« ディエゴ マラドーナ氏死去 | トップページ | 岩下選手引退 »

2020年11月27日 (金)

リザーブ組の奮闘(11/25 横浜FC戦)

 昨日(11/25)はアウェーでの横浜FC戦でした。何と言っても関東での開催なのでどうしようか迷ったのですが、平日で試合開始に間に合うか微妙だったのと、前節の試合の記憶から、自宅でDAZNで観戦しました。試合が終わってからの感想は「やっぱ行くべきだったなぁ(汗)」ですね。

 前節から中3日しかなくて相手の横浜FCは10日間みっちり調整してきているという事で、かなりの苦戦を予想していたのですが、前半のうちに3点をたたき込みそのまま逃げ切っての勝利をあげ、連敗を止める事が出来ました。気持ちを切らさず戦っている選手達の意識の高さと上手にリフレッシュさせた平岡監督以下スタッフ陣の力量に感心しました。

<明治安田生命J1リーグ 於 ニッパツ三ッ沢球技場>

 清水エスパルス 3ー1 横浜FC

 この日のエスパルスは、前節から中3日しか空いてないという事でコンディションを考慮し札幌戦から7人メンバーを代えて来ました。特に中央で軸となるヘナトとカルリーニョスを完全休養させた事にはビックリしましたが、それが効果を生みました。一方の横浜FCは手塚がサスペンションで欠場しましたが、後から思えばこれも助かりましたね。アイスタで対戦した時は彼のポジション取りとゲームメイクの上手さの前にかなり苦労させられましたから。

 試合は立ち上がり4分までの間にエスパが2本、横浜FCが1本シュートを打つというオープンな展開で始まりました。横浜FCとしてはホームゲームという事で積極的な入りをしたわけですが、その分薄れた守備意識をエスパが突きます。5分、最終ラインからテンポ良く繋いだボールが左サイドの唯人に入ると、相手SBとの競り合いに勝ってグラウンダーのクロス。ニアに入り込んだ金子が合わせて幸先よくエスパが先制します。さらにその後のキックオフのボールを最終ラインに戻して組み立てを始め、ボールがアンカーの安永に入ったところでドゥトラ、宮本、金子の3人で囲い込んでボールを奪い、ドゥトラがそのボールを持ち出してグラウンダーのシュートを突き刺して2点目。わずか6分でエスパが2点をリードしました。その後は基本的には横浜FCがボールを握り、エスパは4-4-2のブロックを作って待ち構えて、ボールを奪ったら素早くパスを繋いで攻めるという構図でしたが、特に守備面が非常に良かったですね。ドウトラと後藤(3点目をとってからは唯人)が相手のアンカーへのパスコースを消してボールをサイドへ誘導し、サイドへ入ったところを両サイドの金子、唯人が厳しくチェックをかける。ボールを後ろへ戻したら2トップと両サイドハーフ、時にはボランチのどちらかまでが前へプレスをかけて自由に繋がせず、いわゆるアタッキングサードに入られても4-4のブロックを作ってはね返す形をとって、パス回しに長けた横浜FCに1度しか決定機を作らせませんでした。

 ボールを奪ってからの攻め方は、基本的には札幌戦と同じで、最終ラインもしくはボランチの1人がボールを持った時には主に後藤が下りてパスを貰ってサイドへ展開するか空いたスペースへ走り込んだもう1人へパスを送ってチャンスを広げる形でしたが、時にはドゥトラに預けて彼のキープ力を使って時間を作って周りを押し上げていく形も使って横浜FCを揺さぶっていきました。アタッキングサードに入ってからの攻めはサイドからが主体でしたが、特に前半の横浜FCがサイドのスペースを開け気味だったので、前節のようにサイドに入った後また人をかけて攻略するような事はなかったです。そうやって1点目と3点目についてサイドからの崩しから奪ったわけですが、3点目は特に綺麗でしたね。最終ラインにプレスをかけられたところを宮本も入ってダイレでパスを回し、立田にパスが入ろうとしたところにプレスが入ったのですが、立田はボールを相手が向かってくるラインからずらしたところにボールを送ってプレスをかわし、前から降りてきた後藤へパス。後藤は相手のプレスを巧みに交わして右に張っていた金子へパスを送り、金子はそこで時間を作ってオーバーラップした奥井へパス。奥井はガラ空きになったバイタルへ折り返し、そこへ最後尾から走り込んだ竹内が合わせてゴール。こうして文章にしちゃうとどうにも陳腐になってしまいますが、本当に狙っていた形が見事に出たゴールだったと思います。サイドをえぐってグラウンダーで折り返して中央で合わせる練習はシーズン開始当初からずっとやっていたと聞いているし、最終ラインからの繋ぎも試合を重ねてきた中で培ってきたものだと思います。このゴールを見ても今季やってきた事は無駄ではなかったといえるのではないでしょうか。

 課題は、後半に1点返されてからの戦い方ですね。横浜FCが3枚替えをしてシステムも4-2-3-1に変えてきて、それでも10分くらいは互角の展開だったのですが、1点返されて相手の勢いが増してきたのに対してなかなか押し返せなくなってしまいました。クロスバーとポストに嫌われた場面もありましたけどね。また60分過ぎに後藤とドゥトラを下げて西澤と西村を入れたのですが、特にウラを狙う役割を担っていたドゥトラがいなくなった事で余計に全体を押し上げる事が難しくなってしまい、それによって前半以上に横浜FCにボールを握られてしまいました。前へのプレスの強度を上げるために西村をトップに入れたと思うのですが、意図通りには貢献できませんでした。もっとも2トップの一角として後ろをどう消すか、またどう相手を追い回すかは当然ながらまだ慣れていませんから、彼を責めるには可哀想だと思います。幸い真ん中の4人(ヴァウド、立田、竹内、宮本)がしっかり締めてくれたので、相手は次第にこちらのブロックの周りでボールを回す事しか出来なくなり、2点差を守りきる事が出来ましたが、相手がシステムを変えた時、また得点して勢いを増した時の対応と、選手起用の面については反省すべきところかなと思います。

 とはいえ、前半はほぼゲームプラン通りの戦いが出来たと思うし、何より平岡監督がなかなかスタメンの機会がない選手達を「試合に飢えている」からと試合に送り出し、送り出された選手達が期待に応えて活躍してくれたのはチームにとって非常に大きいです。特に金子は攻守ともに出色の出来だったし、ボランチとしてはリーグ戦初スタメンの宮本も非常に良かったと思います。これによってこの日休養した選手達にも刺激になったと思うし、その意味では非常に遅まきながらようやくチーム内で良い循環が出来るようになったのではないでしょうか。

 次はまた中3日で湘南をホーム・アイスタ日本平に迎えます。この試合で勝てばストレートでの降格を免れる事の出来る16位に上がります。ここはシミュレーションのつもりでぜひ勝ち点3を奪って欲しいと思います。

※ブログランキング参加中です。

にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村

 

|

« ディエゴ マラドーナ氏死去 | トップページ | 岩下選手引退 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ディエゴ マラドーナ氏死去 | トップページ | 岩下選手引退 »