金井については意外でした。今季加入したばかりですし、このところ左SBとして存在感を見せ始めたところだったので。まあその金井と契約を更新しないという事は他の左SB獲得のメドがたったという事かもしれません。金井は明るい性格の選手みたいで、シーズン開幕前のイベントで早くも存在感を表していたと聞きます。印象に残るのはやはり神戸戦での3点目のヘッドですかね。彼とも近い将来敵として相まみえるような気がするので、それを楽しみにしたいと思います。
平墳は夏に藤枝に期限付移籍したもののそこでも出場機会が得られなかったようなので、そうなると来季残るのはしんどいかなと思っていました。2017年、まだ二種登録の時のルヴァン杯でトップデビューを果たし、印象的なプレーを見せてくれていたので残念です。ただまだ若いですし足元の技術とスピードはあるから、早く新天地を見つけてそこで頑張って欲しいです。
伊藤は貴重な左利きの選手なのですが、病気のために練習に参加出来ない時期が長かったのが響きましたね。これも不運としかいいようがないです。ただ彼も平墳と同じで若いので、新天地を早く見つけて欲しいと思います。
今季は例年に比べて所属選手の数が多かったので、その分(言い方は悪いですが)整理する事になるだろうと思っていました。ですのでまだ退団する選手は出てくるのではないかと思います。辛い時期が続きますね。
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